アニメ

FIGHT.25「天井裏の怪異!レッド逃げ場なし!?

FIGHT.26「新展開!ファイアーバードフォーム!」

 FIGHT.25はレッドとかよこの喧嘩話。かよこのマンションから追い出されたレッドが雨の中、とぼとぼとヴァンプ様のアジトまで来る下りがそのままOP扱い。レッド以外実写じゃねーかw

 で、天井すげー。ヴァンプ様をこき使ってるよ……。

 今回は殆どこのエピソードとミニコーナーで構成されてたけど、今回だけ一話とカウントするのも気持ち悪かったので無理矢理ファイアーバードフォームの話をFIGHT.26としてカウントしました。

燃:B 萌:B+ 笑:A- 総:A

電撃文庫

とらドラ〈10!〉 (電撃文庫)

「もうすぐ俺は十八になる」

「嫁にこい」

「俺のこれからの日々を、これから先の全部を、すべてを、おまえと一緒にやっていく。一緒に暮らそう。これからずっと」

 

 約一日の積み。今月は十日が火曜なので最速四日フライングです。関東とかだったらもっと早いのかもしれんが。アニメラストスパートに合わせてと思われる隔月刊行。ただ、本編としては五ヵ月振り。

 らめぇぇええええええええ、早く読まないとアニメでネタバレされちゃうぅぅぅうううううう!!ということで優先消化。

 さて、本編最終巻。表紙は当然大河。最後くらい竜児を出してあげても良かったんじゃないかと思う。

大河を連れて現実から逃亡した竜児は大河にプロポーズ、友情パワーに支えられ、やっちゃんと和解。彼女と両親のわだかまりもある程度解消したところで、大河は姿を消す。だが、彼女が帰ってくることを信じて待つ竜児。

 そして新しいこれからが始まる、というオチ。やっぱりラブコメじゃなくて青春小説だよなぁ。まぁ、今の御時世、ラノベのキャッチフレーズに「青春小説」と謳って売れるとは思えんが。

 何にせよ、落ち着くべきところに落ち着いた結末という印象。アニメとして映像化されたときに凄まじい破壊力を発揮しそうで今からガクブルです。主題歌流されたら確実に泣く。

 あとは大河を信じて教師生命を賭けた独身(30)が格好良過ぎた件。

 本編は完結したが、文庫の刊行がこれで終わる筈もなく、『スピンオフ』が出るようです。更に、画集とガイドブックが。ガイドブックは中身次第かなぁ。なので、総評は『スピンオフ』が出切ってからにします。

 ところで、電撃の缶詰の表紙が『アスラクライン』なんですが、操と奏っちゃんがとても可愛いです。アニメはKBSで映ることが確定。た え た!

 この本と同日に阿智さんの『血吸村へようこそ』が出ているが、これは電撃文庫MAGAZINEに掲載された特別短編に加筆修正を加えたものと思われる。ってことはうえお久光さんの『紫色のクオリア』も文庫化するかもしれないってことか!

燃:B+ 萌:B+ 笑:C+ 総:A

MF文庫J

丸鍋ねこ3 白崎チカ王政復古(殴) (MF文庫J)

著:七位
連一 イラスト:ぱこ

 

「ホストクラブより楽しいとこなんて、この宇宙のどこにもありはしないのよ」

 

 何という真理w

 約一ヶ月二週間の積み。隔月刊行。表紙はまたもやねこかと思いきや、ひょうとチカ。いや、それなら二巻の時点でひょうを表紙に出して、今回はチカ単独にすれば良かったじゃん!ブルマはGJと言わざるを得ないが、この下手糞な構成は残念。

 で、文化祭ジャックに続き、体育祭ジャックです。つ、詰まんねぇぇえええええええええええええ!!らめぇぇえええええええええ、このままじゃ打ち切られちゃうぅぅううううううううう!!

 折角キャラは良いのに、殆どLOVEが無いから駄目なんだよ。MFの王道はLOVEなんだからさあ!

 七位さんって、一巻目では「おお!」と思わせておいて、二巻で思いっきりブレーキ踏むのが好きなの……?流石にもう地雷認定。購入打ち切り。時系列から考えても次巻でスク水が出て奇蹟の巻き返しがあるとも思えないしなぁ。

 ところで、今更、pakoさんって絵師が居ることを思い出しました。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B

電撃文庫

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)
著:川原 礫(かわはら・れき) イラスト:HIMA

「ハルユキ君。私は、キミが好きだ」
「生まれてはじめての感情だ。まったく制御することができずに途惑うばかりさ。学校にいるときも、家でベッドに横になっていても、いつでもキミのことを考えて、うれしくなったり、悲しくなったりしているよ。これが恋というものだったんだなぁ……なんて素晴らしい……奇跡なんだろう」

LOVE!
2009年2月の新刊。約1ヶ月の積み。第15回電撃小説大賞大賞受賞作。イラストと粗筋に釣られて買いました。電撃の新人賞受賞作品で最初からナンバリングが付いてる作品って珍しいんじゃね?
元々、川原さんはネットで小説を公開しており、結構な人気を誇っていたとかなんとか。

