コミカライズ,電撃文庫

灼眼のシャナ 6 (電撃コミックス)

作画:笹倉 綾人 原作:高橋 弥七郎 キャラクター原案:いとう のいぢ

「ブチ殺しの雄叫びをあげて俺を呼べ。俺の求めを満たす麗しの酒盃(ゴブレット)」

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

半年振りの新刊。遂にマージョリー編完結。相変わらずクオリティが高過ぎて気色悪いです。今回は鳥肌立った。

で、ラミーが去り際に見せた本来の姿“螺旋の風琴”リャナンシー。フィードバックが凄いな。

そしておまけ漫画のチェルノボーグ先輩についてkwsk
次は順番通り、“愛染”の兄妹編か。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:S-

灼眼のシャナ〈2〉 (電撃文庫)
灼眼のシャナ〈2〉 (電撃文庫)

角川スニーカー文庫

戦闘城塞マスラヲ Vol.1負け犬にウイルス (スニーカー文庫)

著:林 トモアキ イラスト:上田 夢人

「ふざけないで、もらいたい」
「僕は。優勝候補、などではない。断じて」
「黙れ……!本来であれば我こそが大佐を倒し、今の貴様の位置に」

「僕は、……神だ」

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
さあ、林さんの三番目のシリーズが始動。ニートであるヒデオは自殺しようとしたその日に電子精霊のウィル子と出会い、成り行きで聖魔杯に参加することに。
しかも目つきの悪さと感情が顔に出ないタイプという利点、更に元から失うものがないということで、運も手伝って一気に優勝候補にまで躍り出る。この勢いが好きだ。

聖魔杯の参加者には個性的な面子も居るようで、まさかのメタルヒーロー地球刑事ジャバンとか。そういうアレで、林さんのギャグセンスも健在。

今回はザスニ掲載分の四話と書き下ろし一話を収録。書き下ろしでは魔殺商会やリップルラップル、ヴィゼータが登場。聖魔都市のケーブルテレビでニュースキャスターのようなことをしている。
連載分には葉月の雫が登場しているし、聖魔杯参加者の魔人エルシアの下の兄は『お・り・が・み』に出て来たエルシオンだそうな。
更に、聖魔王として名乗りを上げてからも悪い事する奴が絶えないことを残念に思った鈴蘭自身も聖魔杯に参加していることが判明する。

また、ウィル子は自分と同じような存在がもう一人居ると発言。これはあからさまなネタ振り。
つーわけで第一巻でした。萌えは殆ど無いけど、ストレートに面白かったです。でも、タイトルの意味が全然判らない。

燃:A 萌:B 笑:B+ 総:A+

著者リンク
ミスマルカ興国物語Ⅰ(2008/02)
現役プロ美少女ライトノベル作家が教える!ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ!?(2014/04)

 

ファミ通文庫

コラボアンソロジー2 “文学少女”はガーゴイルとバカの階段を昇る (ファミ通文庫)
著:野村 美月、井上 堅二、田口 仙年堂、櫂末 高彰
イラスト:竹岡 美穂、葉賀 ユイ、日向 悠二、甘福 あまね

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
コラボ文庫第二弾は『文学少女』?『バカテス』?どっちだ?『狂乱』のときは本当に『狂乱』一色だったけど、今回は四作品が入り乱れている印象。どっかの告知にはコラボ文庫第二弾は『文学少女』って書いてあった気がする。でも表紙描いてるのは葉賀さんなんだよなぁ。デフォルメ化されてる遠子先輩と九重部長が可愛い。あと、姫路さんのおっぱいがけしからんです。
また、文庫化に当たって、挿絵が描き下ろされているのが嬉しい。

『“文学少女”と乙女に集う召喚獣』

「そう!その激しい痛みこそが愛なのよ!きっと坂本くんが攻めで、吉井くんが受けね」

うわぁぁああああああああん、遠子先輩が壊れたああああああ!
野村さんと葉賀さんがタッグを組んだ。つ、強過ぎる……!ふっくらした遠子先輩が可愛いです。心葉は完全に男子の制服を着た女の子です。

