アニメ,角川スニーカー文庫

「義理の妹なんて、調教する以外に使い道ありますか?」

スニーカー文庫のディザイアアクションがアニメ化。タイトルは「しんまいまおうのテスタメント」と読みます。

製作はプロダクションアイムズ。ガガガ文庫『俺、ツインテールになります。』の作画崩壊が記憶に新しいので、ちょっと不安でござる。
原作者の上栖綴人さんはHJ文庫『はぐれ勇者の鬼畜美学』に続いて2度目のアニメ化。まぁ、あっちは原作の刊行が止まってしまったのだが。新装版出ねぇかなぁ。

父の再婚により、突然2人の美少女、澪と万理亜の義兄となることになった主人公、刃更(ばさら)。戸惑いながらも2人と家族になろうとする刃更だったが、実は彼女達にはとんでもない秘密があって……。

Aパートは殆どラブコメみたいなもんなんだけど、澪と万理亜の正体が明らかになったところでOPに入るという演出が面白い。
女性陣が裸なのは理解るけど、何で刃更まで裸なんだよw

今回は危機に陥った澪達の元へ刃更が駆けつけるところまで。本編がEDに食い込んだため、曲だけ公開。

あれ、掴みに調教シーン入れてくると思ったんだけどなぁ。ってか、あれを入れないと凄いオーソドックスなバトルものにしか見えないから片鱗だけでも出しておくべきだと思うんだけど……。
というわけで、このアニメはまだ本領発揮していない筈なので1話切りはやめた方が良いですよ。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第2話「初めての主従契約」

原作リンク
新妹魔王の契約者Ⅰ(スニーカー文庫、2012/10)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「部屋に戻ってからにしてくれよ、アニメの話!!」

ファンタジア文庫の人気シリーズが満を持してアニメ化。タイトルの「彼女」は「ヒロイン」と読みます。
製作はA-1 Picturesなんだけど、監督が亀井幹太さんということで、あっ……(察し)
この製作会社と監督の組み合わせってGA文庫『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』とファミ通文庫『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』をパッとしないまま終わらせたアレじゃないですか……。
ちなみにA-1 Picturesがファンタジア文庫原作のアニメ化をやるのは初。
脚本は原作者である丸戸史明さんが全話担当する予定。

OPは所々CGというか3D使ってる?
初回となる今回は0話と銘打ってアニメオリジナルエピソードの模様。時系列をいじって、主要ヒロインが全員登場している状態。
いきなりじっくりねっとり入浴シーンとか潔いなw

取り敢えずサービスカットを交えながら、主人公倫也(ともや)達が同人ゲームを製作していることを説明していく流れ。
キャラ同士の関係性も概ね把握出来るようになっている。

時々シャフトを彷彿とさせる不思議な色使いのカットがあるんだけど、今作では積極的に使っていく方針なのかしら。

EDはヒロイン勢にフィーチャーする感じか。本編始動は次回からだろうけど、果たして今回の内容は掴みとして成功と言えるのか……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#1「間違いだらけのプロローグ」

原作リンク
冴えない彼女の育てかた(ファンタジア文庫、2012/07)

MF文庫J,アニメ

「願わくば汝がいつかアブソリュート・デュオへ至らんことを」

エロゲシナリオライターが執筆するMF文庫Jの人気シリーズがアニメ化。製作は同レーベルの『IS〈インフィニット・ストラトス〉』を大ヒットさせたエイトビット。

焔牙(ブレイズ)と呼ばれる魂の力を顕現させる力を得た少年少女達の異能力学園バトルもの。
あー、OPが鈴木このみさんとかこれは間違いないわー。バトルものらしく、ちゃんとサビでバトルしているのが凄く嬉しい。

物語は主人公、透流(とおる)が昊陵学園に入学するところから始まる。入学試験はいきなり隣の席に座っている同じ新入生とバトルし、勝った方だけが入学出来るというもので。
焔牙によって生み出される武具のデザインが微妙という気がしないでもないけど、テンポの良いバトルは掴みとしては良いのではないか。

で、バトルからの後半のギャグ展開の落差な。月見先生のキャラが激し過ぎるだろ……。キャラだけでも相当な立ち方なのに、キャストの田村ゆかりさんがアゲアゲでえらいことになっとるw

そしてメインヒロイン、ユリエと正式決定までの仮の絆双刃(デュオ)を組むことになる透流。
透流に絡みつくユリエの「じ~~~~~~~~~~~~~~~~~」ワロタ

EDを歌うのはユリエなんだけど、桜が綺麗です。
エンドカードは鶴崎貴大さん。『らぶジェネ!』『神なる姫のイノセンス』繋がり……なのか?

そんな具合で思わぬ良い滑り出しな『アブソリュート・デュオ』でした。これはそれなりに原作売れるんじゃね?

