コミカライズ,角川スニーカー文庫

戦闘城塞マスラヲ (3) (角川コミックス・エース 263-3)
原作:林 トモアキ 漫画:浅井 蓮次+ キャラクター原案:上田 夢人

「…美奈子殿、拙者…思うでござる━━」
「ヒデオ殿のような御仁をきっと、益荒男というのでござるな…」

今回は聖魔GPがメインです。みーこさんが初登場か?いや、前に出てたっけな……。

最初は快調にトばすヒデオ&ウィル子ペアだったが、エリーゼの妨害に遭い、大変なことに。
本性を現したエリーゼ怖ぇぇええええええ!!

あれ、何だか原作よりアツくね?

燃:A 萌:B+ 笑:B 総:A

シリーズリンク
戦闘城塞マスラヲ <02>(2010/06)
戦闘城塞マスラオ <04>(2011/04)

角川スニーカー文庫

レイセン File2:アタックフォース (角川スニーカー文庫)
著:林 トモアキ イラスト:上田 夢人

この十字架とピアス付きのもたらす他の追随を許さない独自の世界観、そこはかとない香ばしさはなんだ?

約7ヶ月3週間の積み。8ヶ月振りの新刊。『ミスマルカ』7巻からは4ヶ月振り。
今回の肝は葉多恵とフォース登場だろう。まさかの『ミスマルカ』からの逆輸入ですよ。そうだよな、逆輸入だよな?

ヒデオとフォースの1人、ナイトとのやりとりが楽しい。もっと長く展開しても良かったのよ?

ザスニ連載分収録は全体の半分くらいで、残りは書き下ろしで翔香が主人公のエピソード。書き下ろしなのに、前後編に分かれている不思議。
後書き曰く、『月姫』や『Fate』の影響で正統派伝奇アクションをやろうとしてミスったらしいが、道理で俺の好みから外れた方向に展開するわけですよ。

ちなみに、この話は元々はザスニで連載予定だったが、編集部内の評判が芳しくなくて『マスラヲ』が誕生したらしい。
確かに、読み切り短編やったらともかく連載で、このテンションはきついな……。

あ、後書きが一番面白かったですw
次は2011年1月に『ミスマルカ興国物語Ⅷ』、4月に『レイセン File3:ワンサイド・ゲームズ』です。

燃:B 萌:B+ 笑:A- 総:A-

シリーズリンク
レイセン File1:巫女とヒキコと闇少女(2010/02)
レイセン File3:ワンサイド・ゲームズ(2011/04)

世界観リンク
ミスマルカ興国物語Ⅶ(2010/06)
ミスマルカ興国物語Ⅷ(2011/01)

アニメ,富士見ミステリー文庫,角川ビーンズ文庫,角川文庫

「でも、ちゃんと見付けただろ?」

原作5巻『ベルゼブブの頭蓋』編に突入。ある日、突然、ベルゼブブの頭蓋へと半ば連れ去られる形で連行されたヴィクトリカを追って、久城もまた、ベルゼブブの頭蓋へ……と言うお話。
そこにはブライアン・ロスコーやコルデリア・ギャロもやって来ていて。

ブロワ警部のドリルって見慣れたからなのか、特別変な髪型に見えるわけでもなくなってきたw

燃:C 萌:A- 笑:C 総:B+

エピソードリンク
第15話「二匹の怪物は心をかよわせる」
第17話「螺旋の迷宮にその箱はねむる」

GOSICK(5) ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋― (富士見ミステリー文庫)
GOSICK(5) ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋― (富士見ミステリー文庫)

映画,特撮

仮面ライダー THE MOVIE Blu-ray BOX 1972-1988【Blu-ray】

「V3反転キィ━━━━ック!!」

1973年に東映まんが祭りの1編として公開された劇場版。尺は32分。併映は『マジンガーZ対デビルマン』。
友人Tから半ば無理矢理貸されたビデオで視聴。

これより前の東映まんが祭りでテレビシリーズの第2話を編集したものが上映されており、厳密には劇場版第2作にあたるらしい。

劇場版オリジナル怪人、そのテレビシリーズでの先行登場等、昔から映画でのお約束というものがあったんだなぁと思わせる。

原子物理学者の沖田博士が発見した超放射能元素サタンニウムを世界征服に利用とするデストロン。
この野望を阻止するため、V3が立ちあがる……というお話。

このサタンニウム、人に近付けると身体が溶け出すという超危険物。全身から泡が噴き出して白骨化するとか怖過ぎるだろ……。
今なら放送出来ないんじゃ……。

ラストバトルでは1号、2号も駆けつける。と言っても、変身後の姿だけなのだが。
テレビシリーズで倒された筈の怪人達も再生して登場。
カメラをひいたシーンでは、あれ、何か転がっていったぞ?と思ったら、アクシデントでレンズアリのパーツが吹っ飛んだのかよw
何故、撮り直さなかったし。

