特撮

「二度と真由美には触らせない。二度と真由美の前には立たせない!」

 

 アバンでスネークロード・アングィス・フェミネウスは撤退。

 

 北條が語る「あかつき号事件」の一端。たった一人で乗員の救出に当たった氷川は英雄と評されたらしい。だが、警察はこの事件を隠蔽したかったらしく、賄賂という形でG3装着者の権利を彼に与えたと北條は主張する。

 氷川は肯定も否定もしなかったが、その真相は……?

 ちなみに、この事件では一人、行方不明者が出ているそうな。それが翔一のことなんだろうな。

 

 真由美の前には再びスネークロード・アングィス・マスクルスが現れていた。彼女を護ろうとマスクルスに立ち向かう涼だったが返り討ちにあい、殺されそうになる。

 そのとき、生存本能が働いたのか、彼の身体はカミキリムシをモチーフとしたギルスの姿に変わった。ほんの一瞬だったものの、真由美は涼をアンノウンと同じ存在と認識し、拒絶する。

 

 アギトVSフェミネウス第二ラウンド。今度はG3も参戦。基本的にはアギトの戦いをサポートするって形になってるな。

 善戦したものの、また逃げられてしまう。

 

 三度、真由美を襲おうとしていたマスクルスの前に立ちはだかる涼は自らの意思でギルスに変身する。口が開いて咆哮したり、噛みついたりとライダーとしては結構珍しい戦い方なんじゃね?アマゾンとかがやってるかもしれんが。

 平成ライダーの戦闘はさっくり終わる傾向にあるが、ギルスVSマスクルスは結構がっつり戦った印象。最後はギルスヒールクロウで撃破。ギルスかっけぇな。

 

 謎の少年は三雲さんの前にちょくちょく姿を現す。生命を狙っているのかと思ったが、彼女を襲ったフェミネウスに自殺を命じたし、よく理解らん。

 フェミネウスは「死にたくない」みたいな呻きを漏らして死んでいったが、グロンギにはちゃんと特有の言語が設定されていた分、なんだかチープに見えてしまうなぁ。

 フェミネウスは光になって消滅していったが、ライダーの攻撃で倒されたときは基本爆発する。この違いには何か意味があるのか、単に演出上の問題か。

 つーか自分の腹に手をぶっ刺して死亡って怖いよ。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B- 総:A

特撮

「実は僕も前からスチュワーデスに興味があるんです」

「変態かアンタは……」

 

 真由美さんにデレデレの翔一うぜぇwww

 

 さて、赤ん坊を目撃した三雲さん。だが、直後に赤ん坊は居なくなり、そこには足跡だけが残されていた。その足跡には謎の紋章が浮かび上がる。

 

 涼はコーチに自分の身体の異変を話すが、気味悪がられ間接的に拒絶されてしまう。

 そんな彼は自分のことを思ってくれている片平真由美に救いを求める。

 この真由美という女性は美杉先生のゼミの学生で、成績にムラがある真魚の家庭教師を務めることに。

 ちなみに真魚の成績にムラがあるのは超能力でカンニングしているから。見えるときと見えないときがあるんだとか。

 成り行きで真由美を送ることになったときに、翔一と氷川は涼を目撃している。

 

 今回のアンノウンはスネークロード・アングィス・マスクルスとアングィス・フェミネウス。ジャガーロードやトータスロードが同種族の中ではデザインにさほど個体差が見られなかったのに対し、こいつらは男性体と女性体ということもあり、大きくデザインが異なる。

 ここまで一話につき一体以上のペースで新しいアンノウンが登場しているが、予算大丈夫なのか。それともジャガーとトータスはCGで増やしていたのか?

 

 で、氷川と真由美を守るため、スネーク二体と激突するアギト。氷川の場合はアンノウンを発見してもすぐさま戦闘態勢をとれないのが辛いところだな。

 

 フェミネウスの方は謎の赤ん坊が成長した少年と意思疎通していた模様。

 マスクルスは階段を転がり落ちて、そのまま何処かへ行ってしまったよう。

 

 その頃、涼の身体にまた異変が起きていた。

 

 今回はモロにギャグが井上脚本っぽかったな。『クウガ』のときは井上脚本とは思えないくらいおとなしかったのに。

 

燃:A 萌:B 笑:B+ 総:A

アニメ

「部屋に引き篭もって過去から逃げてる貴女に何が出来るの?」

 

 あちこちでコロニーのエナジャイズミラーが盗まれる事件が発生した。これは新たなブレインコロニー、ベンケイの仕業。彼はその罪をレオパルドになすりつけ挑発。

 9 th Missionの最後にブーミンが目撃したチェーンソーみたいなのはベンケイのものだったようだ。

 

 アレイダに協力していたつつじはベンケイが自己投影出来るパートナーに任命される。ブレインコロニーはまだ幼く、自己実現のためのパートナーが必要なんだとか。

 アレイダが言ったつつじとベンケイが関わることになるビスナー計画とは一体?

