アニメ

「あの目は裏切れねぇ。あの目に映る俺はいつだって最高に粋がって格好良いオルガ・イツカじゃなきゃいけねぇんだ」

冒頭でオルクス商会の艦にOP映像に出てるチャラそうなおっさん乗ってた?今回出て来るのかと思いきや、最後まで出番無しか。

さて、前回の戦闘でコーラル支部長は死亡していたらしい。最期の台詞らしきものも無かったし、まだ生きてるんだとばかり……。
アインはマクギリスにクーデリア追撃部隊への参加を志願

オルクス商会が使い物にならなかったため、鉄華団は今度は木星に拠点を構える総合企業テイワズと接触を図ることに。
その実体はマフィアとも言うが……。

人手不足を解消するため、クーデリアに仕えるメイド、フミタンが通信オペレーターに就任。この人、何か裏がありそうだけど。

クーデリアは時間を見付けて、ミカ達に文字を教えることに。クーデリア先生と慕われるシーンはハートフルだけど、教わっている子供達はその内惨たらしく死にそうで怖い。

クーデリアの語ったところによると、クリュセ自治区は四大勢力の1つ、アーヴラウの支配下にあるそうな。

オルガはミカに怯えている部分があるらしいことが判る。これはいずれ決定的な破綻をもたらしそうですわ……。
そして鉄華団に接触してくるCGSの社長。生きてたんだな、すっかり忘れてたぜ……。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#5「赤い空の向こう」
#7「いさなとり」

富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ (13) 二亜クリエイション (ファンタジア文庫)
著:橘 公司 イラスト:つなこ

「今鏡見て気づいたけど、穿きかけのストッキングやべえ、超エロい」

2015年10月の新刊。約2週間の積み。隔月刊行。本編進行は4ヶ月振り。
久し振りに表紙が新キャラということで新鮮な気持ちに。と思いながら表紙をめくったら、いきなりローション的なアレでけしからん!もっとやりたまえ。

さて、今回の精霊、二亜はあのDEM社が捕らえていた精霊で、その天使の能力により色々と重要な情報を持つ立場。
しかし、そんな彼女は二次元にしか恋をしたことがないと言い出して……。

二亜のあっけらかんとしたキャラは良いと思うけど、折角のお姉さん設定なんだから、もっとこうエロい感じにしてくれても良かったのよ。もう一押し!俺のツボに対して、もう一押しなんだよなー<聞いてない

粗筋だけ見ると、シリーズ初期みたいなノリなんだけど、実際には思いっきりウェストコットが動いていて、相当えげつない話も出て来ている。
彼に魔王の力が渡ってしまった時点で大分積んでる感があるんだけど大丈夫か……。しかも、しれっと配下としてアルテミシアが出て来るし。
まさか、ここで『デート・ア・ストライク』と繋がってくるとは。ただ、彼女が出て来たってことは、ゆくゆくは〈ラタトスク〉とASTの共闘路線も見えたのではないかと。

士道は前巻の霊力暴走をきっかけとして、徐々に天使の使い方を感得していっている様子。これはその内、オリジナルの霊装とか生み出しそう。

そして、二亜が言うには精霊は基本的に皆、元は人間だったそうな。やっと、その話が出て来たか。6、7巻くらいから匂わせていたから、ようやくだな。
顕現装置で精霊の記憶を操作可能とも判ったし、どんな事実が出て来るか、こりゃもう判んねぇな。

次は『いつか世界を救うために』の2巻。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
デート・ア・ライブ12 五河ディザスター(2015/06)
デート・ア・ライブ アンコール <4>(2015/08)
デート・ア・ライブ14 六喰プラネット(2016/03)

著者リンク
いつか世界を救うために2 -クオリディア・コード-(ファンタジア文庫、2016/01)

コミカライズ,電撃文庫

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (11) (電撃コミックス)
作画:冬川 基 原作:鎌池 和馬 キャラクターデザイン:はいむら きよたか

(あ、駄目だ。この二人が組んだら完全犯罪も容易い)

