スーパーダッシュ文庫

ぱんつぁのーと 3 (ぱんつぁのーとシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:月見里 一 イラスト:魚

「脱ぎたて……と言ったよな?」
「脱ぎたてという以上……。俺の目の前で脱いでくれるんだろうな……?」
「も、もちろんよっ!決まってるでしょっ!!」
「それから……。お漏らしパンツの至高はお寝しょパンツだ。シミが広がる上、布団で蒸らされ熟成される。俺の原点だ……」

2010年1月の新刊。約1年11ヶ月2週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
見よ、新刊で買ったのに、この見事なまでの積みっぷりを!このままでは永遠に読まない危険さえあると判断し、月に1冊は優先消化する理由の全く無いものを読んでいこうと思い立ちました。

さて、今回は記憶を失う前の自分、ジョウスケが自分の不死性を維持するため城介を殺しに来るという展開。
タイムパラドックス的な話もし出して、妙にSFチックな展開に。

211ページのアーカンサスの最期のシーンの挿絵なんだが、これはギャグのつもりで描いているのだろうか……。真面目なシーンとしては絵のクオリティが……。いや、ギャグとして面白いかと言えば、全然そんなことないんだけど。

結局、頑張ったら何とかなる!みたいなオチで第1部完!第2部は売上次第って後書きで言ってるけど、案の定売上が残念なことになったらしく、第2部どころか新シリーズさえ出ないという有様に。

総評

ってなわけで、ぱんつ穿けないヒロインのスーパーダッシュ文庫『ぱんつぁのーと』全3巻でした。足掛け9ヶ月か。安易な設定に釣られて買ったことを今では反省している。

この内容なら、アーカンサスだけじゃなくて、もっと変態をいっぱい出したら良かったのではないかと思う。
色んなぱんつに特化した変態達、みたいな。
自分でも何言ってるか、よく理解りません(ぉ

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B

シリーズリンク
ぱんつぁのーと <2>(2009/08)

MF文庫J,アニメ

「ああ~ん、超拒否られてる~~~~!」

小鳩に興奮している肉がいちいち可愛くて困る。

さて、前回水着姿を披露しなかった夜空と理科は今回、部室でお披露目。まぁ、夜空は実に残念なアレだったが。メインヒロインェ……。

後半は羽瀬川兄妹が柏崎家へと招待されるエピソード。肉の父、天馬(ぺがさす)理事長と家令のステラが本格登場。

夜空は完全に蚊帳の外なんだけど、小鷹と肉からのメールを受信するシーンや何故か公園に居るシーン等があったりする。
夜空は携帯に、小鷹は「タカ」、肉は「肉」と登録しているようで。こういう部分は原作では見えない部分だから面白いよな。

そして、やっぱり理解らない「ユニバース」の意味w

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
第8話「スクール水着は出番がない\(^o^)/」
第10話「合宿は皆が寝ないヽ(゜∀゜)ノ」

アニメ,電撃文庫

「どこ……どこ……どこにある……!?贄殿遮那ぁあああああああッ!!」

『天道宮』と『星黎殿』に隠されたギミックが明らかに。ここで“髄の楼閣”ガヴィダが初登場かな?アニメでは大戦編やってないしな。

力を取り戻す隙を待ち望むシャナさん。彼女を先導していた燐子を絶叫しながら、ナイフで倒すシーンはちょっと怖かったな。

で、シャナさんの求めに応じて、“天目一個”が復活、主の元へ駆けつける。かつての強敵が助けに来てくれる展開は燃えるよな。

燃:A+ 萌:A- 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第8話「開戦」
第10話「交差点」

MF文庫J

魔法少女☆仮免許3 (MF文庫J)
著:冬木 冬樹 イラスト:H2SO4

「これが、和貴のご主人様?」
「いかにも。『フェンリルもふもふ』でおなじみ、田辺川涙だ」
「おなじみになるほどもふもふされてねぇよ!」

2011年6月の新刊。約6ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。『ふぉっくすている? 3本目』からは隔月刊行。
今回は口絵で頻尿フィーチャーないのか。

