富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ10 校庭で笑う魔女 (富士見ファンタジア文庫)
著:鏡 貴也 イラスト:榎宮 祐

「起きたの?」
「起きてたの」
「あれ、そなの?」
「うん。で、大兎が目を覚ましたから、大兎好きー。って叫ぼうと思ったけど。大兎が私の頭を撫でてくれようとしたから、いまは撫でられ待ちしてます」

2012年4月の新刊。約1ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。『大伝説の勇者の伝説11 ニンゲン総代』からは隔月刊行。

さて、宮阪高校を守るため、結界の敷設、情報操作に大忙しの生徒会。そんな中、月光に璃依音が接触してきて……というお話。
最近、話が進んでるんだから進んでないんだか、よー理解らんようになってきたな……。

事実が明らかになったと思ったら、すぐに引っ繰り返されるから何が本当なのか全然判らん。と思っていたら、何やら一度月光に下った筈の黒守先生が黒幕……なのか?いやいや、油断は出来ないぞ……。

鬱要素しか見当たらないから、大兎とヒメアのイチャイチャが一服の清涼剤ですね。って、前にも書いたような気がするな……。

あれ、表紙に居るのに、遥の出番皆無じゃね?

後書き曰く、後2冊らしいんだけど、本当に終わるんだろうか……。
巻末には、イラスト担当榎宮さんの小説デビュー作となる『ノーゲーム・ノーライフ』の宣伝が載っている。MF文庫Jなのに。

次は2012年6月に『真伝勇伝・革命編 堕ちた勇者の黒い伝説』7巻、7月に『紅月光の生徒会室』5巻。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
いつか天魔の黒ウサギ9 終末を嘆くカラス(2011/12)

いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室 <5>(2012/07)
いつか天魔の黒ウサギ11 悪魔と魔女と生徒会長の恋(2012/11)

アニメ,GA文庫

「絶望が貴方のゴールね!」

前半は平成ライダーネタが多めだったな。中の人繋がりでプリキュネタとかやっても良いのよ。
いやしかし、お母さん美人だな。

原作4巻の話は前半で終了してしまい、後半は海+温泉。こんな話、原作にあったっけ?
皆の着ている水着はEDのものと共通だったり、そうでなかったり。基準が理解らん……。

って、次回へ続くの?

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第5話「大いなるXの陰謀」
第7話「碧いSAN瑚礁」

富士見ファンタジア文庫

ハイスクールD×D 12 補習授業のヒーローズ (富士見ファンタジア文庫)
著:石踏 一榮 イラスト:みやま 零

『……不思議だ。あんなにも不快に感じていたあの歌が……いまは力強く感じる。……ククク、俺も本格的に壊れてきたか……』
「いや、いいんじゃねぇかな、ドライグ。これはきっとそういうあったかい歌だ。そうさ、俺はとある町の隅っこで、笑いながら、天気の日でも、嵐の日でも、おっぱい探して飛んでいく━━おっぱいドラゴンだ……ッ!おっぱいが大好きだからよっ!皆のところに帰らなきゃダメだよなっ!」

ヒーロー帰還。

2012年4月の新刊。約1ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙はまた部長かよ!2巡目に入るのは良いけど、部長ばっかり出て来るのは面白くないなぁ。もっと色んなヒロインに表紙を飾ってほしいよな。ってか、レイヴェルとかギャスパーとかをですね……。

さて、第3章クライマックス。イッセーを失ったグレモリー眷属は戦う気力までも失ってしまっていた。
まぁ、イッセーが戻って来るのなんて、予定調和で判り切ってる展開なわけだけど、それでも1ページ目から涙腺爆発した俺です。
当然脳内BGMはアニメOPだよな!

イッセーの身体から分離した8つの『兵士』の駒。この内4つが『変異の駒』となっていることが判明。4つがこれまでのパワーアップの影響で変異したのだとしたら、最低でもイッセーは後4回のパワーアップを残しているということか……?恐ろしい子!

