特撮

「人魚?」
「それで?」
「嘘だろ?」
「魚人じゃん!」

ひでぇw

今回の敵は人魚のジョ言(じょごん)。キャストは松野太紀さんですが、この人と言えば、『ゴーゴーファイブ』のピエールや『ハリケンジャー』のシュリケンジャーですね。
こいつの鱗を付けられた者は自分のコンプレックスを知人が話しているように聞こえてしまう。
アグリがその餌食となり、精神的に満身創痍に。ゴセイナイトの助言もあって、復活するが、それよりも今回はやっと牢獄から解放された武レドランに注目です。

存在意義はビービだけとまで言われちゃった武レドランですが、ジョ言の鱗を利用することで、筋グゴンを疑心暗鬼に陥れる。クリティカルなまでに策にハマっちゃった筋グゴンですが、今後どうなっちゃうんだろうか。

やっぱり戦隊は敵シリーズに不穏な動きがあると面白く感じるな。

燃:B+ 萌:B 笑:C+ 総:A

天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ ゴセイテンソード
天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ ゴセイテンソード

特撮

「私の人生に後悔は無い。踊ろう母さん、あの日のように……」

2週振り。
辛うじて変身は出来たものの、〈テラー〉の恐怖の前に、為す術が無い翔太郎。テラードラゴンに重傷を負わされた照井。
琉兵衛達にフィリップを攫われるも撤退を余儀なくされた探偵事務所の面々。

園咲家では10数年振りに食卓に家族全員が揃っていた。だが、それは家族が仲良くするためのものなどではなかった。
それは文音と冴子が若菜に懺悔するための場だった。

シュラウドは既に自分自身の敗北を認めているので、戦意ゼロ。ただ、フィリップに切札は翔太郎だと告げる。それが彼女に出来る母親としての愛なのか。

冴子は勿論猛反発。ナスカ・ドーパントに変身してクレイドール・ドーパントと激突するが、エクストリームの力の前にメモリブレイクされてしまう。

地球の巫女とは生きたガイアメモリ製造機のことだった。フィリップは再び井戸に入ることで、この製造機の制御プログラムとなる。そのためにはエクストリームへと至ることが必要だった。
これで大体ミュージアムの目的は判明したか。

フィリップの別れの言葉、亜樹子の叱咤で再び立ち上がった翔太郎。
データに分解されたフィリップだったが、ダブルの変身システムの特性を利用してダブルの中に意識を戻し、肉体は〈エクストリーム〉がサルベージ。
ここから反撃が始まる。

テラードラゴンにはアクセルガンナーが対抗。すぐにガンナーAが破壊されたので、アクセルタービュラーに換装。これって多分玩具でも再現出来るんだろうな。
タービュラーとドッキングしたまま、上半身だけライダーフォームに戻って戦うとか格好良過ぎるだろ……。
〈アクセル〉のマキシマムドライヴではエンジンブレードを突き出して突貫攻撃。これがまた格好良いんだよなぁ。
ストライクブースターを装備したストライクガンダムを思い出す。

ダブルはサイクロンジョーカーエクストリームでテラーを大撃破。〈エクストリーム〉のマキシマムドライヴがテレビシリーズで成功したのって初めてだっけ。
恐怖に打ち勝った翔太郎の展開補正で勝利したのかと思いきや、恐怖に打ち勝った相手は苦手という設定がちゃんとあるらしい。

テラードラゴンが突っ込んで爆発炎上した園咲邸と共に、琉兵衛は人生の幕を閉じるのであった。
これは平成ライダー史に残る名シーンになると思う。壮絶でした。

フィリップという制御プログラムを失った若菜は暴走。そんな彼女は加頭に救われていたが……。加頭がラスボスなんだろうか。
もしかして財団Xは出資先の団体がアボンしたときに、その技術を回収して自分達にフィードバックしてるんだろうか。
『MOVIE大戦2011』では財団が敵ってのも面白いかもしれん。

次回、『残されたU/フィリップからの依頼』。ラスト3話をまとめて1本のエピソードにするかと思ったけどな。
残るアルファベットはEとZ。ラストはZか、はたまたもう一度Wか。

