GA文庫

彼女の恋が放してくれない! 3 手錠が外れてもずっと一緒です。 (GA文庫)

著:海空 りく イラスト:有河 サトル

「こんのギガウンコバカぁぁぁあぁぁああ!!」

2013年1月の新刊。約2年10ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』1巻と同じ発売日とか積み過ぎワロンストン大学。

さて、サブタイからも判るように最終巻でございます。遂に、初恋の相手が誰かを知ってしまったつぼみ。自ら離れる決意をするが……。

ギャグの切れ味がちょっと鈍いかな?と思ったが、戌亥とつぼみの関係性の決着はアツくて良かったですね。物理的に熱い必要は無かったけども。

ただ、フォントをデカくする演出がなぁ……。ギャグ描写でやるのは全然構わないんだけど、真面目なシーンでやるのはサムいと思うな……。

どうでも良いけど、1巻のときは「ギガうんこバカ」で今巻は「ギガウンコバカ」で表記が変わってるっぽいんだよな。ホントにどうでも良いなw

総評

そんなわけでシチュエーションから組み立てられたラブコメ、GA文庫『彼女の恋が放してくれない!』全3巻でした。完結まで8ヶ月か。

シチュエーションの所為で、展開が相当縛られてくるので3巻くらいでサクッと終わって丁度良かったのかな。終わるべくして終わった感じ。
それならそれで、そんなにポンポンとキャラを増やさないでも良かったけどな……。いや、これくらいの人数はいないと3巻まで膨らませるのも厳しいのかしら。

何はともあれギガウンコバカは名言なので使っていきたい。『落第騎士の英雄譚』でも使ってるのかな。
と思って、ググったら俺以外誰も着目していなくて、何……だと……?ってなってる。

次は2013年7月に『落第騎士の英雄譚』1巻、10月に2巻、2014年1月に3巻、4月に4巻、8月に5巻、12月に6巻、2015年3月に0巻、5月に7巻、10月に8巻と『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』、12月に『落第騎士』9巻。

燃:A- 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
彼女の恋が放してくれない!2 いまだに手錠で繋がってるけど健全な友達です。(2012/09)

著者リンク
落第騎士の英雄譚(GA文庫、2013/07)

ラノベ関連本,雑記

献本を頂きました。有り難うございます。

・このライトノベルがすごい!2016

の計1冊。
感想は勿論、発売日が過ぎてからな!ってか、そもそも発売日前に読み終われる気がしないw

コミカライズ,講談社文庫

コミック版 姑獲鳥の夏(上) (講談社文庫)
原作:京極 夏彦 漫画:志水 アキ

「この私の呪いを解いてください。私を助けてください」

講談社文庫2015年10月の新刊。
一般作品はアンテナをロクに立ててないから、いつも唐突に新刊情報を知ってビックリする俺です。

百鬼夜行シリーズがコミカライズされているのは当然知っていたんだけど、知った時点で結構な冊数が出ていて、手を出すタイミングを見失ってたんだよな。
というところでの文庫化ということで奇声を上げながら飛びつくレベル。

まだコミックス最終巻が今年の1月に出たばかりなんだな。確かコミカライズの順番は原作通りじゃなかった筈だし、文庫化にあたって原作の刊行順に並べ直すってことか。
元々はコミック怪で連載されてたのね。

表紙は原作文庫でお馴染みの張り子と漫画のミックス状態。知らない人には何なのかよく理解らんだろうなw
「コミック版」と銘打ってはあるけども。

このシリーズがビジュアル化されたのは『魍魎の匣』のアニメで見たことがあるけど、あちらと比べるとCLAMP成分が抜けて、よりリアルっぽさが増したような印象。
ってか京極堂、顔怖ぇよw
木場修は思っていた以上にガチムチで快活なキャラだな。

原作の莫大な情報量をよく漫画に落とし込めるよな。
作画の影響もあって、よりホラー染みた雰囲気になっている。また、関口先生を主人公としているから、彼のテンションに引きずられるというか。

原作の内容は殆ど憶えていないので新鮮な気持ちで読めますね(ぉ
下巻は同時発売です。

燃:B- 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
コミック版 姑獲鳥の夏(下)(2015/10)

