コミカライズ,電撃文庫

ロウきゅーぶ! 3 (電撃コミックス)
原作:蒼山 サグ 作画:たかみ 裕紀 キャラクターデザイン:てぃんくる

「5人そろったからかな。あの5人じゃないと気づかなかった。あの5人じゃないと駄目だったんだと思う」

2012年2月の新刊。
表紙は紗季。原作では3巻の表紙は愛莉だったわけだが、何故入れ替えたのか。
スパッツだわ横乳だわで。

さて、原作2巻完結編。何はともあれ、コミカライズ版はコメディ描写が楽しいよな。ひなたちゃんのぱんつ返却大作戦が面白いんだよな。

で、アツさも忘れない終盤の展開。友情!努力!勝利!って、結構ジャンプの王道パターンなんだな。
いやしかし、やはりもっかん可愛いよもっかん。

巻末には、電撃G’s magazine以外の雑誌に掲載された番外編を収録。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
ロウきゅーぶ! <2>(2011/08)
ロウきゅーぶ! <4>(2012/08)

このライトノベルがすごい!文庫

美少女を嫌いなこれだけの理由 (このライトノベルがすごい!文庫)
著:遠藤 浅蜊 イラスト:黒兎(くろと)

「頑張れば野郎同士だってガキくらい作れる!あんたらももっと頑張りなさい!やったりやられたりすればいでしょ!」

このライトノベルがすごい!文庫2011年9月の新刊。約9ヶ月4週間の積み。第2回このライトノベルがすごい!大賞栗山千明賞受賞作品。
最初はスルーしてたんだけど、ネットの評判を見たのと、元バイト先が入荷してたってので購入。

舞台は「美少女」と呼ばれる種族が存在する世界。美少女とは、年齢性別に関係無く、人間で言うところの美少女の姿をしている存在のことで、排泄物も出さなけりゃ、汗もかかない。

そんな世界で、簡易美少女局のサポートマネージャーに就任した主人公、雄介が巻き込まれる騒動を描く。

うーむ、これは面白いのか?確かに、美少女の設定はぶっ飛んでるし、特殊な一人称や語尾には取得困難な免許が必要なんて部分も捻くれていて良いと思うんだけど、ストーリーがなぁ。
やたら殺伐としているというか。いやまぁ、このラノ文庫だから、捻くれてる方が良いのかもしれないけど。

もっと美少女という設定を活かしたコメディ路線なら、俺のツボのだったのだが。
続刊しそうなのに続き出てないなぁ。
次は2012年6月に新シリーズ『魔法少女育成計画』。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

著者リンク
魔法少女育成計画(2012/06)

第2回このライトノベルがすごい!大賞リンク
モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)(大賞、2011/09)

このライトノベルがすごい!大賞栗山千明賞リンク
魔法学園の天匙使い(第4回、2013/10)
【急募】賢者一名(勤務時間は応相談) 勇者を送り迎えするだけのカンタンなお仕事です(第5回、2014/12)

 

アニメ,ガガガ文庫

「髪は長い友達と言いますけどねぇ……」

え、サブタイはひとつのエピソードに対して、ひとつなのか。せめて前編後編とか付けないと、凄ぇ判り難いと思うんだけど。

さて、謎の工場に潜入した調停官さん達。助手さんのネガティブ絵本で吹いた。ナレーションとのギャップw

お爺さんや助手さんとはぐれてしまった調停官さんが辿り着いたのは、ようせい社の頂点として君臨する加工済みチキンだった!
って、絵面がシュール過ぎるわw

最後の『アヴェ・マリア』は、どんなチョイスだよw
原作の時点でBGM指定あったんだっけな?

いやしかし、調停官さん可愛いな。何故、こんなにツボにクるのか不思議。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
episode.01「妖精さんの、ひみつのこうじょう」
episode.03「妖精さんたちの、さぶかる」

電撃文庫

ロウきゅーぶ!〈10〉 (電撃文庫)
著:蒼山 サグ イラスト:てぃんくる

有り体に言えば、おっぱいぷるんぷるんであった。

2012年2月の新刊。約4ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は順当にひなた。これで2巡目が終了か。

さて、今回はシリーズ2回目の短編集。新刊出る度に電撃文庫MAGAZINEに短編を載っけてたから、それなりの本数が溜まってんだよな。
今回も勿論、雑誌掲載時には無かった挿絵が描き下ろされている。確か無かったよな……?