 

 生徒会ではつつじが居なくなったにも関わらず、彼女の失踪は認識されていなかった。これがどういうことなのかよく理解らん。

 

 ブーミンはICPを辞めることも視野に入れている模様。このまま、ただのおとぼけキャラとして終わるのだろうか……。OPでは、あんなに敵っぽく映ってるのになぁ。

 

 獅子堂姉妹の中で一人だけ事態に置いてけぼりのナミは風音に詰め寄るが、冷たくあしらわれてしまう。

 外に出たら出たで、モデル時代の後輩と遭遇して鬱展開で踏んだり蹴ったり。ナミがモデルを辞めたのはブログが炎上したかららしいが、この後輩達が仕組んだことのよう。

 問題は動機がただ人気があって獅子堂財団の娘でもあるナミへの僻みからくるものなのか、ナミ側にも原因があったのかってとこ。

 そんな彼女の前にアレイダが現れる。アレイダはナミのことを「宇宙をかける少女」と呼んだ。これはブレインコロニーのパートナー=宇宙をかける少女ということなんだろうか。

 また、ナミはアレイダのことをお母さんと呼んだ。これは単にネルヴァリストの教母という意味なのか、重要な伏線なのか。神楽が先代の獅子堂家当主であるなら、本当に母親って可能性も無いではない気もするが……。

 そしてナミはアレイダについていくことになる。

 

 鏡泥棒の真犯人を捕まえようとするレオパルドはベンケイと対峙する。ベンケイは久し振りと言っていたが、レオパルドは憶えていない様子。クサンチッペのことは憶えてたのに。

 

 ちなみに獅子堂元老院の考えではハコちゃんを亡命させたのはエニグマ同盟なんだそうな。何じゃそりゃ。

 

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

電撃ハードカバー

別冊 図書館戦争〈1〉
著:有川 浩 イラスト:徒花 スクモ

「もうな、俺はな、見た瞬間どこのアマゾネスかと思ったぞ。顔に返り血飛ばしてあんなにいい笑顔の女なんか初めて見たわ。あんなに返り血が似合う女も見たことない」

約11ヶ月2週間の積み。本編3巻を読み終わった時点で買おうと決意して、その後の新刊は全て初版で抑えたものの、図書館では『フルメタ』やら『伯爵と妖精』を借りるので忙しかったため、本編最終巻を後回しにしていたら、危うく1年積みにするところでした。

本編は完結したものの、アニメ放映中に新刊が出ないのはマズイということで、出たと思われる、後日談を描いた連作短編集。

帯に「恋愛成分が苦手な方はご健康のために購入をお控えください」って書いてあるだけあって、隙あらば読者を殺しにかかってくる。

堂上教官って郁の前では結構クーデレな気がする。

シリアス成分はかなり抑えめで、ほぼ完全にラブコメです。『とらドラ!』とかより圧倒的にラブコメしてると思う。

燃:B- 萌:B+ 笑:A 総:A+

文庫落ちリンク
別冊 図書館戦争Ⅰ 図書館戦争シリーズ⑤(角川文庫、2011/07)

シリーズリンク
別冊 図書館戦争Ⅱ(2008/08)

角川ビーンズ文庫

少年陰陽師 嘆きの雨を薙ぎ払え

著:結城 光流  イラスト:あさぎ桜

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  通算十八巻、珂神編四巻。

  もゆらは死亡してしまったが、その魂は一時的にたゆらの身体の中に入れたらしい。おお、多少救いがある!

  一方、六合と風音はラブコメっぽいことをやらせてもらっているのに、昌浩と彰子はとっても普通。と言うか彰子がかなりボロボロな感じ。基本的に彰子は戦闘要員じゃないから、話に関わってくるときは攫われたりしてるときやからなぁ。昌浩と肩を並べて戦うってことが出来んし。そう言や、結局真鉄達はどうやって神将達に気付かれずに、彰子を攫ったんだろうか。

