電撃文庫

死想図書館のリヴル・ブランシェIII (電撃文庫)
著:折口 良乃 イラスト:KeG

「━━━━お話、もっと聞かせてほしいわ(イット・イズ・ネクスト・タイム)」
「ああ、任せろ」

2010年12月の新刊。約10ヶ月半週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
さて、今回の死書は『不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)』ってことで、登場人物達が、『アリス』の世界のコスプレをすることに。一部、ガチでなっちゃってる人も居ますが。

リヴルさんは三月ウサギ(マーチヘア)ですが、バニーガール姿。ウサミミが性感帯とかエッロ!リヴルさんエッロ!
普段、無表情なのでギャップが……。あと、髪下ろしてるのも初めてだっけ。

『不思議の国のアリス』とか聞くと、ハヤカワ文庫JAの『ザ・ジャグル』を思い出すわけですが。

今回注目したいのは、新キャラの赤崎シン。シン=罪(sin)と読み替えちゃうセンスが凄く……中二です……。
こいつとイツキの間に、友情なんだか何なんだか、よく理解らない関係性が出来上がるんだけど、これが良い。
何だかんだ言いながら助けてくれるんだろうな。

引き続き登場のカナも良い味出してると思う。あれ、未耶出て来なくて良くね?って気がしてきた。
未耶が出て来ると、すぐイツキが鬱思考になっちゃうからなぁ。

次は2011年6月に『九罰の悪魔召喚術Ⅳ』、10月にこっちの『Ⅳ』だけど、果たして打ち切りなのだろうか……。
リヴルさんの次のコスプレはレースクイーンってことで、全然モチベーション上がらないんだけど、ストーリーがちょっと面白くなってきたんだよなぁ。取り敢えず発売済み『Ⅳ』を買ってこようか。

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
死想図書館のリヴル・ブランシェⅡ(2010/09)
死想図書館のリヴル・ブランシェⅣ(2011/10)

電撃文庫

ハロー、ジーニアス〈2〉 (電撃文庫)
著:優木 カズヒロ イラスト:ナイロン

「この際、いままでのことは水に流しましょう。トイレだけに」

2011年4月の新刊。約半年の積み。半年振りの新刊。

今回は取り壊されそうになった部室長屋を守るため、署名集めの一環としてバザーが行われることに。
プチ文化祭みたいな雰囲気なんだけど、バザーは本編半ばくらいで終了しちゃうんだよなぁ。
最後までバザーやっていてほしかった。そしたら、もうちょっと面白くなったかもしれんのに。

取り敢えず、エクストリームトイレ掃除についてkwsk
それで長編書いたら良いのに。

次は2011年10月。って、また半年空いてんのか。もう買わんけど。

燃:C 萌:B- 笑:B+ 総:B

シリーズリンク
ハロー、ジーニアス(2010/10)

アニメ,電撃文庫

「これからお前の悲鳴を聞く。とても楽しみだ!!」

フィアさんは今回もしまぱんです。

原作ではフィアが、このはの制服をパチって学校へやって来るシーンがあるのだが、アニメでは一足早く、正式に転入することに。
その関係で、理事長世界橋(せかいばし)ガブリエルと、その秘書、北条漸音(ぜのん)さんが登場。
って、理事長の声、シャアかよw

フィアを歓迎するクラスメイト達のシーンは概ね原作準拠で、いんちょーさん、泰造、渦奈が登場するのは勿論のこと、日村先生も一足早く登場している。
校内旅行部って何する部活だよw

学校の全てが新鮮なフィアは大ハシャギ。しかし、その幸せは長く続かないってことで、ピーヴィー・バロヲイの襲撃
原作では学校の屋上が戦場となったが、アニメでは下校途中に襲撃されることに。

直前にピーヴィーは後方支援員(オーグジラリ)ミイラ屋(マミーメーカー)と接触している。

ここから展開は一気にシリアスバトルに。おお、クオリティ高いな。
春亮とこのはの合体攻撃《剣殺交叉(けんさつこうさ)》とか超テンション上がっちゃう。

そして傷ついた春亮の悲鳴を聞いたフィアは、その本性をさらけ出すのだった。豹変っぷりにZOKUZOKUするわ。
次回、いよいよ彼女の力が禍動(curse/calling)する。