『紗季のお先にバースデイ』

電撃文庫MAGAZINE掲載。いつも真帆を立ててあげて、自分は我慢してしまう紗季。でも、彼女も本当は誰かに甘えたくて……というお話。
昴が天然タラシ過ぎて辛い。

何故もっかんのうなぎのシーンを挿絵指定してくれなかったし。

『ひなたとブルマのヌシ』

電撃文庫MAGAZINE掲載。
強化外装まほまほのブルマじゃねーよwwwwww

『決戦は遊園地!?』

書き下ろし。
慧心女バスの5人と、葵と愉快な仲間達が遊園地で遊ぶエピソード。ゾノとショージは、どんどん良い扱いになってきてるな……。

『マホラーハウスへようこそ!』

電撃文庫MAGAZINE掲載。
まほまほの名前がタイトルに入ってるけど、出番は殆ど無し。この頃からサブタイの統一性が無くなってきたよな……。

『逃げ出すマホとそのサキに━━。』

電撃文庫MAGAZINE掲載。
まほまほと紗季の関係性を描いた良エピソード。最後に2人の作文を持ってくるのは上手いと言わざるを得ない。

まとめ

そろそろ、やんばるが主役の短編があっても良いと思うの。いや、それ以前に挿絵に出てほしいぜ……。

さあ、今度こそ、葵に表紙登場のワンチャンあるか……!?
次は2012年6月に新シリーズ『天使の3P!』。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ロウきゅーぶ!⑨(2011/10)
ロウきゅーぶ!⑪(2012/10)

著者リンク
天使の3P!(2012/06)

コミカライズ,ファミ通文庫

“葵
原作:野村 美月 作画:CHuN(Friendly Land)
構成:山崎 風愛 キャラクター原案:竹岡 美穂

粒あん!?

2012年6月の新刊。
ガンガンONLINEで連載中の、ファミ通文庫の人気シリーズのコミカライズが単行本で登場。
掲載誌は原作者の野村さんの別シリーズ『“文学少女”』がガンガンJOKERで連載しているからこそのスクエニ系列なのか。
何この、特異な手触りの表紙。トゥルトゥルっするんだが。

基本的に原作に忠実な展開なんだけど、絵の方も原作絵の再現度が高め、かつ漫画として、ちゃんと成立しているのが良い。
葵と式部さんが可愛いです。今巻では、まだ2人ともツン全開ですが。式部さんに踏まれたい(ぉ
ヒカルの葬式のシーンに登場してい幼女は紫織子かな?

ビジュアル化されたことで、コメディチックな演出が増えたかな。これで、今後のシリアス展開も多少緩和される……か?

いやしかし、このタイトル、原作2巻に入ったら、どーすんだ……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

原作リンク
“葵” ヒカルが地球にいたころ……①(2011/05)

ファミ通文庫,ラノベ関連本


著:野村 美月 イラスト:karory 漫画:はる 桜菜

「早く……明日が来て、シャール先生に、会えますように」

ファミ通文庫『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』の文庫1巻とコミカライズ1巻に付いている応募券を贈ると貰えた小冊子。
内容は描き下ろしショートショート、イラスト、4コマとなっている。

ショートショートは文庫1巻のエピソードを聖羅姫の視点から描いたもの。完全にフラグ立っとるやないか!
挿絵が多分描き下ろし。

コミカライズは4コマで登場。可も無く不可も無くな内容だけど、王妃様の話だけは面白かったです。
実際、王城の中では、あんな感じなんだろうなー、と。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件(2012/02)

GA文庫

異能バトルは日常系のなかで (GA文庫)
著:望 公太(のぞみ) イラスト:029

……罪深い俺、かっけー。
あー、マジで贖罪とかしてーわ。

GA文庫2012年6月の新刊。約2週間半の積み。『Happy Death Day』でデビューした望さんが7ヶ月振りに復活したと思ったら、凄い路線変更キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ってか、デビューシリーズはどうなったんだ……。

