MF文庫J,アニメ

「夜々可愛いよ、世界一可愛いよ」

MF文庫Jの人気シリーズがようやくアニメ化。1巻からアニメ化狙ってる気配が尋常じゃなかった割にはアニメ化するのが遅かったな。
タイトルの「機巧少女」は「マシンドール」と読みます。
制作はLercheというあまり聞かない会社。

舞台は近代のイギリス。日本人の少年、赤羽雷真はある目的のため、自動人形(オートマトン)の少女、夜々を連れて、ヴァルプルギス王立機巧学院へと入学する。
学院は様々な陰謀が渦巻く魔窟で……。

キャストはドラマCDから完全にスライドか。ファミ通文庫『バカとテストと召喚獣』と主人公とヒロインが丸被りという。

OPカットで開始。最初から機関車を止めるという映像映えする展開。やっぱりバトルものは映像化すると映えるなぁ。
結構、積極的に3Dモデルを使っているような印象が。もしかして人間キャラもシーンによっては3Dモデルになっていたりするんだろうか。あんまり違和感は覚えないが……。

取り敢えず今回は雷真が夜会出場を目指して行動開始+メインどころのキャラ紹介といった感じか。
まぁ、夜々も和ゴスとシャルの黒ストが拝めれば後は何でも良い(ぉ
夜々はちょいちょいぱんつが見えてるけど、激しくどうでも良い見せ方だな……。

シグムントは声が超渋いのに、通常形態はマスコットキャラにしたいくらいの可愛さだから困る。

今回は結構軽いノリの部分が多かったけど、次回には雷真の目的が明らかになるだろうし、重くなってくるかな。

EDとしてOPを映像付きで流して終了。原田さんのOPの安心感といったらない。サビがかっけーな。映像はもうちょっと頑張れたんじゃね?という気がしないでもない。

るろおさんが挿絵を担当してるラノベのアニメ化はスニーカー文庫『ムシウタ』、GA文庫『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』に続いて3回目だけど、アニメ化する度に原作絵に近付いていってる気がするなw

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第2話「Facing “Cannibal Candy" Ⅱ」

原作リンク
機巧少女は傷つかない1 Facing “Cannibal Cnady"(MF文庫J、2009/11)

アニメ,講談社ラノベ文庫

「ようじょきたー!ようじょキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!ようじょきたぁあああああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ!!!!」

講談社ラノベ文庫の人気シリーズがアニメ化。レーベルとしては初のテレビアニメ化ということで気合入ってるんだかそうでないんだか、よく理解らない。
原作者の榊さんは、これで都合6度目のアニメ化か。今度こそヒット作となれるか……?
アニメ化にあたって、サブタイは消えてるのね。

制作はfeel.。ここは榊さんの著作、ファンタジア文庫『ストレイト・ジャケット』のアニメを作ったところだな。

引き篭もりのオタクだった主人公、加納慎一は就職活動中に騙されて、異世界へと連れて来られてしまう。
彼が命じられたのは異世界エルダントにオタク文化を広めることで……。

OPを歌うのはハーフエルフのヒロイン、ミュセル。元気なノリの曲でしたね。
今回だけだと、ただのサブカルネタを扱ったコメディって感じなので、真骨頂は次回以降に持ち越しか。まぁ、真骨頂っつーか、本題っつーか。

最後の慎一の絶叫シーンで、目から何か発射していて吹いた。何あの光線
あ、「レンタル☆まどか」はアニメでも出すんだな。

流石に1話だけあって、よく動いてましたね。ミュセルとペトラルカの動きが可愛かったです。

萌え萌え言ってる割に、キャラデザが微妙なのは、原作イラストをアニメにおとし子産もうとした結果なんだろうか。
決して可愛くないわけじゃないんだけど、何かこう……。

EDを歌うのは、ようじょ皇帝ことペトラルカ。こっちはOPと打って変わって、しっとりした感じか。

そんな具合で初見から爆死しそうな気配は無かった(と思う)『アウトブレイク・カンパニー』でした。
上手いこと構成して5巻までやれば1クールで綺麗に終われるかなぁ。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
2.「萌えるお世話係」

原作リンク
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者(講談社ラノベ文庫、2011/12)

アニメ,電撃文庫

「圧倒的高嶺の花!」

大学生活が始まって1週間。逃げ続けるヤナっさんと追い続ける香子。万里は次第に香子のことが気になり始めて……。

茶道部のポニテの先輩可愛いな!と思ったら、連れて行かれたの魔窟ですた\(^o^)/って感じで。
俺、これを高校生のときに視てたら、大学生活に絶望するところだったわ……。

茶道部の新歓コンパの中には二次元君の姿も。この人、話の大筋にも絡んでくるんだっけ……?

