電撃文庫関連本

とある魔術の禁書目録(インデックス)SP
著:鎌池 和馬 イラスト:はいむら きよたか

「何だかおっぱいはそのままなのに乳輪だけが超巨大という悲惨な状況に」

2011年8月の新刊。約2ヶ月3週間半の積み。『新約 とある魔術の禁書目録②』と同時発売。
電撃文庫ではありません。レーベル分けが難しいB6サイズです。ただ、装丁は電撃文庫みたいな感じ。中身は2段組。
ちなみに発売から1ヶ月後くらいにストーリートレカの対象になってました。

さて、これまで雑誌に掲載された文庫未収録エピソードを収録した特別編。しかし、既に『SS』シリーズが2冊あるのに、何故『SS』3巻として出さないんだ……。
というか、サイズをバラすなよ……。本棚に並べる人のこと考えてないだろ……。書店のことも考えてないよな。
このタイミングで出したのは本編にレイヴィニアが出て来たからか?

ってなわけで、ステイル、『明け色の陽射し』の構成員マーク、上条さん、初春の4人にスポットを当てたエピソードを収録。
前2本は電撃文庫MAGAZINE掲載時に一応読んでます。
上条さん編も読んでる筈なのに、全く記憶にございませんw
どっちかっていうと、真面目成分が多めか。

ステイル編には章毎に、はいむらさんによる4ページのショートコミックが挿入されている。
はいむらさんが直々に『禁書』の漫画を描くのって初めてかな?

まぁ、何にしても文庫以外で発表された作品がちゃんと本にまとまるのは嬉しいことですね。

燃:C+ 萌:B 笑:B 総:B+

シリーズリンク
新約 とある魔術の禁書目録②(電撃文庫、2011/08)

アニメ

勇者警察ジェイデッカー DVD-BOX II

「人間には自分を創造したものへの愛情がないのか」

デッカードが復活したことにより、ファイヤージェイデッカー計画が再会された。元々デュークはその計画の一端として開発されたんだろうしな。
ただ、デッカードは記憶を取り戻す過程で、合体プログラムを破損させてしまっていた。
合体自体には問題無いが、不完全なプログラムで合体すると、デッカードかデューク、どちらかのメモリがぶっ飛んでしまう。
何だかブレイブポリスの合体って、プログラムの問題多いなw

それでも市民を守ることを優先させるべきと主張するレジーナ。
彼女はロボット工学の権威だった母が犯罪に走り、刑事である父が、母を逮捕出来ないどころか逃走を助けたことで両親を恨んでおり、それが善悪の心にこだわる考え方に繋がっていた。
この辺は、いずれしっかり描かれるのかな。

一方、ビクティムはハイパーチーフテンⅠとⅡを開発、再びブレイブポリスに挑む。ただでさえ強いのに、2体のチーフテンは合体、アーマードチーフテンとなり、いよいよ手に負えないことに。

そこでデッカードとデュークは1/50000の可能性に掛けて合体、見事ファイヤージェイデッカーが完成する。
あれ、デュークのサイズ縮んでね?
デュークファイヤーの腕全体を構成してるデュークがジェイデッカーの腕にちょこんと合体するのは違和感が……。

チーフテンだけでなく、シンキングソードも撃破、更にはビクティムも逮捕ってことで、デッカードの殉職っぽい展開から始まった一連のエピソードは一旦終了かな。

確か、放送当時、このエピソード視れなかったんだよな。こんな重要回視れないとか終わってると言わざるを得ないな。

燃:A+ 萌:B+ 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第28話「デッカード再び」
第30話「地下都市SOS!」

MF文庫J,アニメ

「人を殺すときだけ、生きていると実感出来る!!」
「ぶったぎられてハラワタをぶちまけろ馬鹿狐!!」

※このアニメは日常ものです。

さて、今回は前半は『モンスターハンター』的なアレ、後半『ときめきメモリアル』的なアレを3人でプレイするというお話。

モン狩のゲーム画面というか何というかは結構デザインに手間がかかってそうだよな……。

「きらめきスクールライフ7」のキャラデザは本編コミカライズ担当のいたちさん。
小鷹達がゲーム内に入って、追体験しているような描写はアニメならではか。
肉の男子制服姿とか夜空の女教師スタイルとか小鷹のセーラー服姿とか。
ってか、小鷹、喋らなければ女の子に見えないこともないなw

