アニメ,ノベライズ,講談社ラノベ文庫

おジャ魔女どれみ18 (講談社ラノベ文庫)
原作:東堂 いづみ 著:栗山 緑 イラスト:馬越 嘉彦

「それは夢が叶ったってこと?」
「ちゃうで、どれみちゃん。もう夢を見ていた時間が終わったゆうことや。そやろ?」

2014年9月の新刊。約5日の積み。半年振りの新刊。
メインキャラ6人が全員表紙に登場したので次は誰かと思えば、ぽっぷか。その発想は無かったわ。
表紙を飾ったからといって、劇中での出番が多いかといえば、別にそんなことはない。

さて、夏を迎え、いよいよ第3部突入ということで、恐らくこれが最終章なんだろうな。

そろそろ志望校を明確に決めていく時期。どれみは既にそれぞれの進路を明確に定めている親友達の姿を見て……。

だから、こいつ等、本当に高校生かよ、モチベーション高過ぎんだろ……。意識高いとかいうレベルじゃないw
このシリーズ読む度に、俺の劣等感が尋常じゃないレベルで刺激されて辛い。

今回はひたすら進路に関わる話で、魔女界側の動きは一切無し。ユメちゃんの存在とか超忘れそうなんですけど……。

ところで今更、文章のリズムが気になってきた。時々、文末が同じ締め方の文章が連チャンしているところがあるのがモヤっとする。「~だよ。~だよ」みたいな感じで。

次の表紙は誰だろう。意表をついてマジョリカ&ララとかでも良いのよ。
次巻もハッピーラッキー、みんなに届け!

燃:B- 萌:A- 笑:B 総:A

シリーズリンク
おジャ魔女どれみ17 3rd ~COME ON!~ ドラマCD付き限定版(2014/03)
おジャ魔女どれみ18 2nd Spring has……(2015/06)

 

ノベライズ,特撮

小説 忍風戦隊ハリケンジャー (講談社キャラクター文庫)
著:宮下 隼一

「迷うな、みんな。これができるのは俺たちしかいない。これが……俺たちのつとめだ!」

シュシュッとノベライズ。

講談社キャラクター文庫2014年6月の新刊。約1日の積み。
だからもっと大々的に告知しろっつーの!ふと思い出して公式サイトをチェックしてなかったら買い逃すところだったわ。

あれか。ライダーのときみたいに早く発売スケジュールを公開すると延期してしっちゃかめっちゃかになるからか。

さて、スーパー戦隊編ノベライズ第2弾となるのはシリーズ26作『忍風戦隊ハリケンジャー』。
最近Vシネも作られたし、まぁ妥当なチョイスか。

装丁は真っ赤なバックにレッドのマスクになるかと思いきや、今回はバックが緑ですね。どういう基準なんだろうか……。

著者はテレビシリーズのメインライターを務めた宮下さん。『仮面ライダー剣』のノベライズも担当してましたね。

サブタイフォーマットがあるのに、何故ノベライズには付けなかったのか……。章タイトルはフォーマットを守ってるんだけども。

どんなお話になるのかと思っていたら、まさかのVシネ『10 YEARS AFTER』からの続編でした。
新たな敵、宇宙呪術師ジャガルーダとの戦いが描かれる。

テレビシリーズを補完する内容というよりは、鷹介達の新たな成長を描いていく感じか。
何にしてもVシネは見てないので2代目シュリケンジャー天界とか言われても( ゜д゜)でしたわ。

個人的にはテレビシリーズを補完するようなものを期待しているんだが……。

燃:B+ 萌:C+ 笑:C 総:A-

Vシネマリンク
忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER(2013/08)
忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th Anniversary(2023/06)

シリーズリンク
小説 侍戦隊シンケンジャー 三度目勝機 -さんどめのしょうき-(2013/11)

著者リンク
小説 仮面ライダー剣(2013/03)

ノベライズ,特撮,講談社キャラクター文庫

小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~ (講談社キャラクター文庫)
著:塚田 英明

「仮面ライダーフォーゼ!高校生活最後のタイマン、キッチリはらせてもらうぜ!俺は、みんなと笑って卒業したいんだ!」

青・春・小・説

2014年2月の新刊。約2日の積み。
講談社キャラクター文庫創刊当初から企画自体はあると言われていた『フォーゼ』のノベライズがいよいよ登場。
著者はプロデューサーの塚田さん。