電撃文庫

ストライク・ザ・ブラッド (14) 黄金の日々 (電撃文庫)
著:三雲 岳斗 イラスト:マニャ子

「わたしの血を、吸ってください。わたしは先輩の監視役ですから……最後まで、ずっと」

2015年11月の新刊。約3日の積み。5ヶ月振りの新刊。
短編集みたいなサブタイだなw

さて、『タルタロスの薔薇』事件で一躍有名になった浅葱は、絃神島復興のシンボルとしてローカルアイドル活動をやらされることに。だが、それは大いなる陰謀の幕開けで……。

総扉で浅葱が可愛らしいアイドル衣装に身を包んでるから、実際にアイカツが始まるのかと思いきや、全然そんなことなかったんだぜ。序盤にちょっとくらい、そういう展開があっても良かったのに。

ようやく冥駕と激突する日がやって来た。初登場が4巻だか5巻だから長かったよなぁ。一見、ラスボスっぽかったんだけど終わってみれば、いつものパターンでしたね。しかもヴァトラーの前では凄い雑魚っぽくなってたし。

雪菜の身体に異変が……って言うから、吸血鬼化が進んでるんだとばかり思っていたんだけど、ところがどっこい天使化だったでござる。
まさか今更、模造天使の話が出て来るとは思わなかったわ……。

今回で概ね〝聖殲〟絡みの謎は解けたのかな。大体は説明されたように感じたけども。残るは第四真祖の眷獣のコンプリートか。

そして後書きでしれっと次で第1部終了とか書かれていて吹く。それ実質、完結のやつじゃないですかー!やだー!
何やかんやで巻数出てるから、もっと続くと思ってたのに……。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ストライク・ザ・ブラッド13 タルタロスの薔薇(2015/06)
ストライク・ザ・ブラッド15 真祖大戦(2016/05)

コミカライズ,特撮

仮面ライダークウガ(2) (ヒーローズコミックス)
原作:石ノ森 章太郎 脚本:井上 敏樹 作画:横島 一(ひとつ) 企画:白倉 伸一郎

「五代君なら大丈夫。大丈夫じゃなくっても大丈夫なんです━━」

2015年11月の新刊。
概ねテレビシリーズ通りの順番に登場するグロンギだけど、ストーリー自体は徐々に未知の展開へと進んでいく。

今回の主な敵はズ・バヅー・バなんだけど、クウガは未だグローイングフォームなんだよな。ほぼ1冊かけてマイティフォームへと変身する。
原作とはまた違った展開ではあるけど、一条さんとの友情で赤に至る流れはアツい。

そんな一条さんには香里奈という名の妹がいることが判明。一体、彼女の存在がどう物語に関わってくるのか全然理解らん。

榎田さんはセクシーなマッドサイエンティストといった仕上がりに。オリジナルと眼鏡くらいしか共通点ねぇなw

面白いんだけど、グロンギ1体倒すのに単行本1冊かかるようでは進行速度大丈夫かと思わせておいて、最後で大きく動かしてきたな。

謎の新キャラ、テツヤ、警察と既に接点を持っていたラ・ドルド・グ、いきなり飛び出したアギトの名。
おいおい、いきなりぶち込んでき過ぎだろ……。警察内部にも敵がいるとかまぢ。
次の相手はズ・メビオ・ダになる模様。煙草に咽る姿がちょっと可愛いから困る。

巻末には白倉さんのインタビューを収録。五代がクウガに変身するまでに、やたら時間はかかるわ、変身したらしたでずっと白だわで、編集部をヒートアップさせた話で笑う。
漫画だから白でも赤でも変わらんとか暴論過ぎるだろw

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
仮面ライダークウガ <01>(2015/07)
仮面ライダークウガ <03>(2015/12)

アニメ,映画,雑誌

『Go!プリンセスプリキュア』特別増刊号 2015年 12 月号 [雑誌]: Animege(アニメージュ) 増刊

今年も来ました特別増刊号。やっぱり出るのは映画公開後なのね。
モードエレガントプレミアムの表紙がキラキラ過ぎて眼球死滅しそう。方々で、はるみな入籍とか言われていて吹く。そうとしか見えなくなってきたじゃねーかw
トゥインクルとスカーレットもなかなかのキマシ具合である。

内容は公開直後の映画とテレビシリーズの今後の展開について。プラス過去のアニメージュの特集記事の再録。
監督を筆頭にスタッフの方々があちこちこだわりまくって作っていることが凄く伝わってくる。

全然意識してなかったんだけど、映画の脚本書いてたのアナコンディさんだったんだな。どんな繋がりだよw

映画での、きららのドレスは下にショートパンツが仕込まれているらしい。シット!知りたくなかったぜ、そんな設定!

