コミカライズ,講談社文庫

コミック版 姑獲鳥の夏(下) (講談社文庫)
原作:京極 夏彦 漫画:志水 アキ

「これは涼子さんじゃない。姑獲鳥だ」

2015年10月の新刊。
表紙が榎木津っておかしくない?出番の多さからすると関口先生じゃないの?まぁ、見栄えするのは榎木津の方で間違い無いんだけども。

さて、下巻。久遠寺の一族の呪いが解き明かされていく。改めて説明されれば、各要素の繋がりが理解って、ああなるほどって思えるけど、自分で答えに辿り着けと言われたら絶対ちんぷんかんぷんだよなぁ。

多重人格なんてものも登場して、ミステリでそんなんありかと思う部分もあるんだけど、丁寧にそうなった経緯が解説されるので、そこまで不自然な感じはしないか。

漫画になって描写力がアップしたことで、終盤で次々と明かされていく真実が真に迫ってくる。あんなん、自分が無関係でも現場にいたら発狂しそう。

そんな感じで百鬼夜行シリーズのコミカライズ初体験でした。これは早く『魍魎の匣』も文庫化してほしいですねぇ。

燃:C 萌:A- 笑:C 総:A+

シリーズリンク
コミック版 姑獲鳥の夏(上)(2015/10)
コミック版 魍魎の匣(上)(2016/05)

富士見ファンタジア文庫

甘城ブリリアントパーク (7) (ファンタジア文庫)
著:賀東 招二 イラスト:なかじま ゆか

「痴女ですよ!!」

2015年10月の新刊。約1ヶ月の積み。半年振りの新刊。
表紙は大胆な水着姿のいすず。みんな、何となく想像ついてると思うけど、本編と全く関係無いよ!やったー!
口絵も半分くらい関係無いよ!やたやたやったー!

さて、今回はエレメンタリオで活躍する四大元素の精霊達にスポットを当てた短編集。前巻の表紙のときにやれよ!!

明かされる衝撃の事実。精霊達の露出度の高い衣装は、本来肌色の全身タイツの上に着用するものだった。
遊園地の衣装としては刺激的だけど、ラノベのデザインだからこんなもんだと思ってたわw
多分、後付け設定だと思うが。

シルフィーの短編は、賀東さん酒飲みながら書いたんじゃねーだろうなと思っていたら、後書きで飲みながら書いたって言っていて吹いた。そりゃ冷静なテンションでは書けんよなw

そんな具合で精霊達出ずっぱりの短編集でした。面白いんだけど精霊達にスポットを当てた分、ゲスさが薄れてしまったのが残念か。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
甘城ブリリアントパーク #06(2015/04)
甘城ブリリアントパーク #08(2016/06)

アニメ,漫画

フルーツバスケット 6 [DVD]

「操作するな!!」

みんなで別荘に行こうの巻。実はその中には年上メンバーの思惑もあって……。物凄く捻くれたやり方で、はとりをフォローする紫呉と綾女が良いですよね。こういう友情って素敵。

原作では「殺す」って言ってたシーンは時間帯と局の関係で別の台詞に置き換えられてるな。
でも、蛇になった兄を振り回して湖にポチャンするのはOKとかよく理解らんよなw

それにつけても山の中でネズミになった由希の周りに集まってくるネズミさん達可愛過ぎワロリエンヌ

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第十五話・・・
・第十七話・・・

富士見ファンタジア文庫

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (13) 大学生編 (ファンタジア文庫)
著:村上 凛 イラスト:あなぽん

……ああ~、ムラサキさんのいい匂い!やべえ~~!