さて、田辺川や水粂さんが戦いの傷を癒している間、我等が主人公、和貴は魔法使いとは縁の無い少女、近藤操とイチャイチャデートをしていたため、修羅場が展開されることに。
時を同じくして、水粂家の現当主、水粂出雲が和貴のフェンリルとしての力に目を付けてきて……というお話。

今回は割とgdgdな会話が楽しかったですね。「人体パーン」の字面が何だかシュールで笑えてくるw

田辺川と水粂さん、2人の進路が定まり始めたなと思ったら完結でござる。
後書きには終了としか書いてないんだけど、打ち切り完結なのかな。内容的には紛うことなく打ち切り完結なのだが。

総評

そんなわけでデビューから、いきなり2シリーズ同時スタートとなった『魔法少女☆仮免許』全3巻でした。タイトルが好きだったな。
僅か7ヶ月で終了してるw

すぐgdgdになる会話は楽しかったんだけど、いかんせんシリアスに話を振り過ぎたかなぁ、と。
いや、何なんだろう。直接的にシリアスというより、未来に待ち受けているであろうシリアスが重い、というか。

属性の設定はなかなか面白そうだったんだが。メイン属性とかサブ属性とか。結局、九大属性の内訳が判らないままじゃないですかー!

次は2011年7月に『ふぉっくすている? 4本目』、11月に『5本目』、2012年1月に『無気力勇者と知りたがり魔王』です。
この間にGA文庫から『かんなぎ家へようこそ!』も定期的に出してるんだから執筆速度が凄ぇ。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
魔法少女☆仮免許 <2>(2011/02)

著者リンク
ふぉっくすている? 3本目(2011/04)

電撃文庫

青春ラリアット!! 2 (電撃文庫 せ 3-2)
著:蝉川 タカマル イラスト:すみ兵

「先ほど電話したところ、最近の『けー君』はケダモノのように私を求めて来るなどと言っていましたよ?しかも進行の段階としては、ABCだの生温いお遊びはとっくに済ませ、Ωに到達しているそうじゃないですか。……お盛んですね」

2011年7月の新刊。約5ヶ月3週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
口絵ピンナップ、月島の聖地凱旋は理解るとして、何で裏面が黒木の全身ピンナップなんだよ。誰得w
ってか、俺の中で黒木とか存在感薄過ぎて、すっかり忘れてたわ。

さて、今回は月島に復讐しようとする少女、晴(はる)が現れ、誤解を解くために、宮本とみずぴー☆は奔走する羽目に……というお話。

出だしの月島復活はテンション高くて良かったんだけど、ちょっと中盤からシリアス強めになっちゃいませんか、と。
バランスの難しいところだろうけども。

で、やたらみずぴー☆ことを「艶髪の少女」って表現してんだけど、多用し過ぎじゃね?どんだけ言いたいねんってくらい回数あるぞ。

そして今回も出番の無い都子さん。みずぴー☆と接触したら、宮本がえらいことになりそうだから、このまま出て来ないままなのだろうか……。
次は2011年12月。

燃:B 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
青春ラリアット!!(2011/02) 
青春ラリアット!!③(2011/12)

アニメ,電撃文庫

「だからせめて、みんなに幸運を」

本体を取り戻しに向かった“祭礼の蛇”と三柱臣達。陽動して、世界各地で[仮装舞踏会]が動き出す。
迎撃にあたるフレイムヘイズ兵団。今回もまた、わらわらと新しいフレイムヘイズが出て来たようで。もう誰が誰やら判らんw

一方、ヴィルヘルミナ、カムシン、レベッカは『天道宮』を再浮上させる。BGMがやたら壮大だったな。

そして遂に『星黎殿』への侵攻が開始される。反撃開始と共に、EDに入る演出が素敵。今回はそのままEDが戦闘シーンになってる。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
第7話「神門」
第9話「星黎殿へ」

