ファミ通文庫

犬とハサミは使いよう Dog Ears 2 (ファミ通文庫)

著:更伊 俊介 イラスト:鍋島 テツヒロ

「一本追加、重ねて二刀の鮪喰!!右手の『鮪喰・零式』と、生まれ変わった左手の『鮪喰・無限(アンリミテッド)』。これが私の新しい力!!こうなった私はもう止まらない、ゼロと無限の狭間を迷って落ちろ!!」

2012年9月の新刊。約8ヶ月3週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。『Dog Ears』は11ヶ月振りか。

表紙は円香と春海ということで、兄妹で登場か。『Dog Ears』の表紙はサブヒロインの交代制になるのか。

さて、今回もFBonline連載分+書き下ろしを収録。やっぱり事件なんぞ起きずに変人達がハシャいでいるだけの方が面白い気がするなぁw
エクストリーム退室ワロタ

書き下ろし短編では、円香の高校生活が描かれている。新しい友人達との出会いということで、第1話って感じなんだけど、これから『Dog Ears』の書き下ろしとしてシリーズ化するんだろうか……。

次は2013年2月に6巻、6月に7巻、8月に『Dog Ears』3巻。

燃:C+ 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
犬とハサミは使いよう Dog Ears <1>(2011/10)
犬とハサミは使いよう <5>(2012/06)
犬とハサミは使いよう <6>(2013/02)
犬とハサミは使いよう Dog Ears 3巻(2013/08)

ファミ通文庫

学校の外階段 (ファミ通文庫)

著:櫂末 高彰 イラスト:甘福 あまね

「知ってるか」
「あばらって、二、三本折れても命に別状ないらしいぜ。マンガで読んだ」
「それ、絶対信じちゃいけない情報!」

2012年3月の新刊。約1年2ヶ月2週間半の積み。『学校の階段の踊り場』2巻から1年5ヶ月振り、まさかの新シリーズ始動。
『夢魔さっちゃん、お邪魔します。』3巻からは半年振り。

こういう外伝的続編を出すことは当初からの予定だったのかな。それとも『さっちゃん』が奮わなかったから戻ってきたのか。
まぁ、思わせ振りなこと言ってたから、ある程度、見越してはいたんだろうけども。
イラストは引き続き、甘福さんなんだけど凄い雰囲気変わってるな……。

さて、監査委員会に所属する主人公、徹紀(てつき)は部費の不正流用問題を、星の女神様こと上原莉梨子と共に追うことに。
そんな中で、彼は色んなものに夢中になっている人々と出会っていく……というお話。
時系列としては、幸宏達が進級しているから本編から数ヶ月後といったところか。

てっきり徹紀が階段部に入部することになるんだとばかり思ってたんだけど、本作は、あくまでも何かに夢中になる人達を外から見る者の視点で描かれている。
タイトルの「外階段」ってのは階段部にとっての部外者って意味なのか。

このシリーズの本当の持ち味は階段レースではなく、熱血青春なわけで、そこはちゃんと引き継がれていて安心した。正直、電撃文庫『吸血鬼のおしごと』→『吸血鬼のひめごと』みたいな展開だったら、どうしようかと思った。

『踊り場』で大量登場した委員会の女の子達の一部は、こちらもで登場している模様。正直、全然記憶に無いが、徹紀の幼馴染みの克美は前から出ていたっぽい。
ってか、えだまめTシャツは一体……。
それと、敬語ツンな委員長可愛いれす。本編にもツン委員長、中村さんとか居たなぁ。
本編のキャラは、あくまでも引き立て役としての登場に留まっている。

ってな具合で、お茶濁しかと思われた番外編だけど、なかなかどうして良さそうじゃない。

次は2012年7月に『つり球SF -Short Films-』、8月に『外階段』2巻、11月に3巻。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
学校の怪談の踊り場 <2>(2010/10)
学校の外階段 <2>(2012/08)

MF文庫J,オーバーラップ文庫,コミカライズ,ファミ通文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,講談社キャラクター文庫,講談社ラノベ文庫,雑記,電撃文庫

予約していたものを引き取ったり、献本を貰ったりで。ラノベは、

・小説 仮面ライダー響鬼
・機巧少女は傷つかない <11>
・すずみんは肉食系火竜
・新妹魔王の契約者Ⅲ
・少年陰陽師 慄く瞳にくちずさめ
・スクールライブ・オンライン
・おんせん部!

