電撃文庫

独創短編シリーズ 野﨑まど劇場 (電撃文庫)
著:野崎 まど イラスト:森井 しづき

学校の帰りに買ってきた『アクセル・ワールド12』を開くと電撃の缶詰が挟まっていたので、抜いてごみ箱に捨てた。

電撃文庫2012年11月の新刊。約1日の積み。
電撃文庫MAGAZINEで長期連載化している『野崎まど劇場』が遂に文庫化。まとめてほしいとは思っていたけど、まさかホントに文庫化にまで辿り着くとは……。
ちなみに、野崎さんは電撃文庫初登場です。

イラストを贅沢に使ったショートショートが延々続く構成となっている。内容はとにかくフリーダム。
連載分は全て収録した上、ボツ原稿+書き下ろしも収録で盛り沢山な内容。
海賊本に掲載されていたものまで収録。
文庫換算すると、意外とページ数あるんだな……。

要はメディアワークス文庫で、ちょこちょこやってるボケを全力で酷くしたら、こうなるといった感じ。

とにかく、ありとあらゆるところでふざけている。裏表紙、カバー下、粗筋、後書き、著者近影、帯……と。
竹宮ゆゆこさんから推薦文貰ってるんだけど、後書きにまで出すなよw
やりたい放題過ぎるわ!

つーわけで、『野崎まど劇場』でした。連載は続くらしいけど、2巻が出せるまで続けられるのだろうか……。

燃:C 萌:B 笑:A 総:A+

シリーズリンク
独創短編シリーズ 野﨑まど劇場(笑)(2015/02)

著者リンク
[映]アムリタ(メディアワークス文庫、2009/12)
舞面真面と仮面の女(メディアワークス文庫、2010/04)
死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~(メディアワークス文庫、2010/10)
小説家の作り方(メディアワークス文庫、2011/03)
パーフェクトフレンド(メディアワークス文庫、2011/08)
(メディアワークス文庫、2012/08)
なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る(メディアワークス文庫、2013/04)
know(ハヤカワ文庫JA、2013/07)
バビロン Ⅰ -女-(講談社タイガ、2015/10)
HELLO WORLD(集英社文庫、2019/06)
タイタン(ハードカバー、2020/04)

アニメ,雑誌

アニメージュ 2012年 12月号 [雑誌]

え、アニメ詩誌上初の『プリキュア』表紙&巻頭特集だって!?なら買うしかないじゃないか!!
というわけで買ってきました。アニメージュなんぞ買うの10年振りくらいだな……。

表紙はプリンセスハッピーとプリンセスピース。ピンナップでは、ちゃんと5人が揃ってるんだけど、何故表紙を2人だけにしたし……。
ピンナップはみんな可愛過ぎて吹いた。

内容としては、映画の宣伝やらスタッフ及びキャストインタビューやら、プリキュアの歴史やら。
イエロープリキュアの系譜ページがあってワロタ

いやしかし、思えば『プリキュア』も大きくなったもんだよなぁ。ずっと見てると、あんまりそんな感じしないんだけども。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

コミカライズ,雑記,GA文庫

アマゾンで予約していたブツが届きました。

・這いよれ!ニャル子さん コミックアンソロジー

の計1冊。

アニメ

「わたしのかんがえたひっさつじゃんけん!ぐっちょっぱーだよ!」

GYAAAAAAAAAAAAAAA!!

KAWAEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!

2週振り。
さて、凄い短いスパンで展開する例のシリーズ第6弾。今回は、これまでのマジョリーナの発明品のおさらいまであってワロタ

開始早々、空から降ってきたコドモニナ~ルで、ちびっこ化してしまうみゆき達。
みゆきとやよいは、これまでに幼い姿を見たことあるけど、あかね、なお、れいかさんは初見ということで。
ちびっこ化した5人かわぇぇえええええええええええ!!

一方、バッドエンド王国でもウルフルンとアカオーニがちびっこ化していた。特にウルフルンかわぇぇえええええええええええ!!
アカオーニは目がピュア過ぎるだろw

久し振りに、あのおまわりさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
これは近々、若返ったマジョリーナとのロマンスくるで!

