漫画

咲-Saki-(8) (ヤングガンガンコミックス)
作:小林 立

「決勝まで行かないとお姉ちゃんと戦えない…だから…全部倒す!!」

2011年6月の新刊。
新アニメ制作決定で勢いづいて、インターハイ編突入です。怒濤の新キャララッシュで、何が何だか。既存キャラにしたって、よく見分けついてないのに(ぉ
取り敢えず、何故か巫女さんがチラホラ居ることだけは判った。

この作品のキャラって顔だけ見ると可愛いけど、全身を見るとバランスに疑問を覚える人が多いような……。

一方、ガンガンでスピンオフ『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』が始まるそうですね。作画は『BAMBOO BLADE』の五十嵐あぐりさんだとか。

燃:A- 萌:A- 笑:C 総:A

シリーズリンク
咲 -saki- <7>(2010/04)

漫画

ドントクライ、ガール (ゼロコミックス)
作:ヤマシタ トモコ

「排便を途中でやめてズボンをはいて外出してみたことなんてある?」
「…風呂の水圧で、つい脱糞したことならあるぜ」

ゼロコミックス2010年7月の新刊。
今潤氏が部室に置いてあるのを見付けて、お亀さんが好きそうと言うので読んでみました。

ヤマシタさんは元々はBL畑の人らしいんだけど、本作は一般扱いらしい。リブレ出版のゼロコミックスってレーベルなんだが、クロフネZEROって雑誌に載っていた……のか……?
1巻で完結してます。

さて、両親の不手際から、両親の知人の青年、升田の元に居候することになった少女たえ子。
一見、好青年然とした升田だが、何と彼は自宅では常に全裸という類稀なる紳士だった……というコメディ。
表紙見て女子格闘ものか何かかと思ったが……。

もうね、全裸のインパクトがね。裏表紙から、いきなり升田の全裸だからな。股間はお花で隠されてるんだけど、カバーをめくると、その下にはよりどみどりのキノコが。
お好きなサイズ、形からお選びくださいという作者の悪意さえ感じるよねw

ほぼ全編通して、変態とツッコミの応酬。マラドレーヌとか最低過ぎるわw
誰だよ部室に持ってきた奴正座しろ。
でも、オチは何故かイチャラブだったでござるの巻。

これが、このマンガがすごい!!2011オンナ編の2位……だと……?どういうことなのオンナ編……。
ってか、これ、ドラマCD化もしてるのかよw

同時収録の短編『3322』はよく理解らなかったな。

燃:A+ 萌:B- 笑:A+ 総:A

漫画

凍牌 11 (ヤングチャンピオンコミックス)凍牌 12 (ヤングチャンピオンコミックス)
作:志名坂 高次

「彼は今、破滅を感じている。あまりに大きな敵を前に絶望している。だから強くなる。それが、氷のK!!」

2011年1月と6月の新刊。
さて、堂嶋さんの一括によって正気を取り戻したケイ。堂嶋さん、かっけー。
だが、その堂嶋さんも決勝直前に襲われ、ケイの怒りは益々その冷たさを増す。

いよいよ大辻との決戦ということで、否応なく盛り上がります。
最終的に大辻を追い詰め、彼が無様に命乞いをするシーンは胸がスカッとしたな。

強敵を倒したケイ。だが、それは新たなる闘いの幕開けでしかなかった……。というところで、ふわっと完結

病院で、目を潰された堂嶋さんに大会の様子を実況しているナースが気になったのは俺だけではない筈だ。

総評

ってなわけで、相手の震え上がらせる氷のKの闘牌を描いた『裏レート麻雀闘牌録 凍牌』全12巻、これにて完結。
と思ったら、新章『凍牌 ~人柱篇~』が始まったでござる。何で、わざわざタイトル変えたんだろう。シリーズが長期化し過ぎて新規読者が付き辛くなるって巻数でもないだろうしなぁ。
これで12巻のラストがきっちり締められてるんだったら良かったんだけど、普通に1つの章が終わったってだけだったし。
つーか、新章のサブタイトルが物騒過ぎるでんすが。

何にしても次々と襲いかかるお腹の痛くなる展開が堪らない作品でした。たまにアツい展開にもなるし。
ただ、この漫画読んだ後に麻雀打つと必要以上に緊張してしまうw

燃:A+ 萌:B+ 笑:C 総:A+

シリーズリンク
裏レート麻雀闘牌録 凍牌 <8~10>(2009/10、2010/02、07)
麻雀死闘黙死譚 凍牌 ~人柱篇~ VOL.1(2011/10)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「ヒメア、今から俺とデートしよう!」

原作3巻『神隠しの通学路』編に突入ということで、新たに黒守と泉が登場。ちょろっとだけリィルも登場。
街中に仕掛けられたふざけた呪詛を破壊するために奔走する月光。クレーンゲームに失敗してショックを受けてる月光キュン萌えと言わざるを得ないわ。