レフィの鼻水をすする演技は中の人のアドリブだそうで。上垣ひなたちゃん……恐ろしい子……!

テレビシリーズの話では、毎回のラストカットの演出は平成ライダーから持ってきてると明言されていて凄い納得した。

トワイライトがOPで付けていた仮面は視聴者に対しての仮面で、劇中での意味は一切無かったとのこと。ズコー

ゆいは妖精枠という衝撃の事実。いや、種族を考えなければ納得のポジションなんだけども。
彼女だけの役割が最終回まであるというのは、伝説の語り手になるってことなのかな。

39話で流れたのは『プリンセスの条件』だけど、はるはるのキャラソン『Dreamin’ Bloomin’ 』もベースにあると知って衝撃を受けた。1番の歌詞が尋常じゃないレベルでリンクしとるw
今まで漫然と聴いていたけど、印象ガラリと変わったわ……。

そんな具合で読み応えのある1冊でした。残り約10話、全力で楽しみたいと思います。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

アニメリンク
Go!プリンセスプリキュア 第39話「夢の花ひらく時!舞え、復活のプリンセス!」

映画リンク
映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!

シリーズリンク
アニメージュ12月号増刊 ハピネスチャージプリキュア!特別増刊号(2014/10)
アニメージュ1月号増刊 魔法つかいプリキュア! 特別増刊号(2016/11)

アニメ

「この国は、もう滅んだのだ」
「いいえ!何故なら、まだわたくしがここにいるから!わたくしはキュアスカーレット━━プリンセス・ホープ・ディライト・トワ!ホープキングダムの王女!!」

カナタの記憶が戻って大ハシャギのトワ可愛いw
ただ、兄とまともに接したのは幼い頃しかないので、どう甘えて良いのかよく理解らない様子。

そんなときロイヤルキーが赤く輝く。トワがパフュームにロイヤルキーをセットすると、皆はホープキングダムへ転送されてしまう。
どうもトワの頭の中には「ロイヤルマジェスティ」という言葉が浮かんだようだけど……。

珍しくゆいがハブられてません。それに加え、シャムールとクロロも一緒。シャムールがレッスンパッドを魔法のじゅうたんみたいに扱っていて吹く。

回想シーンではカナタとトワの両親が登場。髪と肌の色が入れ替わる形で、兄妹に受け継がれてるのね。

クロロの回想では彼がロックになったときの経緯も明らかに。たまたま選ばれたってだけだったのね。

プリキュアがやって来たことを感知したディスピアは自身の分身となる特別なゼツボーグを差し向ける。デザインもいつもより凶悪なものに。

一度は心が折れかけるスカーレットだけど、涙を流すクロロを見て立ち上がる。クロロは市井の代表として配置されてるキャラってのは、こういうことか。
ここでようやくプリンセスパレスを使った固有技プリキュア・スカーレット・プロミネンスが発動。

辿り着いたのは、かつてトワイライトが4つ目のパフュームを見付けた城。プリンセスパレスにスカーレットのキー4本をセットすると城が生まれ変わり、周囲を浄化した。
更に城とノーブル学園が繋がり、自由に行き来出来るようになった様子。
これから徐々に王国を取り戻していくのかな。

キャラソン流れないかと期待していたんだけど、無かったか。まぁ、スカーレットの格好良いBGMが聴けたし良しとするか。

今回、ゲストとして主題歌を歌っている方々が出演するっていうから、どんな形で出て来るのかと思ったら、回想シーンのメイドとクロロの友人というクッソどうでも良いポジションだったでござる。
ハトプリ』や『ハピプリ』の時との落差が酷い

EDは今回も映画から。バージョンは当然スカーレット。
今回、作監が中谷さんだったのか。そりゃ可愛い筈だわ。

次回はまさかのゆい回ということで驚きを隠せない。更に雑誌バレによると、その後2話連チャンできらら回という。
え、嬉しいけど尺大丈夫なの……?