燃:S- 萌:B- 笑:C 総:S

仮面ライダーW(ダブル) リボル換装 アクセルガンナー
仮面ライダーW(ダブル) リボル換装 アクセルガンナー

特撮

「逆に訊こう。何が面白いんだ?」

今回の敵は天狗のヒッ斗(と)。こいつは笑った人間を瓢箪に吸い込んでしまう。変則的な攻撃の前に、ハイドとゴセイナイト以外のゴセイジャーも囚われてしまう。

瓢箪の特性を逆手にとり、ヒッ斗自身を笑わせることで、自ら瓢箪を破壊させることに成功したが、まさかハイドがオヤジギャグに弱いとは……。
ここ最近、ハイドにイメージ崩壊に拍車が掛かっているような……。

巨大戦では久々にシーイックゴセイグレートが登場。序盤の合体をちゃんと後半でも使ってくれるシリーズは好きです。
次回はランディックゴセイグレートが出るみたいだけど、ゴセイアルティメット登場前に最後の出番チャンスなのだろうか。

一方、うっかりヒッ斗の前で笑ってしまって、瓢箪に吸い込まれそうになる筋グゴン可愛いw

燃:A- 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ シーイックブラザーセット
天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ シーイックブラザーセット

特撮

忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー [DVD]

「決して諦めない!」
「されば勝利はやって来る!!」

スーパーヒーローMAX2010内で放送。スーパー戦隊Vシネマ第9弾。『タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ』ディスってんの?それ以外は全部放送してるのになぁ。

ジャカンジャ暗黒七本槍、二之槍チュウズーボの弟チュウボウズが登場。彼によって、Gフォンを奪われたガオレンジャー。
そのGフォンを使ってガオレンジャーへと変身した暗黒七本槍。まさかのガオレンとジャカンジャのコラボにテンション上がらざるを得ない。

正体が判明するまではヤクザなガオレンって感じなんだけど、偽物と判明してからは宇宙忍法とガオレンの技を組み合わせて戦っているのが面白い。
ただ、偽物だと気付けなかったパワーアニマル……(´・ω・`)

ガオレンはオルグを倒し、日常に戻っていたため、お互いを本名で呼んでいるので物凄い違和感です。ジャケットを羽織ると色で呼び合うように戻すらしい。
ブラックとホワイトが茶髪になっていたので、しょんぼりですよ。

やっぱりガオレンジャーはかっけーな。未だに戦隊の名乗りで一番格好良いのはガオレンだと思っている俺。
ガオキングもかっけーんだよな。いきなりソード&シールドで、これまたテンション上がる。

右腕を破壊された轟雷旋風神とガオシャーク、ガオタイガー、ガオエレファントが百獣合体、轟雷旋風神ソード&シールドが登場したり、この作品だけのオリジナル合体、天空轟雷旋風神が完成したりと巨大戦も非常に見応えのあるものとなっている。
そう言や、旋風神ハリアーとかあったなぁ。

主題歌流すタイミングが上手過ぎて、テンション上がる上がる。巨大戦開始と同時に『ガオレン』のOP流すってどういうことなの。

ウィキペディア見ると、結構、役者の都合でシナリオが制限されていることが判る。初期はともかく、8作目ともなれば、制作するの判り切ってるんだから役者さんにスケジュール空けておいてもらうわけにはいかないんだろうか。

燃:S- 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー(2004/03)

映画,特撮

忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE [DVD]

「理屈は理解んねぇけど行くぜ!」
「銀河超越三神合体!天雷旋風神、推参!!」

昔にKBS京都で放送されたことがあるんだけど、酷いカットの嵐だったので、ケーブルテレビで放送されるのを機に観てみました。
奇しくも監督が『ゴセイジャー』の劇場版と同じなんだよな。

当時はCGすげーと思って視てたと思うんだけど、技術の進歩ってすげーのな。今改めて見ると、結構ちゃっちく思えてしまう。

今の戦隊+ライダーの映画を夏公開って流れとしては2作目だけど、この作品だけ、劇場版オリジナルロボが出てないんだよな。
その代わり、天雷旋風神が先行登場。

これは劇場版に登場したトライコンドルを参考に、改めて地球製のトライコンドルが開発されたってことなんだろーか。

EDでは主要キャラがOPのアレンジバージョンに合わせてダンスするんだけど、タウザント様まで歌っていて吹いたw
このダンスは好評だったらしく、しばらく劇場版での恒例となったそうな。

