GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ ピュアリー・ホワイト (GA文庫 た)

著:高殿 円 イラスト:凪 かすみ

『わたくしの桃まんちゃんたちをあんか代わりにしてねむると、とても気持ちがいいのですよスノウ。うふふ』

約1日の積み。8ヶ月振りの新刊。通算51冊目。何と『ポリフォニカ』の文庫自体が3ヶ月振り。こんなに出なかったの久し振りなんじゃなかろうか。つーか月刊ポリフォニカが始まって以降、初めてかも。

さて、シリーズ第9弾にして、最終章開始。2009年中に新展開、そう思っていた時期が俺にもありました。
キネの焼き直しが終わって一区切りついたから、また短編集とかいうオチだったりしないかと思ったが、ちゃんと本編進行でした。
あれ、カバー下のイラストは……?

200年前の悲劇を目の当たりにし、帰還したスノウ達は様々な思いを抱え、進むべき道を模索していた。
そんな折、ジョッシュの誘いで福祉団体グローリアーナの樹に参加することになったスノウ達。
軍務以外のことで神曲を奏でたい。ただ、それだけの願いだった筈が、偶然か何者かの悪意か、事態は悪い方向へと展開していく。
それは200年前の悲劇を思い出さずには居られなかった――――ということで、鬱展開入りそうです。

また、学院のは臨時講師としてスノウの師匠ユラナス=アカツキがやって来た。アカツキと言えば、アニメ1期のアカツキ=ディーレンを思い出すが、何か関係あるんだろうか。

一方、始祖と聖獣達は女神会議なるものを行っていた。エレインドゥースは『赤』と大分雰囲気が違うな。
クリューソーには男の契約楽士が居るらしいけど、それって今後へのネタ振りなのかなぁ。
そして遂に、青の始祖と聖獣に関する記述が登場。プルメリートとザッカルというらしい。そもそも残る一色が何色かって今まで明言されたこと無かったよな?『青』シリーズがあるから、当然青の女神が居ると、みんな思ってただけで。
これで全くの謎なのは金と銀の聖獣だけになったか。

あれ、牛の出番は?
高殿さんのブログによると、コミカライズ第2部の連載が決まったとか何とか。
次は『クリムゾンS』6巻。

燃:A 萌:B+ 笑:B 総:A+

スマッシュ文庫,雑記,GA文庫

今月は15日が月曜なので土日補正込みで12日発売。11日が祝日なので、最速地域では10日くらいには並んでたんじゃなかろうか。
ブツは、

・神曲奏界ポリフォニカ ピュアリー・ホワイト
・で・こ・つ・ん★ <5>
・りーち☆えんげーじ! -子孫繁栄!国立栄華学園中等部-
神曲奏界ポリフォニカ ピュアリー・ホワイト (GA文庫 た)で・こ・つ・ん★5りーち☆えんげーじ! -子孫繁栄! 国立栄華学園中等部- (GA文庫 か)

の計3冊。

むにゅうさんがイラスト担当していた新人賞作品は延期しました。延期後の発売予定は未定。

『ポリ赤』のイラストでお馴染み、神奈月さんの画集が3月に出るらしい。『ポリフォニカ』メインなら買わざるを得ないな(キリッ

来月の刊行点数は9点。冊数にムラがあるな……。
『ニャル子さん』4巻のDVD付きスペシャルボックスは一部書店で販売って書いてあるんだけど、予約しなくても買えるかな。アマゾンで買えるけど、書籍に代引き料払うのもなんだかなぁって気がするし。

そう言や、冬コミでは『蒼海ガールズ!』の「きんいろのたからもの」が販売されたらしい。考えた人、頭おかしいw

本買って、店から出るときに気付いたんだけど、天井から水が滴ってました。雨なんだろーか。
書店内に水が侵入してくるとか地獄過ぎる。ビニールシートが掛けてあったけど、真下の商品ティウンティウンしたんだろうな。
ラノベコーナーじゃなくて良かったと思いました(ぉ


発売まで1ヶ月を切った筈なのに、未だに公式HPが無いスマッシュ文庫。認知されてなさ過ぎワロタ
だって、「スマッシュ文庫」でググったら、うちのブログが3番目に出るんだぜ?大丈夫なんだろうか……

コミカライズ,GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン 4 (Flex Comix)