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
#02「絆双刃/デュオ」

アニメ,コミカライズ,富士見ファンタジア文庫,角川スニーカー文庫,雑記

色々買ってきました。ラノベは、

・新妹魔王の契約者Ⅶ
・愛だ恋だを取り締まる俺に、春がやってきたので無秩序 <2>

の計2冊。

スニーカー文庫では『長門有希ちゃんの消失』がサテライト製作にて春放送開始が決定。ほう、京アニじゃないのか。

コミカライズは、

・甘城ブリリアントパーク The Animation <01>
・プリキュアコレクション ふたりはプリキュアSplash☆Star <1>
・プリキュアコレクション ふたりはプリキュアSplash☆Star <2>
・プリキュアコレクション Yes!プリキュア5

の計4冊。


今更ながら、あれ、ブログ更新したときに自動でTwitterにリンクが投稿されるようにすれば良いんじゃね?と気付きました。
というわけでIFTTTとかいうのを使って設定したでござる。これでアクセス数鰻上りやでぐへへへへ。

スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! 13 通常版 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:松 智洋 イラスト:なかじま ゆか

「うさぎピョンピョン!みんなのもとへ!」
「「「うさぎピョンピョン!みんなのもとへ!!!」」」

なにこれこわい。
2013年6月の新刊。約1年6ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。『オトメ3原則!』4巻からは隔月刊行。
OVA付きの限定版がありましたが、そこまで買うつもりはなかったのでスルー。

表紙は美羽と仁村なんだけど、まさか仁村が表紙に出れる時が来るとはな……。
それにしても美羽の服の柄どういうデザインだよw

さて、最近姿を現さない仁村を心配する裕太達。女絡みの問題でも起こしたかと思われたていたが、実は彼の家族に関するトラブルが起こっていて……。

今回はずっと仁村を助けるお話かと思いきや、中盤くらいで問題は解決して、別のエピソードへ移行。

サーシャさんからの同居の提案を素直に喜べない裕太達。そんな中、倒れてしまう裕太。彼の入院騒動は周囲に衝撃をもたらして……。
次々とお見舞いに駆けつける人々ということで、これまで小鳥遊家が繋いできた絆がはっきりと判るハートフルな展開に。

おい、ひな、ママに帰ってきてほしいって泣くんじゃないよ。おじさんの涙腺爆発しちゃうだろうが。

いやしかし、仁村のターンが回ってきたんだったら、佐古先輩にもワンチャンあるんじゃね?ちょっとずつ彼の交友関係も見えてきてるしな。
そもそもこの人、変態だけど凄い頼りになるんだよなぁ。
今回、惜しかったのは脱字の多さ。やっぱりスケジュール厳しいんだろうか……。

次は2013年8月に『3原則』5巻、10月に『パイコキ』14巻、12月に『3原則』6巻、2014年2月に『パイコキ』15巻、6月に16巻、11月にダッシュエックス文庫から新シリーズ『はてな☆イリュージョン』、2015年1月に『パイコキ』17巻、3月に18巻。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! <12>(通常版)(2013/02)
パパのいうことを聞きなさい! <14>(2013/10)

著者リンク
オトメ3原則! <4>(2013/04)
オトメ3原則! <5>(2013/08)

このライトノベルがすごい!文庫,雑記

献本を頂きました。有り難うございます。

・まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる <2>

の計1冊。

MF文庫J

緋弾のアリアXIX 小舞曲を御一緒に (MF文庫J)
著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「この国じゃ貴族は王族に逆らえない、なんてみんな言ってたけど━━知ってたかい?アリアはもうとっくに、王族なんだ。だから、逆らっても良かったんだよ」
「あ、あたしが王族?」
「━━そう。俺の女王陛下さ」

KAKKEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
2014年12月の新刊。約1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はアリアの妹メヌエット。アリアに妹が居ると始めて言及されたのって、一体いつのことだったのだろうか……。

勿論、武偵校の制服を着ている筈がないんだけど、セーラー襟だけは付いてるのね。前巻のLOOも襟だけは付けていたから、そこが統一ポイントなのか。
サブタイの「小舞曲」は「メヌエット」と読みます。

さて、ジーサードと共に瑠瑠色金を手に入れたキンジはアリアの居るイギリスへ。色金の秘密を知るアリアの妹メヌエットの元へ……。

ホームズの血を引く少女が一筋縄でいく筈もなく。
メヌエットから情報を引き出そうとリサの協力を仰ぐキンジ。リサが頼もし過ぎてヤバイ。
キンジの中でリサの株がストップ高なんだけど、今後も出番多いのかしら。

そんなメヌエットのネトゲ友達のモモコって一体誰だよと思ったけど、よく考えたら夾竹桃のことなのか。

今回もアツい男の友情。前巻は兄弟愛だったけども。いがみ合った相手と戦いを通して理解り合う展開はベッタベタだけど良いよな。

惜しいのは、このシリーズ、頑なに挿絵に男はキンジしか出さないんだよな。たまには男を出しても良いのよ。
ってか1回くらいイラストに出してくれないと男キャラの印象が薄くなってしまうな……。
今回登場したサイオンなんて、再登場してほしい良キャラだと思うんだけど、イラスト化されていないので印象が薄いしなぁ。