どうでもいいが、夜知家に集まってきてる猫、えらい多いな。
ってなわけで、原作以上に急カーブが凄かった第二章でした。原作2巻以降の要素を前倒しで出してきてるのがニヤリとさせられるな。いんちょーさんの《ギメストランテの愛》も映ってたし。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B- 総:S-

エピソードリンク
第一章「布団に移るものを知らない Night of the Cube」
第三章「彼らの温度の二律背反 Cold curse, Warm curse」

雑記,雑誌,電撃文庫

電撃文庫MAGAZINE買ってきました。
電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2011年 11月号 [雑誌]

それから、優先消化が遅れて購入判断を保留していた、

・小春原日和の育成日記④
小春原日和の育成日記〈4〉 (電撃文庫)

の計1冊を購入。

電撃文庫

小春原日和の育成日記〈3〉 (電撃文庫)
著:五十嵐 雄策 イラスト:西又 葵

「は、白菜さんを笑うものは、白菜さんに泣くかもしれません……!」

2011年4月の新刊。約半年の積み。7ヶ月振りの新刊。『乃木坂春香の秘密』13巻からは4ヶ月振り。
今回も結構な間が空いてるけど、全然そんな感じしないんだぜ。
表紙は帯を外すと、ネグリジェ的なものから透けるぱんつが拝めます。

ここにきて判明する衝撃の事実。何と、姫乃宮学院の昼休みは90分あるらしい。な、何だってー!?
90分あれば、まぁ、佑介が学校から行って帰ってくるだけの時間は確保出来るかと思ったけど、よく考えたら昼休み終了間際まで姫乃宮に居たら、確実に自分の学校の方で遅刻になるんじゃ……。どうなっとんねん。

さて、一大勢力へと成長した日和さんの派閥。今回は1年生の最大派閥、鷲津派と百人一首で戦うことに。
1年鷲津派のトップ、鷲津三姫(みき)の二つ名は『静寂の白金竜胆姫(サイレント・プラチナ)』。これは恥ずかしいぞ……w

面白いのは百人一首の練習風景。ちゃんとコツとかが書かれているのが興味深い。
他にも結構、上流階級知識みたいなのが、ちょこちょこ出て来るんだけど、こういうのって『乃木坂春香』の方でも出て来るのかな。

で、練習はかなり厳しいものの筈なのだが、日和さんのキャラの所為もあるのか、全然ハードそうに見えねぇw
それで、楽に敵に勝っちゃったりするから、ヌルゲーっぽくなってしまってるなぁ。
しつこく言うが、ハードな勝負がどうこうで楽しむ作品じゃないけども。
相変わらず、サクセスストーリーっぷり半端無ぇw

今巻で1年生の最大派閥になったから、次の相手は上級生になるのかな?

次は2011年7月に『乃木坂春香の秘密』14巻、10月にこっちの4巻です。うーむ、刊行速度が速く出来ない人はあまり複数シリーズ同時進行はしない方が良いのでは……。

燃:B 萌:A 笑:B 総:A-

シリーズリンク
小春原日和の育成日記②(2010/09)
小春原日和の育成日記④(2011/10)

電撃文庫

死想図書館のリヴル・ブランシェ〈2〉 (電撃文庫)
著:折口 良乃 イラスト:KeG

「食べるためどす。神様は、仏様は、どんな味がするんやろ。食ったら美味しいんやろうか。この神様は、あの仏様は、そんな風に思っただけどす。気付いたら色々調べてましたわ。でも、そんなん、どの魚が食べられるか調べんのと同じで、ウチはただ、神様も仏様も、食べたら美味しいやろうなと思うただけどす」

2010年9月の新刊。約1年1ヶ月の積み。え、そんなに積んでたの、俺……。
5ヶ月振りの新刊。

さて、今回は早くも京都への修学旅行。だが、イツキはエレシュキガルの風邪を治すため、逃げ出した死書『喫茶養生記』を捕える使命も帯びていて……というお話。

『Ⅰ』でミスったイツキは二度とミスは許されないと誓ったわけだけど、それが全体的に話を重くしているよなあ、と。
コメディ要素から一歩引いちゃってる感が。

『筆記官(ライター)』以外にも同じような立場の『主賓客(イーター)』等が存在し、死想図書館のように対応する施設がそれぞれあるって設定なんかは凄く俺好みなんだけどなぁ。
全体的に暗いのが……。

