スーパーダッシュ文庫

迷い猫オーバーラン!〈7〉拾ったらいいじゃないですか! (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:松 智洋 イラスト:ぺこ

「いいことに気がついた、文乃」
「な、なんで、あたしが巧に褒められなきゃいけないのよっ。調子に乗ってたら背骨から脊髄を引き抜くわよ!」

怖ぇぇえええぇぇええぇええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
今回も家康の台詞は候補には上ったものの……。まさかの『りぜるまいん』ネタとか面白かったんだが。

約一週間半の積み。三ヶ月振りの新刊。帯にはアニメ化決定の告知と共に、「ジャンプSQ.漫画化決定!」って書いてあるんだけど、何だかジャンプSQが漫画化するみたいな書き方だな。
第二部突入ということで、表紙は新キャラ、十和野心(とわの・こころ)。ツインテキャラなんだけど、モノクロ絵になると、ぱっと見で文乃と見分けがつかないw

今回は梅ノ森学園全体を巻き込んでの新入生歓迎部活紹介の巻。我等が迷い猫同好会にも新しいメンバーが。心と爽やかイケメン柴田仁である。
これ以上、女の子ばっかり増えてもアレだし、柴田の加入は歓迎したいところではあるが、イラストが一枚も無いので恐ろしく存在感が無いw

いつも通り綺麗事全開な結末です。別にいじめっこは単に悪い奴って終りで良いと思うけどなぁ。ここまで善人ばっかりだと世界はそんなに優しくないやい!と捻くれたくなってくる。
そして案の定フラグが立つという。もうええやろ!このままだと気付いたら叶絵のフラグも立ってそうだぜ……。
叶絵と言えば、どんどんハイテンションになってきて『とらドラ!』のみのりん化していく……。

いつも通りと言えば、乙女姉さんがふらりと人助けに行ってしまうのもいつも通り。彼女に救われた人々の後日談がちょっとだけ語られるシーンがハートフルで困る。
何だかシリーズが長期化したら、乙女姉さんもヒロインの一角に上り詰めそうだなぁ。何という逆光源氏w

これで次巻以降確実に表紙に登場するであろうキャラは居なくなったか。今回は生徒会書記の武襲大厳寺龍子(ぶしゅうだいげんじ・りゅうこ)が登場し、一応候補は居るか。あと、千世のメイドさん三人も可能性はあるな。
若しくは珠緒先輩が出て来るか。大吾郎と破局の危機!?みたいなエピソードをやったら、何とかなりそうな気がする。
何にせよ、キャラの重複さえしなけりゃ良いんですよ。

八巻は番外編風味のあっと驚くストーリーになるかもしれないとか。「あっと驚く」ってまた無茶振りを……。家康が主人公なんですね、分かります。
また、松さん自ら、コミカライズは原作を書き下ろし、アニメの方はシリーズ構成を担当するそうな。
コミカライズは確かに、作画が矢吹さんなら長編やってるよりお色気重視の短編エピソードの方が映えるだろうな。
アニメの方も情報が出て来てるんですが、四月放映開始なのに監督調整中というのが不安過ぎる……。制作はAICだっけ。
キャストは一方通行と佐天さんとインデックスが絡むようです。
まぁ、『戦う司書』の後番だろうな。

最後に今月発売予定の松さんの新シリーズ『パパの言うことをききなさい!』の宣伝が。折り込みチラシには三姉妹としか書いてなかったが、年齢が上から十四歳、十歳、三歳……だと……?ゴクリ

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

とらドラ!1
とらドラ!1

アニメ

「みんな一緒なら━━絶対に負けない!!」

不幸のゲージを破壊する決意をするプリキュア達。だが、ノーザの幻惑攻撃によって、強烈な不幸を味わったり、仲間同士で戦う羽目に。
彼女達の危機を感じたシフォンは無理矢理館へと突入。まさかのシフォン&タルトVSノーザ&ウエスターさんという構図に。
ちょこまかと駆け回ってウエスターさんを翻弄するタルトってのはまだ理解るんだが、シフォンがノーザと渡り合っていて吹いたw
お前が戦えば良いじゃん!