FBonlineで読んだときも相当にアレな内容だったが、今改めて読むともっとアレでナニだな。遠子先輩とムッツリーニのまさかのエロス対決とか最低過ぎるw
何がけしからんって、葉賀さんの手による琴吹さんのぱんつがけしからん。野村さん、本編で暴走出来ないからって、やりたい放題だな。

そして、琴吹さんと美波が意気投合しちゃう書き下ろしエピソードを追加収録。確かに、この二人の境遇って似てるんだよな。

『“文学少女”と殺された莫迦』

「とりあえずムッツリーニには布でも被せておこう。ちょっとグロいからね」

ムッツリーニの扱いw
前のコラボから続く形で今度は井上さんと竹岡さんがコンビ結成。
女装心葉にイラストキトゥアアアアアアアアアアッ!!何という美少女か。
内容はいつも通りの『バカテス』。つーか遠子先輩が溶け込み過ぎてる。

『天栗浜のガーゴイル』

『ガーゴイル』のコンビが執筆。出番無いけど、扉のデフォルメされた美冬姉さんと中村さんが可愛い。
筋肉を出した点は評価されるべきだが、本家本元の筋肉を読んだ直後だと物足りない。

『バカと階段と召喚獣』

『学校の階段』コンビ。
唯一挿絵の描き下ろし無し。この後のコラボで甘福さんが力尽きたと思われ。
正直な話、トップバッターの野村さんが全部持っていってるので、普通のコラボだと霞む。十二人を同時に動かす、その手腕は凄いと思うが……。

『“文学少女”とやってきた走者(ランナー)』

野村さんと甘福さんのタッグ。
うわぁあぁああああぁあああああああああ、LOVEが!LOVE寄せがぁああああぁぁあああああああああああ!大変なことにぃいいいいぃいいいいぃEEEEEEEEEEEE!!

学校交流の一環で一週間トレードされる心葉と幸宏。
心葉はひぃひぃ言いながら階段を昇ったり降りたり。幸宏は遠子先輩のおやつを描きながら、部室で二人っきり。え、何この落差!?つーか、遠子先輩、幸宏にも書かすのかよ!

で、心葉と幸宏が心配で様子を見に来ちゃう美冬姉さんと琴吹さんが可愛過ぎるんですが!
幸宏に朴念仁なリアクションされる美冬姉さんも可哀想だが、実は階段部での活動中、肝心の心葉はいずみ先輩を見て、遠子先輩のことばっか考えてたという衝撃の事実がある琴吹さんが可哀想過ぎて泣けてくる。
甘福さんの描く遠子先輩に違和感バリバリってのは言っちゃ駄目!
いやしかし、野村さん、凄い手堅くまとめてくるな。LOVE寄せが強過ぎる。元々『バカテス』も『学校の階段』も好きらしいが、これが愛の力なのか……!

そういうわけで、コラボアンソロジー第二弾でした。野村さんには是非もっと色々なコラボを書いてほしいです。特に、『まかでみ』と混ざったときにどうなってしまうかが見てみたい。

燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A+

一迅社文庫

ANGEL+DIVE〈3〉LOVENDER (一迅社文庫)

著:十文字 青 イラスト:青稀 シン

「待っててくれてもいいし、待っててくれなくてもいいです」
「俺は勝手に追いかけますから」

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
第三巻にして第一部完結巻。表紙は夏彦の義姉、春。普通の表紙と見せかけて、着ているパジャマがボロボロなワナ。
十文字さんはクライマックスになると、暴走するのか450ページもあります。

さて今回は夏彦の出番は大分減り、春と夏彦のクラスメイトの桜慈(おうじ)がメイン。二人がお互いを想い合う描写は十文字さんらしく、延々心理描写が続く構成。
春が長い間、闘病中だから最後の最後で死ぬことになるのかと思いきや、それを更に上回る絶望展開に戦慄した。
ディジェネレーターとして覚醒した春は義理の両親と妹を殺害、更に自分自身も左腕だけを残して行方不明に。何、この救いようのない展開。
こんなことがあったから、夏彦は数年後に、あんなに荒んでいたのね。
ちょっと幸せ漂う展開だなと思った途端にこれだよ。突き落とし過ぎですって。