帯には弦太朗役の福士さんの写真とコメントが。この人、ライダーを思いっきり踏み台にした感があるから、もうこういうところには出て来ないと思ってたわ……。

さて、サブタイからも判るように、ノベライズでは弦太朗の卒業が描かれる。再び現れたゾディアーツとの戦いを通して、彼は教師という進路と向き合っていくことに。

テレビシリーズだけでなく、3本の映画を総括した素晴らしい出来でした。仮面ライダーウィザードこと操真晴人のことにも少しだけ触れられている。
しかも、テレビシリーズでM-BUSに飛ばされた後、どうなったか判らなかった人達のその後も判ったり。
判るどころか、園田先生も鬼島も相当良い扱いだしな。

謎の戦士、仮面ライダーイカロスの登場や、ここだけの限定ステイツ、ランチャーステイツの登場等、サービス精神満載でチ〇コもげそう。
塚田さんは本業が作家じゃないからか、文章は拙い感じもするけど、『フォーゼ』が好きなら間違いなく楽しめる。

園田先生再登場!大杉先生、ワンチャンある!これで勝つる!と思っていたけど、気のせいだったでござる。どころか、弦太朗に寝取られるまである(ぉ

これはアレか。平成2期のノベライズは出来が良いとか、そういう法則でもあるんだろうか。
次は近い内に『ウィザード』かなぁ。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B 総:S-

映画リンク
仮面ライダー×仮面ライダ- ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム(2012/12)

シリーズリンク
小説 仮面ライダー龍騎(2013/08)
小説 仮面ライダーウィザード(2014/10)

CD,アニメ,ノベライズ,講談社ラノベ文庫

おジャ魔女どれみ17 3rd ~COME ON!~ (講談社ラノベ文庫)

「くにたちじゃない……こくりつ……くにたちじゃない……こくりつ……」

『おジャ魔女どれみ17 3rd ~COME ON!~ ドラマCD付き限定版』の特典。
続きは売上次第だったらしいけど、無事発売に漕ぎ着けたぜ!
ドラマCD第1弾は市場から姿を消した臭いな。今、アマゾンで検索しても中古しか見付からん。

今回のOPは3期のものを使用。MAHO堂がスイーツショップになるから妥当か。パララタップ関連のBGMも流れるのでテンション上がらざるを得ない。

内容は2巻と3巻を圧縮したものとなっている。おジャ魔女達のエピソードに焦点が絞られ、ある程度はナレーションですっ飛ばす形に。
そのため、今回は脇役は魔女界サイドしか登場せず。元クラスメイト達には色々出て来てほしいけどなぁ。

そんな中、矢田君のことでイジられるはづきちゃんが可愛過ぎて悶死。
ももちゃん、矢田君のモノマネすんなよ、中身本物じゃねーかwwwwww

今回はキャスト陣によるフリートークは無しか。
また2巻後に限定版が出たりするのかな。ドラマCDの先の展開が今のところ見えないけど……。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

限定版リンク
おジャ魔女どれみ17 3rd ~COME ON!~ ドラマCD付き限定版(2014/03)

シリーズリンク
ドラマCD おジャ魔女どれみ16(2013/07)
ドラマCD おジャ魔女どれみ18(2015/12)

 

アニメ,ノベライズ,講談社ラノベ文庫

おジャ魔女どれみ17 3rd ~COME ON!~ (講談社ラノベ文庫)
原作:東堂 いづみ 著:栗山 緑 イラスト:馬越 嘉彦

「やりたいことや楽しいことを、我慢する必要はないと思うよ。まだ高校生なんだから」

2014年3月の新刊。約2日の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は勿論ハナちゃんです。

さて、また新しい春が来て、どれみ達は高校3年生となった。いよいよ受験という人生のビッグイベントの実感が湧いてきたどれみ達だったが……。

今回も連作短編集風味でお悩み解決と本編進行が同時展開。大体、各章がアニメ1本分だとすれば、9冊出すとおよそ4クールになるわけか。

長谷部君とかむつみちゃんとか懐かし過ぎワロリン
更に、全然触れられないから、このまま出番無しかと思われていたFLAT4が満を持して登場。みんなイケメンになり過ぎだろ……。
しかし、どれみ達は見向きもしないわけで。まぁ、中身がアレだからな……。

毎度のごとく、全編通して溢れ出るバイタリティに脱帽するわ。こいつらの1日の密度高過ぎだろ……。俺の2週間分くらいあるんじゃないか……?