また、サマエルの呪いで滅んだ肉体をグレートレッドの力で再び受肉させたため、グレートレッドとの合体が可能に。
『天元突破グレンラガン』序盤みたいなノリになってきてワロタ

決して予想外の展開ではない、むしろ予想通りの展開なんだけど、王道ど真ん中で、これで燃えないわけがない。
男臭くても全然問題無いぜ!

今回も『電蜂』要素を匂わせる描写が。アニメ関係の仕事が多くて、なかなか手を付けられてないらしいけど、いつになったら日の目を見るんだろうか……。

にしても、今回イラストが全体的に怖めじゃね?レイプ目の朱乃さんとか木場の腕の断面とかイッちゃったギャスパーとか。

次は2012年9月に13巻『イッセーSOS』。短編集らしいです。Blu-ray付き特装版があるけど、多分通常版を買うと思います。

燃:S- 萌:A 笑:B+ 総:S-

シリーズリンク
ハイスクールD×D11 進級試験のウロボロス(2012/01)
ハイスクールD×D13 イッセーSOS(通常版)(2012/09)

富士見ファンタジア文庫

BIG‐4 2.ククク……ついに勇者が現れたか。ってぼくの妹じゃねーか!? (富士見ファンタジア文庫)
著:大楽 絢太 イラスト:ワダ アルコ

「山田、次号のイグ通でクロスレビュー書かないか?実は今のイグ通のクロスレビュー、オレ一人で書いているから、実は何もクロスしていないんだ」

2012年3月の新刊。約2ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
今回もやはり、サブタイで大体の内容は判る。ただ、もっと妹、雫の出番が多いのかと思ってたんだけど、最初と最後しか出て来ないワナ。

基本的には、1巻と同じノリ。ただ、洗練されてきたのか、俺の感覚が麻痺してきたのか、面白くなってきた気がする。
ってか、アディ可愛いよアディ。何でも命令出来るとか、いやらしいことしか思いつかないな!!

魔界にはエクスガリバーという名の武器屋があるらしい。デビューシリーズとは関係無いんだろうけど、こういう遊び心嫌いじゃないわ!

次は2012年7月に3巻『四天王選手権?勝てるわけないだろ、ぼくはただの人間だぞ!?』。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
BIG-4 ぼくの名前は山田。目覚めたら四天王になってました。(2011/11)
BIG-4 3.四天王選手権?勝てるわけないだろ、ぼくはただの人間だぞ!?(2012/07)

 

アニメ,電撃文庫

「何故なら、俺の妹がこんなに可愛いわけがない!!」

ランドセル・ワールドにフルダイブ!!

さて、原作2巻『紅の暴風姫』編に突入。着実にバーストリンカーとしてレベルアップするハルユキがある日、帰宅すると、親戚を名乗る見知らぬ少女が居て……というアレ。

リア充ラブコメ展開クルー?と思いきや、その少女の正体は2代目、赤の王《スカーレット・レイン》だったのだ。
とはいえ、まごうことなき小学生キャラということで、Twitterでは、かの蒼山サグ先生が荒ぶっていたらしい。
にしても、ハルユキの乳首券発行とか誰得なんだよ。

一方、今後シリーズを通してキーとなる災禍の鎧がちらっと登場。OPの最後で《シルバー・クロウ》が戦ってるのってコイツか?

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#07「Restoration;修復」
#09「Escalation;激化」

富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ4 五河シスター (富士見ファンタジア文庫)
著:橘 公司 イラスト:つなこ

「琴里。琴里。おまえは俺の可愛い妹だ。この世で一番の、自慢の妹だ!もうどうしようもないくらい……大好きだ!愛してる!」
「ふ……ッ、ふぇ━━っ!?」
「琴里……ッ!おまえは、俺のこと、好きか!?」
「そ、そんなこと急に言われても━━」
「琴里!」
「あ、ああっ……もうッ!」
「好き!私も大好きよ!おにーちゃん大好き!世界で一番愛してる!」

妹と、ちゅっちゅしよう!