ムラサキさんに玩具にされたい。

2015年11月の新刊。約3日の積み。4ヶ月振りの新刊。『オレと彼女の萌えよペン』4巻からは隔月刊行。まだまだ続くぞ隔月刊行。

さて、学園祭に向けて映画を製作することになった直輝達。桜井さんやムラサキさんの協力も得て、製作は順調かと思われたが……。

もう、直輝と桃は毎巻イチャイチャイチャイチャと……。しかも、お互いに刺激を与え合い成長していくとか、こいつ等眩し過ぎんだろ……。あっ、刺激を与え合うって別にいやらしい意味じゃないです<言わなくても理解る
にしても、この2人、いつまでお互いを名字で呼び合うんだろうか。

映画撮影では主人公役を務めることになった直輝。佐倉さんはともかく、桜井さん、ムラサキさん、長谷川さんから告白されるシーンありとか人生のクライマックス過ぎてヤバイ。
ほんと、このシリーズ、ヒロイン可愛過ぎるだろ……。

海水浴のシーンでは何故、水着の挿絵が無かったのかと担当さんを小一時間問い詰めたい所存でござる。おじさん、思わず血涙を流す勢いです。

そして無事完成する映画。直輝は喜び勇んで、桃にも映画を見せるが……。らめぇぇぇええええええ、それだけはらめなのほおぉぉぉおおおおおおお!!という具合で、これはアカンで……。
ブリブリブリ!と持ち上げて、ビチャビチャビチャ!と叩き落す展開がえげつないですわ。

今回、美少女声優、深瀬愛が再登場していたけど、軽く直輝とのシーンがあっただけで、大してストーリーに影響は無かった。これはもしや『萌えペン』5巻で何かやるための振りか……?

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!12 大学生編(2015/07)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!14 大学生編(2016/03)

著者リンク
オレと彼女の萌えよペン <4>(2015/09)
オレと彼女の萌えよペン <5>(2016/01)

アニメ

「ここは俺のハーレムだからな」

OPの名瀬のカットに沢山の女性が追加されていて吹く。そこが変わんのかよw
さて、タービンズと正式に接触する鉄華団。拙い部分がありながらも、何とか良い返事が貰えそうな雰囲気に。

名瀬さん曰く、この艦には名瀬と赤ん坊以外は本当に女性しか乗っていないらしい。お、おう……。
全員無事なまま最後までいけるとは思えないんだけど……。

ギャラルホルンってのは4つの経済圏がまた厄祭戦みたいなやんちゃをやらかさないか監視するための組織だそうだけど、どうもその役割から外れつつあるみたいね。

目指すはテイワズの本部、歳星。そこで待ち受けるヒゲのオッサンは代表のマクマード・バリストンかな?

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#7「いさなとり」
#9「盃」

漫画

愛蔵版 フルーツバスケット 4 (花とゆめCOMICSスペシャル)
作:高屋 奈月

「……なんだかねぇ…。本当に下手クソだね、十二支(ぼくら)は」
(好きになったり、大切にすることが)

2015年11月の新刊。
表紙は紅葉、裏表紙ははとり。

さて、新たに羊の燈路(ひろ)と申のりっちゃんが登場して、残すところ午と酉の後2名となった。リンは少しだけ出てるけど、十二支が何か確定してないしな。
りっちゃん、やたらと美人だな……。何でなんだろう……。

今巻辺りから、うおちゃんのエピソードやらプリンス・ユキの会長、素子のエピソード等、十二支の呪いと一切関係無い話も入ってきている。
本筋から脱線しても、がっつり面白いのがこのシリーズの凄いところ。説教臭さは変わらないからなぁ。

今回も色々と今後へのネタ振りが。翔(かける)と真知の先行登場シーンから溢れ出す強キャラ感は異常。
ここで登場しておいて暫く出て来ないんだよな。こういうネタ振りをしておいて、間を空けてから展開する手法、ほんとすこ。

他の要素も現時点では、どう繋がるが見えないんだよな。リンの名前もしれっと出てるし、うおちゃんがバイト先で見た透に似た男って確か紅野のことだよな。

ところで透に抱き締められる罰なら毎日でも受けたいですねぇ(ゲス顔)

燃:B 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
愛蔵版 フルーツバスケット <3>(2015/10)
愛蔵版 フルーツバスケット <5>(2015/12)