そんな感じで次からは18になって最終章突入かしら。次巻もハッピーラッキー、みんなに届け!
でも、次の表紙は誰になるんだろうか……。単にフォーマットが変わるだけかもしれんけど。
ドラマCDの感想は別で。

燃:B 萌:A 笑:B 総:A

限定版リンク
ドラマCD おジャ魔女どれみ16 Vol.2

シリーズリンク
おジャ魔女どれみ17 2nd ~KIZASHI~(2013/10)
おジャ魔女どれみ18(2014/09)

アニメ,ノベライズ,MF文庫ダ・ヴィンチ

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(下) (文庫ダ・ヴィンチ)
著:岡田 磨里

考えりゃわかることだった。超平和バスターズには、誰が上とか下とかないんだ、最初っから。
みんながみんな、最強なんだから。

2012年8月刊行物。え、上巻の刊行から1年以上空いてるやん……。何故こんなに時間がかかったのか……。

さて、下巻です。めんまのお願いを巡って、超平和バスターズの面々が抱える悩みが明らかになっていく。

アニメと変わっているところが結構あるのな。エピソードの順番が変わっていたり、特定シーンの舞台が違ったり。

めんまとのお別れシーンは全部流れを知っていても、うるっときてしまうな。文章で読むと、想像の余地がある分、アニメよりもクる部分がある。

挿絵はあっても良かったと思うのだが……。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 上(2011/07)

ノベライズ,特撮,講談社キャラクター文庫

小説 侍戦隊シンケンジャー 三度目勝機 (講談社キャラクター文庫)
著:大和屋 暁(やまとや・あかつき) 協力:松井 大

「俺たちはこの世を護る……誰がなんと言おうとな」
「ほう……なぜその必要があると思う?」
「それが、俺たち侍の使命だからだ!」

講談社キャラクター文庫2013年11月の新刊。約6日の積み。
講談社キャラクター文庫創刊時に発表されたラインナップがようやく揃い、その内『フォーゼ』と『ウィザード』が出るのかなとぼんやり思っていたら、不意打ちでスーパー戦隊のノベライズがスタート。

おいおい、もっと大々的に告知してよね~。書店で見掛けなかったら初版買い逃して失禁するところだったわ。
第1弾って言ってるから、ぼちぼち他の戦隊も出るんだろうな。

というわけで先陣を切るのは33番目のスーパー戦隊『侍戦隊シンケンジャー』。文字が力を持つモヂカラという設定があるため、小説化第1弾としてこの上なく相応しいシリーズのように思える。

サブタイはちゃんとテレビシリーズと揃えてあるのね。
著者の大和屋さんはテレビシリーズのサブライターを務めた人か。協力の松井さんってのが、よく判らない。

アヤカシ修羅の未曾有の攻撃により、最大の危機に晒される日本全土。これまでとは質の異なる外道衆の攻撃に窮地に立たされるシンケンジャーだったが……というお話。

時系列は明言されていないが、ウタカサネ撃破後と明言されているので、第二十一幕以降ではあるらしい。
その後のどのタイミングかは特定材料が無いか。いやまぁ、最終決戦突入前ってのは間違いないだろうが。

基本的には本編に問題無く組み込める内容となっているが、テレビシリーズではやれない重いドラマを展開させたり、侍と日本政府がどのように協力体勢をとっているかが判るようになっている。

本編では薄皮太夫と不破十蔵しか出て来なかったはぐれ外道だけど、今回登場する修羅が、そのはぐれ外道の設定を活かしている。
そう思うと、テレビシリーズでも中盤で序盤から居るキャラがはぐれ外道になっても良かったんじゃないかという気はする。

気になったのは必要以上の文字密度の高さ。あまりにも隙間が無くて甘引きしちゃう。まさか隙間から外道衆が出て来るのを恐れて……?<考え過ぎ

そんな具合で、そこそこ良い滑り出しと思えるスーパー戦隊ノベライズでした。これ、装丁が真っ赤だけど、戦隊の方は全部真っ赤な装丁でいくつもりなんだろうか……。

燃:A- 萌:C+ 笑:C+ 総:A

本編リンク
侍戦隊シンケンジャー 最終幕「侍戦隊永遠」

シリーズリンク
小説 忍風戦隊ハリケンジャー(2014/06)