しかし、この後、万里と香子を更なるキャンパラスライフの恐怖が襲うのであった……。
いやしかし、主題歌映像の香子可愛いな。女子力がパナい。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第1話「スプリングタイム」
第3話「ナイトエスケープ」

このライトノベルがすごい!文庫

非モテの呪いで俺の彼女が大変なことに (このライトノベルがすごい! 文庫)
著:藤瀬 雅輝(まさてる) イラスト:荻pote

「貫平くん、マリオじゃあるまいし壁に頭を打ちつけても壊せはしませんよ!?」

このライトノベルがすごい!文庫2013年10月の新刊。約1週間の積み。献本頂きました。有り難うございます。
第4回このライトノベルがすごい!大賞優秀賞受賞作品。応募タイトルはそのまま。
イラストの荻poteさんは電撃文庫『ラストセイバー』の挿絵を描いていた人か。

ある日、クラスメイトの繭香への恋心を自覚した主人公、貫平は告白を決意し、見事カップル成立となる。しかし、それは学園に根付いた非モテの呪いのシステムを発動させてしまい……というお話。

タイトルからすると、ふざけたお馬鹿系ラブコメかと思えるんだけど、これがなかなかどうして真っ当な青春恋愛具合でなぁ。

貫平が中盤から超覚醒してイケメン主人公になるのが都合良過ぎるし、結構な綺麗事言ってる気がしないでもないけど、貫平と繭香のイチャイチャ具合が上手い具合に混ざっていて良い感じ。

連作短編集形式になっているため、それぞれのエピソードが薄くなってしまうのは仕方ないか。
それでもラスボスの振りは、もっと序盤からやっておいた方が良かったかもしれん。ちょっと露骨なくらいが丁度良いと思うの。

後書きを見ると、続きを書く気満々みたいだけど……。このクオリティが果たして維持出来るのだろうか。

燃:C+ 萌:A 笑:B 総:A

第4回このライトノベルがすごい!大賞リンク
セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常(大賞、2013/10)
魔法学園の天匙使い(金賞、栗山千明賞、2013/10)
ヒャクヤッコの百夜行(優秀賞、2013/10)

このライトノベルがすごい!大賞優秀賞リンク
オレを二つ名で呼ばないで!(第3回、2012/10)

このライトノベルがすごい!文庫

ヒャクヤッコの百夜行 (このライトノベルがすごい! 文庫)
著:サブ イラスト:Ixy

「こいつ……腐ってやがる……!」

このライトノベルがすごい!文庫2013年10月の新刊。約6日の積み。献本頂きました。有り難うございます。
第4回このライトノベルがすごい!大賞優秀賞受賞作品。応募タイトルはそのまま。
イラストは電撃文庫『なれる!SE』等でお馴染みIxyさん。

お寺の息子、裕也は父の所為で、遠くの学校に潜入し怪異退治を行うことに。しかし、そこで出会った怪異と融合した少女、ヤッ子に妙に懐かれてしまって……。

お気楽妖怪退治コメディといった具合で。もっとお気楽でも良かったのだが。Ixyさんのイラストってクオリティが高いわけじゃないのに、不思議と女の子が可愛いんだよなぁ。
だから、バトルなんぞせずに、もっと美少女怪異とのイチャラブをですね……。

気になったのは時折見られる人称のブレと脱字。同レーベルの他の新人作品では殆ど見られないことを考えると、わざとなんだろうか……。
わざとだとしたら、読んでいて凄い違和感があるんだが……。

燃:C 萌:A 笑:B 総:B+

イラストリンク
やむなく覚醒!!邪神大沼(ガガガ文庫、2009/06)
ぼくこい(スニーカー文庫、2010/05)
なれる!SE 2週間でわかる!?SE入門(電撃文庫、2010/06)
天使ラノベエルは働いたら負けと思ってる(メガミ文庫、2010/09)

第4回このライトノベルがすごい!大賞リンク
セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常(大賞、2013/10)
魔法学園の天匙使い(金賞、栗山千明賞、2013/10)
非モテの呪いで俺の彼女が大変なことに(優秀賞、2013/10)

このライトノベルがすごい!大賞優秀賞リンク
オレを二つ名で呼ばないで!(第3回、2012/10)