原作:榊 一郎/ocelot 漫画:緋呂河 とも

「我々は決して神ではない。超人ですらない。ただの特殊技術者です。それを忘れて思い上がれば━━恐ろしい過ちを犯してしまう」

これまで表紙はずっとコーティだったため、真っ赤だったが、今回初めてユギリ姉妹になり、大分印象が変わった。つまり並べたときに美しくないということです……orz

今回は表紙、帯から判る通り、キネ二話クライマックス間際までを収録。概ね原作通り。ただ、プリネシカがフォロンの神曲に惹かれる下りが妙にエロく描写されている。「悔しい、けど感じちゃう!」みたいな(ぇ

後書きによると、大人の事情でペルセルテの湯気が消せなかったそうで。おのれディケイド!

燃:B 萌:A- 笑:B 総:A-

神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 3 (GA文庫)
神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 3 (GA文庫)

GA文庫

くりぽと2 すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫 お 6-4)

著:小幡 休彌 イラスト:八重樫 南

「お、男の人のお部屋で一夜を過ごしてしまうなんて……こ、これが世に言う、もうお嫁に行けない身体になってしまったという事態ですか!」
「なってないなってない」
「お嫁行ける行ける」

約二日の積み。三ヶ月振りの新刊。何か表紙のりりす、身体のバランスおかしくね?
さて、第二巻。今回は春覚の家にお泊まりの巻。うーん、一気に詰まらなくなった印象だなぁ。

何か取り敢えず女の子をいっぱい出しとけって感じで、魅力的なキャラが居ないんだよなぁ。
前巻では、りりす一人にある程度ヒロインとしての出番を絞っていたから良かったんだけど、今回はほぼ全員が満遍なく登場して全員の存在感が薄まった。
りりす以外のヒロインにスポットを当てるか、引き続きりりすメインでいくかにすりゃ良かったのに。

あと、ようじょ五人も要らんだろ……。全然可愛くないよ……。かと言って、ハートフル方向に流れるわけでもなく。一巻はまだ、ぼちぼち面白かった気がするんだけどなぁ。

これは迷うことなく切りだわ。とか言って、また次のシリーズが始まったら、釣られたクマーとか言って買っちゃうんだぜ。

燃:C 萌:B 笑:B- 総:B

GA文庫

ライトノベルの楽しい書き方 5 (GA文庫)

著:本田 透 イラスト:桐野 霞

「今のうちは━━ひとりぼっちの独り言小説だけやない。二人組が書ける。コンビが書ける。コンビが書けるようになったら、次はきっとほかのキャラクターたちも生き生きと書ける。もっともっと広くて大きな世界が書ける━━清麿さまの人生ゲームみたいな、ひとりぼっちやないみんなの物語を。今なら、うちにも書ける」

約二日の積み。四ヶ月振りの新刊。今回はクリスマスイベントです。学校でのイベントということで例の委員長、妻夫木さんがまたもや出張り気味。ですから、まるみちゃんの出番をですね……。

今回は作品作りの話はあんまりない。その代わりか、剣の執筆する作品のキャラクター達が話し合う作品の舞台裏みたいなシーンが時折挿入される。うーん、このシーン要るかなぁ。

メディアミックスが開始され、切るに切れなくなった本シリーズですが、メディアミックスさえされていなければ即地雷認定ってレベルになってきました。
八雲のくらげさんお世話シーンなんかは他の作品に無い内容なので面白いんだけど、本筋があんまり面白いと思わないんだよなぁ。
どーしたもんか……。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,角川ビーンズ文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

今月はいつも通り、1日フライングで14日発売。ブツは、

・ライトノベルの楽しい書き方 <5>
・くりぽと2 すくすく☆魔法少女塾
ライトノベルの楽しい書き方 5 (GA文庫 ほ 1-8)くりぽと2 すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫 お 6-4)

の二冊。それから、

・アスラクライン⑪ めぐりあい異世界(新装カバー)
・アリアではじまる聖譚曲 征服者は聖女を誘う(角川ビーンズ文庫)
アスラクライン〈11〉めぐりあい異世界 (電撃文庫)アリアではじまる聖譚曲 征服者は聖女を誘う (角川ビーンズ文庫)