アニメ,ノベライズ,MF文庫ダ・ヴィンチ

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(上) (MF文庫ダ・ヴィンチ)
著:岡田 磨里

「あなるんち、ひさしぶりぶり、ぶりぶりうーんこっ♪」

ぶりぶりうーんこっ♪
MF文庫ダ・ヴィンチ2011年7月刊行物。アニメの再放送が面白かったので買ってきました。
ダ・ヴィンチとか初めて買ったわ……。文字でけぇw

アニメの脚本を務めた岡田さんが執筆するノベライズ。イラストは表紙と口絵くらいしかない。
ダ・ヴィンチに連載されたものを加筆修正して刊行。

大筋はアニメと一緒だけど、各キャラの内面描写が増えている。完全になぞっているわけではなく、アニメと異なる展開もあるっぽい。
あと、商標の関係でか、アニメでは使えなかった固有名詞もチラホラと。普通にポケモンが出てたり。
次は2012年8月に下巻。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:A

シリーズリンク
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 下(2012/08)

原作リンク
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第1話「超平和バスターズ」

アニメ,ノベライズ,講談社ラノベ文庫

おジャ魔女どれみ17 2nd ~KIZASHI~ (講談社ラノベ文庫)
原作:東堂 いづみ 著:栗山 緑 イラスト:馬越 嘉彦

「一人スウィーツ、カッコいいネ、どれみちゃん」

2013年10月の新刊。約2日の積み。3ヶ月振りの新刊。あれ、刊行ペースが上がった……?
表紙は勿論ももちゃん。当然、次はハナちゃんなんだろうけど、7巻どうすんだろ……。まぁ、次で完結しない保証はないが。
って、サブタイが恥ずかしいwwwwww

さて、高校2年生の冬。それは少しずつ進路という言葉が実態を伴ってくる時期……ということで、周囲が自分の未来を見定めている人達ばかりで、どれみは焦り出すのであった。

だから、こいつらバイタリティーに溢れ過ぎだろ……。ただでさえ、あれやこれやと大忙しなのに、この上、まだやること増やすとかマゾなの?
ももちゃんもスイーツ作ってるだけの現状に満足してないとか高み目指し過ぎだわ……。

そんな中、えっ、おんぷちゃんが初恋だって!?相手は誰だ!?おじさん、絶対に許さないよ<気持ち悪い
と思ったら、特に何ともなかったでござるの巻。ホッとしたというか何というか……。

相変わらず、エピソードの拾い方が上手いよね。のんちゃんの話を拾ってきたのには感動しました。
『#』40話『春風家にピアノがやってくる!』が拾われたけど、これは次巻に繋がりそうですね。

次巻もハッピーラッキー、みんなに届け!
次は2014年3月に6巻か。ドラマCD付限定版もあるらしいよ!

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
おジャ魔女どれみ17 ドラマCD付き限定版(2013/07)
おジャ魔女どれみ17 3rd ~COME ON!~ ドラマCD付き限定版(2014/03)

 

ノベライズ,特撮,講談社キャラクター文庫

小説 仮面ライダー龍騎 (講談社キャラクター文庫)
著:井上 敏樹

(人間はみんな契約者なんだよ。ミラーワールドもそれと同じだ。現実の法則を映しているに過ぎん。だから願いは叶う。それが自然なことなんだ)

これが井上ベントか。

2013年8月の新刊。約1日の積み。いよいよ平成ライダーノベライズプロジェクトもラスト。
他の刊行物との調整もあったのかもしれんけど、延期に延期を重ねたよなぁ。

著者はテレビシリーズのサブライターである井上。サブっつっても、半数近くの脚本を書いてたんだな。

で、まぁ、うん、『555』を読んだ皆さんなら判り切っていたことだと思うが、エグいです。
戦闘描写、登場人物の過去と結末、全てがオリジナルよりもエグくなっている。特に北岡の病気が、よりエグい救いの無い内容に。
ベントカードの設定とか、あるわけないですねそうですねw

メインとなるライダーは劇場版からリュウガを消した構成。劇場版の脚本は井上が書いてるから、当時やりたかったことをブチ込んでいるのかもしれない。

にしても、これって普通にチビッ子が目にするような媒体で宣伝してるんだけど、とてもじゃないが子供に読ませるよう内容じゃないのは大丈夫なんだろうか……。
いや、面白いのは面白いんですよ。ただ、ニチアサの脚本に、こういう黒いオーラを染み出させるから違和感があるだけで。

これで企画発表当初に明言されていたシリーズは全て刊行されたけど、『フォーゼ』と『ウィザード』はどうなるんだろう。企画自体はあるらしいが……。

燃:C+ 萌:B- 笑:B 総:A+

シリーズリンク
小説 仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬(2013/07)
小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~(2014/02)