2015年10月の新刊。
まさかの1年以上の空きである。まぁ、その分クオリティ高いから良しとするべきなのか……。

さて、第4章ドリームランカー編に突入。従来の登場人物と新キャラを上手く絡ませている印象だけど、今回はやたらと黒子の出番が多い。というか美琴があまり出ていないw

お、今回は結標さん絡んでくるのかと思ったら、番外編だけの出番なのかよ。何しに出て来たんだw
そういえばこの人、ショタ属性だったな……。

今巻の段階では、まだ全然ヤバい事件の気配はしないんだけど、ここから発展していくんだろうか。
何だかオチがついてしまっているようにも見えるけど……。

佐天さんの『インテリビレッジの座敷童』コスはけしからんので、もっとください。

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 10巻(2014/07)
とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 12巻(2016/11)

MF文庫J,アニメ,コミカライズ

「やっぱり麒麟の王子様はライカお姉様しかいませんの~!」

サブタイの「戦妹」は「アミカ」と読みます。
さて、麒麟本格登場回。男勝りな自分にコンプレックスを持つライカとの出会いがもたらすものは……。

志乃さんは平常運転のようで何よりです。涎撒き散らすのはイカンでしょw
でも、どのキャラの動きが活き活きしていて楽しいですね。アクション作画も結構良い感じなんじゃないかと思う。

キンジのヒステリアモードって、こちらでは説明されないんだっけ。だとすると、慌てて川に落ちた姿はただの間抜け以外の何でもないってことになってしまうが……。

燃:A- 萌:A 笑:A- 総:A

エピソードリンク
2弾「危険な関係」
4弾「カルテット・前編」

アニメ

「有り難う。貴女が夢見てくれたから━━━━私、今こんなにも幸せだよ。Let’s Go、プリンセス」

最終回は4度訪れる。

2週振り。
サブタイ格好良過ぎだろ……。『プリキュア』でサブタイかっけぇって思うことって滅多に無いんだけど、今回のはホントに鳥肌立つほど格好良い。

さて、絶望のドン底に叩き落されたはるはる。帰ってきたみなみさんときららも事態を知るところに。
時を同じくして夢ヶ浜の街には絶望の森が現れ、人々を次々とゼツボーグ化していく。

今のはるはるを戦わせるわけにはいかないと、彼女を置いて戦いに向かうみなみさん達。変身の分割ラインが3人のモチーフを合成したものになっていましたね。初めて見た気がする。

しかし多勢に無勢、苦戦を強いられる。はるはるのレイプ目は益々酷くなり、CM入りするときのタイトルロゴも真っ黒に。

劇場版に続いて、こちらもで春野家の回想シーン。ももかが生まれる前のお母さん、更に髪長かったのか。メッチャ可愛いな!
どうも時間が経つにつれてショートカットに移行していった様子。商売柄、髪は短い方が良いという判断なのか。
お父さんは徐々に太っていってるw

回想では、はるはるがノーブル学園の存在を知ったときのことや、彼女の髪飾りがお母さんの手作りだったことも判る。

これまでの道のりを、夢を思い出すはるはる。助けに来たカナタに、否定されてもプリンセスを目指すとはっきり宣言。そうだよ、それでこそはるはるだよ!

そして復活のプリンセス。ここで挿入歌『プリンセスの条件』と共にバンク無しでの変身ですよ。格好良過ぎか!最終回か!
フローラのドレスをまとったはるはるが最後に髪飾りを光らせて変身する様が、まさに「つよく、やさしく、美しく」を体現してる。

イントロが聞こえたときの、そうそうこれこれ!感がヤバイ。
歌詞が展開にぴったりでなぁ。『プリンセスの条件』は後期EDのカップリングなので、みんな買いましょうね。

復活した途端、早速マーメイドとトゥインクルをナチュラルにタラシにかかるフローラ凄ぇな。あんなん胸キュンするに決まってるわ。
ゆいやパフ、アロマへのフォローも忘れない。