さて、舞台は近未来。ストーリーはゲーオタでデブでいじめられっこの少年ハルユキが黒雪姫の異名で知られる学校一の美少女に謎のソフトウェアをインストールされ、加速を欲する少年少女達の戦いに巻き込まれていくというもの。
判り易く言うと、同レーベルの『シフト』です。別に世界はクリアを待っちゃいないが。あっちが性関係とか結構生々しい要素を取り込んでいるのに対して、こちらはメインキャラクターが中学生ということもあってか、そういった性描写は殆ど見受けられない。

流れがベッタベタと言えば、それまでなんだが、王道という意味で楽しめる。最終的に友人と和解し、仲間になるとかお約束過ぎる。

気になったのは2点。まずは戦闘シーンでの擬音語の多用。何だか凄く安っぽく感じるんだよなぁ。まあ、『禁書目録』も冊数を読んでいる内に慣れたから、こっちも巻数を重ねれば気にならなくなると思うけど。

もう1つが、黒雪姫先輩がハルユキに惚れるというのご都合主義的に感じた。そんなん言い出したらキリが無いんだけど、どうにもなぁ。徐々にってのならまだしものっけからだからなぁ。更に可愛い幼馴染みも居て、その娘もハルユキを……ってアレだしなぁ。でも先輩可愛いよ先輩。

電撃の新人作品には珍しく解説が付いています。執筆者は川上稔さんなわけだが、やりた放題過ぎて吹いた。「貴様の母親が背後のドアを開けて部屋に侵入するのには、○・三秒もあればいい」とかwwwww

スピンオフ短編だけでなく、各メインキャラのイラストまで描いちゃう始末。多才過ぎる……。この解説だけで買う価値あるな。

つーわけで、良い滑り出しの『アクセル・ワールド』1巻でした。2009年4月にはwebで公開されていた『ソードアート・オンライン』が文庫化、『アクセル・ワールド』2巻は夏予定だそうな。この刊行形態も異例なんじゃね?

燃:A- 萌:A 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
アクセル・ワールド02 -紅の暴風姫-(2009/06)

コミカライズリンク
アクセル・ワールド <01、02>(2011/07)
アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン <01>(2012/08)

アニメリンク
アクセル・ワールド #01「Acceleration;加速」

著者リンク
ソードアート・オンライン001 アインクラッド(2009/04)
デモンズ・クレスト1 現実∽侵食(2022/11)

第15回電撃小説大賞リンク
ロウきゅーぶ!(銀賞、2009/02)
隙間女(幅広)(電撃文庫MAGAZINE賞、2010/07)

電撃小説大賞大賞リンク
シロクロネクロ(第17回、2011/02)

アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム(第19回、2013/02)

アニメ

「岡崎最高ォォォオオオオオオオ――――――――ッ!!!!

 

 腹筋割れるかと思ったwwwwwwww

 何だあの爆発はw

 さて、案の定、汐の担任の先生は杏でした。春原のことを「陽平」って言ってたけど、前からそうだっけ?

ボタンが物凄くデカくなっていて吹いた。汐が「ナベ」って呼んでたみたいだけど、まさか食べるつもりなのか……?

 で、幼稚園の運動会の日が近づいていた。おっさんに対抗するべくトレーニングに勤しむ朋也だったが、前日、汐が高熱を出して倒れてしまう。また、絶望展開クルー?

 いやまぁ、ある程度ネタバレ聞いてるから覚悟は出来てるんだけど。

 ところで、四月からMBSで京アニ制作の『けいおん!』が始まるが視るべきだろうか。タイトルは軽音楽部から来ているんだと思うが、京アニならそういう作品内で楽曲を使用する作品は凄い良いものを作りそうな気がするんだよな。『ハルヒ』で実証されてるし。くそう、なるべくラノベ絡み以外は切りたいと思ってるんだけどな……。

燃:C 萌:A+ 笑:A+ 総:A

アニメ,講談社文庫

「此処は久保の中なんだよ」

関口先生の挙動不審っぷりと久保の中発言が否応なしに最終話へと物語を盛り上げていく。
アバンの関口先生の作品「目眩」では黒衣の男役で京極さんが出演。この人、自分の作品が映像化されると、ちょくちょく出演するらしいな。

ところで、アニメでは伊佐間が序盤で出て来ていないが、どうやって最後の伏線回収するの?

燃:B+ 萌:B+ 笑:C 総:A+

反復リンク
2回目

エピソードリンク
第十一話「魔窟の事」
最終話「魍魎の匣、あるいは人の事」

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アニメ,富士見ファンタジア文庫

「僕は戦いにおいて嬉しいと思ったことは一度もありません」

17小隊が強くなってきていることに喜びを感じるニーナに対してレイフォンはそう零す。そういうわけで、原作第3巻『センチメンタル・ヴォイス』編突入。ゴルネオとシャンテが本格参戦。冒頭の戦闘で飛び回るシャンテが格好良いな。あと、防護服のヘルメットがやたらにゃんにゃんしている件。あれ、原作設定だっけ?