やっぱり戦隊の方はエンターテイメント重視って感じがするな。

燃:A- 萌:C+ 笑:C+ 総:B+

映画,特撮


「どうやら切札は、いつも俺のところに来るらしいぜ?」

面白過ぎて爆発するかと思った。

概要

『ダブル』出演の映画としては3本目。公開時期的に『ダブル』の集大成とでも言うべき内容となっている。
タイトルがテレビシリーズのサブタイトルを意識したものになっているのが心憎い。
それに加えて、ダブルの専用メモリのドーパントが出て来るとなれば、楽しみじゃないわけがない。

時系列としては44話45話の間のエピソード。判り易く構成されている上に、パンフにも明記されてます。

翔太郎

今回はフィリップメインの話だの、今年の主人公は2人で1人だの言いつつも、やっぱりどちらが主人公かと問われれば、翔太郎と即答せざるを得ない活躍っぷりでした。特に後述する仮面ライダージョーカーに変身してからが。

彼が風都に散らばったT2メモリを探すときにガジェットを総動員するシーンが。デンデンセンサーとかフロッグポッドとか最早存在を忘れていたぜ……。

フィリップ

実の母親だと判明したシュラウドが姿を消した直後なので、ナイーブに。そんなときに自分のピンチを救う形で国際特務調査機関の捜査官マリア・S・クランベリーと出会ったため、彼女に母親の姿を重ねるように。

マリアの見せる母性に戸惑いを隠せないフィリップきゅん萌えと言わざるを得ないなw

仮面ライダーダブル

最近はすぐエクストリームになるので、なかなかハーフチェンジが拝めなかったわけだが、今回はチェンジしまくりでテンション上がるの何の。
冒頭のVSバイオレンス・ドーパント&アイスエイジ・ドーパント戦で、ヒートジョーカーでアイスエイジをぶっ飛ばして、ルナジョーカーで超接近戦型のバイオレンスから距離をとって戦うところで早くもテンションゲージ振りきれそうになったわ。

テレビシリーズで登場しなかったルナジョーカーとサイクロントリガーのマキシマムドライヴは劇場版で初披露。もう使う機会無いだろうけど。
気になるのはサイクロントリガーのときに〈サイクロン〉をマキシマムスロットにセットしてマキシマムドライヴを発動していたこと。これまでのマキシマムはボディメモリを使っていたのに何でだろう。

亜樹子

大体いつも通りだが、後半のヒロインっぷりが凄ぇ。つーか亜樹子から照井への想いは半ばギャグ混じりの一方通行かと思いきや、そうでもないという。いやいやいや、『Rの彼方に』の凪さんはどうなるんですか。

照井

亜樹子がヒロインとして引き立てるのは翔太郎ではなく、この人。何でやねん。しかし、それもあって、いつもより更に格好良い。
終盤で、エンジンブレードを手に生身で戦う姿が勇まし過ぎる。

ビートルフォンってワンセグ機能あんのかよ!!

仮面ライダーアクセル

序盤ではVSナスカ・ドーパント&ウェザー・ドーパント戦を繰り広げることに。
エンジンブレードに〈エンジン〉をセットしてマキシマムドライヴ、更にアクセルドライバーに〈エンジン〉をセットして、バイクモードでマキシマムドライヴ。ここでまたテンションゲージが(ry

ガイアウィスパーが連続して聞こえるだけでもテンション上がるのに、それがこれまで見たことない組み合わせだったりすると、もう大変なことに。

T2ガイアメモリ

シュラウドが開発し、財団Xが完成させた次世代ガイアメモリ。デザインはダブルやアクセルのものと近くなっており、端子の色が異なる。
メモリブレイクされても壊れず、また適合者に対しては自ら体内へと入ったりもするという驚愕の性能。
何故アルファベット26種に割り振ったのかは謎。その方が格好良いけども。