ところで映画主題歌ムービーコレクションには特典としてDSで出た『プリキュア5』のゲームのOPムービーが収録されるそうな。
歴代ゲームのムービーが全部入ってるなら買うんだけどなぁ。1本だけってのはどういう判断なんだろうか……。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第39話「夢の花ひらく時!舞え、復活のプリンセス!」
第41話「ゆいの夢!想いはキャンバスの中に・・・!」

CDリンク
Go!プリンセスプリキュア オリジナル・サウンドトラック2 プリキュア・サウンド・ブレイズ!!(2015/11)

特撮

「まさに運命的な出会いだ!」

OPの魂集合カットがまた変化。新しい魂出てないのに、わざわざ変えるのか。また、スペクター絡みのカットが色々追加。

さて、今回開始時点で残り45日、12個。眼魂を奪われたこともあり落ち込むタケルは、その存在が希薄になり始めていた。

しれっと仙人の机の上に新しいゴーストガジェット、バットクロックが置かれていてワロタ
これは次回活躍するっぽいですね。

今回の依頼は豹変してしまった音大生の兄を調べてほしいというもの。その裏には音符眼魔の存在が……。

音符との戦いに乱入してきたスペクターはゴーストを攻撃してくる。更にエジソン魂にも変身。
スペクターが変身した場合は角が2本になるので玩具では角の本数までは再現出来ないんだよな。

あわやムサシ眼魂まで奪われるかというところをアカリが必死で守ってくれたから助かった。
戦いを終えたマコトは少女の声を発する眼魂と会話。クレジットによると妹眼魂ということで、どうやらマコトの妹のようだが……。
しれっとマコトとアカリが仲が良かったって言ってるけど、どういうことだ?記憶が消えているのか?

アランはマコトの目的を知らないんだな。そんなアランにマコトはエジソン眼魂を渡した。
マコトの目的は次回判りそうな気配。
いやしかしアランの手に眼魂が渡ったら、暫くはエジソン返ってこないのかな。

落ち込んでいたタケルだったけど、アカリの言葉で立ち直る。今回のアカリはヒロインらしい活躍でしたね。

新たな偉人はベートーベン、ナンバリングは06。あれ、05どこいった?
ベートーベン魂は音符や楽譜デザインのエネルギーを飛ばして攻撃するスタイルみたいなんだけど、何だこの使い難そうな魂w
しかも、とどめはムサシ魂でやるという異例の展開。そこはベートーベンでダイカイガンしろよw

今年はライダーには珍しく変身バンクがあるんだよな。バンクを使うことで予算をスーツ代の方に回してるのかしら。
現状、1話毎に新しい眼魔が出てるからなぁ。
タケルの再起を知ったおっちゃんは次の準備にとりかかると言っていたけど……。

ところで玩具のガンガンセイバーナギナタモードとコブラケータイを合体させると専用音声オメガクラッシュが流れるってレオンチャンネルさんが検証動画を上げてたけど、これ、まだ発売してないガジェットとの連動音声が出てるだけだったりするのかしら。
確かにちゃんと鎌になっているようにも見えるんだけど。

また、『鎧武』の戦極ドライバーとゲネシスドライバーが再販されたそうで。プレバンでの販売等ではなく店頭販売で入手可能ということで『鎧武』の勢い凄いなw
未だに新作ロックシード出るもんな。今度の邪武セットで全てのロックシード商品化完了なんだとか。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第5話「衝撃!謎の仮面ライダー!」
第7話「早撃!伝説のガンマン!」

特撮

「さあ、ゆくがよい!忍者、凪よ!」

高校生は進路相談の季節ということで悩む凪。そんな彼に、爺ちゃんはラストニンジャへの道を示すPCゲームを薦める。ゲームの世界に入る天晴達だったが……。

どう考えても凪はレトロゲーム世代じゃないのに、何でゲームデザインがテレビゲーム黎明期なんだよw
明らかに視聴者の親世代にアピールしてるw

何とか生きていた正影は九衛門に助けられる。流石にそれだけでは九衛門への信頼は生まれないが、九衛門の狙いはどこにあるんだろうか……。
暫くは正影達に従う振りをして次の策を練るのかしら。
いつの間にかヒャッカラゲが登場してたけど、初出いつだっけ……。