というわけで、第一部「1990年久堯(くだか)市編」これにて完結。トワコが未来からやって来たとか、エンジェルダイブとディジェネレーターの関係とか、多少は判ってきたこともあるものの、依然謎だらけ。
ちょっとだけあったジャックのシーンも意味不明だったしな。

最後に予告が載ってるんだけど、『ANGEL+DIVE CODEX』ってのが第二部全体のタイトルなのかな。
そうそう、他レーベルで書くことに味を占めたのか、二月にMFに十文字さんが登場します。

燃:B 萌:B+ 笑:C 総:S-

GA文庫

らじかるエレメンツ 3 (GA文庫 し 4-3)
著:白鳥 士郎 イラスト:カトウ ハルアキ

「焦ることはないさ。有限とはいえ、時間はまだまだ残されている急ぐ必要はない」
「ま、ひっついたらひっついたで、逆に退屈になりますもんねえ」
「何となく……寂しくも……なりますし……ね……」
「ああ。ゆっくりと、みんなで楽しみながら距離を縮めていけばいいのさ」

ティーガー、凄い良い事言った!!
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

表紙はまた羽卵。表紙をめくると、半裸のアルミが。いや、この絵でサービスカットとかやられてもですね……。
さて、今回は短編集。相変わらずカオスな笑いが楽しい。羽卵の暴れっぷりと鉄太郎のツッコミが。いまだかつて主人公の股関節を脱臼させるヒロインが居ただろうか。ちなみにドクロちゃんの場合は治せること前提で撲殺しているので、また別だと思います。
最後はちょっと羽卵と接近するも、結局アルミの乱入の所為でうやむやに、みたいなオチ。
思いの他、売上が良かったから続けられることになっちゃいましたーってな展開を期待していたんだが、残念ながら奇蹟は起こらず、これにて終了。あーあ。

総評

GA文庫だから全く期待していなかったのに、この面白さ。えてしてそういうもんだよな。このノリは五巻六巻くらいまでは読みたかったけどなぁ。
何でだ?『おと×まほ』や『シャムロック』が続いていて、何故こんなに面白い作品が打ち切りなんだ?
判り切っている。絶対にイラストの所為だ!!もし『おと×まほ』と絵師が逆だったら!もしこのシリーズの絵師がQP:flapperさんやさそりがためさんだったら!くっそぉぉぉおおおおぉおおおおぉっぉぉおおおおおおおお!!!!

燃:C 萌:B+ 笑:A 総:A+

ファミ通文庫

まかでみックス さーど 将軍様と呼ぶんじゃねえッ! (ファミ通文庫)

著:榊 一郎 イラスト:BLADE

(何をそんなに嬉しそうなんだ、お前は)
「接続同調率が上がると、千里様を身近に感じられるから、好きです」

クフィール可愛いよクフィール。

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

前回の宣言通り、ブルマです。しかも百合です。

さて、今回はネオ・マカデミボールで大激突。その中で、メタリスがソーラーアクエリオンの無限拳をかましていてびっくりした。
<混沌委員会>では新たに<詐欺師(トリックスター)>という人物が登場。また、<終わりの魔獣(ドラグーン)>も居るようだ。
そして拓人とタナロットとファルチェがちょっとだけ出てキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!ファルチェは魔法機杖状態だったけど。
鈴穂……(´・ω・`)

恒例の次回予告では榮太郎がブシドー仮面付けて「断固拒否する」とか言っていて牛乳吹きかけたwww
ブシドーなんてオリジナルそのものがネタなのに……。今回の予告は『ダブルオー』一色なんだけど、元ネタ知らなかったら何一つ面白くないよな。
今回は新キャラのアイデアを神野オキナさんと有沢さんから貰ったそうな。
勿論、御説教は健在でした。

燃:A- 萌:A+ 笑:A+ 総:A+

ランキング,雑記

あけましておめでとうございます。新年一発目の更新はタイトル通り、2009年読了物のまとめと年間ランキング公開、そして今年の目標決定とします。

まずはどんなジャンルの本をそれぞれ何冊読んだかの集計です。

ライトノベル:356冊
ボーダー  : 12冊
ラノベ関連本: 12冊
児童書   : 11冊
美少女文庫 : 1冊
一般小説  : 4冊
コミカライズ: 76冊
漫画    : 61冊
雑誌    : 21冊
その他   : 2冊

総計    :556冊

ボーダーは普段のランキング集計の際にはラノベとして扱っていますが、集計の際はバラしました。
コミカライズはラノベ関連のみならず、あらゆるコミカライズがカウントされています。
その他はラノベ以外の関連本です。
やってみて判ったことは一月毎に集計しておかないと、カウントが大変ということですね。

ボーダー込みでギリギリ一日一冊ペースか。総計でも一日二冊ペースに届かないとはな……。おのれドラクエ!