イラストは電撃文庫『はたらく魔王さま!』やガガガ文庫『ドラゴンライズ』でお馴染みの029さん。

最初はスルーしてたんだけど、折り込みチラシの紹介とネットの評判で、やっぱり手に取ることに。

厨二病患者、安藤寿来(じゅらい)を含む文芸部の5人はある日突然、異能の力に目覚めた。しかし戦うべき敵は現れず、安藤達は穏やかな日常を持て余していた……というお話。
MF文庫J『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌』を彷彿とさせるな。

異能とれば、そりゃネーミングしないといけなということで、安藤は文芸部のメンバーの異能に、それぞれ名前を与えていく。
個人的には《五帝》と書いて「オーバーエレメント」がかっけーと思う。まぁ、もうちょっと小難しい漢字を使って、四文字くらいで構成されてる方が好きなんだけど。

満載なサブカルネタも面白いんだけど、異能力を活かして繰り広げられる厨二全開な遊びが楽しいよな。
みんなも出来る二つ名講座とか楽し過ぎだろ……。俺もかっけー二つ名考えてー。

『宵闇に嗤う二律背反の魔女』と書いて、「エンドレスパラドックス」とか格好良過ぎるw

ヒロインは脱厨二の少女、灯代(ともよ)。安藤の厨二発言にツッコミつつ、実は一番の理解者なんじゃないかという。
何だかんだで、厨二から抜け切れてないところが可愛い。

敵は居ないのではなく、安藤達の知らないところに居るようなのだが、明確に戦うことになるんだろーか。
思わせ振りな固有名詞にZOKUZOKUするぜ……。
最後に、ポテチの袋が開けられない危機に覚醒するシーンでクソワロタ

いやー、面白かった。俺、絶対無意識に電車の中でニヤついてたわー。
これはこのままコメディ路線でも、多少シリアスめになっても、どっちでも面白くなりそうだわ。

燃:A 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
異能バトルは日常系のなかで <2>(2012/10)

コミカライズリンク
異能バトルは日常系のなかで <1>(2014/03)

アニメリンク
異能バトルは日常系のなかで 第1話「『異変』アルファ・エピソード」

著者リンク
僕はやっぱり気づかない(HJ文庫、2011/08)
HAPPY DEATH DAY 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン(GA文庫、2011/09)
HAPPY DEATH DAY2 マーダラーズカーニバル(GA文庫、2011/12)

うちのクラスの頼りないラスボス(HJ文庫、2013/01)
黒き英雄の一撃無双 1.受難の女騎士(2013/10)
異界神姫との再契約Ⅰ 暴風再愛(GA文庫、2014/12)
アイサレワールド I really, truly surrender to you. 冬美原久真部の解決日誌1(HJノベルス、2015/08)
最強喰いのダークヒーロー(GA文庫、2016/06)
ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家(ファンタジア文庫、2016/12)
最悪探偵(NOVEL 0、2017/02)
異世界テニス無双 テニスプレイヤーとかいう謎の男がちょっと強すぎるんですけど!(GA文庫、2018/01)
ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか? ~好きになったJKは27でした~(GA文庫、2018/05)
神童勇者とメイドおねえさん(MF文庫J、2019/02)
性春デイズ ~男子高校生の性の心理戦~(LINE文庫エッジ、2019/12)
娘じゃなくて私が好きなの!?(電撃文庫、2019/12)
きみって私のこと好きなんでしょ? とりあえずお試しで付き合ってみる?(GA文庫、2020/04)
元カノとのじれったい偽装結婚(MF文庫J、2021/02)
仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて(スニーカー文庫、2023/06)
小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている(MF文庫J、2024/04)

イラストリンク
はたらく魔王さま!(電撃文庫、2011/02)

アニメ,スニーカー・ミステリ倶楽部,角川文庫

「前だけしか見えなくなる眼鏡がどこかに落ちていないものでしょうか」

何故か、OPカットで開始。OPカット多用し過ぎワロチ
さて、新章突入。今回は短編エピソードかと思いきや、長編第3作『クドリャフカの順番』に突入した模様。

カンヤ祭前夜から始まるんだけど、あれ、時系列が前後してる?『愚者のエンドロール』編で、学祭当日のシーンなかった?