シフォンの力で幻惑から解き放たれたプリキュア。そこでノーザは不幸のゲージそのものをソレワターセ化、館の外へと飛び出させる。
ラッキークローバー・グランドフィナーレで難なく撃破するが、それこそがノーザの狙い。溢れ出した不幸のエネルギーはプリキュアを飲み込むだけでなく、世界中に広がるというのだ。

ここでまたもやシフォンのチート性能が発揮される。シフォンに向けて、四人がそれぞれ必殺技を放つと、何がどうなったのか不幸のエネルギーが消し飛んだ。シフォンがプリキュアの力を増幅させたのか?
ひとまず危機は去ったが、シフォンの中から出た何か光るものがノーザに奪われた。一瞬のことで、プリキュア達は気付かなかったようだが一体あれは……?

不幸のエネルギーが解き放たれたとき、物凄い風が起こった。ベリーの髪なんか凄ぇはためいてたけど、みんなのスカートは微塵もはためかないという。何という鉄壁……!

ところで、41話で単独技でソレワターセが撃破出来るのはおかしいんじゃね?みたいなことを書いたけど、もしかして36話で恒久的にプリキュアの力が底上げされたんだろうか。

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

特撮

「何故、私を怒らせるの……!」

アバンでは若菜に求婚する男が登場。尻彦さんが冴子に取り入ったことを知っているから、どうもガイアメモリの売人らしい。
脈が全く無い知るや、男は〈マスカレイド〉のメモリでマスカレイド・ドーパントに変身。姿が変わったのは頭部と手だけで、後は普通の服のまま。モロに予算の無さを感じさせるデザインだな……(´・ω・`)
ただ、こういう形で様々なメモリを出してくれるのは嬉しいな。クレイドール・ドーパントに変身した若菜にさっくり殺されちゃったけど。
このマスカレイドは劇場版で戦闘員的な扱いで登場するんだってさ。

若菜のラジオ番組には骸骨男の噂が届く。ここで仮面ライダースカルのカットが挿入された。着実にビギンズ・ナイトへの伏線を張っていくな。いや、こういう張り方好きだけど。
この時点でスカルが目撃されてるってことは劇場版のエピソードが動き出してるってことか。

その頃、翔太郎とフィリップはと言えば、wktkしながら若菜姫のラジオを聴いていらっしゃいました。どんだけハマっとんねんw
スクラップ帳まで作っている始末。
だが、そんな彼等の楽しみを邪魔する者が。番組に電話を掛けて謎の人物が若菜に質問をし、その答えに沿った破壊活動を始める。ドーパントが絡んでいると感じた翔太郎は早速出撃。警察の捜査の邪魔をしつつも、犯人の次の出現場所をフィリップに特定させる。

VSバイオレンス・ドーパント第一ラウンド。攻撃力が高いため、サイクロントリガーで遠距離戦を挑むが、見た目に反して動きも早かったため逃走されてしまう。

ガイアメモリを流通させているファミリーの一員なのに、下級ドーパントにちょっかいを出されて若菜のプライドはボロボロ。更に、琉兵衛や冴子にそろそろメモリの流通を担当してはどうかと勧められてしまう。と言うか、若菜は今まで担当してなかったのか。
彼女の反応からすると、芸能活動はしっかりした信念を持ってやってるっぽいな。

フィリップの推理力を知った若菜は探偵事務所を直接訪れて依頼する。フィリップは隠れるが、ドアの隙間から手を握られる。このとき、また3話でも見られたフィリップの幼い頃の家族とのシーンがフラッシュバックする。フィリップが若菜のファンなのには何かしら理由があるのか?

番組のロケでは3,4話『Mに手を出すな』編で登場した和菓子店が再登場。こういう形で過去のゲストキャラを出すのは物語としての積み重ねがはっきりと感じられて面白い。

VSバイオレンス第二ラウンドではヒートメタルを選択。だが、クレイドールが乱入したことで事態を混迷を極める。クレイドールはダブルにも襲いかかってくる。ダブルもクレイドールもバイオレンスもお互いの正体を知らないから、見当違いの戦いをする羽目になってるw
唯一、ダブルはクレイドールがミュージアムの幹部であることだけは判る筈だが、それだけが判っても余計混乱するだけだろうしな。
クレイドールと接触したときにフィリップは既知の感覚を覚えた。クレイドールの正体が若菜というところまで辿り着けるか。