この非常事態に水着回だぜいやっほぉおおおおおおおおお!!

2012年3月の新刊。約2ヶ月1週間半の積み。約4ヶ月振りの新刊。『蒼穹のカルマ』8巻からは連続刊行。
表紙はサブタイ通り霊装に身を包んだ琴里。ふつくしい……。

さて、士道のピンチに駆け付けた琴里だったが、その力は不安定で、狂三には逃走を許してしまう。
前巻から直接続いているので、章カウントはそのまま。

折紙と真那は病院送りということで、その内、真那は今回全く出番がありません。どういうことなの……。
まぁ、四糸乃に出番があったから、それで満足したけど。

士道から完全に力を取り戻した琴里の力を再び封印するためには、デートしてデレさせる必要があるということで、士道は妹とデートすることに。
今までのパターンと違い、よく知った人物が相手なので楽勝だぜ!となるかと思いきや、〈ラタトスク〉のことを知っている分、余計やり難かったでござるの巻。
作戦会議中の〈ラタトスク〉の人達のテンションおかしいだろw

琴里は元から精霊というわけではなく、普通の人間だったが、何者かによって精霊にさせられてしまったことが判明。
士道が精霊の力を封印出来ると琴里に教えたのも、その何者か。
また、狂三も何者かによって士道の存在を教えられている。両者が同一人物かどうかは現時点では判らないが、その可能性は高いよなぁ。

つーか、令音さんが怪しいと思うのは俺だけ?名前から「レイ=零」って考えるのは捻くれ過ぎかなぁ。
まぁ、今回はお兄ちゃん大好きな琴里可愛いよ琴里ということでひとつ。

そして、すっかりみんな忘れてそうだけど、狂三再び……か?次の次くらいかな。
次は夏に5巻、冬に6巻らしい。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
デート・ア・ライブ03 狂三キラー(2011/11)
デート・ア・ライブ05 八舞テンペスト(2012/08)

富士見ファンタジア文庫

フルメタル・パニック! アナザー3 (富士見ファンタジア文庫)
原案・監修:賀東 招二 著:大黒 尚人 イラスト:四季童子

『すごい発想ですよね。ネコちゃんのウ〇チからコーヒーを集めるなんて』

だから言うてるやろ!男は何歳になっても、しょうもない下ネタが好きやねん!

2012年3月の新刊。約2ヶ月1週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙はユースフ。また男単独表紙です。賀東さんが押し切ったらしい。いや、英断だと思うよ?

今回も連作短編風味で。アデリーナの抱えるモヤモヤがスッキリするまでが描かれる。
え、もう別カラーリングの〈ブレイズ・レイヴン〉二号機登場すんの!?こういうのって、主人公機がパワーアップしてから出て来るもんじゃないのか……。

シリアス展開は抑え目なのは、今後のシリアスに対する嵐の前の静けさ的なことなのか、それとも今シリーズはそんなにシリアスにするつもりはないのか。
菊乃も捻くれたヤンデレみたいになってきたしな……。

うーむ、ちょっと減速してきたかなぁ。なんだかあんまりモチベーションが上がらないし、もう切りかな。

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:B+

シリーズリンク
フルメタル・パニック!アナザー <2>(2011/12)

DVD・Blu-ray,アニメ,電撃文庫

境界線上のホライゾン (Horizon on the Middle of Nowhere) 6 (初回限定生産) [Blu-ray]

「もうひとつしか言うことないわー!」
「サンライズにやってもらって良かったー!!」

概要

今回は速攻視れたぜ……。ジャケットは二代。尻の存在感w

第10話「スタートラインのラッパ吹き」/第11話「武蔵の不可能男」

盛り上がりどころということで、かっけーシーンの大連発。ああもう僕はどうしたら良いのかと!