ここからの戦闘が凄過ぎて気絶しそう。バンク無しでのリィストルビヨンとローズトルビヨンだけでも凄いのに、フローラのアクションがド派手だわ美しいわで。

シャットさんも戦闘に参加してるし、出番もそれなりにあるんだけど、何故か蚊屋の外感が強いw
目論見が外れたクローズさんはまたしても劇画調に。超獣化まではいかなかったけど、圧倒的強者感。

チームワークでの応戦がアツい。プリンセスロッドを弾かれたフローラがマーメイドとトゥインクルからロッドを借りての2本使い、ローズトルビヨンとリィストルビヨン同時発動とかもう、アツ過ぎて言葉にならないわ。

クローズさんのこれぞ悪役って振る舞いも見逃せないよな。「夢はまたお前を追い詰めるぞ!!」って台詞が最高に悪格好良い。

ここで新たな夢を見付けたカナタが記憶を取り戻す。これにより、はるはるがカナタに贈ろうとしていたプレゼントがロイヤルドレスアップキーへと生まれ変わる。
従来のドレスアップキーより一回り大きくて、玩具としては発行ギミックを搭載。

はるはるメイン回で全員がパワーアップってのに最初、違和感があったけど、この展開なら納得だわ。

これをプリンセスパレスにセットすることでモードエレガント・ロイヤルへ。プレミアムの背中にレースの羽が付いたような感じ。
発動するはプリキュア・グラン・プランタン。「大いなる春」的な意味らしい。

クローズ、ストップ、フリーズを一気に捉えたけど、撃破には至らず。1体くらい倒せるかと思ったけどな。
あれ、もしかしてロイヤルマジェスティって、これのことじゃない……?ロイヤルとしか言ってなかったんだけど……。

だから歯を見せて笑うきらら可愛過ぎるって言ってんだろ!いい加減にしろ!!
EDがしれっと映画バージョンで草。かと思えば、最後でモードエレガントプレミアムの登場です。何だこのサプライズ。確か、映画では最後に変身したりしなかったよな?記憶が曖昧だけど……。
タナカリオンと宮本さんのツイートから判断するに多分、今回が初お披露目なんだと思う。

いやぁ、これまでの実績から盛り上がらないわけがないとは思っていたけど、まさかここまでとは。限界無いのかよ、今年のスタッフw
はるはるを主人公にしっかり据えた上で、仲間達の活躍もちゃんと描いていて完璧と言わざるを得ない。劇場版か。
監督が絵コンテ切って、大田さんが作監とか間違いなさ過ぎるぜ。

CMで知ったんだけど、何やら『映画プリキュアシリーズ オープニング&エンディング コンプリートコレクション』とかいうのが年明けに出るそうですね。
タイトル通り、これまでの映画のノンテロップ主題歌映像を収録するみたいなんだけど、要るか?
CGダンスムービーだけをまとめるならコンセプトとして理解るんだけど、全部まとめる意味が今一つピンとこない。

ところで『Splash☆Star』のチョッピ役を務めた松来未祐さんが若くして亡くなったそうです。まじかよ……。よく考えたら、つい最近『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』でも見たぞ……。
どうも大分無理して仕事してたみたいですね。謹んでご冥福をお祈りいたします。『39ファエリーズ』で追悼しよう。

燃:S+ 萌:A+ 笑:B+ 総:S+

エピソードリンク
第38話「怪しいワナ・・・!ひとりぼっちのプリンセス!」
第40話「トワの決意!空にかがやく希望の虹!」

CDリンク
Go!プリンセスプリキュア ボーカルアルバム2 ~For My Dream~

雑誌リンク
アニメージュ12月号増刊 Go!プリンセスプリキュア特別増刊号

特撮

「お前は他人のために自分の生命を諦められるのか」

2週振り。
OPにニュートン魂のカットが追加ということで、今回冒頭で残り11個、51日。気付けば、もう残り時間が半分くらいにまで減ってるやん。
玩具発売ペーストしてはメチャンコ早いけど、タイムリミットから考えると、もっと急がないといけないんだな……。