ガガガ文庫

妹さえいればいい。3 (ガガガ文庫)
著:平坂 読 イラスト:カントク

「妹に犬のうんこをプレゼントするとかふざけるな!むしろ俺が妹に犬のうんこプレゼントされたいわ!」

2015年11月の新刊。約2日の積み。3ヶ月振りの新刊。
流石にもうちょっと知名度を上げてからにしたいのか、取り敢えず今回はコミカライズの発表だけか。

表紙にアシュリーが登場してるけど、別に出番が多いとかそんなんじゃないよ!手に持ってるの、よく見たらMF文庫J『僕は友達が少ない』の小鳩じゃねーかw

今回も実際のラノベあるある等を交えながら、盛り上がりのあるんだかないんだか、よく理解らない連作短編集。
ダッシュエックス文庫『六花の勇者』2巻の粗筋が凄い勢いで1巻のネタバレしてる話を読んで、それな。ってなった。
ホント、あの粗筋書いた奴、ギガウンコバカだろ……。

ピクシーシュリンプなんてもの初めて知りました。へー、これ何かプレゼントするときに使えるやん。と思ったけど、夏場の温度だと生きられないのかよw

今回の『クロニカクロニクル』は設定資料集だけなんだけど、何で資料集だけで、こんな超際どいことぶち込んでくるかなw
そろそろ怒られるんじゃね?

イラストは安定の全裸。今回も男全裸あるよ!やったー!ってか益々酷いイラストになっとるな……。
カントクさん、どういう気持ちで描いてるんだろう……。

本編は200ページに辿り着く前に終わり、残りは伊月が小説家を目指すきっかけとなった出来事が番外編として語られている。
彩音お姉さんが素敵だったのでもっと出そう(提案)

新設の質問コーナーの内容がクッソ詰まらない件。もっとこう業界の豆知識的なコーナーにしてほしい。あっ、そう思うなら、てめぇが質問しろよゴミクズ!ってことか。

もっと長いこと膠着状態で巻数引っ張れそうな人間関係をサクサク動かしている印象。それともある程度、各キャラの思いがはっきりしたところで停滞するんだろうか。

ところで細かい話だけど、ラノベの粗筋が背表紙に書いてあるって記述は、ただの誤植なのか、それとも平坂さんが誤解しているのか、どっちなんだろう。

燃:C 萌:A 笑:A 総:A+

シリーズリンク
妹さえいればいい。 <2>(2015/07)
妹さえいればいい。 <4>(通常版)(2016/03)

妹さえいればいい。3 (ガガガ文庫)
妹さえいればいい。3 (ガガガ文庫) 平坂 読

小学館 2015-11-18
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妹さえいればいい。 4 (ガガガ文庫) 妹さえいればいい。2 (ガガガ文庫) 妹さえいればいい。 6 (ガガガ文庫) 妹さえいればいい。 5 (ガガガ文庫) 妹さえいればいい。 (ガガガ文庫) 妹さえいればいい。 7 (ガガガ文庫) 妹さえいればいい。4 ドラマCD付き限定特装版 (ガガガ文庫) 妹さえいればいい。7 ドラマCD付き限定特装版 (ガガガ文庫) エロマンガ先生(8) 和泉マサムネの休日 (電撃文庫) 冴えない彼女の育てかた (9) (ファンタジア文庫)

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アニメ

BRIGADOON まりんとメラン 6巻 [DVD]

「ば~かば~か、メランのばか~~~~ん」

サヴマトン・カラーで傷を癒すメラン。しかし生体情報が欠損しているとかでアンプルに戻っての治療が出来ない状態。まりんはメランのために食料を集めるが……。

等価崩壊も関係無い平和な世界って感じだけど、おにぎりやらラーメンやらが実として生っている植物ってどんなだよw

メランが見た幻覚の中のエリュンとパイオンが酷過ぎて吹く。メランのパイオンに対する扱いw
それにつけてもサヴマトン・カラーのシーンで流れるBGMの良質さよ。

サヴマトン・カラーの主クロマによって他の世界への連絡手段を得たまりん達は偶然ロロにアクセス出来たものの、ロロの方にも危機が訪れていて……。

ロロの部屋に爆弾がセットされていたのも驚きといえばそうなんだけど、それよりもしれっと画面に映っていた、換えの皮みたいなのが気になって仕方がないw

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第14話「千紫万紅の果てに・・・」
第16話「金ぴかの約束」