次は2015年1月に『緋弾のアリアAA』です。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
緋弾のアリアⅩⅧ 星条旗の覇道(2014/08)
緋弾のアリアAA(2015/01)
緋弾のアリアⅩⅩ 恋と戦の超伝導(2015/05)

世界観リンク
やがて魔剣のアリスベルⅤ 必殺の時刻(2015/01)

ガガガ文庫

不戦無敵の影殺師 3 (ガガガ文庫)
著:森田 季節 イラスト:にぃと

戦うことだけが、俺たちだ。

2014年9月の新刊。約3ヶ月2週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
あ、朱雀が表紙から押し出されてしまった……。出て来たのは、みぞれと舞花。かといって、本編でスポットが当たるわけでもないという。

さて、最強を名乗り始めたことで、裏の社会の異能力者集団『御大』に目をつけられてしまった朱雀達。
その牙は彼等だけでなく、表の異能力者業界全体に向けられて……。

前回の振り通りシリアス展開に傾きはしたけど、そこまでバトルものっぽい展開にはならなかったな。
あくまでも朱雀が自分の生き方を模索する描写に紙幅が割かれている。

これが結構アツくてなぁ。激しい燃えって感じじゃないんだけど、地味~にアツいんだよな。
最終的に落ち着くポジションも地味。だがそれが良いw

まぁ、森田さんのシリーズなら3巻で終わりだろうと思っていたら、終わらない……だと?こんなに打ち切り完結っぽい空気を漂わせておいて……。
小手毬との関係性は結構掘り下げたし、次は他のキャラの出番を増やしてほしいな。舞花とかみぞれとか。
というわけで次は2015年2月に4巻です。

燃:A 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
不戦無敵の影殺師 <2>(2014/06)
不戦無敵の影殺師 <4>(2015/02)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

棺姫のチャイカ(5) (角川コミックス・エース)
原作:榊 一郎 漫画:茶菓山 しん太 キャラクター原案:なまにくATK(ニトロプラス)

「これからはその人を助ける為に生きなさい。そして自分の為にも、もっと強く━━」

2014年12月の新刊。
案の定というか何というか原作とアニメが終了したので、こちらも終了。結局、原作2巻までしかやれなかったか……。

最後には少しだけオリジナル要素を挟んで、一応ラストっぽい雰囲気が作られている。大した変更ではないんだけど、これを入れたことで綺麗に終われていると思う。

あー、薄々判ってはいたけど、コミカライズ版のフレドリカ、やっぱ可愛いわー。くそー、最後の最後だけの出番とかマジ惜しいな……。
フレドリカが出て来てから本番みたいなところもあるのに。

総評

そんな具合でファンタジア文庫のコミカライズ『棺姫のチャイカ』全5巻、これにて終幕。単行本だけだと足掛け2年9ヶ月か。
原作2巻までしかいけなかったのが残念だけど、丁寧な出来で良質なコミカライズだったと思います。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
棺姫のチャイカ <Ⅳ>(2014/03)

富士見ファンタジア文庫

ぼくのゆうしゃ (6) (富士見ファンタジア文庫)
著:葵 せきな イラスト:Nino

〈私はあくまで彼女の人格を元にした人工知能。……時に、女神などとも呼ばれる、ただの美貌の才女でしかないのです〉
「なんで急に若干のドヤ感を差し込んできたの?」

2014年12月の新刊。約1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、前巻の予告通り今回は激動です。魔法都市ルーンヘイムへと到着したトオル達は近くにある《裁きの楼閣》で試練を受けることにするが……。

すっかり騙されたけど、ヨル=ヒロキ兄さんではなかったんだな。かなり近い位置に居たのは間違いないけども。
で、ルゥが犠牲になるという予想外過ぎる展開。おいおい、正直ただの賑やかしだと思ってたわ……。

そして、明らかになるタイトルの意味。ただ、「これはトオルにとっての勇者」という意味であって、「トオルが捉えている勇者という言葉の意味」は指してないんだよな。
となると、もう一度タイトルの意味に言及する展開があるのではないかと思うわけですが……?

今回の展開はトオルにとっては決定的な出来事って感じだけど、これからどんどん児童書では出せない方向へ流れていくのかしら……。いやはや、ストーリーの急カーブ具合が……。

レイアは引き続き、旅に同行しているけど、今回はこれといった活躍は無し。ファルディオとイチャイチャしていただけだな……。いや、彼女が登場してからラブコメ分が加速したので、今後もレギュラーでいてほしいけども。

後書きによると、ファンタジアBeyondで連載中の『ゲーマーズ!』の書籍化が決定したそうで、それが2015年3月に出るとか何とか。

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
ぼくのゆうしゃ <5>(2014/08)
ぼくのゆうしゃ <7>(2015/04)

著者リンク
ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー(2015/03)