バイオレンスの攻撃をモロに喰らってしまったクレイドール。ニヤニヤしながら戦いを眺めていた尻彦さんも流石に焦る。と言うか、ダブルが目の前に居るのに何もせんのか、この人は。
その場に居合わせながら、若菜を危険な目に遭わせたとかいって、またお仕置きされちゃいそうだw

劇場版の方はCMでのネタバレがパネぇことになっておりますが、ディケイドのファイナルフォームライドでダブルがジョーカージョーカーとサイクロンサイクロンに分裂するそうな。

燃:A+ 萌:B- 笑:B+ 総:A+

特撮

「シンケンイエローとして、殿様達と一緒に頑張る!」

言葉に姉からの手紙が届いた。ドウコクとの遭遇や丈瑠の負傷もあり、周囲に甘えていると感じる言葉。取り敢えずお姉ちゃんの気持ち悪過ぎる関西弁を何とかしてください。

その頃、アクマロは配下のアヤカシ、スナススリを現世に差し向けていた。地獄が見たいと言っていたが、その意味とは一体……?

言葉を庇ってスナススリの攻撃を受けてしまった流之介達は執拗に食べ物を求める餓鬼と化してしまう。
益々落ち込む言葉だったが、爺の説得で復活。それを影で聞いていた丈瑠も覚悟を決め直す。やっぱり殿はこうでなくては。

スナススリ一の目はスーパーシンケンイエローが撃破。
二の目との戦いではサムライハオーから猿折神が分離して、相手を足止め。分離したことにより、合体時の余剰パーツであることがはっきりしてしまいましたが……。
そして必殺技発動のため飛び上がるサムライハオー。あの巨体でジャンプ出来んのかよ!!

燃:B+ 萌:B 笑:B 総:A-

MF文庫J,アニメ

「能登麻美子さんみたいな可愛い声です!」
「癒されますねぇ」
「チッソク可愛いよチッソク!」

サービスシーンで時折挿入される「KEEP OUT」のテープはDVDでは消去されるんだろうか。不自然な湯気よりはマシか。

さて、水琴の帰還から始まる文化祭二日目はミスコンに続いて、メイドのようなもの喫茶編。ゴトゥーザ様のへにゃへにゃボイスがジワジワ効いてきたぜ……!つくづく、アニメ化で得してるな、この作品。

お化け屋敷の中では『ギャラクシーエンジェル』のノーマッドっぽいものが。

で、現れる新たなケンプファー。すぐにナツルは彼女の正体が水琴と気付く。まぁ、OPのの時点で視聴者にもモロバレだしなぁ。
紅音が変身を解くところを初めて見たけど、眼鏡ってああいう風に現れるのね。

戦闘後はチッソクノライヌ初台詞。声の所為なのか動きがあるからなのか、臓物アニマルが普通に可愛く見えるw

次回予告で能登さんに「ちんちん」って言わせた脚本は外道。

燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A

けんぷファー〈4〉 (MF文庫J)
けんぷファー〈4〉 (MF文庫J)

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「良いわよ、モッカニア。貴方なら、私を殺せるか」

原作三巻『戦う司書と黒蟻の迷宮』編に突入。神溺教団のウィンケニーの企みで、ハミュッツと並ぶ最強の武装司書モッカニアが反乱を起こす。
大量の蟻が押し寄せて、どうにもならず武装司書達が逃走するシーンのゾクゾク感は異常。蟻、デカっ!