このライトノベルがすごい!文庫

魔法学園(マギスシューレ)の天匙使い (このライトノベルがすごい! 文庫)
著:小泊 フユキ(こどまり) イラスト:如月 瑞(みず)

「まずは邪魔なスプーンを吹っ飛ばしてやる!」
「できるわけない!スプーン天匙の使い手は、戦闘中に匙を投げたりしないんだ!」

このライトノベルがすごい!文庫2013年10月の新刊。約5日の積み。献本頂きました。有り難うございます。
タイトルは「マギスシューレのてんさじつかい」と読みます。

第4回このライトノベルがすごい!大賞金賞&栗山千明賞受賞作品。応募タイトルは「伝達者」。応募タイトル、センスの欠片も無ぇなw

イラストはペンネームが微妙に違うけど、電撃文庫『スイート☆ライン』の挿絵を描いてた如月さんなんだな。

舞台はファンタジー世界。魔法学園に通う主人公ブルンはスプーンを使って魔法を繰り出すスプーン天匙の伝達者。
ブルンは、マイナーなスプーン天匙を世に広めようと、闘宴会への参加を決意するが、その裏では陰謀が蠢いていて……というお話。

うーむ、スプーンだから、掬う→救うってテーマの固め方は面白いと思うんだけど、いかんせん地味なんだよなぁ。
というか、ノリが児童書向きな気がしないでもない。とってつけたようなサービスシーンを外せば、青い鳥文庫とかフォア文庫とか角川つばさ文庫とか、その辺から出せそう。

個人的には、年上ヒロインであるサロメをもっとプッシュしてくれれば、んほぉぉおおおおおおお!!って、なったかもしれない。

燃:B- 萌:A- 笑:C 総:B+

イラストリンク
スイート☆ライン(電撃文庫、2009/05)

第4回このライトノベルがすごい!大賞リンク
セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常(大賞、2013/10)
ヒャクヤッコの百夜行(優秀賞、2013/10)
非モテの呪いで俺の彼女が大変なことに(優秀賞、2013/10)

このライトノベルがすごい!大賞栗山千明賞リンク
美少女を嫌いなこれだけの理由(第2回、2011/09)
【急募】賢者一名(勤務時間は応相談) 勇者を送り迎えするだけのカンタンなお仕事です(第5回、2014/12)

このライトノベルがすごい!文庫

セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常 (このライトノベルがすごい! 文庫)
著:長谷川 也(なりや) イラスト:皆村 春樹

「なあ、カキタニ。難しいかもしれないけどさ、アヒルのことを少しは理解してやろうぜ。たぶんな、アヒルは長期間スズメのツッコミを受けないでいると、死ぬんだと思う……」
「死んじゃうんですか!?」
「ああ。カラダの中に溜まったボケの成分がな、ツッコミに中和されずに増殖して、最終的には内側から破裂して吹き飛ぶんだと思う」

なにそれこわい。
このライトノベルがすごい!文庫2013年10月の新刊。約4日の積み。
第4回このライトノベルがすごい!大賞大賞受賞作品。応募タイトルは「セクステット ~ぼくと五つの女優の卵~」。
献本を頂きました。有り難うございます。

イラストはHJ文庫『僕の妹は漢字が読める』等の挿絵を描いてる皆村さんか。
正直、タイトルからは作為的なものを感じるわ。完全に「セクステット(意味深)」って感じじゃないですかー!やだー!
何故、表紙に黒ストを入れなかったのかとデザイナーを小一時間問い詰めたい。

さて、中学に上がって演劇部に入部した主人公、柿谷は個性的な5人の美少女と出会うことに。
彼女達は普通の芝居ではなく、日常という舞台での演技を研究していて……というお話。

一風変わった部活ものかと見せかけて、ファンタジア文庫『生徒会の一存』に端を発する、一昔前に流行ったような気がしないでもない駄弁り系ラノベです。
あんまり、このラノ文庫って感じはしないよなぁ。MFとかHJで出そうなノリ。

基本的に交わされる会話のやりとりは演劇と関係無い。各ヒロインにスポットを当てつつ、喋るだけ。山場も何もあったもんじゃない。
しかし、この会話のやりとりがなかなかに面白いんだよなぁ。ツッコミの言葉のチョイスが俺のツボに刺さってくる。

5人のヒロインが全員年上というニッチなエロゲみたいなキャラ配置なんだけど、年上設定である理由が全く理解らない……。
もっと!もっと!お姉さんお姉さんしたキャラを出せよ!これじゃ殆ど同級生と変わらんじゃないか!
という具合で、キャラ配置に難があるもののギャグが面白かったですね。