どうでも良いが、隣人部の部室って土足可なのに、星奈は床に座ってゲームやってるんだな。

そして小鷹をストーキングする幸村の影が……。
DVDのCMでは夜空が延々、漫画肉を焼いていて吹いた。PSPゲームのCMは「きらめきスクールライフ」の方がメイン扱いになってるしw

いやしかし、クオリティ高い方なんだろうけど、他のラノベ原作アニメが図抜けていて勝負にならないなw
原作が一番売れてるのはこれらしいが……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第1話「僕達は友達が出来ない(´・ω・`)」
第3話「市民プールはフラグがない(;´ Д`)」

アニメ

「最後にものを言うのは人の知恵と勇気じゃ」

今更だが、OPのコレジャナイ感は異常。

みんな、ガフランやゼダスのことをMS型って呼んでるけど、UEにMS型以外の何かが居るってことなのか?
で、そのUEの目的がよく理解らなんよなぁ。ディーヴァのブリッジ破壊のチャンスを棒に振ったり、崩壊間近のコロニー内部に侵入してみたり。何かを探しているようにも見えるが……。
これでユリンを探してるとかだったらベッタベタなのだが。

ユリンはユリンで、戦闘に焦るフリットを感応能力でサポート。UEの動きが予測出来るのは、ニュータイプ的能力のお陰か、はたまたUEと何らかの関係があるのか。

コロニーコアぶっこ抜き作戦を成功させるため、フリットの保護者ブルーザーさんは、その生命を散らす。
まさかとは思うけど、死亡者ゼロで話が進んだりしないよな……と思っていたところだったので、ちょっと安心したというか何というか。フリットとしてはショックだろうが。

ユリンは別れ際にフリットにリボンを託していく。完全にヒロインで、エミリーピンチ過ぎワロタ
そしてコールドスリープのようなカプセルから目覚めるウルフ・エニアクル……というところで続く。

ふと思ったんだけど、AGEビルダーなんつートンデモアイテムがあるなら、タイムスリップで主人公3世代揃い踏みとかありそうな気がしてきたぞw

燃:A- 萌:A- 笑:C 総:A

エピソードリンク
第2話「AGEの力」
第4話「白い狼」

アニメ,電撃文庫

「私はここに居る!呪いたくば呪え!!」

原作1巻クライマックスです。ヒートアップするピーヴィーとの戦い。
身を隠すフィア達だったが、いんちょーさんを人質に取られたことで、出ていかざるを得なくなる。

いんちょーさんを殺されて、暴走しそうになるフィアの演出が怖い。というか、全体的にシリアス系の演出が怖いわ。ピーヴィーのトラウマ描写もアレでナニだしな。
それに、いんちょーさんのお腹くぱぁとかアカンやろ……。

フィアの《鋼鉄の処女》の中から春亮が飛び出してくるシーンのアツさが半端無い。BGM的にも盛り上げた上で、毛筆体で画面いっぱいに文字が入って、「顕殺交叉!!」はアツ過ぎる。
好き嫌いあると思うが、俺はこういうの鳥肌立つくらい大好きです。

このとき、フィアは《鋼鉄の処女》内の棘を意図的に引っ込めていて、春亮が飛び出した瞬間に棘が一斉に飛び出す描写がある。
春亮が中に入ってるからこそ、余計に暴走して棘を出すわけにはいかなかったってことなんだけど、その辺は説明省いたな。
勢い重視にして正解だったと思うけど。

で、禍具《ギメストランテの愛》によって復活したいんちょーさんの活躍もあり、ピーヴィーを今度こそ大撃破
後半はいんちょーさんの立ち位置説明。最後の笑顔が可愛かったですね。