テレビシリーズでまともに出番が無かったのは〈エターナル〉〈キー〉〈オーシャン〉〈クイーン〉〈ロケット〉〈ユニコーン〉あたりか。画面にチラっと映るくらいはしていたかもしれない。

復活ドーパント

フィリップは倒した筈のドーパントが再び現れたことに驚いていたようだけど、別にメモリが1点ものってわけでもあるまいし、新たに製造されたものが出回っている可能性はあるんじゃないのかなぁ。

再登場を果たしのはバイオレンス、アイスエイジ、ナスカ、ウェザー、あとルナ・ドーパントの力で生み出された幻のマスカレイド・ドーパント。
もっとドバっと出て来ても良かったと思うの。ただでさえ、今年は再生怪人的なことやってないし。

傭兵集団〈NEVER〉

その正体は化学薬品とクローニングによって蘇生した死者達。
〈NEVER〉の由来はネクロオーバーの略だそうで。
彼等の目的は風都の人々を自分達と同じネクロオーバーにすること。

かつてはミュージアムと財団Xの投資先の座を争ったらしい。以前に加頭が財団の投資先がミュージアムだけではないと言っていたところにも掛かってくる話。細かいところで本筋と絡めてくるのが面白いな。

大道克己/仮面ライダーエターナル

〈NEVER〉のトップ。ネクロオーバーの力は伊達ではなく、ダブルを圧倒。更には〈エターナル〉のマキシマムドライヴで旧世代のメモリを使用不能にしてしまう。

加えてマキシマムスロットを26個備えており、同時発動が可能とか、どんなチートなんだよw

そもそも大道がロストドライバーを何処で入手したんだって話ですよ。T2メモリを奪取したときに一緒に奪ったのか?シュラウドから技術提供受けてんだから、財団がロストドライバーを開発していてもおかしくはないと思うが。

マリア・S・クランベリー/サイクロン・ドーパント

国際特務調査機関の捜査官。と言うのは表の顔で、その正体は大道の母にして、ネクロオーバーの技術を生み出した張本人。
フィリップに優しくしたのも最初は、彼の運命の子としての力を利用するためだったらしい。

サイクロンの頭部デザインがライダーの要素を内包しつつ怪人っぽく仕立ててあって格好良い。

泉京水/ルナ・ドーパント

ムキムキなオカマ。沢山キャラが居る中で、よくこんだけキャラ立て出来たもんだ。正直、テレビシリーズのレギュラーでも良かったレベル。

ルナって敵に回すとこんなに厄介なメモリだったんだな。

羽原レイカ/ヒート・ドーパント

正直、色っぽ過ぎてどうしようかと思う<どうもしなくて良い

泉と並んで強烈な印象を残した人。ジョーカーの噛ませになった挙句、無残に消滅したのが惜しまれる。

芦原賢/トリガー・ドーパント

上2人に比べて存在感が薄い。寡黙なのが災いしたか。一応、変身時に「ゲームスタート」という口癖が用意されていたが、上2人の所為で霞んでる感は否めない。

どっかで見たことある気がするなと思っていたら、ボウケンシルバーかよ!懐かしいな、おい。

堂本剛三/メタル・ドーパント

この人も霞んでた側。正直書くこと無いわ(ぉ

ミュージアム

全員登場するも、今回は本筋には絡まず。つーか旧世代メモリが使用不能になったってのに、何でこの人達落ち着いてるんだw
若菜にしても、〈NEVER〉が好き放題暴れてるのが気に入らないだけで、ドーパントに変身出来ないこと自体に焦っている様子は見れなかったし。

エクストリームに至ったダブルが負ける筈が無いと思ってるんだろうか。

仮面ライダースカル

母の面影を求めて揺れるフィリップに相棒として、どう向き合うか悩む翔太郎の前に現れたライダー。
これで翔太郎が答えを見付けるだけだったら、単なる幻で済むんだけど、ロストドライバーを置いていくっていう謎展開。おやっさん生存説が浮上したかと思うんだけど、消え方が完全に幻なんだよな……。理解らん……。