をゲット。『アスラクライン』は遂に新装カバーをコンプリート。

来月は新シリーズが三本始動するけど、現時点で購入確定はゼロ。粗筋とイラスト次第かなぁ。


ジャンプSQ. ( スクエア ) 2010年 02月号 [雑誌]
ジャンプSQ最新号ではスーパーダッシュ文庫『迷い猫オーバーラン!』のコミカライズの連載が始まりましたね。
以前に『ぬらりひょんの孫』を貸してくれた研究室の後輩の弟がSQを購読しているとのことで、持ってきてもらいました。立ち読みするほどじゃないなぁ、と。

まず表紙が文乃だったことにびっくりした。ジャンプSQっていうと、比較的硬派なイメージがあったんだけど、これまた思いきったなぁ。ちなみにいつもと雰囲気違い過ぎて、店頭で見付けられなかったという話を聞いて吹いた。どんだけw
しかし、これは萌えオタ要素の無い人間にとって辛い絵面なのは確か。店員さんに訊いた挙句、こんな表紙出て来たら、どうしようもないなw
え、俺?屁でもないですよ、こんなの。

表紙なだけでなく、当然のように巻頭カラー六二ページ。このペースだと五月くらいにはコミックス一巻出るかな。
作画が『ToLOVEる』の矢吹さんの時点で単行本が音速で売り切れるのは判り切っている。
で、肝心の漫画ですが、のっけから文乃しまぱんでOK過ぎる掴み。続いて全裸過ぎる希。あまりに全裸なので一瞬、コミカライズオリジナル展開と思ったけど、よくよく思い出せば原作にもあった気がしてきた。
いやしかし、雑誌掲載時で既に乳首券発行ということはコミックスでは一体どうなってしまうのか!?<ガチンコ風に。
あからさまにコミックス収録時に影消えそうな部分あったしなぁw

でも誤解しないで!原作は全然エロくないよ!それともわざと誤解させて原作買わせてやったぜぐへへへへへへ!みたいなことなんだろうか。

作画は流石週刊連載作家、安心のクオリティ。もっと阿呆みたいにパンチラしてるのかと思ったら、そうでもなくて一安心。
女性陣は言わずもがな。乙女姉さん、ちょっと若くなってる?
巧は相変わらず地味。家康はのっけから『フレッシュプリキュア!』ネタを仕込んでくるという。実にいい仕事をするなぁw
大吾郎は渋いイケメンに。珠緒先輩出て来るかなぁ。

ストレイキャッツの客として、『ToLOVEる』のキャラクターが出て来ている件。良いのか、これ。主人公の妹みかん、だっけ?

六十二ページでまさかの原作一巻終了という超ぶっ飛ばし展開。文乃の告白シーンや千世の迷い猫同好会結成シーンなどはカット。カットっつっても、どっかでやるんだろうが。
そういうわけで、単行本を買い忘れないよう気をつけようというお話でした。初版買い逃したら死亡。


「超凄いオナニー 黒猫」で検索した奴、二三時間正座な。


コミカライズ,トクマノベルスEdge,ファミ通文庫,雑記,GA文庫

年末に届いた古本一番の五百円券を使おうと思ったんですが、いざ店に行ってみると、見事に買おうかなと思わせるものが無いワナ。
ラノベが無いなら、一般だ!と京極さんや米澤穂信さんの本を探したんだけど、欲しいものは見付からず。
漫画を買うのも何だかなぁ、小説にしたって五百円券を使うためだけに積み本増やすのもいかがなものかと思い、手ぶらで撤収しました(´・ω・`)


注文していたものも含むあれこれを買ってきました。

・大正野球娘。 <3>
・神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <4>
大正野球娘。 3 (リュウコミックス)神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン 4 (Flex Comix)

の二冊と、注文していた、

・“文学少女”見習いの、傷心。(DVD付特装版)
DVD付特装版
を確保。
おお、別にコメントすることが無い!w

ゲーム,GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール 通常版

「君を━━僕だけのものにしたい」

開封は年始になるかもとか言いつつ、年内にプレイし終わるワナ。
0~4話もセットになったフルパックの方はパッケージが神曲学院の制服を着た大人コーティだったり、神奈月さんの画集が付いてきたりと魅力的ではあったのだが、いかんせんお値段の方がアレなことになっとりまして。書き下ろしがあるとかだと話は変わってくるのだが、イラストだけでは俺は釣られないぜ!ということで、通常版を購入。
パッケージをよく見ると、コーティのぱんつが見えます。