の計7冊。

MF文庫Jでは、『機巧少女』のアニメが制作ラルケで、秋放送開始が決定。PVを見た感じでは良さそうだけど……。

『学戦都市アスタリスク』はコミックアライブでコミカライズ連載開始。
『小悪魔ティーリと救世主!?』はドラマCD化決定だそうな。
最近、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる戦法過ぎて、タイトルさえも思い出せないシリーズが増えてきた気がする……。

オーバーラップ文庫では、相変わらず買おうと思うような新刊は無い。
『IS〈インフィニット・ストラトス〉2』は秋開始だそうで。

ファミ通文庫では、『犬とハサミは使いよう』のアニメが7月から放送開始。既に夏野さんのフィギュアとか出てるんだな……。

スニーカー文庫では『大奥のサクラ』のコミカライズ連載誌がファミ通コミッククリアに決定。
7月の新刊には『リバース;エンド 恋する次元凍死』なるタイトルが。おいおい、どこかで聞いたことあるようなタイトルじゃねーか……。

講談社ラノベ文庫では、ガガガ文庫『RIGHT×LIGHT』でお馴染みのツカサさんが7月に新作『銃皇無尽のファフニール』で登場。
いきなり公式サイトを用意するとか、仕掛ける気満々過ぎて吹いた。イラストは梱枝りこさんなんだけど、お、ヒロイン可愛いな~と思いながら、粗筋読んだら、また女の子だらけの学園に男1人の主人公か!いい加減にしろ!!

2大アニメ化作品『彼女がフラグをおられたら』『アウトブレイク・カンパニー』が並べて宣伝されてるんだけど、テレビアニメ化決定と書かれ、放送局まで判明している『ABC』に比べて、アニメ化決定としか書かれてない『がをられ』ェ……。
これでOVAだったらティウンティウンだな……。
『ABC』はTBSとBS-TBSということでウチで視聴可能っぽいな。

コミカライズは、

・棺姫のチャイカ <Ⅲ>
・境界線上のホライゾン <Ⅲ>
・アイドライジング! <01>
・アイドライジング!外伝 オリンライジング! <01>
・僕と彼女のゲーム戦争
・ブラック・ブレット <01>

の計6冊。

ファミ通文庫

ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件3 (ファミ通文庫)

著:野村 美月 イラスト:karory

「シャール先生に嫌われたままでいるくらいなら、全身焼けただれて、皮膚が裂けて、血を吹いて、絶命したほうがマシです!」

怖ッ!
2013年3月の新刊。約1ヶ月2週間の積み。半年振りの新刊。『ヒカルが地球にいたころ……』6巻からは3ヶ月振り。

表紙はアニスか。王妃様、表紙に出ねぇかな……。
確か今回から書き下ろしの筈。

さて、物凄い勢いで立っていくアニスとのフラグ。しかし、今の状況でアニスと恋人になるわけにはいかないシャールは正体を明かすことが出来なくて……。
おいおい、生殺し過ぎるだろ……。しかもアニスはグリンダ相手に、告白の練習まで始めちゃうし……。

ヤンデレの素養を秘めた聖羅姫の嫉妬心がクライマックス。色んな書物から得た知識で偶然、17歳相当の身体になっちゃうとかファンタジーとはいえ、やり過ぎな展開で吹いた。
まぁ、コメディだから良いんだけど。

そしてギルマーと竜樹王子に、それぞれやって来たお見合いの話。最早、シャールが更にフラグを強固なものにする予感しかしねぇw

王妃様のイラストがもっと欲しいですね。人妻とか関係あらへんのや!可愛いもんは可愛いんや!(錯乱気味)

次は2013年4月に『〝空蝉〟 ヒカルが地球にいたころ……⑦』、夏に『〝花散里〟 ヒカルが地球にいたころ……⑧』、秋にこちらの4巻。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <2>(2012/09)
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <4>(2013/09)

著者リンク
〝朝顔〟 ヒカルが地球にいたころ……⑥(2012/12)
〝空蝉〟 ヒカルが地球にいたころ……⑦(2013/04)

ファミ通文庫

バカとテストと召喚獣10 (ファミ通文庫)
著:井上 堅二 イラスト:葉賀 ユイ

『口から硫酸だろ』
『目に硝酸じゃないか?』
『尻に釘バットとかは?』
『う~ん……いつもと大して変わらないな』
『図書室から〝拷問の歴史〟を借りてきて参考にするのはどうだろうか』
『『『それだっ!!』』』