ディケイドが『MOVIE大戦2010』の最後に登場した別の世界のスカルを連れてきたとでも思っておこう。

仮面ライダージョーカー

翔太郎がロストドライバーとT2〈ジョーカー〉の力で単独変身した姿。マキシマムドライヴはライダーキックとライダーパンチ。任意に選択可能らしい。
パワーはサイクロンジョーカーに劣るものの〈ジョーカー〉の特性が究極的に高められているそうで、展開補正もあり半端無い強さを発揮。
ヒートとメタルを撃破したしな。

見た目はディケイドのファイナルフォームライドによって登場したジョーカージョーカーにかなり近いが中心線の色が違うそうで。

T2〈ゾーン〉と〈ユニコーン〉

〈ゾーン〉という意外なメモリが活躍。〈エクスビッカー〉に26個のT2メモリをセットするためにマキシマムドライヴが使用された。瞬時に複数の物体を転移させる力とかか。
ネットムービーでは「変なのキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」とか言われてるし、何気に好待遇だなw

また、エターナルは〈ユニコーン〉のマキシマムドライヴも発動。普通の攻撃技だったみたいだけど、詳細は不明。
よく考えたら、近々テレビシリーズで出て来る〈ユートピア〉で良かったんじゃないかと思わないでもない。

火野映司/仮面ライダーオーズ

『ディケイド』のときみたいに、いきなり現れて、敵をフルボッコにして去っていくのかと思っていたら、何と変身前の姿も登場。
変身時には本当に簡単な歌が流れました。発想が奇抜過ぎるぜ。

基本はタトバコンボで、メダルチェンジしてたっぽいんだけど、展開早過ぎて何がどうなってんのかよく判らんかった。

ルナを撃破したが、『ディケイド』のときのシャドームーンのような(´・ω・`)な感じではなかったので、ほっとしました。

何故、『ダブル』の世界にオーズが居るのかというのは考えちゃ駄目なんだろうな。

友情出演の人々

テレビシリーズでゲスト出演した人達が大量に登場。こういうのは、これまでの積み重ねが活きてくるわけで、良い演出だと思う。
映画撮影時点で終了していたエピソードから殆どのゲストキャラが登場してるんだな。バッドエンド気味だった人達は居なかったが。

ラストバトル

最後の変身前に1話の変身時を彷彿させる台詞を入れてくるとか上手過ぎるわ。
また、ダブルのハーフチェンジ9種を凄まじい勢いで切り替えていく戦闘が燃える燃える。

仮面ライダーダブルサイクロンジョーカーGX(ゴールドエクストリーム)

風都市民の祈りと風の力で更なるパワーアップ。細かい理屈はともかく、ここで主題歌流してパワーアップとか、もうね、燃えなかったら嘘なわけですよ。
演出的には昭和ライダーのオマージュかな。
6枚翼は『剣』のジャックフォームを思い出すわけだが。
一切事前情報が無かったので、かなりのサプライズでした。もしかしたら関東では46話のOPでバラされてたりするのかもしれんが。

テレビシリーズでも最終回くらいにはサプライズ登場なのかな。

パンフレット

ネットムービーに出てるからって理由で霧彦さんのインタビューが載っていてビックリしたw

まとめ

1年間の集大成として映画をやるのは初めてだけど、このタイミングでやるのアリだな。ほぼ出尽くしている要素を全部ぶっ込んでるから見応えが半端無い。
ダブルのフォームも全て登場したし、シナリオもスカルとオーズの部分を除けば完璧だったと思う。

どうなんだろう、例えば、例年通りの中盤時点での映画公開だったら、ここまで面白い作品にはなっていなかったのかな。

そして2D版では本編終了後に『仮面ライダー×仮面ライダーW&OOO MOVIE大戦2011』が冬公開であると告知されたらしい。
何故2Dだけで告知したし……!