第二次<嘆きの異邦人>動乱から一年後、フォロン達は平和な学園生活を送っていた。だが、またもや奏世楽器を狙って暗躍する者達が現れて……という話。
本当は壊しちゃいたいたけど、頑丈過ぎて傷一つつけられないから、誰にも手出し出来ないところへ隠しちゃおうというところまでが描かれる。

先行公開もされていたOPムービーはコーティに引けを取らないくらいイアリティッケが目立ってます。本編でもかなり出張ってたから、相当榊さんに気に入られたものと思われる。
サーギュラントとセットで、プレイヤーがかなり好印象を持つように描かれてました。

キャラグラフィックは全員新規……かな。BGMは前作のものを流用しつつって感じか。あとは演出がちょっと強化されてる気がする。前作でギガちゃんが揺れたりってしてたっけな。
六月まではアニメが放送されていたわけで、キャストに違和感のあることあること。すぐ慣れたけど。

導入は本当にいつも通り。コーティとペルセルテによるフォロンの取り合い。流石にもうCGは無かったが、この二人のこのやりとり、もう何回読んだり見たりしたか判らない。VSダングイスも然り。
ダングイスは何かに開眼したらしく、自分の音楽を幅広く世界に届ける方向へと目標がシフトしたらしい。いよいよ芸能人になったフォロンの同級生というのが彼である可能性が高まってきたな。
今回はティント、ヴェルデ、アズールという学生のゲストキャラに加えて、サーフェルスという講師まで登場し、学院が舞台となるシーンでの人物が増えたためか、スーパーダングイスタイムはあんまり無し。というより、開眼アピールのためだけに出て来た印象。

世界の再奏造が行われかけた結果、歴史の一部が書き換わり、小さな混乱が世界中で生じていた。存在する筈の人間が居なかったことになったりすること設定の整合性がとれなくなったら奏世楽器で書き換えちゃえ!という手法に困惑するフォロン達。

学院長達、<四楽聖>は二度と奏世楽器を悪用する者が現れないようにと処分を検討。かつての三国戦争でも奏世楽器が使われたんだとか。三国戦争に関してはどこまで設定してあるんだろうなぁ。
前作の戦いの後、奏世楽器はエターナリアと軍が<四楽聖>に返還したらしい。今回は始祖はコーティとエレインドゥースしか出て来なかったけど、相当ヤバいとこまでいかんと始祖は動かんのだろうか。

学院長の元へと<四楽聖>のクダラ・エリミアの契約精霊フォルテラントや、<四楽聖>トワミ・ファーレンが直接やって来たりする。
何故、カムイラ・ダリソンだけ全くアクションが無いのか。特に出て来ない理由が説明されないので気になる。単に療養中で身動きが取れないのかもしれんが。
ファーレンはまだしも、フォルテラントは凄く出番が少なくてびっくりした。ケモノミミのショタということで人気出そうなのになぁ。エリミアの契約精霊には他にも目立つ外見のジャックロットやパルパートンというのが居るらしい。
出て来ない割には妙に言及するところが引っ掛かるんだよなぁ。カカザキ・エンタープライズ社とか。既に何かしらのエピソードが考えられているのか、それともただ単に折角シェアード・ワールドなんだし、膨らませられる要素は多い方が良いよNE!ってことなのか。

前作で<世界の種子>に取り込まれた<嘆きの異邦人>の幹部達。てっきり死んだものとばかり思っていたが、<世界の種子>から放り出されて全員死亡確定ではないらしい。
残党狩りを行っていた陸軍によると、今回登場したサーギュラントとイアリティッケ以外にもイツキ・エイヤーズは生存が確認されているらしい。
イアリティッケは人気があったから復活させたんだろうけど、ついでにその他の奴等もネタになるかもしれんから復活させとこうかみたいなことなのかな。
ちなみに捕縛されたボルゾンは獄中で自殺したそうな。

サーギュラントとイアリティッケの絆には和まされる。まだまだ活躍の余地はありそうだな。ラストでほとぼりが冷めるまではヴィレニスに行くかと言ってたけど、え、それは『青』チームと接触するということなのか。