ランキングは月毎のものよりも順位数を増やし、またコミカライズ部門も設置。ランキング全てを記載すると、阿呆みたいに長くなるので、別ページを設けました。
基本的に、各月のランキングを元に年間順位を作成。四月以前のものはありませんが、ちゃんと作成した上で順位付けしています。
「総」部門はトップ20とワースト1、それ以外はトップ10までを出しています。コメントも含めて別ページで。

「燃」部門
「萌」部門
「笑」部門
「総」部門
「コミカライズ」部門

この一年で印象深かったことと言えば、

・『GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン』のスケールのデカさ
・『ハイスクールD×D』の半端無さ。
・『アスラクライン』フルスロットルクライマックス
・『神曲奏界ポリフォニカ』シリーズ五十冊到達

あたりでしょうか。


2010年の目標は、

・ラノベを400冊以上読む。
・読了物を600冊以上にする。
・ランク付けをもうちょっとだけ厳しくする。(総合でB-以下が殆ど無かったため)
・ブログのアクセス数を増やす。
・麻雀のレベルアップ。
・今より面白い文章が書けるようになる。
・クビにならない程度に仕事を頑張る。

としたいと思います。優先順位は記述順です。春休みにちゃんと読めば達成可能だと思うけど、おのれドラクエ!というオチが待っているのは目に見えているw
それでは皆さん、今年も宜しく御願い致します。

ランキング,雑記

今月は出だしは良かったんだが、第四週がイベント尽くしだったため、そこで大幅ペースダウン。
何だかんだで、また部誌の原稿にも時間使っちゃったしなぁ。

購入冊数:33冊
読了冊数:33冊

まさかのプラマイゼロ。しかし、読了の中には借り物が混じってるので実質増えてる。一向に買うもん減らせねぇ。貯金は減っていく一方なんだぜ……orz


「燃」部門

1位:ハイスクールD×D5 冥界合宿のヘルキャット

ハイスクールD×D5 冥界合宿のヘルキャット (富士見ファンタジア文庫)

燃:A+ 萌:A+ 笑:A+ 総:S-

凄く王道なの。それが素敵なの。オイラも変身したい!

2位:魔法の材料ございます2 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚

魔法の材料ございます2 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)
燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:A+

三代目の勇姿に惚れ惚れする。

3位:ストレイト・ジャケット10 ニンゲンのオワリ -THE DEATH BELL 1st.HALF-

ストレイト・ジャケット10 ニンゲンのオワリ  THE DEATH BELL 1st.HALF (富士見ファンタジア文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:B- 総:S-

設定燃えの定番。


「萌」部門

1位:ハイスクールD×D5 冥界合宿のヘルキャット

ハイスクールD×D5 冥界合宿のヘルキャット (富士見ファンタジア文庫)
燃:A+ 萌:A+ 笑:A+ 総:S-

小猫ちゃんの可愛さは反則だと思うの。

2位:三流木萌花は名担当!

三流木萌花は名担当! (MF文庫J)
燃:B+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エロ含みで萌花さん可愛いよ萌花さん。

3位:魔法の材料ございます2 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚

魔法の材料ございます2 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)
燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:A+

健気なサシャが可愛いです。


「笑」部門

1位:ハイスクールD×D5 冥界合宿のヘルキャット

ハイスクールD×D5 冥界合宿のヘルキャット (富士見ファンタジア文庫)
燃:A+ 萌:A+ 笑:A+ 総:S-

乳語翻訳』の発想が天才的。

2位:三流木萌花は名担当!