  そして結城さんの別シリーズ『篁破幻草子』と繋がっているそうです。つーか主人公の篁が天狐編に出て来てるんだとか。わ、判らねぇ……。

  次で珂神編完結だそうです。

燃:B  萌:B  笑:C  総:A

ファミ通文庫


著:野村 美月  イラスト:竹岡 美穂

  過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

『文学少女』第六弾は番外編ということで、ずっと学校の制服しか着ていなかった遠子先輩が白いワンピースを着用。その格好で水浴びしているという構図の表紙の破壊力が高過ぎるんですが。遠子先輩可愛いよ遠子先輩。最早ズルい。

  琴吹さんの出番が無い上に、心葉が殆ど遠子先輩と二人っきりで、これまた先輩が可愛過ぎるんですが。ホンマに今回はズルかった。

  今回は作家になった心葉が過去を振り返るという構成をとっている。


  つーか殆ど本編じゃん。最終巻への伏線張ってあるし、後書きでも刊行順に読んでほしいって言ってるし。

  そして、次はいよいよ最終巻。


燃:C  萌:S  笑:B  総:A

ファミ通文庫

まかでみ・らでぃかる6 宇宙人なんですけど。 (ファミ通文庫)

著:榊 一郎  イラスト:BLADE

 第一部は終了しても、『らでぃかる』は続く。ちょいちょい『えくすぺりめんと』への伏線が。ゲストキャラの圭子と敏明は『えくすぺりめんと』でレギュラーになったりするのだろうか。

  で、久し振りにイカレた『まかでみ』のノリを味わえた気がする。『仮面ライダー響鬼』の三十之巻以降の話とか。打ち切りより悲しい事態というネタ振りの時点で言うと思ったw

  今回はFBSPvol.1に掲載された『フードファイターなんですけど。』を始めとする三本を収録。やはり今回も良い御説教でした。

 

燃:B  萌:B  笑:A  総:A

ドラマ,電撃文庫

「もし運命が変わってしまったら、僕達大変なことになるよ!!

 

 今回のゲストキャラ、マコトは電王に続きゼロノスです。よく考えたら、『響鬼』の桐矢でもあるわけだな。

 

 さて、モモは父親の暴力で死ぬ筈だった少女トイロの運命を、マコトに彼女の危機を伝えることで変えてしまう。

 すぐさま現れた死神達によって、モモは拘束される。意外と盛り上がってきて、次回が楽しみな俺が居る。何か、次回予告でテンション上がっちゃうんだよなぁ。

 

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B

アニメ

「俺達はロボット乗りなんだよな」

 

 ケーブルテレビのチャンネルNECOで第二期が放送スタート。何でわざわざ一期の後にすぐ始めなかったんだろう。まさか『スパロボK』の発売に合わせたのか?

 

 さて、タイトルは変わってもサブタイトルのカウントは前期から引き続きな第二部スタートです。OPはカット。

 今回は蘇生間近の静流さんの回想からスタート。基本的には総集編なんだが、時折、既存のカットに全裸でおっぱいぷるんぷるんな静流さんが割り込んでくる。ここまであからさまだと返ってアレですね。

 

 後半は一期終盤、杏奈が出て行った後のダンナーベースの様子が描かれる。

 

 退院した光司がゴオをぶっ飛ばすシーンの熱血っぷりは異常。檜山ボイスアツいなぁ。

 擬態獣の大量発生という非常事態に記憶を取り戻したばかりのミラがオクサーで出撃。

 葵博士は新たな機体の投入を決意する。一体はゴーオクサーとして、もう一体はなんだっけ?Gガンナーの改良機か?

 

 ゴオはミラと共に戦いながら、杏奈の帰還を願う。だが、肝心の杏奈はゴーダンナーの本当の力を目の当たりにし、驚愕していたのだった。

 

 一期のラストへと繋げる終わり方は上手いと思います。そう言えば、そんなとこで終わってたなぁってのが思い出せる。

 

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

コミカライズ,創元推理文庫

春期限定いちごタルト事件 前 (Gファンタジーコミックス)

原作:米澤 穂信 作画:饅頭屋 餡子

 

「あ…その…場を繋ごうと思って……」

 

 小山内さん可愛いよ小山内さん。

 

 はいはい、原作切ったのにコミカライズ買った俺の負け。だって、まいじゃー推進委員会がやたらと推すんだもの。

 Gファンタジーコミックスで去年の三月頃に出たもの。

 

 小市民を目指す小鳩君と小山内さんが日常の謎に挑まざるを得なくなる青春ミステリ。

 とかまぁ、そんな前置きはともかく、小山内さんが可愛いんですよ!セーラー服+カーディガンとか私服のロングスカートとかツボ過ぎる……。

 

 そういうわけで下巻注文中。

 

燃:C 萌:A+ 笑:B- 総:A