角川スニーカー文庫,角川文庫,講談社ラノベ文庫,雑記

スニーカーは27日くらいに出ていたのではないかと思う。注文してたので、こんな日に購入報告ですが。ブツは、

・文庫版 彩雲国物語 三、花は紫宮に咲く
・レイセン File4:サマーウォー
彩雲国物語 三、花は紫宮に咲く (角川文庫)レイセン File4:サマーウォー (角川スニーカー文庫)

あと、注文していた、

・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <2>(講談社ラノベ文庫)
アウトブレイク・カンパニー~萌える侵略者2 (講談社ラノベ文庫)

で、計3冊。

スニーカーでは『地球の切札3 地球の未来は任されました。』『墜落世界のハイダイバー』4巻が、それぞれ完結か。
地球の切り札 (3)地球の未来は任されました。 (角川スニーカー文庫)墜落世界のハイダイバー4 (角川スニーカー文庫)

MF文庫J,アニメ

「調子良いのか悪いのか、どっちなんだお前は……」

サブタイから察せられるように、水着回2回目です。と言っても、水着が出て来るのは後半になってからだが。

夜空に騙されたマリアは学園の敷地内を全裸で疾走するが、姉のケイトに目撃されてしまう。
アニメではケイトは正式に登場せずに終わるのか?

幸村は男子更衣室で女物の水着へと着替えるが、状況的には通報されてもおかしくないのでは……。

夜空と理科はプールへ行くまでに人込みに酔ってしまい、体調を崩す。結局、水着に着替えることもなく、撤収する羽目に。
小鷹達はそんな彼女達を追って、バス乗り場までやって来るが、水着のまま外に出れんのか。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第7話「携帯電話は着信が少ない_| ̄|○」
第9話「理事長は追想が切ない(-_-)」

ガンガンノベルズ

著:内田 俊 イラスト:朴 晟佑

「ほら、全部受け止めた」

ノベルズ発売直後にガンガンONLINEに掲載されたお試し短編。ノベルズの帯で存在を知ったので、忘れない内に読んでおこうと。
ってか、公開から1年近く経ってるのに、まだ公開中なのかよw

内容は本編の間の出来事。タイトル通り、教室で鍋をつつく話。
ギャグに特化した短編かと思いきや、何故か最後に戦闘もあるという。お試し短編としては正しい在り方だけど。

ゲームネタが強かったような気がするな。『星をみるひと』とか、ガンガン読むメイン世代が知ってんのかよw

どうでも良いが、冷製パスタ喰いたくなってきたわ。
で、先行コミカライズとかお試し短編とか、色々宣伝してるのに続刊は出せないのか……。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A-

シリーズリンク
おらくる☆ヒミコさん

ガンガンノベルズ,コミカライズ

おらくる☆ヒミコさん 1 (ガンガンコミックスONLINE)
原作:内田 俊 作画:柚木 涼太 キャラクター原案:朴 晟佑

「祓いたまえと神が呼ぶ。清めたまえと人が呼ぶ。神と人の子の使者」
「オラクル☆ヒミコさん、ただいま参上!!」

2011年2月の新刊。原作小説と同時発売ということで、連載としてはこちらの方が世に出たのが先という面白い状態に。
こちらの帯にも「巫女…それは日本が世界に誇るべき至宝…!」って書いてあって吹いた。

内容としては単純に、原作を圧縮したコミカライズ。と言っても、別に早回しというわけではない。
というか、ネタをごっそり削ると、大分すっきりするんだなw
まぁ、ネタが無くなった分、面白くなくなってるんだけど(ぉ

ただ、絵は原作よりも断然良い。朴さんの絵って、バトルには向いてるんだろうけど、単純な萌え絵に合ってないんではないかなーと。妙に等身が高いというか。
その点、こっちはロリ寄りの作画で、個人的にはこっちの方が好み。

続きはとっくに出てるんだけど、出てたことに数日前に気付いたんだよな。で、こんなタイミングで既刊消化したっていう。
結局、2巻は買わなくていいかって結論だけどな。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+

原作リンク
おらくる☆ヒミコさん(2011/02)

作画リンク
俺、ツインテールになります。π <1>(2014/12)