燃:C 萌:A- 笑:A- 総:A

イラストリンク
僕の妹は漢字が読める(HJ文庫、2011/07)
高校受験に必要な漢字1607字が全部学べるスタディ・ノベル -コトのハのカタチ-(スマッシュ文庫、2013/09)

第4回このライトノベルがすごい!大賞リンク
魔法学園の天匙使い(金賞、栗山千明賞、2013/10)
ヒャクヤッコの百夜行(優秀賞、2013/10)
非モテの呪いで俺の彼女が大変なことに(優秀賞、2013/10)

このライトノベルがすごい!大賞大賞リンク
モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)(第2回、2011/09)

アニメ,ノベライズ,講談社ラノベ文庫

おジャ魔女どれみ17 2nd ~KIZASHI~ (講談社ラノベ文庫)
原作:東堂 いづみ 著:栗山 緑 イラスト:馬越 嘉彦

「一人スウィーツ、カッコいいネ、どれみちゃん」

2013年10月の新刊。約2日の積み。3ヶ月振りの新刊。あれ、刊行ペースが上がった……?
表紙は勿論ももちゃん。当然、次はハナちゃんなんだろうけど、7巻どうすんだろ……。まぁ、次で完結しない保証はないが。
って、サブタイが恥ずかしいwwwwww

さて、高校2年生の冬。それは少しずつ進路という言葉が実態を伴ってくる時期……ということで、周囲が自分の未来を見定めている人達ばかりで、どれみは焦り出すのであった。

だから、こいつらバイタリティーに溢れ過ぎだろ……。ただでさえ、あれやこれやと大忙しなのに、この上、まだやること増やすとかマゾなの?
ももちゃんもスイーツ作ってるだけの現状に満足してないとか高み目指し過ぎだわ……。

そんな中、えっ、おんぷちゃんが初恋だって!?相手は誰だ!?おじさん、絶対に許さないよ<気持ち悪い
と思ったら、特に何ともなかったでござるの巻。ホッとしたというか何というか……。

相変わらず、エピソードの拾い方が上手いよね。のんちゃんの話を拾ってきたのには感動しました。
『#』40話『春風家にピアノがやってくる!』が拾われたけど、これは次巻に繋がりそうですね。

次巻もハッピーラッキー、みんなに届け!
次は2014年3月に6巻か。ドラマCD付限定版もあるらしいよ!

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
おジャ魔女どれみ17 ドラマCD付き限定版(2013/07)
おジャ魔女どれみ17 3rd ~COME ON!~ ドラマCD付き限定版(2014/03)

 

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「うわっ、クレームかよ。これだから接客業は……」

ファンタジア文庫の人気なんだかそうでないんだか、よく理解らないシリーズがアニメ化。制作はアスリード。
俺は原作1巻で折れましたが何か。
アニメ化オーラをガンガン出していた同期の『ライジン×ライジン RISING×RYDEEN』ェ……。

勇者になることを夢見ていた主人公ラウル。しかし、魔王が討伐され、勇者制度は廃止されてしまった。
目標を見失ったラウルは渋々就職するが、その就職先に魔王の娘フィノが現れて……というお話。

OPカットで始まる本編は、やたらと頑張ったクオリティの戦闘シーンから始まる。と思ったら、勇者制度が廃止されるというお間抜けな展開に。
あれ、こういうのちょっと前に見たような……。

原作の初稿の段階では存在していたもののカットされてしまったヒロイン達を復活させて、再配置した上でのアニメ化となっており、1話から華やかなことに。

勇者だの魔王だのということで、一応ファンタジー世界なんだが、まぁ現代機器の出ること出ること。
店内の雰囲気なんぞ完全に現代じゃねーかw
普通に日本語で文字が書いてあるしなぁ。俺、このノリが無理で原作切ったんだよな。何でもマジックって付けりゃ良いってもんじゃねーぞ。

取り敢えず、おっぱいとぱんつが大好きなアニメであることは判った。
OPをED代わりに使用しているけど、映像は何故か今回の本編映像の高速逆再生という謎。

そんな感じで第1話でした。視るのが苦痛にならんきゃいいけど……。

燃:B 萌:A 笑:B- 総:A-

エピソードリンク
第2話「魔王の娘さんが接客用語を覚えるようです。」

原作リンク
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。(ファンタジア文庫、2012/01)