アニメ

「さあ、躾の時間だよ、坊や達?」

アバン無しでOP開始。基準が理解らんw
OP映像のバルバトスはシュヴァルベ・グレイズより奪ったワイヤークローユニットを左腕に装備した第3形態に。

さて、マルバ社長が乗っている艦はテイワズの傘下にある組織タービンズのものだった。タービンズのリーダー、名瀬・タービンだった。名瀬から提案を持ちかけられる鉄華団だが……。

タービンズの構成員は女性ばっかりんだろうか。と思ったら女性比率は高いけど、女性オンリーというわけではないらしい。まぁ、タービンの趣味なんだろうな。

筋を通すため、タービンズと敵対することになる鉄華団。早速戦闘開始ということで、タービンズからはアミダ専用の百錬とアジーの乗る百錬、ラフタの駆る百里が出撃してくる。
ラフタはお転婆な感じでエロ担当としても人気出そう。

バルバトスは今回もメイスを装備していたので嬉しい。せめて1クールくらいは使い続けてほしいな。
出撃時にメンテの手伝いをしている金髪少年ヤマギの意味深なカットがあったけど、一体何だったんだろう。

CMでも使われている戦闘用BGM、ホント好き。戦闘開始にも合うし、戦闘が盛り上がってからもマッチするから良いな。サントラ出たら買おうかしら。

戦闘はしっかりと時間をかけて濃密な展開で堪らない。バルバトスが整備不良気味なこともあり苦戦。
昭弘は2機の百錬を相手に大奮闘。コクピット狙われたときは、もうアカンかと思ったわ……。
いやでも、ここぞというところで、これだけの無茶をするってことは、いずれは……。

百里に苦戦したバルバトスだけど、ワイヤークローとメイスを上手く使って抑え込むことに成功。この下りがまた泥臭くて燃える。角が半壊してるバルバトスの面構えが超イケメン。

その頃、オルガは仲間を引き連れ、タービンズの艦へと潜入していた。タービンが阿頼耶識システムに難色を示したようで、どうも和解出来そうな気配で一安心か。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
#6「彼等について」
#8「寄り添うかたち」

HJ文庫

戦うパン屋と機械じかけの看板娘2 (HJ文庫)
著:SOW イラスト:ザザ

「な、昔の女だとぉ!?」
「ええ、そうでございましょ?わたくしは殿方の過去にはこだわりませんわ。大切なのは今!言うなれば旧型機が偉そうに!」
「言ってくれたなキサマァ!」
「言ったがどうした旧型ァ!」

2015年8月の新刊。約3ヶ月3週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、スヴェンがやって来たことで少しずつ軌道に乗り始めたトッカーブロート。しかし、次の一手を打つためには何かきっかけが必要で。そんな折、店に舞い込んだのは巨大飛空船で開かれるパーティーへの出品依頼で……。

2巻で早くも空が舞台か。一気に大舞台へ躍り出た感じ。まぁ、その実態は到底パンを焼けるような状況ではなかったんだけど。

ルートの周囲には次々とヒロイン候補が現れて気が気でないスヴェン。1巻でヒロインが出揃ったとか気のせいだったわ。
そんなスヴェンは髪を染めて眼鏡装備の変装を。黒髪眼鏡のスヴェンも可愛いですね。

やはり今回も早々とキナ臭い展開に。だから、もうちょっと日常シーンを多めに頂けると当方としても非常に助かるのですが……。
むしろ不穏な空気が益々強まってきてるような……。
次は2015年12月に3巻。

燃:C+ 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
戦うパン屋と機械じかけの看板娘(2015/04)
戦うパン屋と機械じかけの看板娘 <3>(2015/12)