ED後のエピローグでは、《舞踏会用戦斧》にセットされていた免罪符機構(インダルジェンス・ディスク)がフィアに挿入される。
思わせ振りなあのシーンが原作ほぼ完全再現でワロタ
このはさんの「……えっち」が可愛過ぎです。

エンドカードは同じく電撃文庫『さくら荘のペットな彼女』のイラスト担当、溝口けーじさん。これがSILVER LINK.による『さくら荘』アニメ化フラグだったら胸熱。

いやしかし予想以上に出来が良くてビックリだわ。2巻までは予習しようと思ってたけど、これはアニメでやる分は全部予習が必要かもしれん。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第四章「夜には母親と抱き枕を Voice, a termination, not a termination, her, her」
第六章「球形硝子に似て脆弱な Sovereignty – Perfection – Doll」

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「私さ、トライアンドエラーを求められる状況って嫌いじゃないんだ」

原作2巻突入といことで、ずっと著莪のターン!!まさかOP丸ごと差し替えとは……。
歌うのは著莪。カラオケで歌う彼女をイメージして作られてるんだけど、著莪の魅力炸裂過ぎて辛い。

さて、佐藤の従姉弟、著莪あやめがやって来た。早速、ホーキーマートで槍水先輩と激突することになるのだが、戦闘シーンのクオリティ高過ぎワロタ
見せ方上手いわクオリティ高いわで。割り箸を使った著莪の戦闘スタイルかっけー。

そんな著莪は白粉を玩具にするが、白梅さんの逆鱗に触れてしまい、えらいことに。
ってか、著莪も白梅さんも結構な肌色率だったが、全然規制されないのな。凄いぜ!

今回は総じて、著莪かわぇええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!って感じでしたね。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#03「大盛りチーズカツカレー 1080kcal」
#05「北海道の鮭を使ったあら汁 326kcal」

MF文庫J

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その5 (MF文庫J)
著:葉村 哲 イラスト:ほんたに かなえ

「ひょっとして、私、かなり痴女チックな変態だと思われていない?」

2011年7月の新刊。約3ヶ月1週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。ヒロインが出切ったため、表紙は一乃さんとキリカに。単純に2周目に入れば良かったと思うんだが。

今回は何とカバー裏に書き下ろしショートショートが。こういうのがあるってことは売上順調なのか。

帯に一乃さんがブルマとか書いてあるから、これで赤ブルマだったら絶対に許さない、という意気込みで読んだら、紺ブルマで満足した。
というか、今回、ずっと一乃さんのターン!!と言いたくなるくらい、一乃さんが可愛いんですが。

キリカとかリリスとかフェルとか最初から要らんかったんや!
だから、ひたすら部室で一乃さんとイチャイチャするだけで良いんですよ。滑り気味のボケとか要らないんですよ。
ほんと一乃さん、けしからんな。迂闊に切り捨てられなくなってきたじゃないか。

そして案の定、宗司と一乃さんが敵対する運命だったという前回よりも酷い引きになったでござる。ってなわけで、次は2011年10月。

燃:C+ 萌:A+ 笑:B 総:B+

シリーズリンク
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その4 彼女だけの「エピローグ」(2011/04)
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その6 End Time/End Game(2011/10)

アニメ

THE ビッグオー(4) [DVD]

「生きるということは形振り構わないということなんじゃないのかな」

依頼の最中、またもやエンジェルと鉢合わせしたロジャーは誰が悪いのか、深海の廃墟の中に、2人で閉じ込められることに。
何だか妙にエンジェルが色っぽいな。
彼女の背中の羽を毟り取った跡のような傷は伏線なんだろうか。何やら、結構投げっ放しで終わる、みたいな話を聞いたが。