ってことはガチで2作品の世界観は共通なのか?まぁ、『ダブル』の物語が風都内だけでの出来事だとするなら成立するんだろうけど。

燃:S 萌:A 笑:B+ 総:S+

ディレクターズカットリンク
仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ ディレクターズカット

エピソードリンク
第44話「Oの連鎖/シュラウドの告白」
第45話「Kが求めたもの/悪魔のしっぽ」

仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル

映画リンク
仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010(2009/12)
仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ(2010/06)
仮面ライダー×仮面ライダーOOO&W feat.スカル MOVIE大戦CORE(2010/12)
・劇場版 仮面ライダーOOO WONDERFUL 将軍と21のコアメダル(2011/08)

ネットムービーリンク
ネット版 仮面ライダーW FOREVER AtoZで爆笑26連発

仮面ライダーW(ダブル) 変身ベルト DXロストドライバー
仮面ライダーW(ダブル) 変身ベルト DXロストドライバー

映画,特撮


「ワンダーゴセイグレート、降臨!」

はじめに

毎年、夏の恒例、戦隊とライダーの映画のセット公開。戦隊が40分程度、ライダーが70分程度という尺も決まっているみたい。
勿論ライダー目当てです。別に戦隊の方は観たくないってわけではないが。

本編開始前の予告映像では『ハートキャッチプリキュア!』劇場版の宣伝が。面白そう過ぎワロタ状態でしたw
流石に観に行く勇気無いが。

ちなみに、どうせあるなら観てみようじゃないかってことで3Dバージョンを観ました。うん、確かに立体的に見えた。ただ、飛び出す!ってほどだったかなぁという気はする。

まずは『ゴセイジャー』から。開始前にアラタ、エリ、アグリ、モネ、ハイド、翔太郎、フィリップ、亜樹子が登場して、3D眼鏡に関する注意メッセージが。この映像って後々DVDなんかに収録されるんだろうか。

概要

ウォースターの残党、超新星のギョーテンオーと明星のデインバルトが出現。悪意が世界を覆い、やがて滅亡に繋がるラグナロクを引き起こす角笛を巡って、ゴセイジャーと戦いを繰り広げることに。

ラシル

ラグナロクによって滅びた惑星からやって来た美女。惑星が滅ぶという悲劇を繰り返させないために、角笛を狙うギョーテンオー達から逃げて地球へとやって来た。

アラタとは淡いロマンス臭い展開になるのかと思えば、そうでもないようで。と言うか、アラタとエリは幼馴染みなんだからLOVEなんだろ?と俺の中でありもしない設定が出来上がっているので、エリがアラタをからかうのは違和感あるんだよなぁ。

超新星のギョーテンオー&明星のデインバルト

ウォースターの残党。モンス・ドレイクを倒されたことに怒り、今回の行動を起こしたらしい。
ギョーテンオーはデザイン、声、共にいかにもな悪役臭くて好きです。

デインバルトのキャストは島田敏さん。声に癖があるから印象に残りやすいんだと思うけど、この人、よく戦隊に出てるイメージがある。『ハリケンジャー』のサタラクラとかね。ウィキペディアで調べたら、この人の声、戦隊だけで7作品も聴いてるわ。

彗星のブレドラン/チュパカブラの武レドラン

ギョーテンオー達が地球にやって来たことを察し、ギョーテンオーの配下としてウォースターに再加入。その姿は一瞬にして、彗星のブレドランへと戻ったので、自由自在に切り替えられるらしいな。
ただ、イマイチ、こいつの目的が読めないんだよなぁ。何か真意を隠してんのかなぁ。単純に地球を滅ぼすことが目的って感じでもなさそうなんだが。

復活怪人達

ラグナロクによって生まれた悪意が倒されたウォースターの怪人を甦らせた。不可思議な幻の中で復活怪人達と激突することになるゴセイジャー達。
自転車のチェイスとかカーアクションとか刑事ごっことか要るかなぁ。エンターテイメントって感じはするが。

既存のスーツを総動員した模様。ただ、衛星のターゲイトは幹部クラスだからなのか存在せず。流石に復活怪人のやられ方があっけなさ過ぎたから、出すわけにはいかなかったのか。デレプタが出て来て、さくっとやられたら何だか嫌だしな。

幽魔獣&ゴセイナイト

出て来る意味あったの?まぁ、戦隊の映画では毎年、追加戦士が可哀想な役回りになるというし、別に良いのかな。
いや、ゴセイナイトは大人の事情で出て来ないといけないのは理解るんだけど、膜インと筋グゴンが出て来る必要あったのかと。