イラストは良いんだが、リヴルさんの下着が黒なのは絶対に許さない。
あ、ちょっとしか出番なかったけど、朧車が可愛かったです。

次は2010年12月に『Ⅲ』、2011年6月に『九罰の悪魔召喚術Ⅳ』(打ち切り完結)、10月に、こっちの『Ⅳ』です。
『Ⅲ』は既に手元にあるので、それを読んでから『Ⅳ』を買うか決めよう。今のままだと見送りになるが……。

『Ⅳ』の帯に「クライマックス」って書いてあったんだけど、こっちも打ち切り喰らったのか?後書きには特に何も書いてなかったみたいだけど。

燃:B 萌:A- 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
死想図書館のリヴル・ブランシェ(2010/04)
死想図書館のリヴル・ブランシェⅢ(2010/12)

電撃文庫

ラッキーチャンス!〈10〉 (電撃文庫)
著:有沢 まみず イラスト:QP:flapper

「おねがい」
吠えて。

わたしの狼。

2011年10月の新刊。約2日の積み。3ヶ月振りの新刊。“奉り”がいよいよ決着ということで、優先消化しちゃいました。

ここまできたら、後は敵をぶっ飛ばすだけなのだが、予想以上に沙代が絶望に突き落とされていくのでヒヤヒヤしましたよ。

キチもさらっと、かつての本性を目覚めさせてたけど大丈夫なのかしらん。福の神で居られるのって期間限定なんじゃなかったっけ……。

ザ・レディを大撃破しただけでなく、“奉り”のルールに則って天草家の新しい当主となってしまった雅人。
しかし、これは怒濤のような運命の変転の序章に過ぎないんだとか……。
いやしかし沙代可愛いよ沙代。

で、啓太とようことともはね出てキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
どうも、次巻では雅人との絡みがありそうで楽しみだな。

結局、“奉り”編だけで4冊かかったのか。
次巻も、あなたのハートにラッキーチャンス☆

燃:A+ 萌:A+ 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
ラッキーチャンス! <9>(2011/07)

著者リンク
スイート☆ライン4 ユニット結成編(2012/02)

電撃文庫

境界線上のホライゾン4〈中〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)

「仕方ない事です。あのような事があった後では、皆様、大なり小なりおちんこでても仕方ないといえましょう」

2011年10月の新刊。約1日の積み。買ったばかりの小説をソッコで読んだの、すんげー久し振りな気がするぜ。
1ヶ月振りの新刊。『Ⅲ〈中〉』が840ページだったのに対し、今回は740ページ。別にラノベって巻数重ねる度に分厚くなるもんじゃないけど、川上さんの作品に関しては、どうしても分厚くなっていくのを期待してしまうなw

表紙は前巻で顔見せだけしていたアリアダストの2年生、大久保忠隣/長安。眼鏡っ娘枠だぜうひょー!
今回も表紙綺麗だなぁ。

中巻の口絵は通常フォーマットから外れるというのは、いつも通り。紹介すべきキャラいっぱい居るんだから、普通にやりゃ良いと思うのだが。
作業量的に、こっちの方が楽なのかしら。

で、ピンナップ表はアサマチ、賢姉、直政の水着姿で、( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!
はいはい、どうせ裏面は男衆の褌祭とか、そんなんだろ?と思いながら捲ったら、正純、ナイト、ナルゼの水着姿……だと……?ゴクリ
ナルゼとか完全にお尻なんですけど<言葉足りず

さて、今回は臨時生徒総会再びだったり、外交官を派遣した先でわやくちゃだったりで。
ただでさえ勢力が入り乱れて、わからんちんなのに、それに加えて、アリアダストの面々はチャットで常時繋がってるから、もう誰が何処に居るのやら。

おちんこでてた」と「巨乳防御」ネタ引っ張っていてクソ吹いた。

今回はやたら成実さんが可愛いのですが。挿絵3枚とも、超グッとくる。ああもう僕はどうしたら良いのかと!
ってか、ウルキアガの反応冷た過ぎるw

何かもう、流れ的に成実さん、完全にウルキアガの未来嫁だから、『〈下〉』でアリアダスト所属になるんだろうな。
ひもしまぱんとか出て来たら、『C^3 -シーキューブ-』から輸入してきたのかと思うよな。

トーリがアサマチのフラグビンビンな気がするんですけど。つーか、むしろホライゾンとの間に、そういうイベントが無さ過ぎる気が……。
ってか、“きみとあさまで”ってバンド名だったのかよ!?