陸軍の中には頬に傷のあるサラガという男が居るが、『フルメタル・パニック!』の宗介っぽいと思うのは考え過ぎなのか。ボン太くんの影響でスーピィくんが誕生したことを考えると、ないではないかと思うんだが。

レンバルトがふざけて男色宣言するシーンではプリネシカの反応に吹いた。まさに、ホモが嫌いな女子なんて居ません!!
吹いたと言えば、サド幼女とパチモン幼女という表現は酷かったw

終わってみれば、新キャラに悪人は居らず、今後再登場出来そうなキャラがいっぱい。学生編と社会人編のミッシングリンクが明らかに!みたいな煽りだった割には、余計気になる要素が増えただけの気がするんですが……。
元々今回は軽めの話とは言われてたけど、ちょっと物足りなく感じました。学生編のラストが盛り上がり過ぎたせいもあるんだろうけど、せめてEDはちゃんと作ってほしかった。OPと同じってアンタ……。
前作のエターナリア登場みたいなサプライズも無かったし。テレンシアミルとユズリハルルカくらい出しても良かったと思うんだ。
密かにもう一本作成中とかだったら嬉しいな。

あざといサービスシーンの多いこと多いこと。だがそれが良い<何なんだ
イアリのしまぱんには興奮せざるを得ない(ぇ
って言うか、しまぱんだったのかよ!
ジムティルの形状が卑猥に見えるのは俺だけではない筈だ。

あとはコーティの制服時のスカートの柄の描き忘れが痛恨だったと思います。怒り顔のグラフィックのときだけ、柄が無くなるの。
ネットで感想とか見てると、結構整合性保ててない部分あるのな。

ところでキネティック大賞というのが募集開始だそうで。大賞はキネティックノベル化とGA文庫若しくは一迅社からの本の出版が確約されるそうな。賞金五百万と大きく出てます。
でもキネティック化確約って、相当凄い作品でないと大賞はあげないよってことかなぁ。キネティック化が絡むってことは当然視覚的に映える内容が要求されるってことだろうけど……。あとは広げ易そうな世界観とかも必要なのかなぁ。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

文庫化リンク
神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール(2012/07)

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカプラス(2011/07)

シェアード・ワールドリンク
神曲奏界ポリフォニカまぁぶる すぺさる(雑誌付録、2009/12)
神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <4>(コミカライズ、2010/01)

GA文庫

らじかるエレメンツ 3 (GA文庫 し 4-3)
著:白鳥 士郎 イラスト:カトウ ハルアキ

「焦ることはないさ。有限とはいえ、時間はまだまだ残されている急ぐ必要はない」
「ま、ひっついたらひっついたで、逆に退屈になりますもんねえ」
「何となく……寂しくも……なりますし……ね……」
「ああ。ゆっくりと、みんなで楽しみながら距離を縮めていけばいいのさ」

ティーガー、凄い良い事言った!!
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

表紙はまた羽卵。表紙をめくると、半裸のアルミが。いや、この絵でサービスカットとかやられてもですね……。
さて、今回は短編集。相変わらずカオスな笑いが楽しい。羽卵の暴れっぷりと鉄太郎のツッコミが。いまだかつて主人公の股関節を脱臼させるヒロインが居ただろうか。ちなみにドクロちゃんの場合は治せること前提で撲殺しているので、また別だと思います。
最後はちょっと羽卵と接近するも、結局アルミの乱入の所為でうやむやに、みたいなオチ。
思いの他、売上が良かったから続けられることになっちゃいましたーってな展開を期待していたんだが、残念ながら奇蹟は起こらず、これにて終了。あーあ。

総評

GA文庫だから全く期待していなかったのに、この面白さ。えてしてそういうもんだよな。このノリは五巻六巻くらいまでは読みたかったけどなぁ。
何でだ?『おと×まほ』や『シャムロック』が続いていて、何故こんなに面白い作品が打ち切りなんだ?
判り切っている。絶対にイラストの所為だ!!もし『おと×まほ』と絵師が逆だったら!もしこのシリーズの絵師がQP:flapperさんやさそりがためさんだったら!くっそぉぉぉおおおおぉおおおおぉっぉぉおおおおおおおお!!!!