さて、暗躍を続ける謎の男とアラン。謎の男がアランに対して、「あなた方への協力」と複数形を使っていたのが気になるところ。
玩具バレで3号ライダーがゴーストドライバーを解析して生まれるネクロムってことが判ってるけど、アランの所属する組織が開発して、彼が変身するのかな。

今回の敵はマシンガン眼魔。素体は帽子だったんだけど、ちょっと苦しくないかw
タケルはマシンガンの攻撃をオレゴーストで弾きながら変身。変身エフェクトがバリアになるのは最早常識なんだけど、ゴーストがキャラクター性を持ってるから盾にすると酷い絵面だな……。

マシンガンの攻撃に対し、ゴーストはニュートン魂を選択。何でだよって思ったけど、斥力で弾丸を跳ね返すわけか。
でも敵が遠距離攻撃タイプなんだからエジソンかロビンで行けよ……と思っちゃうよな……。
そもそもニュートンって販促する必要あるのかしら。もう在庫無さそうだけど……。

マシンフーディーに乗ったスペクターの乱入で、マシンガンに逃げられてしまう。暫くバイク対決をやった後、スペクターとの戦いに突入。

スペクターはノブナガ魂に変身。ナンバリングは12なんだけど、この番号ってどういう法則で割り振られてるんだろうか。
スペクターは専用武装ガンガンハンドを銃モードに変形させて攻撃してくる。

ゴーストはエジソン魂で応戦するんだけど敢え無く敗北、エジソン眼魂を奪われてしまう。
そうか、今年は争奪戦形式で、一度入手したからといって安心出来ないんだな。オーメダルを思い出してwktkするな!

スペクターに変身するのは深海マコトという青年。全てが謎に包まれているが、アランとは古い知り合いらしい。
アランはマコトのことを親友と言っていたが……。

VSマシンガン第2ラウンドにまたもや乱入してくるスペクター。マコトはクールなのに変身ポーズの動きが大きくて意外。

マシンガンを邪魔扱いしたスペクターはツタンカーメン魂で易々と倒してしまう。ナンバリングは11
ガンガンハンドにはコブラケータイが合体して鎌モードに。今年の武器は拡張性が高くて良いですね。

心の定まりきらないタケルはまたしてもスペクターに敗北。アカリと御成が騒いでくれなかったら眼魂全部奪われてたかも……。

今回の事件に絡んでいた眼魔は全部倒せたけど、どうやらアランの目的自体は止められなかった様子。
大きな紋章が浮かび上がっていたけど、後々発動するんだろうか。
依頼者の少年に大天空寺のことを教えた格好良い男ってのはマコトのことなのかな。

今年はガンバライジング専用フォームがあるらしく、現段階でサンタ魂とカメハメハ魂が登場。
『フォーゼ』のレジェンドモジュールみたいなもんかとは思うけど、大きく外見が変わるものをガンバライジング専用で出すってのは贅沢だよな。マスクのデザインがどれも凝っていて面白い。

雑誌バレによると今後も怒涛の勢いで魂が出て来るみたいだけど、商品を出し切った後に失速しないか心配だわ……。
『鎧武』のときがそんな感じだった気がする。
また『仮面ライダーチェイサー』にはアクセルが登場するらしい。遅ぇよ、テレビシリーズでやれよw

燃:A+ 萌:B- 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第4話「驚愕!謎の城!」
第6話「運命!再起のメロディ!」

特撮

「何だよキンちゃん!激熱だな、これ!!」

2週振り。
キンジの変貌に戸惑う天晴達。そこへ正影は6体のガシャドクロを素体として上級妖怪オボログルマを生み出し、追い討ちをかけてくる。
シュリケンジンがぺちゃんこにされたのは映像的演出かと思いきや、ホントに戦闘不能になって吹いた。

意識の中でキンジは恐れ等の負の感情も自分の一部だと認め、闇を振り払う。心の中では、九衛門を始め、これまで戦った妖怪達の顔が全てキンジになるという描写が。何か雑コラみたいになっとるw