あと、ミリアムの難易度が超下がっていてビックリした。いつの間に……。東、やりおるわ……。

次は、やはり1ヶ月空いて12月に『〈下〉』です。問題山積みですが、一気にガッと解決するんだろうか。
表紙は誰だろうなぁ。候補居過ぎて全然予想出来ねぇ……!
政宗か二代あたりか……。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:S-

シリーズリンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅣ〈上〉(2011/09)
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅣ〈下〉(2011/12)

アニメ,電撃文庫

「あの日、この街から悠二が消えた」

2期の終了から2年半、電撃文庫の原作の完結に合わせて、アニメもファイナルシーズンが開始。タイトルの「Ⅲ」は「Final」と読みます。
地上波で再放送が始まった時点で3期やるのは判り切ってたが。

OPは既存キャラ、新キャラ入り乱れてますが、最終章ってキャラ出過ぎて、もう何が何やらで全然憶えてないんだよな。
ぼんやり見憶えくらいはあるのだが。

2期のラストで消滅が示唆されていた悠二だったが、その通り、彼はシャナさんと吉田さんに告白の返事をすることなく消えてしまっていた。

まだ消えていないと希望を持つシャナさんは来たるべき戦いに向けて鍛錬。
悠二が[仮装舞踏会]の盟主、“祭礼の蛇”と協働していることを未だ知らず……という導入か。

原作既読組としては悠二が敵になっていることが特に違和感無いわけだけど、アニメしか視ていない人にとっては結構イミフらしいですね。
まぁ、その辺はおいおいだろうな。

それはともかく、シャナさんがバックプリントぱんつだったという衝撃。
今回は取り敢えずシャナさんのお風呂シーンとかあったけど、今後は萌えシーンは激減する筈。果たして、それで視聴者のどれだけが脱落していくのか……。

今回はEDにエピソードが食い込んだため、ED映像はお預けか。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A

シリーズリンク
灼眼のシャナS 最終話「オーバーチュア 後編」

エピソードリンク
第2話「来たるべきもの」

アニメ,電撃文庫

「脱ーげ!脱ーげ!もう1枚!もう1枚!」

冒頭は1話の裏で、副会長、正純が何をしていたか。バイトで小等部の教師をしてるシーンが描かれるのってアニメが初になるんだっけ。
正純は今回が初台詞だけど、キャストはみゆきちってことで、もっと低い声にしてくるかと思ったけど、思ったより高めの声だったな。

オリオトライ先生に代わって授業を行う御高説はどうすんのかと思ったら、完全そのまま再現だった件。
ガチ設定説明シーンなんだけど、これでも原作未読者はまだ理解出来んだろうな。
アサマチが鈴の書いた文章を読み上げるのはアニメオリジナル。原作では鈴が最後まで自分の口で解説してる。
尺と聞き取り易さを考慮した故の演出かな。
鈴が年号を間違えたときにオリオトライ先生が反応しているのが細かい。

隣の教室で授業してる三要先生、転校の挨拶にやって来た東、その付き添いの武蔵王ヨシナオもちょろっとだけ登場。
トーリのゴッドモザイク吹いたw
東視点だったから音だけの演出だったけど、トーリがちゃんと教室の壁を貫通していてワロタ

で、松平・元信が登場。「松平」の発音が俺の思っていたのと違った件。
この人も顔見せ程度か。
他にも三河組としては、忠勝、二代、榊原が登場か。台詞はまだ無しだったけど。
K.P.A.Italiaの栄光丸が登場したけど、キャラは登場せず。

ネイトのおっぱいチェックは揉むとこだけ光が入っていたな。タッチだけならOKっぽい。どんな基準だよw

表示枠って、あらゆるところに出て来るんだな。武蔵がステルス航行に入るときに武蔵全体が表示枠くぐってたし。

ED映像初見だけど、走狗可愛いなw
一応、次回予告を兼ねているっぽい。

今回は結構端折って、130ページくらい消化したか。脱落した視聴者が結構居そうだが、さて……?
言っとくけど、まだキャラ出揃ってないからな?

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第1話「境界線前の整列者達」
第3話「町中の遊撃手」

ソフトリンク
境界線上のホライゾン <Ⅱ>(初回限定版)