燃:C 萌:B+ 笑:A 総:A+

雑誌,GA文庫

GAマガジン Vol.3(DVD付) (SOFTBANK MOOK)
著:榊 一郎、高殿 円、大迫 純一、あざの 耕平、加納 正顕 イラスト:BUNBUN

「双子の癖に入れ替わりのトリックも使えないとは。無駄な属性を持っているな」
「別に入れ替わりトリックをする為に双子に生まれてきたんじゃありません!」

GAマガジンVol.3の付録。最近流行りの文庫が丸々一冊付いてくる!というやつです。じゃあ、普通に文庫で出せよ!と言いたい。
だって、口絵と後書きが無いくらいで、後は普通の文庫ですよ。装丁とか見ても。

イラストは毎度のことながら、BUNBUNさんの描くデフォルメキャラのみ。せめて各短編に一枚ずつくらいは挿絵が欲しかった。

『rite de passage』

遂に語られるプリネシカの専門課程進級試験通過エピソード。てっきりキネでやるんだとばかり……。
最初の二十ページで、「なんだ『まかでみ』か」と思ったのは俺だけではない筈だ。

プリネシカが試験を合格出来るようにと、あれこれ考えるフォロン達。その中で、コーティがたとえ双子でも場合によっては殺し合うことだってあると言っている。これって、もしかしてアンジェロとアンジェリカのことか?
『ポリフォニカ』で双子と言ったら、ユギリ姉妹かあの人達しか思い浮かばないんだが。確か、アンジェロとアンジェリカって戦争で死んだことは判ってるけど、具体的にどう死んだかまでは語られてなかったよな。
それとも今後への伏線なんだろうか。

プリネシカが試験で召喚した中級精霊の名はユズリハルルカ・ナ・ダフニーフィラム。この長ったらしいネーミングが凄ぇツボです。
このユズリハは学院外の仕事も請け負っているとのことで、今後へのネタ振りとしか思えません。
外見の描写からすると、この精霊って『赤』のコミカライズ一巻で、食堂の掃除をするためにユフィンリーが召喚した精霊じゃね?確か、『クリムゾンS』四巻の後書きでフィードバックさせたいと言ってたから、その可能性は高いと思うが。

『賢者の贈り物』

ずっとジョッシュのターン!!スノウはほぼ出番無し!!
ジョッシュは順調にリシュリーとササラのフラグを立てていくなぁw
二人とも可愛いです。

『さじぇすてぃぶ・ぶらっく』

シリーズ一巻『インスペクター・ブラック』のゲストキャラ、ニウレキナがまさかの再登場。『黒』は毎巻、何かしらの事件解決に乗り出すから、ゲストキャラの数は相当数居るんだよな。
だから、こういう形でキャラの再利用をしてくるのは面白い。

時系列はどうなってるんだろう。『アドヴェント・ブラック』以前なのか。

『ダン・サリエルと女神の気まぐれ』

ダン・サリエル、スランプに陥るの巻。って、こんなガチシリアスのエピソード、『まぁぶる』でやっちゃ駄目だろ!
いつもの連作短編集の最後に持ってくるべきじゃね?

オチのサリエルの行動に、うわぁあああぁあああああああってなります。

『ヤワラベ兄妹の平穏とは言いがたい一日』

だから掲載準を考えてあげてってば!大御所四人の後にトリとか可哀想過ぎる……(´・ω・`)
って、今よく見たら、BUNBUNさんのイラストの中に『TRPG』チーム居ねぇじゃん……。

内容はタイトル通り、ティアンとレナのエピソード。何という妹萌え短編w
名前さえ出て来ていないローゼリエが不憫。ミリエーヌは名前出てるのに……。あれ、いつの間にかティアンの周り、凄いハーレムになってる!?
そう言や、レナってまだイラスト未登場なのか。

まとめ

というわけで、『まぁぶる すぺさる』でした。これは良い付録。何度も言うが、文庫で出してくれれば、なお良かったわけですが。
執筆陣も増えてきたことだし、大分『まぁぶる』は出し易くなった筈……と思いたい。設定の整合性をとるのは大変になっただろうけど。
また、『ぱれっと』も読んでみたいなぁ。

裏表紙折り返しには文庫シリーズ一覧が載っているんだけど、何故か『エイフォニック・ソングバード』も載ってる不思議。だから早く文庫化してくれよう!

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)
神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)