一応、精神年齢は子供になっていない筈なのだが、外見に思いっきり引きずられるらしく、マジョリーナを捜しながら遊び出す5人。
そこへウルフルンとアカオーニも混ざって一緒に遊ぶことに。何でだよw

あれ、マジョリーナが来なかったら日が暮れるまで遊んでたんじゃ……。
マジョリーナが来た途端、れいかさんと繋いでいた手を振りほどくウルフルンが可愛過ぎて全身弾け飛んだ。
まぁ、その前からちびれいかさんが可愛過ぎて弾け飛んでるけど。

で、マジョリーナと戦うために、ちびっこのまま変身することに。ちゃんと、なおがセンターになってたな。
バンクほぼゼロの新規変身なんだけど、ちびプリキュアの名乗りかわぇぇえええええええええええええええええええええええ!!!!
これはアカン。これはアカンで……。

舌ったらずになってるハッピーとか、全身で太陽サンサンしてるサニーとか、無敵じゃんけんなピースとか、自分の風で転ぶマーチとか、自分の冷気で凍えるビューティとか、揃わない名乗りとか、GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!
KAWAEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

サザエさんとの対決は絶対勝利か、はたまた反則負けか。

最終的には、マジョリーナが持っていたモトニモド~ルを被って復活。ロイヤルレインボーバーストでとどめ。
最近知ったんだけど、キャンディってロイヤルクロックのスイッチを両手で押してるんだってな。
両足で踏んでるんだと思ってたわ。
あれって、敵が居ない状態で発動してもカウントは進まないのかな。

あれ、終わってみれば、大してなおメインでもなかった気が……。
プリキュア妖精化のときといい、河野作画を誤魔化し易い内容になってるんだな。いや、ホントに意図してるのかは判らんけど。

そして、次回はまたカオス回かよwwww

燃:A- 萌:S- 笑:A+ 総:S

エピソードリンク
第37話「れいかの悩み!清き心と清き一票!!」
第39話「どうなっちゃうの!?みゆきのはちゃめちゃシンデレラ!!」

特撮

「それって何度もやられるってこと?」

2週振り。
前回、フレイムドラゴンの噛ませとして盛大に爆死したフェニックスさんですが、早速復活。
その名が示すように、死と再生を繰り返す存在とのことで。ただ、再生に魔力を使うため、そう簡単に再生を繰り返せるわけではないらしい。

さて、今回のファントムはガーゴイル。以前からゲートである少年、直己を狙っていたようだが、彼が秋田に引っ越してしまったため、諦めていたらしい。

駆け付けたウィザードが応戦するが、一時的に身体を石化する能力を持っているため、なかなか攻撃が通らない。
そこでランドスタイルにチェンジ。こういう明確な理由のあるフォームチェンジは見ていて楽しいよな。

晴人が居ないタイミングを狙って、木崎が面影堂へとやって来た。この人、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のロンなのね。全然判らんわ。
彼の目的は、おやっさんに何処からか入手した緑の魔法石を指輪に加工してもらうこと。
乗り気じゃないおやっさんを木崎は連れ去ってしまう。

魔法石を何処で手に入れたのか、そもそも指輪だけを手に入れてどうするのかと、色々疑問はあるわけですが……。
この緑の魔法石はビーストじゃなくてハリケーンドラゴン用なのかしらん。

おやっさん曰く、以前に、よく知らない人に指輪を作って、どでかい失敗をしたらしいけど、それって初めてウィザードリングを作ったときのことかな。

直己少年は、木崎とコンビを組んでいた父親の死の真相を知るために、木崎に会いに行く。
木崎は直己に隠し事をしているが、それはどうも直己を守るためっぽい。彼の強引な行動は直己のようなゲートを守るためなのか。

VSガーゴイル第2ラウンドでは、石化能力に対抗するため、フレイムドラゴンにチェンジしウィザーソードガンをビッグで巨大化。
もしかしてウィザーソードガンに属性以外の魔法を乗せるのはドラゴンでないと出来ないのか?