再生怪人はライダーに蹴散らされるのかと思いきや、タイホウバッファローの砲撃の巻き添えになるという何ともアレなオチ。

最後はデストロンの野望を阻止してハッピーエンド、みたいな雰囲気になってるけど、あれ、マサオはお兄さんである沖田博士が死んだの知らないままなんじゃ……。

燃:B 萌:C 笑:C 総:B+

一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記,雑誌

いつも通り、20日発売。ブツは、

・キミが誘う境界線1 そのナマクラはよく斬れる
・棺姫のチャイカⅡ
・カナクのキセキ <2>
キミが誘う境界線1 そのナマクラはよく斬れる (富士見ファンタジア文庫 や 2-2-1)棺姫のチャイカII (富士見ファンタジア文庫 さ 1-3-2)カナクのキセキ2 (富士見ファンタジア文庫 か 9-1-2)
の計3冊。

『だから僕は、Hができない。4 -死神と初体験-』は何かもういいかなと思い、スルーしました。
だから僕は、Hができない。4 死神と初体験 (富士見ファンタジア文庫)

本来なら一迅社文庫も買う筈だったんだが、入荷していなかったので店長に訊いたら、発注しくって発売日に来なかったらしい。客に「しくった」言うなwと思ったのは秘密。
近くの書店も置いてなくて、どーしたもんかと。今月中に買えなかったらe-hon使うか……。

ドラマガも買ってきたので、メディアミックスの話はそっちを読んだときに。
DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2011年 07月号 [雑誌]

それはそうと、例の書店のラノベコーナーが更に拡大してたんだけど、『ロウきゅーぶ!』面陳し過ぎワロタ
なのに『神様のメモ帳』はあんまり目立ってないっていう。ラノベ担当者ェ……。

アニメ

勇者警察ジェイデッカー DVD-BOX I

「何故、胸に虎の顔が付いているのだ!?」
「それは━━格好良いからだ!」

冴島さんのドヤ顔ワロタ

またもや合体に失敗し、ダメージを負ったビルドチームは一度帰還し、修理を受けることに。
その後、友人達と再会し、守りたい者を再認識する。ビルドチーム登場からのエピソードを集約する傑作シナリオだと思う。
と言うか、ダンプソンは綾子さんを口説きにかかってるんですか?
オサレな挿入曲まで流れだす始末。

で、再び現場に戻るビルドチーム。
ブレイブポリスを信じて、津波を恐れず敢えて海岸で祈る友人達。そこは山の上で良かったと思うが……。
作戦は失敗するわ、守りたかった人達は自分たちを信じた所為で死にましたなんてことになったら立ち直れんぞ。

そして奇蹟のブレイブアップ、ビルドタイガー。これだよ、こういう合体が見たかったんだよ!
まさしく王道だよなぁ。つーかジェイデッカーより優遇されてね?
合体時には3人の意識が共存している状態なのね。

燃:A+ 萌:B+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第7話「大倒壊」
第9話「消えた彫像の謎」

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ ウィズアウト・ホワイト (GA文庫)
著:高殿 円 イラスト:凪 かすみ

「誓うよ。これから先、僕は他の誰の為にも弾かない。僕がクラリネットを捧げるのは生涯君だけだ」
「ジョッシュ……」
「だから君を、僕のものにさせてほしい。ほんの僅かな音の一粒や、魂の全て、何もかもを君に捧げられるように。君を、守れるように━━」

約6日の積み。6ヶ月振りの新刊。この間、『ポリフォニカ』の文庫は1冊も出ていません。そらオワコン言われてまうわな……。
通算58冊目。シリーズ第12巻。今回もカバー下にイラストがあります。

プロローグのハーミットとエレインドゥースの関係は本編への伏線かと思ったら、完全スルーだったでござる。次巻で活きてくるのか、単に『赤』への布石なのか。

今回のメインは地球へと帰還し、ミナギや母親の再会を果たしたスノウ……かと思いきや、ジョッシュとリシュリーのターン。どういうわけか、ボウライの姿で未来へと跳ばされた彼はツゲ神曲楽士派遣事務所の面々と出会う。
まさかのゲスト登場ですよ。そこで何がしかの縁が芽生えるのかと思えば、そうでもないようで。一体何だったんだろう。
いやしかし、リシュリーと契約したら、サラサはどうすんだろうなぁ。

何だかんだで山場に向かい、遂に後書きで次が完結と明言されました。分厚くなりそうって言ってるけど、ちゃんと終わるのかなぁ。GAはページ限界が無いみたいだから、ちゃんと終われるか。
現状のページ数だと尺足りなそうだしなぁ。