いやしかし、エンジェルって、出て来る度に酷い目に遭ってる気が。前は車がオジャンにならなかったっけ。

戦闘シーンで、まさか主題歌が流れるとは。そういうテンションのアニメではないと思ってたんだが。
というか主題歌自体、戦闘向けじゃないよなw

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A

エピソードリンク
Act:06「A Legacy of Amadeus」
Act:08「Missing Cat」

電撃文庫

司書とハサミと短い鉛筆〈7〉 (電撃文庫)
著:ゆうき りん イラスト:トモセ シュンサク

「……お別れじゃな」
「楽しかったぞ。あと……パンツ、忘れるでないぞ?もう、拙はそなたの創ったものしか穿かぬと、心に決めたのじゃからな」
「わかった。必ず気に入るパンツを作れるようにしておくよ」
「別れの会話にしては、まぬけじゃな」
「まったくね」

2010年8月の新刊。約1年2ヶ月3週間の積み。隔月刊行。
最終巻ということで、表紙は直球ど真ん中、制服姿のフィフ。勿論はいてません。

さて、まさか文人のお父さんが出て来るとは思わなかったよね。てっきり文人の本嫌いの原因ってだけのことかと。
ニキって名前が出た時点で、想像力を超駆使すれば、その正体がお父さんだと判ったかもしれない。

そんなお父さんの力で、2人の《戦闘司書》に分かれていたフィフとルーエットは再び1つの身体に合身が可能になり、フィフ大人バージョンが完成する。
しかし、フィフは文人の作ったぱんつ意外は穿かないと標準装備のぱんつを脱ぎすててしまうのだった。
フィフさん、すっかり調教されてしもうとるやないか!
ぱんつ脱いでる挿絵けしからんな。

激闘の末、《奴》を撃破した文人は《虚ろの図書館》の記憶を全て失い、日常へと戻ることに。
フィフとの別れのシーンは凄く良い形で盛り上がったよな。

新しい始まりを感じさせるエピローグも読後感が爽やかで素晴らしかった。
全体的に面白かっただけに、誤字脱字が散見されたのが惜しい。何故よりにもよって最終巻で……(´・ω・`)

総評

ってなわけで、仕掛け絵本で戦う、電撃文庫『司書とハサミと短い鉛筆』全7巻、これにて完結。
最初の3巻くらいは楽しんで読めたんだけど、中盤でモチベーションが下がってしまって、気付けば1年積み山に埋もれてしまったけど、最後で巻き返したな。

仕掛け絵本という題材が独特。ヒロインと、ちゅーさえ出来ないという状況は生殺しだったけどw
あれ、雲木さんはともかく、夏宰さん、キャラクターとして必要あったのだろうか……?

フィフとの関係性が好きだったので、夏宰さんどころか崎田姉妹さえ要らなかった気がする。
適当に《奴》と戦いながら、ずーっとフィフとイチャイチャしていれば良かったのに(ぇ

次は2011年5月に新シリーズ『魔王なあの娘と村人A ~幼なじみは勇者です~』、10月に2巻『~牛と勇者とパンプキン~』です。

燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
司書とハサミと短い鉛筆 <6>(2010/06)

著者リンク
魔王なあの娘と村人A ~幼なじみは勇者です~(2011/05)

アニメ

勇者警察ジェイデッカー DVD-BOX II

「デッカード!僕のデッカードなんだね!」

遂にデッカードの修理が終わった。喜ぶ勇太だったが、戦いでダメージを受けたデッカードのAIは記憶を失っていた。
ショックを受けながらも、デッカードの記憶を取り戻そうと必死になる勇太だったが、そんな彼の姿を見たデッカードは苦しんでしまう。

一方、その頃、ビクティムはブレイブポリスの戦闘データを得るため、メカザウラーというメカゴジラもどきを送り込んできた。

デッカードの帰還を待ち望むブレイブポリスの面々を見たデュークは、いかにデッカードの存在が大きかったを知ることに。

溜めに溜めてからのデッカード復活は燃えざるを得ない。いつものブレイブアップ・ジェイデッカーのバンクが10倍アツく見えるから困る。

燃:A+ 萌:A- 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第27話「完璧な涙」
第29話「合体!ファイヤージェイデッカー」