一方、大兎はデートをせがむヒメアの対処に困って泣かせてしまうが、自分の馬鹿さ加減に気付き、夜の校舎でヒメアとデートするのだった。
デートシーンに合わせて、ヒメアのキャラソンが流れるんだけど、何か美少女ゲームのEDみたいだな。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
第5話「そして天魔が、歌われる」
第7話「抜き打ちテストの新任教師」

HJ文庫

前略。ねこと天使と同居はじめました。三匹目 (HJ文庫)
著:緋月 薙 イラスト:明星 かがよ

「「まさかのアウトドア!?」」

2011年6月の新刊。約2ヶ月3週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。確か今回も延期した筈。
さて、今回は3匹のにゃんこが人化するでござるの巻。にゃんこ萌えはにゃんこ萌え1本でいってほしかったという思いと、これはこれで大変良いものだという思いで半々……かな。

で、あっちでイチャイチャ、こっちでイチャイチャといった風情で。ここまでイチャイチャしてるラノベは結構珍しいのではないかと。

そして、にゃんこが可愛過ぎてもげる。まぁ、がっちり人語を解している時点で、厳密にはにゃんこ扱い出来んかもしれんが。

あとはなぁ、「♪」と文字間隔を広くとって強調って手法の多用を減らしてくれたら、更に作品としての質が上がると思うんだけどなぁ。
この手法って多用すると凄く薄っぺらく見えちゃうんだが……。
次は2011年9月。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

シリーズリンク
前略。ねこと天使と同居はじめました。 二匹目(2011/01)
前略。ねこと天使と同居はじめました。 四匹目(2011/09)

 

アニメ,電撃文庫

「紗季だってスットン共和国じゃん!」

2週振り。何故か冒頭に、前回のラストで昴が助かった旨を報告するテロップが。

サブタイの「蕾」は愛莉の二つ名「七色彩蕾(プリズマティック・バド)」からきていると思われ。
蕾って何かやらしーよな(ぉ

さて、原作3巻に突入。昴はバスケのコーチだけでなく、泳げない愛莉のために水泳のコーチもすることに。愛莉って本当に棺桶みたいなベッドで寝てるのな。
というわけで、まほまほの家に大集合なのですが、女バスの面々の水着姿が眩しく過ぎて正視出来ない……!というアレ。
昴は天然タラシっぷりを遺憾なく発揮中。

今回は新キャラとして、昴と葵の中学時代の同級生、ゾノとショージ、更にまほまほの家のメイドさん、やんばるが登場。
やんばるが黒髪ストレートのメイドさんで興奮を隠しきれない。原作では、やんばるって1回もイラストに出てないよな?
他のメディアミックス作品には出てるんだろうけど。

作画面で不評っぽいんだけど、個人的にはあんまり気にならない不思議。ハードル激低で視てるからですね分かります。

そして遂に葵に女バスとのイケナイ関係がバレてしまって……というところで続く。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
The 6th game「鉄板マスター」
The 8th game「転生への階段」

スーパーダッシュ文庫,雑記

普通に公式発売日25日に発売だと思う。スーパーダッシュ買うの3ヶ月振りだわ……。ブツは、

・迷い猫オーバーラン!10 護る……?
迷い猫オーバーラン! 10 ・・・・・・護る? (集英社スーパーダッシュ文庫)

の計1冊。

新シリーズ『六花の勇者』と『白翼のリンケージ』はスルー。前者は「ろっか」って振り仮名が振ってあるんだけど、マジなの?
『六花』はコミカライズ決まったらしいね。
六花の勇者 (集英社スーパーダッシュ文庫 や 1-11)白翼のリンケージ (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 10-15)

一度は刊行予定から消えた『迷い猫』10巻ですが、復活したと思ったらイラストが変わっているという最も残念なパターンに。スーパーダッシュはアニメ化したら様々な意味で終わるという通説に拍車をかけた。
どうも、ぺこさんと揉めたらしいのよね。その所為で、既存のキャラデザが使えなくなったらしい。
コミカライズは折角人気があって連載延長したのに、コミックスは2巻で打ち切りだそうです。未収録分ェ……。
文庫既刊とかアニメのDVDとかはどーなるんだろうな。

で、新しい絵師は何と1冊毎の交代制という形式に。多分、10巻含めて後3冊で終わりそうだから、新しいキャラのイメージを固定するくらいなら……って判断なのかな?
でも編集側としては、凄ぇ手間のかかるシステムな気が……。
11巻はドラマCD付きのものが出るとか何とか。
いやしかし、統一感のある表紙だっただけに勿体ないわ……。

その一方で、順当に『パパのいうことを聞きなさい!』がアニメ化決定。
それは良いんだけど、コミカライズ7本同時始動とかアホじゃないのw
いやまぁ、コミックス出たら、取り敢えず1巻は全部買うけどさ<買うのか