次の『ポリフォニカ』は果たして何月になることやら。その前にカントクさんの画集か、新作キネティックか。

燃:B+ 萌:A- 笑:C 総:A+

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカ リグレット・ホワイト(2010/11)
神曲奏界ポリフォニカ ネバーエンディング・ホワイト(2011/11)

シェアードワールドリンク
神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト <4>(2011/05)
神曲奏界ポリフォニカ ルックバック・クリムゾン(2011/07)

富士見ファンタジア文庫

フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) (富士見ファンタジア文庫)
著:賀東 招二 イラスト:四季 童子

「……放さないでね」
「ああ」
「ずっと……そばにいて」
「もちろんだ」
「君さえいれば、武器などいらない」

約8ヶ月4週間の積み。1ヶ月振りの新刊ということで、連続刊行でクライマックスです。
表紙の宗介の戦闘服の手の模様が何だか気持ち悪いと思うのは俺だけか?

さて、最終決戦。ズタボロになりながらも、勝利を掴み取る宗介達。前巻でフラストレーション溜まってたから、スカッとするよね。

で、決戦後のビデオレターが反則過ぎるだろ……。あれは泣ける。
そして、これ以上ないというくらいのハッピーエンド。『続くオン・マイ・オウン』で絶望のドン底に落とされたときはどうなることかと思ったが、よくハッピーエンドに辿りつけたもんだ。

最後の見開きイラストで椿が泣いてるのが印象的だな。

これにてシリーズ完結、さあ総評書くぞと思ったら、まだ短編集が出るようでござる。
取り敢えず短編集は買おうか。

燃:A- 萌:A- 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
フルメタル・パニック!11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)(2010/07)
フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?(2011/08)

ガガガ文庫,雑記

いつも通り18日発売。ブツは、

・RIGHT×LIGHT12 ~繋がる声と届く指先~
・こうして彼は屋上を燃やすことにした
RIGHTLIGHT 12 (ガガガ文庫)こうして彼は屋上を燃やすことにした (ガガガ文庫)

の計2冊。ホントは『RIGHT×LIGHT』だけ買うつもりだったんだけど、応募券2枚でブックカバーが貰えるというのに釣られて、適当に新シリーズの内の1冊をチョイス。

『セク研』は何かもう良いかなーと思いスルーしました。
セク研!3 (ガガガ文庫)

新シリーズ『装甲のジェーンドゥ!』と『ハレの日は学校を休みたい!』はスルー。
装甲のジェーンドゥ! (ガガガ文庫)ハレの日は学校を休みたい! (ガガガ文庫)

『とある飛空士への追憶』が映画公開に向けて、一般で新装版が出るそうです。
映画の主演キャストがまさかの非声優という。一体どうなることやら……。
また、『AURA』に何か動きがあるようで。今更?
更に田中ロミオさんの新作『灼熱の小早川さん』が発売決定。ちょっとタイトルに惹かれてしまう。

来月の新刊では鴨志田一さんの『放課後あいどる 僕と生徒会長の××』を購入予定。


今潤君の要望で、本の感想から前後の巻へリンクを貼ったというのは以前お伝えした通りですが、少しずつ映像作品の方も、まとめページを設けて一覧を作り始めています。まとめて読むなんて、奇特な人が居るのかどうか分かりませんが。

富士見ファンタジア文庫

Re(アールイー):4 バカは世界を救えるか? (富士見ファンタジア文庫)
著:柳実 冬貴 イラスト:一葉 モカ

「……まだ妄想と現実の狭間を行ったり来たりしてる感じ?プリン頭がそれを如実に表してるよね」
「白髪部分が妄想で、黒髪が現実?」

約4週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は広美がメイン。よく見ると、ストッキング脱ぎかけというアレ。

さて、前巻で今の世界が既に《一握りの希望》によって一度巻き戻された世界であることが判明したわけだが、2巡目の世界とかいうと、電撃文庫『アスラクライン』を思い出すよね。

今回は光一が日常の大切さを実感する現代編と1巡目での明日菜の苦闘が描かれる過去編の二部構成。
相変わらず、ぷおぷお鳴くランスロットがメラ可愛いです。

広美のフラグをばしんと立てた光一だったが、その前に全ての元凶らしき人物が現れた。その顔は光一そのもので……。
って、おいおいおいおい、どこで引っ張っとんねん!つーか、ホントに広美は死んじゃったのか

凄ぇ引きだな、と思ったら、次で完結だそうです。5巻か……。どうにも打ち切り完結臭い気がするなぁ。
と言うか、もうちょっと続き読みたかったけどなぁ。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
Re:3 バカは世界を救えるか?(2010/12)
Re:5 バカは世界を救えるか?(2011/08)