三流木萌花は名担当! (MF文庫J)
燃:B+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

計画タイプと変態タイプw

3位:東京皇帝☆北条恋歌 <3>

東京皇帝☆北条恋歌 3 (角川スニーカー文庫)
燃:B 萌:B+ 笑:A- 総:B+

文章自体が笑える。


「総」部門

1位:ハイスクールD×D5 冥界合宿のヘルキャット

ハイスクールD×D5 冥界合宿のヘルキャット (富士見ファンタジア文庫)
燃:A+ 萌:A+ 笑:A+ 総:S-

『境界線上のホライゾン』と並んで、出れば確実にトップというような状態になってきました。この勢い、いつまで続くか?

2位:ストレイト・ジャケット10 ニンゲンのオワリ -THE DEATH BELL 1st.HALF-

ストレイト・ジャケット10 ニンゲンのオワリ  THE DEATH BELL 1st.HALF (富士見ファンタジア文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:B- 総:S-

最終章ということで、盛り上がらずには居られない。

3位:三流木萌花は名担当!

三流木萌花は名担当! (MF文庫J)
燃:B+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

MFの黄金パターンと最近流行りの作家モノを融合させた良作。

4位:魔法の材料ございます2 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚

魔法の材料ございます2 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)
燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:A+

純粋に面白い。良作。

5位:ラッキーチャンス! <6>

ラッキーチャンス!〈6〉 (電撃文庫)
燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

鬱要素が垣間見えて盛り上がって参りました。

最下位:集団美少女戦士キューティ・パンツァー

集団美少女戦士キューティ・パンツァー (メガミ文庫)
燃:C 萌:B- 笑:B+ 総:B-

ある意味、みんなに読んでほしいw


既刊を三冊読んだので、今月も『アスラクライン』無双となるかと思いきや、全くランクインしませんでした。

それぞれ三部門ずつランクインしている『三流木萌花は名担当!』と『魔法の材料ございます』に注目したい。方向性は違えど、ぐいぐい読ませる作品でした。

『ハイスクールD×D』は全部門トップというパネェことになっとります。ランキング開始以来、初めてのことだよ、オイ……。


今月の結論

『ハイスクールD×D』がガチで

パネェ!!

今年の更新はこれで最後です。ブログを始めたり、麻雀を憶えたりと充実した一年でした。それでは皆さん、良いお年を。

アニメ,電撃文庫

「で、智春(トモ)は操緒と嵩月さん、どっちを選ぶの?」

まさに究極の選択。
さあ、OPカットでいよいよ最終回。年末に放送あるとか凄いな。

激突する《黑鐵・改》と《鋼》。その力はほぼ互角だが、炫部長の側には《翡翠》、《蒼鉛》、《薔薇輝》がある。四体の機巧魔神の力に押される《黑鐵・改》。
だが、そこへ朱浬さんが増援として現れる。やっぱりロングヘアの紫浬さんはカットされたか。
彼女は黒崎朱里として、ヅカ王子に紫浬と共に戦えと告げる。アニメでは、えらく朱浬さんの扱い良いな。

智春達の道を切り開く先輩達が格好良過ぎてチビる。特に六夏会長の「《翠晶》、ショウダウン!」が。

次々と現れる邪魔者にいら立った炫部長は氷羽子の魔力を使い、《鋼》に氷の鎧を纏わせる。何これ、格好良過ぎる!!
智春も対抗して、奏っちゃんの魔力で《黑鐵・改》に炎の鎧を。更に焔月で二刀流。かっけぇええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
正直、ペルセフォネが梟にされた時点で二刀流とかカットかと思ってたわ。
ここで『Spiral』流してくるとか反則だわ。最早クオリティ高過ぎワロタ状態。熱血王道展開に鳥肌立った。

遂に《鋼》を打ち破る《黑鐵・改》。冬琉元会長は言う。彼女は秋希の魂が残り少ないことを知っていて《黑鐵》を使ったのだと。秋希さんが消えなければ、炫部長は自分を見てくれないと。
しかし、それは間違いだった。秋希さんが消えたことで、より一層彼には秋希さんしか見えなくなってしまった。
魂の質量が無くなり、消えようとする冬琉元会長。智春は《黑鐵・改》に願う。何とかしてくれ、と。アバウト過ぎる!!
すると、《黑鐵・改》は無理矢理《鋼》から副葬処女を引っこ抜いたーーーーーーーーーーーーー!!??何というパワープレイw
まぁ、gdgd説明している余裕が無いと言えば、そうなのだが。