VSウォースター

主題歌を流しながら、がっつり戦闘。映画ならではの尺での戦闘は見応えがあって燃えるわ。
この戦いでドラゴンヘッダーが傷つき、戦闘不能に。

ワンダーゴセイグレート

観るまではゴセイドラゴンだけをゴセイバードと交換して、ヘッダーを総取っ換えするのかと思ってたんだが、完全にゴセイグレートとは別物なのね。玩具で再現するときにはゴセイグレートが必要というだけで。

構成要素としてはゴセイグレートと大して変わってない筈なんだけど、ゴツゴツした印象になっていて格好良い。武器が斧ってのが良いよね。
ただ、エリのマシンがゴセイカブトなのが納得いかない……。そりゃ、カブトは飛ぶけど、空を飛ぶって感じではない気が……。
まぁ、ゴセイクロコダイルがアグリ担当ってのも若干引っ掛かるんだがw

パンフレット

ビービ兵ってビービ虫から出来てるのね。実はブレドランのウォースターと幽魔獣への貢献度凄くね?

髭男爵の2人はインタビューが半ば漫才と化していたw

まとめ

基本的には、いつもノリをそのまま豪華にしましたって感じ。エンターテイメント作品としては良い仕上がりだと思う。
ただ、ストーリー的なものを求めると、おや?となる部分もあったりで、そこは妥協するか、それとも追求するべきところか。
何やかんやで楽しめました。

結局は、ライダーの前座なんだけどね!(ぉ

燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

反復リンク
2回目

同時上映リンク
仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ

エピソードリンク
epic24「ミラクルアタック・ゴセイジャー」

映画リンク
侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦(2009/08)
侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!(2010/01)
天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕(2011/01)
海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船(2011/08)

映画,特撮

劇場版 仮面ライダー剣 (ブレイド) MISSING ACE ディレクターズ・カット版 [DVD]

「早くしろ。人間を守るのがお前の仕事じゃなかったのか!!」

毎年恒例、ケーブルテレビのスーパーヒーローMAXで放送です。
全てのアンデッドの封印から4年後、偉大なる力14(フォーティーン)を狙うアルビノジョーカーとの戦いを描いた物語。
井上脚本ってだけで必要以上に身構えちゃう俺が居る。
一度、ビデオレンタルして見たことがあります。ディレクターズカット版ではなかったが。

当時、もっと尺があれば設定解説の時間とれるんじゃね?と思ったけど、尺が増えても全然そんなことはなかったんだぜ。
元から、パラレルワールドにするつもりだったのかと思いきや、どうやら最後までテレビシリーズと繋げるか迷っていたんだとか。
まぁ、この前の『龍騎』も『555』も繋がってなかったから、別に構わんのだが。近年はまた、テレビシリーズと繋げる傾向だから、あからさまなパラレルワールドになると凄い違和感覚えるんだろうけど。

中盤くらいまでは新世代ライダー達が再び封印から解放されたアンデッド達をバッサバッサ封印していくのと剣崎達が状況を理解するのが同時進行。
新世代ライダーはチェンジケルベロスに加え、ワイルドベスタのカードで攻撃を行うので、アンデッドを封印したカードが無くても十分な戦闘力を有している。これが旧世代より有利なポイントか。
アンデッドのカード自体も使えることは使えるんだろうか。

亡き烏丸所長の後を継ぐも、やっぱり騙されちゃう橘さんには同情するわw
( 0M0)<ヤハリソウイウコトカ!

一番気になるアルビノジョーカーの存在についてはノータッチ。何故、そういう存在が居るのかという説明は一切無し。
どうやってアンデッドを解放したのかとか、どうやって人間に擬態してるのかとか、何で、こいつが居るのにバトルファイトは終了したのかとか。

大分、この数年間で見方が捻くれてきたため、素直に楽しめない部分が出て来たなぁ。始と天音のシーンなんか最早ロリコンにしか見えないw

ところで、劇場版用の主題歌って無いのね。

燃:A+ 萌:C+ 笑:C+ 総:A+

特撮

「あいつは自力で乗り越えるべきなんだ。たとえ、敵の術にかかっていたとしても!」

武レドランにどんなお仕置きが待っているのかと思いきや、牢屋の中で謹慎処分でした。どうでも良いが、ウォースターに比べて、幽魔獣の拠点ってセット費掛かってなさそうだな。