にしても晴人の台詞回しが、ちょいちょいダサ格好良くて良いな。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第9話「ドラゴンの叫び」
第11話「守り抜く約束」

特撮

「エースはロープに貼り付けられた真っ赤な蝶!今、リングはゴルゴダの丘と化したー!!」

メガゾードの転送反応が一気に4つも。緊急出動するエースだったが、謎のリング空間に閉じ込められてしまうことに。
そこで次々と現れるドームゾード達。エースは厳しい戦いを強いられることに。

一方、外に取り残されたリュウジ達は、タテガミライオーに隠された新たな合体システムで、バスターマシンをゴーバスターキングに合体させる。
キングって、ゴーバスターオーと大して名前変わってねーじゃねーかw
しかも、凄い適当に合体したな!グレートゴーバスターみたいな感じで格納庫合体、そう思っていた時期が俺にもありました。

今回のメタロイド、ドームロイドは、ほぼ最後だけの出番。てっきり凄ぇ適当なデザインで低予算感バリバリなのが出て来るとばかり思ってたんだけど、普通にスーツが作られていて驚いたわ。
メガゾードも4体用意したわけで、予算潤沢なのかなぁ。

燃:A 萌:B 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
Mission37「黒と白の花嫁」
Mission39「必殺!メサイアの拳」

漫画

暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)
作:松井 優征(ゆうせい)

「思ってたより、からまれてる!!」

ジャンプコミックス2012年11月の新刊。『魔人探偵脳噛ネウロ』の松井さんの新作が単行本で登場。
ネットで話題になっており、あまりジャンプコミックスっぽいくない表紙ということもあり、興味が湧いていたところに、うきゅうが買ったというので借りてきました。

突如、人類の前に姿を現した怪物。彼は月を破壊し、1年後には地球をも破壊すると言い出した。
何故か、椚ヶ丘中学校3年E組の担任をも勤める怪物の暗殺司令を受けたのはE組の生徒達だった。ここに、殺せんせー(ころせんせー)の暗殺授業が始まる……というお話。

何を考えてるのか理解らない殺せんせーのビジュアルや暗殺というワードからして、殺伐とした内容なのかなーと思ってたんだが、蓋を開けてみれば、やたらにコメディチックかつハートフルでした。

ハチャメチャなシチュエーションと小気味良いボケの連発が面白い。その上、感動及びバトル方面にも舵を切れそうな気配がって期待出来る。
殺せんせーと生徒達の交流がハートフルでなぁ。これ、卒業式まで辿りつけたら涙腺爆発するんじゃね?

一応、主人公的立場に居るのは、渚って少年なんだろうけど、妙に女顔なのは、そーゆー層を獲得するためなのかしらん。
まぁ、殺せんせーの存在自体が触手プレイ推奨みたいなもんだしな。

つーわけで、予想を遥かに超える面白さだった『暗殺教室』でした。スペースの都合上、買うわけにはいかないのだが、追い掛けていきたいですね。

燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
暗殺教室 <2>(2013/01)

MF文庫J,ラノベ関連本

イラスト:ほんたに かなえ

文庫とコミカライズ同時購入キャンペーンということで、300名に当たる小冊子。
俺の経験上、こういう小冊子は、応募人数が大したことないからか、抽選でも大体当たる。

で、中身ですが、タイトル通りイラスト集なんだけど、書き下ろし及び描き下ろしゼロとか、どういうことなの……。
文庫収録イラストを中心に、ドラマCD絡みのイラストや店舗特典のイラストを収録。
まぁ、大きいサイズで見れるのが良いってことかもしれんけど。

燃:C 萌:A 笑:C 総:B+

本編リンク
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その8 ハッピーエンドプロローグ(2012/05)

角川つばさ文庫

初恋ストーリーズ キュン・としちゃう、5つのLOVE物語 (角川つばさ文庫)
著:川崎 美羽、草野 たき、越水 利江子、ごとう しのぶ、結城 光流
イラスト:近衛 乙嗣、勝田 文(ぶん)、青治、山田 デイジー、あさぎ 桜