妖力を自らものとして消化したキンジはスーパースターニンジャーに変身。浦鮫は忍者激熱刀へと姿を変えた。

風雷忍シュリケンを激熱刀にセットして使うのは面白い。スターソードガン専用シュリケンってわけじゃなかったんだな。

これは忍者一番刀のリペイントアイテムなんだけど、収録音声を変えて玩具としても発売中。
『キョウリュウジャー』で言うところのギガガブリボルバーか。
このアイテムには終局忍シュリケンってのが付属してるんだけど、近々出て来るのかしらね。

更にゲキアツダイオー、バイソンキング、ライオンハオーが合体して覇王ゲキアツダイオーに。
覇王シュリケンジンとは微妙に合体方法が異なっていて、ゲキアツダイオーの一部パーツを一旦外して付け替えるという工程が入ってるんだな。

この合体って固定砲台的なイメージがあったんだけど、オボログルマと競い合って激走していて吹ビビる。
街中であんなことしたら壊滅するだろw

正影はわざわざオボログルマの中に乗り込んだから、このままやられるのかと思えば、ギャグみたいな演出で空の彼方に吹き飛んでいきました。
バイキンマン意識してんのかw

次回はRPGの世界に入るみたいなんだけど、サブタイがドット打ちになっていて草。
VS映画の告知が来ましたね。取り敢えずは全員集合カットなんだけど、明が凄い無表情で吹く。

プレバンで商品化していなかったトッキュウレッシャーのセットが販売されるようですね。
またかって思ったけど、俺、レンジャーキーと混同してるわ。

そういや今年はレジェンド忍シュリケンをぽんぽん出すってことはしないんだな。忍者ヒーローの忍シュリケンを本編に関連付けて出したから、かえって忍者と関係無い戦隊のものが出し難くなったのかしら。

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
忍びの35「キンジ、妖怪への迷路!」
忍びの37「手裏剣伝説 ~ラストニンジャへの道~」

ガガガ文庫

さびしがりやのロリフェラトゥ (ガガガ文庫)
著:さがら 総 イラスト:黒星 紅白

「書きたいなら書けばいい。飽きたら休めばいい。万事そういうものよ」

ガガガ文庫2015年4月の新刊。約5ヶ月2週間の積み。
MF文庫J『変態王子と笑わない猫。』でお馴染み、さがらさんがガガガに殴り込み。タッグは言わずと知れた黒星さんということで、この人、絵師に恵まれ過ぎてるだろ。

特に興味無かったんだけど、キャンペーンの応募券の数合わせのために購入。そしたらキャンペーン期間が延長されて、通常購入分だけで事足りるという結果に。おのれディケイド!

さて、そこはかとなくいやらしいタイトルである本作は、吸血鬼が住んでいるという噂のある学校を舞台に繰り広げられる青春群像劇……らしい。
ロリがフェラトゥする話言うなw
余計いやらしい感じになっちゃってるじゃねーか。

良い雰囲気の導入なのに、気付けば何だか重苦しい話になっているのは『変態王子』と通ずるところがあるな。
吸血鬼かと思えば、宇宙人だのロボットだのが出て来て、どうにもよく理解らない。

真光寺さんと風吹君のずれた青春ラブコメになるかと思えば、すれ違いきったまま終わってしまうし……。
真光寺さん、報われなさ過ぎじゃない?