今回の敵は妖精のサラワレテ居(さらわれている)。アグリとモネの母になりすまし、モネを陥れようとする。
これは膜インの発案で、パワーアップしたところで所詮ゴセイジャーは未だ半人前というところを利用したもの。
でも、陽動のために自ら出陣した膜インは普通にスーパーゴセイジャーと渡り合っていたように見えたが……。

このサラワレテ居は終盤までモネ達の母の姿をしていたので、本来の姿は登場せず、巨大戦になってからもデータスハイパーの姿になったり、ビービ兵の姿にされたりで、殆ど映らなかった。スーツ勿体無いな……。

今週はテラファッキン高校野球の所為で『ダブル』と『プリキュア』はお休みです。

燃:B+ 萌:B 笑:C 総:B+

天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ DXデータスハイパー
天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ DXデータスハイパー

特撮

「初めて私の姿を見たときから君は既に負けていたのだよ。私の恐怖、〈テラー〉にね」

今回の冒頭で風都タワーがボロボロになっていることが判る。つまり、劇場版は44話以前の出来事ということか。

さて、今回の依頼者は風都博物館で学芸員として働く女性、轟響子。何か『響鬼』を彷彿とさせる名前だな。
つーか臨獣カメレオン拳のメレじゃないか!つい数時間前に見たよ!凄い偶然だな。

彼女の依頼は園咲琉兵衛が探すイーヴィル・テイルを見付けてほしいというものだった。ミュージアムの真相を知るため、依頼を受けることにした翔太郎だったが、そこへスミロドン・ドーパントが立ち塞がる。
〈エクストリーム〉の力で解析は出来ても、フィリップ曰く「反射速度が分析を超えている」ということで\(^o^)/
テラー・ドーパントまで現れたので一時撤退。

一方、フィリップは若菜が地球の本棚のセキュリティを外したことで、ミュージアム関係の本も閲覧することが可能になっていた。しかし、怖くて自分のことが記述された本を閲覧することが出来ないでいた。
何とか勇気を振り絞って本を読む彼だったが、そこに記されていたのは既に来人は12年前に死亡していたという残酷な現実だった。
園咲邸の地下の泉に落ちたときに生命を落としてしまったようだ。フィリップが運命の子となったのは偶然だったのか。
ただ、回想シーンの琉兵衛の様子を見ると、来人が落ちなくても、子供の誰か1人くらいは落としてみようと思っていたっぽいな。
ちなみに今の園咲邸は泉が発見された遺跡の周辺の土地ごと買い取って建造したそうです。

琉兵衛曰く、フィリップとイーヴィル・テイルがガイアインパクトに必要らしい。
口ぶりからすると、いずれ訪れる人類の滅びを回避するために、地球と一体化しようとしているようだが。

で、『Sな戦慄』で園咲家に潜入したのに、何故ミュージアムとの関連を疑わなかったのかという謎が解明。〈テラー〉の力で無意識に接触することを避けていたんだとか。〈エクストリーム〉の力でもキャンセル出来ないのか。
正直、そういうもんってことで誤魔化す部分だと思ってたぜ……。

VSスミロドン第2ラウンドでは、フィリップが来人としての全てを取り戻したので対抗策を用意。サイクロンメタルでメタルシャフトを使って、ミックに特別な餌をあげる合図をして動きを止め、スタッグフォンをセットしたマキシマムドライヴで撃破。えっ、

そんなんで倒せるんかい!!

アクセルトライアル形無し過ぎる(´・ω・`)

〈テラー〉への恐怖により戦えなくなる翔太郎。照井は特殊体質により効果が薄いので行動可能だが、テラーが呼び出した巨大なクリーチャーに大苦戦。
さあ、八方塞がりとなってきましたが。

この肝心な時期に次週は超有害番組高校野球中継でお休みです。高校野球今すぐ滅びろ!!球場の上だけ有り得へんくらい雨降れ!!

ところで、すげー今更ですが「ダブル」じゃなくて「W」って書くべきだったんだな。

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:S

仮面ライダーW(ダブル) ドーパントメモリ (再生産分)
仮面ライダーW(ダブル) ドーパントメモリ (再生産分)