『カンピオーネ!』は遂にコミカライズが始動。本編コミカライズとパロディ『カンピオーネ!ぐらっちぇ』の2本が展開。
確実にアニメ化発表カウントダウンに入った風情だが、スーパーダッシュ全体が死ぬ前に一花咲かせてやらぁ!!って感じだよな。
カンピオーネ! 10 槍の戦神 (カンピオーネ! シリーズ)

『ベン・トー』アニメは秋からで1クール。MBSで映るっぽいな。

『戦う司書』がひっそりコミカライズ再始動していました。公式絵師の前嶋さんによるショートコミックは理解るんだけど、何でサンカクヘッドさんがパロディ漫画描いてんだよw
武装司書もイジればこんなに面白い!じゃねーよw
アンソロジーコミックみたいなのもあった気がする。

そしてスーパーダッシュ文庫のメディアミックスコミック誌スーパーダッシュ&ゴー!が今秋創刊。いやいや、大して弾数無いのに何でそんな無謀なことを……。
ジャンプSQの付録で手応えがあったということなのか……?大爆死の予感しかしないんですが……。

ファミ通文庫


著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂

「泣いている女を、放っておくなんてできないんじゃなかったの かよっ!枯れそうな花には水をやるんじゃなかったのかよっ!だから教えてやれ!葵のことも、葵との約束のことも、おまえがどれだけ大事に思ってたか、葵に 教えてやれ!おまえの言葉も気持ちも、全部俺が伝えてやる!おまえが『頼む』って言ってくれたら、友達だから━━俺が絶対、伝えてやる!葵の涙だって、お まえが拭けないなら、俺がタオルでごしごし拭いてやる!それともまた『もういい』って言うのか!」

ファミ通文庫2011年5月の新刊。約2ヶ月4週間の積み。
『“文学少女”』シリーズ完結の翌月に、引き続き竹岡さんと組んで新シリーズ始動とか、やる気みなぎり過ぎじゃね?
FBonlineでも連載始まったしなぁ。

『半熟作家と“文学少女”な編集者』と合わせて全プレキャンペーンがあるので、ほぼ強制購入です。
今回は『源氏物語』をベースにしているそうで。登場人物の名前はモロにそうなってるっぽい。

さて、外見の所為で何かと誤解されがちな高校生、是光(これみつ)は、ひょんなことから、学園の皇子ヒカルの幽霊に取り憑かれることに。
ヒカルの心残りを叶えてやるべく、葵という少女に誕生日プレゼントを渡そうと奔走する内、是光は様々な女の子と知り合うことに……というお話。

基本的にはラブコメ成分多めなのだが、そこはやはり野村さん。ビタースウィートな展開を盛り込んでくる。
というか、既にヒカルが死んでいるので、そうならざるを得ない部分があるんだな。

出だしは普通かなーと思って読んでいたんだけど、是光とヒカルの友情が深まるに連れて何だか段々アツくなってくる。
何が何でもヒカルの想いを葵に伝えようとする是光がアツいよね。

是光と式部さんの関係も気になるし、暫くは様子見ですかね。
次は2011年8月に『“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……②』。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……②(2011/08)
・“文学少女”&ヒカル Premium Gift Book “文学少女”の後輩な僕が幽霊だったころ……

コミカライズリンク
“葵” ヒカルが地球にいたころ…… <1>(2012/06)

著者リンク
半熟作家と“文学少女”な編集者(2011/04)
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件(2012/02)
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる①(ファミ通文庫、2014/05)
陸と千星 ~世界を配る少年と別荘の少女(ファミ通文庫、2014/06)
アルジャン・カレール ~革命の英雄、或いは女王の菓子職人~〈上〉(ファミ通文庫、2014/10)
親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰(ダッシュエックス文庫、2014/11)
下読み男子と投稿女子 ~優しい空が見た、内気な海の話。(ファミ通文庫、2015/06)
SとSの不埒な同盟(ダッシュエックス文庫、2015/07)
晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と(講談社タイガ、2015/10)
楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃?(ファミ通文庫、2015/11)
むすぶと本。 『外科室』の一途(ファミ通文庫、2020/06)
記憶書店うたかた堂の淡々(講談社タイガ、2020/07)
世々と海くんの図書館デート 恋するきつねは、さくらのバレエシューズをはいて、絵本をめくるのです。(青い鳥文庫、2020/10)
三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚(文春文庫、2020/12)
ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話(ソフトカバー、2020/12)

イラストリンク
蒼井葉留の正しい日本語(ファンタジア文庫、2014/05)