要はタイトルを見て、ようじょ!ようじょ!ペロペロ!ペロペロ!フヒヒとか思って買うなよってことだよ。
続編は出るのかしら。これはこれで完結しきっているようにも思えるけれども。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:A-

著者リンク
変態王子と笑わない猫。(MF文庫J、2010/10)
クズと金貨のクオリディア(ダッシュエックス文庫、2015/01)
そんな世界は壊してしまえ -クオリディア・コード-(MF文庫J、2015/10)

イラストリンク
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。Ⅰ -Time to Play-〈上〉(電撃文庫、2014/01)
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅠ -スクワッド・ジャム-(電撃文庫、2014/12)

アニメ,電撃文庫

「人が造ったものは必ず━━━━人の力で破壊出来る!」

原作1巻クライマックスと見せかけて、まだ1/3くらいらしい。まぢかよw
敵オブジェクトを破壊するため、『信心組織』のベースキャンプへと潜入するクウェンサーとヘイヴィア。
あれよあれよという間にウォーターストライダーを破壊。あっちのパイロットとか出て来ないのか。

本編がEDに食い込み、2人は次の戦場へ。軍を辞めることって出来ないのかしら。

燃:C+ 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第2話「ガリバーを縛る雑兵たち アラスカ極寒環境雪上戦Ⅱ」
・第4話「親指トムは油田を走る ジブラルタル通行阻止戦Ⅰ」

富士見ファンタジア文庫

まわせっ! 課金戦乙女のヒルデさん (富士見ファンタジア文庫)
著:日の原 裕光(ひのはら・ひろみつ) イラスト:やむ茶

こいつ……既にダメ絶対音感を身に付けつつあるのか!成長が楽しみだ!

むせる。

ファンタジア文庫2015年8月の新刊。約2ヶ月1週間の積み。デビューシリーズ『ウチの彼女が中二で困ってます。』が2巻で打ち切り完結を迎えた日の原さんが1年振りに復活。
タイトルの「課金戦乙女」は「ヴァルキリー」と読みます。
課金を扱った作品ということで気になったので購入。

ホントは5月に復活する予定だったんだけど、発売日直前に急遽発売中止になるという事件が。
読者側から判る範囲で見ると、どうやら『アイドルマスター』関係で怒られたっぽい。そりゃ『XENOGLOSSIA』のロゴを丸ごと使ったら怒られるわなw

修正は、なるべく本編への被害が出ないようにゲームの略称は変わらない形で変更されている様子。

さて、主人公、安沢潤矢の元にやって来た戦乙女ブリュンヒルデ。敵対するヴァン神族の企みを阻止するのが目的だった筈が、うっかりソシャゲにハマってしまう。かくして、ここにまた1人、重課金兵が生まれた……というお話。

ヴァン神族との戦いはあくまでもおまけで基本的には課金の闇が前面に押し出されている……ような気がする。
課金が制限されると闇堕ちしてエロくなるって設定は別に要らなかったかなぁ。今一つピンとこない。
多分、どんなときでも戦乙女達はサークレットを外さないから、それが違和感あるんだと思う。

別に課金を推奨してるわけではなく、ちゃんとソシャゲは自分が無理無く課金出来る範囲で楽しむのが一番と明言されてるし、ヒルデもちゃんとバイトした上で課金しているので好印象。
まぁ、潤矢に対して借金もしてるんだけどw

個人的にはもうちょっとソシャゲの説明に深く突っ込んでほしかったかなぁと。複アカとリセマラとか専門用語には解説を付けておくべきかと思う。

オタネタが多いこと多いこと。『Go!プリンセスプリキュア』ネタは評価する。
唐突に見開き挿絵で『ラブライブ!』ネタをぶっ込んできて吹く。GA文庫『のうりん』みたいなことすんなw
ところで潤矢が偶然助けた声優さんはシリーズが長期化すればヒロイン化するんですよね。

そんな具合で新シリーズでした。ソシャゲネタを中心にオタネタのごった煮にすればワンチャンあるんじゃないかと思うけど、さくっと2巻で打ち切られそうな気もする。
特設サイトで擬似ガチャが引けたりと結構力を入れている様子なので、期待したい。
次は2015年12月に2巻。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
まわせっ!課金戦乙女のヒルデさん <02>(2015/12)

著者リンク
ニチアサ好きな転生メイド、悪を成敗する旅に出る ~気づいたら、ダメ王国を立て直していました~(2022/11)

イラストリンク
小説 ガーリッシュナンバー <1>(2016/07)