アニアの解説によると、《黑鐵・改》と《鋼》だからこそ出来た芸当だそうな。そりゃそうか。
智春は一巡目の秋希さんから託されたペンダントを冬琉元会長に渡す。

戦闘が終了し、放送開始から十七分が経過して、ようやく操緒が登場。真のヒロインは遅れてやって来るw
点火装置が智春の願いに反応して、三巡目への扉は閉ざされる。それと同時に一巡目から来たものは次々と消えていく。
脱出する前に最後の大仕事。一巡目でアニアが造った分離機で操緒を解放するのだ。魔神相剋者の魔力なら分離機も動かせるんだとか。

分離機を起動する前に、姫笹さんは良いのかという疑問が。そうだ、すっかり忘れてた。六夏会長は解放されたら病気が進行してしまうからと断ろうとするが、姫笹さんは生きたい、久し振りに六夏ちゃんの三つ編みを結びたいと意思表示。
正直、このタイミングで二人にスポットを当ててくるとは思わなかったわ。感動しました。

エピローグ。解放された操緒が奏っちゃんと並んで、智春に選択を迫るシーンは凄く良かった。結局、選べないわけだが。二人ともの手を掴むくらいはやっても良かったのではないかと思う。
智春は奏っちゃんのこと、ファーストネームで呼ぶようになったんだな。

今回だけのEDに合わせて、それぞれのその後の姿が。主だったキャラはほぼ全員出て来たんじゃないかな。
アニアは縮んでました。何……だと……?一巡目での成長は無かったことになったのか。ヴィヴィアンも一緒に縮んでた。機巧魔神は全部消えたから、使い魔もゆくゆくは消えるんだろうか。

氷羽子は洛高の制服を着て、科學部へ入部届けを出しに来る。アニメで氷羽子の制服姿が拝めるのはここだけ。
制服を着た姫笹さんが拝めるのはアニメだけ。

里見はGDの詰め所でマロ眉にしごかれていた。降格処分でもくらったのか。
加賀篝は大切な人達を失ったあの島にまだ居るらしい。弔いなのか。

車椅子生活の炫部長に寄り添う冬琉元会長の姿が。二人で罪を償っていくことになるんだろうか。
律都さんが持ってたのって、もしかして座薬?

通り抜けようとして、壁に激突する操緒。確かに、元に戻ったらやらかしそうなことではある。そういうところを理解してる脚本に感動した。

ラストカットは潮泉老人の邸宅で回り続けるレコード。潮泉老人は消えた臭いな。一巡目から来た人だしね。

エンドカードの用語紹介は「因果律制御装置(イグナイター)」。

総評

というわけで、電撃文庫原作、美少女だらけのハイスクールパンクとは真っ赤な偽り、割とがっつりSFロボットアニメだった、『アスラクライン』一期全十三回、二期全十三回、計二十六回でした。

何と言っても、まずはマッシヴになった機巧魔神の格好良さ。これなら『スパロボ』出れるって!『スパロボ』って、二巡目の世界とか、そういう設定好きそうじゃね?
それと和狸さんのイラストの再現率の高さ。ラノベ原作アニメとしては、かなり高い方ではないかと思うわけですが。操緒可愛いよ操緒。

また二期では若干gdgdしたものの、概ね良かった原作シナリオの再構成。序盤から冬琉会長や里見を登場させて後の展開への布石としたり、佐伯兄と哀音の関係性を深く描いたのが良かった。ああ、使い魔のギミック説明と巡礼者商連合メンバーの登場をまとめたのも上手かったな。
“神”の存在丸ごとカットしたのも結果的に良かった。

正直、最終回が素晴らし過ぎて、途中のちょっとしたgdgdとかどうでもよくなりました。あとは、ともはさんさえ出て来たら完璧だったんだが、それを言うのは贅沢か。

何にせよ、大変綺麗に終わったので良しとしよう。

燃:S 萌:A+ 笑:B+ 総:S

アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)
アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)

雑記

コミケでの戦いが終了しました。
現場からの声によると、過去最高の売上を叩き出したそうで、良い年越しを迎えられそうです。

来てくださった方、有り難うございました。