汚染獣に滅ぼされた学園都市に調査に向かう第5小隊と第17小隊。ゴルネオとシャンテがツンツン、それに反応してフェリもツンツンするので、すこぶる空気は悪い。

一方、グレンダンではリーリンがサヴァリスとリンテンスの護衛を受けることになっていた。彼女がシノーラに胸を揉まれるシーンは規制を受けてるのか?SEだけが聞こえて激しく違和感があったんだが。

ところで、17小隊の祝勝会にジェイミーが居たけど、あの人、原作でも『クール・イン・ザ・カッフェ』以外に出番あったっけ?

EDはノーマルバージョン。さり気なく、メイシェン、ナルキ、ミイフィのカットが消えて、ゴルネオ&シャンテに変わっています。

燃:A 萌:A- 笑:B+ 総:A


HJ文庫

模造王女騒動記フェイク・フェイク3 エイリアン・ネイション (HJ文庫)
著:榊 一郎 イラスト:藤田 香

「気にする事は無い。お兄様にもぐりぐりしてもいいと日本の法律は定めている!」

2009年3月の新刊。約1週間の積み。『クリムゾンS』3巻が出るので優先消化。実に1年3ヶ月振りの新刊です。

さあ、すっかり2巻の内容を忘れた頃に出たぜ3巻にして最終巻!でもよく考えたら忘れるほどの設定なんて無かったぜ!(酷
帯の色がピンクに変わったけど、ファミ通やスニーカーと間違えて買わせようとしているのか?

さて、モノクロになったとはいえ、雑誌掲載時の特集イラストを収録してくれるのは嬉しい。流石に全部とはいかないようだが。

で、早苗の告白とか、パミルがアンドロイドではなく超能力者だった事実の判明とかで急展開。最終的には匡平がベルグマン王国の一夫多妻制を利用することで、パミルと早苗の二人ともを妻とすることで落ち着くわけだが、既にそのパターンって『ご愁傷さま二ノ宮くん』でやってるんだよな。
タイトルの「フェイク・フェイク」は偽物の偽物の意。
そして書き下ろしの外伝はタイトル通り、びっくりするくらい蛇足でした。

総評

そういうわけで、『模造王女騒動記フェイク・フェイク』全3巻でした。終わってみれば、オタネタを抜いた『まかでみ』の劣化コピーみたいな作品でした。基本的に他の榊さん作品で見たような御説教が多かった気がする。
まぁ、元々が『すてプリ』のタイトルから内容を誤解されて誕生した作品だしな。ネタの膨らませ方の都合上仕方ないのかもしれんが。
結局、ベルグマンって『すてプリ』のフタバ・ベルグマンと関係有るんだろうか?

それと、『まかでみ』の〈混沌委員会〉にこの作品のキャラって居ないのかな。

折り込みチラシによると、『いちばんうしろの大魔王』がチャンピオンREDでコミカライズされているらしい。そんなに人気あるの?まぁ、ドラマCDが出るくらいだからあるんだろうけど。

そしてキャラの!が終了のお知らせらしい。でももった方だと思うんだ。HJ文庫自体の売れ行きは好調らしい。文庫が売れているからと言って雑誌もそうとは言えないのか……。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

著者リンク
タタリ・ブレイカー弑子(2012/04)

講談社ノベルス

世界は密室でできている。 (講談社ノベルス)

著:舞城
王太郎

 

「あ!」

「どうした!?

「見つけた!」

「何を!」

「理想の結婚相手!な訳ねえやろ!」

 

 何、このしょうもない掛け合いw

 講談社ノベルス。部室に誰かが昔から置いていたものを借りて来ました。中身が袋とじで覆われていて一切見えない密室本という企画の内の一冊。面白い発想だけど、凄ぇ手間と金掛かってそうだな。

 青春エンタというだけあって、密室が出て来るには出て来るがその本分は青春であり、エンターテイメント。密室が作品の肝というよりは登場人物の心の機微なんかが主軸か。

 で、文章的な面で気になるのが、「!」や「?」の後のスペースが無いということ。他の講談社ノベルスもそうなんだろうか。意図的に詰めてんのかな。

 それと、文字が無駄に詰まり過ぎ。何でそこで改行せえへんねんって思う。これは別にラノベの白いページを見慣れてるからではないと思うけどなぁ。

 そういうわけで、『世界は密室でできている。』でした。『阿修羅ガール』よりは断然理解り易い内容でした。最後の方までぼちぼちかなと思いながら読んでたけど、最後の最後で青春だったのでランクアップしました。

燃:B 萌:B 笑:B+ 総:A

アニメ,電撃文庫

「大丈夫。大丈夫だよ。竜児とみのりんはきっとうまくいくから」

 

 くっそぅ、大河可愛いなぁ!

 さて、原作九巻突入。三年生のクラス分けに向けて、進路希望調査が行われた。竜児はやっちゃんと進学のことでもめてしまう。学校は学校で、独身(30)に就職したいという意思を否定されたかのように感じて、大河のこともあり、どんどん深みにはまっていく。真面目な話をしている独身(30)が格好良い件。加えてタイトスカートにストッキングがエロいです。

 そして次回、まさかのスピンオフのあの人が……!?

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A