モッカニアには物量作戦が意味を持たないため、時間停止能力を持つイレイアおばちゃんが単身出撃。おばちゃんの暴れっぷり半端ねぇw
彼女の活躍でモッカニアの時間が止まっている間に、武装司書フィーキーがモッカニアの母親レナスを名乗る女性に接近するが、思ったよりも早く時間停止は解けて、フィーキーはさくっと殺されるのでした。正直、これまで視ていて、こんな奴原作に居たっけなぁと思ってたんだけど、死ぬ直前に思い出しましたw

そしてシュラムッフェンを手にしたハミュッツが動き出すってところで続く。

燃:A 萌:A- 笑:C+ 総:A+

戦う司書と黒蟻の迷宮 (集英社スーパーダッシュ文庫)
戦う司書と黒蟻の迷宮 (集英社スーパーダッシュ文庫)

角川スニーカー文庫

ふるこんたくと! (3)想いを閉ざすアツい壁 (角川スニーカー文庫)

著:あすか 正太 イラスト:uni8

「自分に正直になるのって、気持ちいい~~っ!」

約一週間の積み。半年振りの新刊。表紙は久美恋(くみこ)、静と続いて、今回は可憐。マスコット化している一路が可愛いです。

今回はザスニ掲載短編を一本収録した連作短編集。基本的にどのエピソードも阿呆なこと言いながら乳を揉んでるだけなので、読み終わるまで短編集だと意識することがなかったw

鳴神爆乳六歌仙とか、頭おかしい設定が出るわ出るわ。
ただ、俺はシャイニング感謝が好きだったらしく、あれがあまり出て来ないとテンションが上がらないようです。

どうでもいいが、メインヒロインの久美恋よりも敵側のアリカの方が可愛いな。

ラストでは次巻への引きが描かれているが、この作品でそんなんやられても四巻が出る頃にはきっと忘れてますw

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
ふるこんたくと! ②だから、ふたりにプロポーズ(2009/06)
ふるこんたくと! ④胸さわぐ愛のオーラ(2010/09)

MF文庫J

三流木萌花は名担当! (MF文庫J)

著:田口 一 イラスト:をん

「宇宙人と超能力者と未来人なのね!売れそうな設定だわ!」

約二ヶ月二週間の積み。『黒姫のユズハ』が三巻で打ち切られた田口さんが三ヶ月振りに放つ第三シリーズは最近激増しているラノベ作家もの。三ヶ月というと普通にシリーズものが出るスパンなわけだが、この短期間で新シリーズを出せるとは、かなりの速筆なんだろうか。
イラストは『ユズハ』から引き続き、をんさんです。
タイトルの「三流木」は「みつるぎ」と読む。

一か月前に一般文芸の小説家としてデビューした主人公、孝一だったが、本は全くと言っていいほど売れなかった。そんな彼は三流木出版の社長の娘、萌花さんと出会ったことから、全く未知の領域ライトノベルを書くことになる。
「萌え」がさっぱり理解らない孝一は担当になった萌花さんの身体を張ったエロい調教特訓で少しずつ萌えに目覚めていく……という話。
一般文芸からラノベへ転身というと、ガガガ文庫の『ラ・のべつまくなし』を思い出すな。ただ、あちらはプロローグで主人公がラノベを書くことを提案されて、第一章で早くも超売れっ子作家になっているが、こちらは本を一冊出す過程をしっかり描いている。

まず口絵を見ると、二ページずつ使って三人のヒロインが紹介されている。主人公一人に対してヒロインは三人。これぞMFラブコメテンプレート。ここ、テストに出るから憶えておくように(ぉ
とは言っても、同レーベルの『IS』等とは異なり、今回はあくまでも孝一と萌花さんの関係にスポットを当て、他の二人のヒロインは顔見せ程度となっており、安定した構成を見せる。

これ書いてる途中に気付いたんだが、モノクロ扉の裏に「担当・三流木萌花」って書いてあった。細かいとこ凝ってるな。
章扉に架空のラノベ紹介が載っている。これって結構な手間がかかってるんじゃ……。

萌えを理解するために売れているラブコメ作品を読む孝一。彼は表紙をめくったら全裸の女の子のイラストが出て来て大層慌てて、「エッチな本じゃないかっ!」と叫ぶが、田口さんのデビュー作、そんなんだったじゃねぇかwwww
つーか、十ページに一度エッチなシーンが出て来るって、どんだけだよw
それで物語としての体裁を保てるのか。保ってたら、ある意味凄いが。

成功する萌え作家は計画タイプと変態タイプに分かれるとか、一見、阿呆なこと言っているようにしか見えないが、実際結構的を射てるんじゃないのかなぁ。
この辺はふざけ半分なんだが、実際に作家が原稿を上げてから書店に並ぶまでの行程がしっかり描かれているのが面白い。勿論、フィクションを織り交ぜてはいるんだろうが、それでも大まかな流れはちゃんと語られてるっぽい。