ゲームの世界では、それぞれがジョブに就くんだけど、風花の妖精(エルフ)っておかしいだろ、種族じゃねーかw

今回の妖怪はモクモクレン。これからずっと上級妖怪になるってわけじゃないのね。目的が、有明の方の美容のために恐れを集めることだから上級を使うまでもないって判断なのか。
こいつの能力はゲームを通して子供達を画面の中に閉じ込めるというもの。

天晴達の衣装に加え、ゲームの魔王、モクモクレンと結構、予算かかってそうなエピソードだな……。
まぁ、魔王は何かのスーツの改造かもしれんが。

ゲームの中でラストニンジャになるために必要なものを学んだ凪の手に、終局忍シュリケンが。
キンジから借りた激熱刀と組み合わせて使用。音声が「ザ・激技!」とか言っていてワロタ
ゲキレンジャーじゃねーか。

霞に褒められて、ほっぺむにゅーってされてる凪羨まし過ぎワロリン
俺もされたいです(真顔)

戦いが終わると終局忍シュリケンはいずこかへと消えた。どうやら爺ちゃんが小出しにしている模様。

巨大戦では超久し振りにUFOマルが登場。スペースキーとスペース(宇宙)繋がりで登場とか無理矢理過ぎるw
しかも別に合体するわけでもないという。ホント、初期のオトモ忍の扱い悪いな。

そして、また様子のおかしいキンジ。まだ何か隠してるの?
年明けの映画のタイトルが『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』に決定。
ゲストの南海キャンディーズの山ちゃんのカメラ映りが良い感じに気持ち悪くて吹くw

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
忍びの36「キンジ、栄光のスーパースター!」
忍びの38「魔女っ子は八雲がお好き?」

電撃文庫

課外活動サバイバルメソッド (電撃文庫)
著:水瀬 葉月 イラスト:悠久ポン酢

どうか━━誰も、殺さないでください。

電撃文庫2015年1月の新刊。約3ヶ月4週間の積み。『鮎原夜波はよく濡れる』が2巻で打ち切りとなった水瀬さんの新作。

最初は興味無かったんだけど、どうも『ぼくと魔女式アポカリプス』と繋がってそうだったので購入。

舞台は巨大な学園、私立御手ヶ原学園。この学校に閉じ込められた生徒達はEC能力と呼ばれる異能を与えられ、殺し合いをさせられることに……。
相変わらずのイカレたネーミングセンスを遺憾なく発揮した変なキャラの名前がいっぱい出て来る群像劇。
群像劇を執筆するに至って、群像劇のプロ、成田さんにアドバイスを貰ったらしいw

状況から脱出するには生徒が死亡したときに排出する黒玉が最低500個必要ということで、血気盛んな生徒は当然、他の生徒の殺害に乗り出すわけで、さあ水瀬さんの本領発揮ですよ。

ハートフルな学生生活等のオブラートで包む必要が無い舞台装置を整えているので、活き活きとグロ展開を炸裂させとるw
凄いや!水瀬さん、本領発揮やで!

やっぱり水瀬さんは変に優しい世界とか書かずに、こういう殺伐とした話を書いていた方が面白いな。
ちょっと救いが見えたかなと思ったら、すぐ酷い展開になりよるw

一応、学園異能バトルの要素も入ってるんだけど、えぐい展開に繋がる能力ばっかりで気が滅入るわ……。
水瀬さん、自分を痛めつける能力、好き過ぎだろ……。

この右を向いても左を向いても絶望、ただ絶望な感じ、嫌いじゃないわ!
次は2015年7月に2巻、2016年1月に3巻。

燃:B- 萌:A- 笑:C 総:A+

シリーズリンク
課外活動サバイバルメソッド <2>(2015/07)

著者リンク
C^3 -シーキューブ-(2007/09)
藍坂素敵な症候群(2010/01)
鮎原夜波はよく濡れる(2013/09)
鮎原夜波はよく濡れる <2>(2013/12)