コミカライズ,電撃文庫

アクセル・ワールド 1 (電撃コミックス)アクセル・ワールド 2 (電撃コミックス)
作画:合鴨 ひろゆき 原作:川原 礫 キャラクターデザイン:HIMA

「━━━━もっと先へ、《加速》したくはないか…………少年」

2011年7月の新刊。電撃文庫MAGAZINEで連載中の人気シリーズのコミカライズの単行本がいよいよ登場。2冊同時発売で、原作1巻のエピソードを一気読み出来るようになっている。確かに、これは一気に読み切ってしまいたい内容だよな。
ちなみにパロディ4コマ『あくちぇる・わーるど。』の1巻も同時発売。

連載で全部読んでるんだけど、ラノベのコミカライズとしては当たりの部類だと思うので購入しました。『あくちぇる』の方はそこまでではなかったので放置したが。

やはりバトルものはビジュアルイメージがあってナンボという感じがするよな。
《シアン・パイル》の正体が判明するシーンは2回目でもDOKIDOKIしたわ。

加えて、黒雪姫先輩とチユリが可愛い。正確に言うと、チユリのアバターが可愛い。いや、チユリも可愛いんですが。

ところで、互いに触れ合う恋人達のイメージ映像として、原作者が同じ『ソードアート・オンライン』のキリトさんとアスナが描かれてるんだけど、ただのお遊びなのか、それとも何か関係があるのか……。

ってなわけで、ストーリーが判っていても結構楽しめるコミカライズでした。アニメ化マダー?

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
アクセル・ワールド <03>(通常版)(2012/08)

原作リンク
アクセル・ワールド01 -黒雪姫の帰還-(2009/02)

コミカライズリンク
アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン <01>(2012/08)

ファミ通文庫

半熟作家と“文学少女”な編集者 (ファミ通文庫)
著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂

ワンパターンも極めれば王道だ。
わかりきった同じようなストーリーで、読者を引き込み、買いたくないのに買ってしまった、悔しいっ、でも感じちゃう、と身悶えさせてこそ一流の作家というものだ。

2011年4月の新刊。約3ヶ月4週間の積み。4ヶ月振りの新刊。シリーズ通算16冊目にして、本当の最終巻。タイトルの「編集者」は「ミューズ」と読みます。

主人公はポスト井上ミウと呼ばれるイケメン高校生作家、雀宮快斗(すずめのみや・かいと)。彼と編集者として、ある程度経験を積んだ遠子先輩の連作短編集。
読むまで、心葉と遠子先輩とのイチャラブ話だと思っていたのは俺だけではない筈だ。つーか違うのかよ!
心葉は存在が語られるだけで、1ページたりとも出番が無かったワナ。

基本的には反町と森ちゃんシリーズみたいなノリ。要はラブコメ。『挿話集』から独立しているのは最終巻としての座りを良くするためだそうで。

遠子先輩に親身になって世話を焼かれる内に、快斗は当然のごとく、遠子先輩のことが好きになっちゃうんだけど、遠子先輩は心葉と結婚しちゃうんだよなあ。ああ、切ねぇ……。
というか、快斗が心葉の存在を知るまでの有頂天っぷりが読んでいて可哀想になってくるぜ……。

って、これ面白いな。快斗の家族関係とか設定だけ開示して一切触れてないけど、きっと色々ネタが考えてあるんじゃないかと思うんだが。
うーむ、シリーズ化してもらえんものだろうか……。

そして最後には快斗の思い出のお姉さんが菜乃であることが判明して終了する。いや、確かに姫倉先輩に絶対良い女になるって言われたけれども!ここで出て来るのは不意打ち過ぎんだろ……!
最後まで油断ならないキャラだったわ。

総評

ってなわけで、物語を食べちゃうくらい愛しているファミ文庫『“文学少女”』シリーズ、本編『“文学少女”』8冊、短編集『“文学少女”と恋する挿話集』4冊、『“文学少女”見習い』編3冊、『半熟作家と“文学少女”な編集者』1冊の計16冊、これにて完結。
結局、本編が完結してから、本編と同じ冊数だけ外伝とかが出てんだよな。

放課後の部室に先輩と2人きりで部活動というシチュ萌えな作品かと思いきや、心理描写にがっつり切り込んで、時にはビタースウィートどころではないシリアスな話も描いて、ラノベ界のオンリーワンな存在になった本作。
個人的には『挿話集』に載っているくらいの、ある程度軽めのノリの方が好きだったのだが、まさかこんなに人気シリーズになるとはな……。
1巻出た当時は文芸部おいしいです(^q^)って思って買っただけだったのに。

次は2011年5月に新シリーズ『“葵” ヒカルが地球にいたころ……①』、8月に『“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……②』。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
“文学少女”と恋する挿話集 <4>(2010/12)
・“文学少女”&ヒカル Premium Gift Book “文学少女”の後輩な僕が幽霊だったころ……

著者リンク
“葵” ヒカルが地球にいたころ……①(2011/05)