業界ネタとパロディネタ塗れで肝心のストーリーはgdgdかと思いきや、ちゃんとストーリーとしてもラブコメとしても完成しているのが凄い。
いや、これは面白かった。僕が作家ネタに弱いというのもあるだろうが、この勢いが続けば三巻打ち切りは回避出来るだろう。
萌花さん可愛いよ萌花さん。

次は十二月。

燃:B+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

イラストリンク
恋する鬼門のプロトコル(電撃文庫、2010/06)
落第騎士の英雄譚(GA文庫、2013/07)

魔女ルミカの赤い糸 (MF文庫J)
魔女ルミカの赤い糸 (MF文庫J)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「常に杉崎は犠牲者の法則、だね!」

碧陽祭開催。原作では祭り当日の様子は語られていなかったが、アニメでは少しだけ描写された。新聞部が出店を出している風景等が確認出来る。

生徒会室の中はびっくりするくらい、いつも通り。
最後の五分まではボケ倒す癖に、最後の最後で凄ぇ綺麗にまとめてくるシナリオに感嘆してしまうなぁ。

真冬の意味深な表情はまさか最終回への伏線か?彼女のアレのシーンもがっつりやるんだろうか。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4 (富士見ファンタジア文庫)
生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4 (富士見ファンタジア文庫)

電撃文庫

アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)

著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「おまじない、です」

最後の奏っちゃんの台詞が反則な件。

表紙は奏っちゃん。やたら胸を強調する構図だけど、これって描き下ろしか?いや、そもそもアニアを表紙にするべきだと思うんだ。
モノクロの総扉では振り袖姿の佐伯妹が可愛いです。

今回の肝は運喰らい(ラックイーター)の悪魔でロリ担当アニアの登場と魔神相剋者の設定解説、それと悪魔の非在化についてだと思う。
アニアの名前はクラウゼンブルヒなのかクレウゼンブルヒなのか。表記揺れ過ぎだろ。

冒頭では智春のクラスがオカルト好きだったり、超常現象に耐性があったりする人間ばかりを集めた特殊管理クラスであることが判明する。無用な混乱を避けるための処置なんだそうな。すっかり忘れたよ、そんな設定。

アニアが機巧魔神から副葬処女を分離出来る方法を知っていると聞き、必死に訊き出そうとする智春。それを操緒はなだめる役に回る。操緒の望みは智春とただ一緒に居ることだから、解放される必要をあまり感じていないのか。確かに、一緒に居るという意味では副葬処女のままの方が都合が良いと言えるが。
でも、智春が自分ために怒ってくれていると知り、上機嫌になる操緒可愛いよ操緒。

成り行きで佐伯兄と一緒に公衆銭湯に行くことになったときは旧白スク装備の哀音が登場。流石、佐伯兄、徹底していやがる……!何故、挿絵が無い……!?

スタビライザの本来の機能は演操者と副葬処女の接続を強化するもので、実体化はその副産物に過ぎないんだとか。その代わり、操緒は智春と離れての行動がし難くなったらしい。
また、感覚の共有や副葬処女が演操者に憑依なんてことも可能に。感覚の共有って必要なのか?

すっかり忘れていたけど、由璃子さんが再登場。アニメではアニアが加賀篝に攫われていたけど、原作ではこの人が攫われていたんだな。

洛高には嵩月やアニアのような悪魔が何人か居るらしい。それって、ひかり先輩とかのことか。氷羽子は洛高の生徒なんだっけ?

智春VS加賀篝第一ラウンドで、智春は副葬処女解放のために全てを犠牲にしようとする加賀篝の姿勢を否定する。機巧魔神が副葬処女の魂を削って動いていることをまだ知らないからこそ言えるわけだが……。
最終巻読んでもよく理解らんかったんだが、結局、加賀篝は《薔薇輝》を何処で手に入れたんだ?彼とクルスティナの出会いは語られたんだっけ。

最後の挿絵の樋口の本気走りは何回見ても笑えるw

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

アスラクライン3(初回限定版) [DVD]
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