氷菓が発注ミスで、30部刷る予定のところが、200部も出来あがってしまった。古典部の面々は何とかして全部ハケるように知恵を絞ることに。

摩耶花は漫研の方で何やら問題を抱えているみたいだけど、その辺が今回の鍵なのかしらん。
ちーちゃんは売り場ゲットの役目を担うが、あっちへふらふらこっちへふらふらと、なかなか進めない。
写真部でミニスカメイドやチアガールにされちゃうちーちゃん可愛いな。
その一方で、里志ハシャぎ過ぎw

新EDを歌うのは今回もちーちゃんと摩耶花。そこはかとなくエロかった前半EDとは打って変わってポップでキュートな仕上がりか。
手錠で繋がってDOKIDOKIとかけしからんな!もっとやりたまえ。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第11話「愚者のエンドロール」
第13話「夕べには骸に」

ファミ通文庫

“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4) (ファミ通文庫)
著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂

「素質があるとは思っていたけれど……是光の場合、無自覚なのが怖いよ。それ以上きみが才能を開花させないことを願っているよ」

2012年4月の新刊。約2ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。『ドレ僕』からは隔月刊行。
表紙の太股!太股!でも、見難い構図になってんだよなぁ。ぐぬぬ。

さて、今回のヒロインはヒカルの愛人を名乗る少女、月夜子(つやこ)。年上のお姉さんに翻弄されてタジタジの是光だったが、その後ろに“蜘蛛”と呼ばれる存在の影がちらついて……というお話。

月夜子の問題もさることながら、葵が恋人の振りを頼んでくるわ、式部さんは迫って来るわで。
何気に、式部さんって結構ハシャいでるよな……。

このシリーズの難しいところって、魅力的なヒロインが登場しても、毎巻新ヒロインが出て、その人にガッチリスポットが当たるから、登板回が終わると凄い勢いで存在感が無くなっていくところだよな。

逆に言えば、登板回のまだ無い式部さんの方がコンスタントに目立っている気さえする。
葵が可愛いから、もっと出番あっても良いと思うんだけど……。

今回も、黒幕が判ってからのクライマックス感がなかなか。是光が代弁者となり、ヒカルと共に犯人を糾弾する展開が良いよね。

次は2012年8月に5巻『“末摘花”』。ドラマCD付き特装版の方を買う予定。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
“若紫” ヒカルが地球にいたころ……③(2011/12)
“末摘花” ヒカルが地球にいたころ……⑤(2012/08)

著者リンク
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件(2012/02)

アニメ,電撃文庫

「戻れるよね、みんな、あの頃に……」

後半戦ということで、原作3巻『夕闇の略奪者』編に突入。早くもハルユキ達は2年生に進級

シリアスにブレインバーストの話をするハルユキとタクムに我慢がならなくなったチユリは自分にもブレインバーストをインストールしろと言い、見事バーストリンカー《ライム・ベル》となる。

《ライム・ベル》の能力がどうやら加速世界には殆ど存在しない回復技だと判り、色めき立つハルユキ達。

原作読んだときは特に何とも思わずスルーしたっぽいけど、黒雪姫先輩の口振りからすると、未だ姿を現さない白の王こそ、先輩の親っぽいな。

先輩は間もなく修学旅行で沖縄へと旅立ってしまう。週末の領土戦はハルユキ達だけで防衛しなければならない。
先輩が無事、領土を守り切れたら、何でもご褒美をあげるって言ってたけど、いやらしいことしか思いつかないな!

そんな折、新入生、能美征二が不穏な動きを見せる。剣道の試合中、どう見ても加速しているようにしか見えないが、しかしマッチングリストにはハルユキの知っている人物の名前しか現れない。
漠然とした不安を抱えつつ、次回へ……。さあ、ここからがドン底だ。

このタイミングで主題歌変えなかったら、いつのタイミングで変えるつもりなんだろうか……。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#12「Absolution;容赦」
#14「Arrestation;策略」