“武蔵”さんの防御術式か、アサマチの本気射撃とか、双嬢展開シーンとか、流石のサンライズクオリティで、かっけーかっけーしか言えねぇわ。
双嬢は最早、氷竜と炎竜とか『ふたりはプリキュア』とか、そういう勢いだよな。

キャラクターコメンタリー

アデーレ、ガッちゃんナイちゃんの3人。やはりおとなしめ。「笑ってあさまとも!」には吹いたが。

ところで、ネシンバラが甘くディスられてね?

スペシャルCD

待望の『早朝協奏曲』を収録。普通にノリの良い歌になっててワロタ
最後にアサマチのツッコミが入ってるとか細かいな!

ミニ設定資料集③

ひたすら双嬢尽くし。いやしかし、この2人がアニメで、こんなに格好良い仕上がりになるとはなぁ。

さあ、アニメ1期Blu-rayも残すところ後1巻。その前に原作『Ⅱ』の復習だな……。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:S-

シリーズリンク
境界線上のホライゾン <Ⅴ>(初回限定版)
境界線上のホライゾン <Ⅶ>(初回限定版)

アニメリンク
境界線上のホライゾン 第10話「スタートラインのラッパ吹き」
境界線上のホライゾン 第11話「武蔵の不可能男」

アニメ,スニーカー・ミステリ倶楽部,角川文庫

「氷菓はくだらない駄洒落だ」

OPカットで『氷菓』編クライマックス。まぁ、クライマックスといっても、ぐぉおおおおおっと盛り上がるような内容ではないわけだが。

最後はEDもカットだったわけだけど、そこはOPでも流しておけば、意味無く盛り上がったのではないかと思わないでもない。

次回からタイトル変わるのかな?

燃:C 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
第4話「栄光ある古典部の昔日」
第6話「大罪を犯す」

富士見ファンタジア文庫

不完全神性機関イリス 154cmの最終兵器 (富士見ファンタジア文庫)
著:細音 啓 イラスト:カスカベ アキラ

「凪、大変です!緊急で報告したいことが!」
「くそやっぱりか。強盗か?それとも放火か?」
「オニギリが綺麗に握れました!見て、ほらすっごく綺麗」

ファンタジア文庫2011年12月の新刊。約5ヶ月1週間の積み。『黄昏色の詠使い』でデビューした細音さんの3番目のシリーズが始動。『氷結鏡界のエデン8 悲想共鳴 -クルーエル・シャウト-』からは3ヶ月振り。
イラストは『エデン』と同じく、カスカベさん。

ドラマガで特集読んだ時点で、『エデン』と繋がっていることは判り切ってたんだけど、タイトルが中二過ぎて、ついつい買っちゃいました。

主人公の凪は機械いじりが好きでありながら、間違えて傭兵科に入学してしまった学生。転科するべきか悩む彼は、ある日、打ち捨てられた人型機械体(アンドロイド)を拾う。
彼が修理した人型機械体はイリスという名の軍用人型機械体で……というお話。

パッと見、現代学園ものかと見せかけて、ファンタジー学園もののようなSF寄りのような。人型機械体(アンドロイド)なんかはSFチックなんだけど、『幽幻種』の設定がファンタジー舞台の『氷結鏡界のエデン』と共通だから、余計にジャンルが判らなくなっていくw

ってか、さらっと繋げてるだけかと思ったら、ドラマガの特集で見かけた固有名詞がわんさか出て来るんですが。
しかも『黄昏色の詠使い』ともガッチリ繋がってるっぽい。

設定的には、まだまだよく理解らないんだけど、取り敢えずイリス可愛いよイリス。全然人型機械体っぽくないけど。
いや、この世界観の人型機械体は総じて、一般的なイメージで言うところのアンドロイドっぽくないみたいだけど。
ミカエルも、どう見てもただのツンヒロインだしなぁ。w

結構、固有名詞のネーミングが俺の中二心にクるんだよな。これは『黄昏色の詠使い』から読むべきなのか……。

次は2012年3月に『氷結鏡界のエデン9 決戦限界 -アマリリス・コーラス-』、6月にこっちの2巻『100億の時めぐる聖女』。

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
不完全神性機関イリス2 100億の時めぐる聖女(2012/06)