「りゅーにい。あきこちゃん、さぁ…」
「うん?」
「なんで、あんなになきそうな顔をしてるのかなぁ」
わらえばきっと、かわいいとおもうのに。

角川つばさ文庫2011年11月の新刊。約4週間の積み。
タイトルは正式には、「キュン」の後にハートマークが付きます。

さて、何でこんなおよそウチのブログのカラーにそぐわないものを読んだかというと、現代版『少年陰陽師』の短編が掲載されているからです。

タイトル通りアンソロジーとなっており、既存シリーズの番外編3本+書き下ろし短編2本という構成。
何で初恋ストーリーって言ってんのに、陰陽師ネタが2本もあるんだよw

『ヴァンパイア大使アンジュ 陰陽師の恋』

川崎美羽さん&近衛乙嗣さん。つばさ文庫の人気シリーズ『ヴァンパイ大使アンジュ』を別キャラの視点で描いた短編っぽい。

陰陽師とヴァンパイアが交ざってるのが、凄い違和感あるんだけど、これくらいライトな方がウケるんだろーか。
何はともあれ、近衛さんのイラストが見れるのはポイント高い。

『サンキュ』

草野たきさん&勝田文さん。書き下ろし。
恐らく、一番お題に合った内容。

『恋する新撰組 ずっと、君に恋してる』

越水利江子&青治さん。つばさ文庫の人気シリーズの番外編。
番外編という割には、割と本編臭い内容だった気がするのだが……。

『カナデ、奏でます!』

ごとうしのぶさん&山田デイジーさん。書き下ろし。
軽快な語り口が面白かったけど、あれ、恋始まってなくね……?
と思ったら、およそ1年後にシリーズ化してたのか。

『少年陰陽師 セミしぐれを聞いた夏』

言わずと知れた結城光流さん&あさぎ桜さん。どこにも書いてないけど、現代版です。
これ、オリジナルを知らない人が読んだら、『少年陰陽師』の内容を勘違いしそうだなぁ。

内容としては、現代版の昌浩と彰子の出会いを描くというもの。2人が出会った頃の話ということで、昌浩4歳、彰子3歳。幼い頃から、しっかりし過ぎだろ……。

うーむ、どっちかっつーと、成長した後の昌浩と彰子のエピソードが読みたかったという気もするのだが……。
何しても、彰子の制服姿が拝めたので満足しました(ぉ

まとめ

そんな感じで、『初恋ストーリーズ』でした。こんなところに人気シリーズの番外編が収録されてるとか、不意打ちにも程があるよな……。
相当アンテナを高くしておかないと見逃しちまうな……。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:A-

漫画

凍牌~人柱篇~ 3―麻雀死闘黙死譚 (ヤングチャンピオンコミックス)
作:志名坂 高次

(いつも一人だったK。人を好きになる事なんてないと思ってたK。誰よりも寂しかったK。誰よりも苦しんでいたK。そうか…)
「Kはもう一人じゃないんだ」

2012年8月の新刊。
さて、首を吊ったKの代わりに卓についた優だったが、光明は見えず、高津のおやっさんは彼を切り捨てると言い出して……。

KとおやっさんのBATSUGUNのコンビネーションが炸裂。羽鳥は意外と早い退場になったな。
『人柱篇』は羽鳥を敵として、色んな極限麻雀を展開させるのかと思ったけど、まさか優に始末されるとはな……。
でも、これでいよいよ優は普通の世界に戻れなくなってしまったな……。不憫やで……。

後半は堂嶋さんが登場して新章突入か。現時点では、まだお腹の痛い展開にはなりそうにないが……。

今回はプレゼントフェアがあるんだけど、「著者と麻雀が打てる権」で吹いた。誰だよ、考えた奴w
勝つためには腹をかっさばないといけないとかだったりしてな……。

燃:A- 萌:C+ 笑:C 総:A+

シリーズリンク
麻雀死闘黙死譚 凍牌 ~人柱篇~ VOL.2(2012/03)
麻雀死闘黙死譚 凍牌 ~人柱篇~ VOL.4(2013/01)