2011年12月の新刊。約1年4ヶ月2週間半の積み。半年振りの新刊。本編進行は11ヶ月振り。通算14冊目。
表紙は優子と工藤さんで、それぞれ2回目。優子可愛いな。

さて、時は満ちたということで、再びAクラスとの試召戦争開始。基本、圧倒的強敵であるAクラスを打ち破るために真面目に作戦立案しており、その合間に思い出したかのようにギャグが入る。

バカテストもクオリティ下がってるし、うーむ。もっとドタバタしていた方が楽しいんだけどなぁ。

で、遂に試召戦争は学年を超えた戦いへと発展していく。まぁ、ここまで来る間に何だかんだでAクラスとは仲良くなってるし、最後に倒すのは完全に敵として扱える存在の方が良いのかな。
次からラストエピソードらしいし。

次は2012年9月に10.5巻、2013年3月に11巻。

燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
バカとテストと召喚獣 <9.5>(2011/06)
バカとテストと召喚獣 <10.5>(2012/09)

CD,ファミ通文庫

特装版 四百二十連敗ガール2 (ファミ通文庫)

「貴女のお尻にズームイン!」

メチャンコ面白かった。

文庫2巻特装版の特典ドラマCD。流石に早過ぎて、シナリオを書き下ろす時間が無かったのか、内容は原作1巻からの抜粋となっている。
BGMは一部PVからの流用、キャストもスライドしてる。

内容は、命名蟯虫齧り虫から毒空木との遭遇と、デレ園全告ツアー初戦、VS吹子なずな編。
基本的には原作そのままなんだけど、声が付くと圧倒的に面白くなるな!
岡庄先生は、どういうキャラ作りなんだw

ハルのパワーの込めたツッコミと毒空木の甘ったるい声が良い具合に作用してる。やべぇ、これアニメで視たいぞ!
特に、『彼女の大事なクラリネット』が楽し過ぎる。ハルが血管切れそうなほどツッコんでてお腹痛いw

全く出番の無かった時宗さんェ……。
いやぁ、まさか、こんなに笑える仕上がりになってるとは思わなかった。好きな作品補正で面白いとか、そういうレベルではない。
単品でドラマCDが出ても即買いするレベル。

これはアニメ化してほしい。是非、してほしい。『B.A.D.』とか『龍ヶ嬢七々々』とかアニメ化してる場合じゃないぞ!

燃:C 萌:A 笑:A+ 総:A+

特典リンク
特装版 四百二十連敗ガール <2>(2013/04)

ファミ通文庫

特装版 四百二十連敗ガール2 (ファミ通文庫)
著:桐山 なると イラスト:七桃 りお

だめだ。これは、だめだ。いくら時宗さんが泣く子も黙るデレ園女子であったとしても…………知り合いのモロ画像は、さすがに引く。

2013年4月の新刊。約1日の積み。3ヶ月振りの新刊。
2巻にして、いきなりドラマCD付き特装版の登場ということで、編集部の本気度が窺える。
このタイミングってことは人気出たから作ったってわけじゃないんだよな。

表紙は時宗さん。特装版はエロいコスプレした時宗さんとなっています。特装版は毒空木というわけでもないのかw

さて、続くデレ園女子全告ツアー。このまま次々と女子に振られていくと思われたハルだが、何と彼に付き合ってくれと頼む先輩が現れて……というお話。
どうでも良いが、「デレ園女子全告ツアー」って声に出して言いたい。

早くも水着回!ということで、毒空木の水着姿が可愛過ぎる件。白ビキニが堪りません……って、これデレ園の指定水着なのかよ!
よろしい、ならば戦争だ<意味不明

デレ園には変人四天王が存在することが判明。既に、3人は判明したけど、最後の1人は最終兵器的な扱いなのかな。
それに、秋海棠(しゅうかいどう)先輩は今回で汚名返上したようなもんだしな。

やることなすことハチャメチャなのに、ハルに彼女が出来たと思って、ボロボロ泣く毒空木が可愛いから困る。
ってか、これでなびかないハルはメンタル頑強過ぎるな……。

ギャグは、ちょっと失速したかなぁ。1巻では、あんなに元気にチ〇コチ〇コ言ってたのに。ドラマCD化が決まって怖気づいたのかしら。
いや、ベタなツッコミとか勢いあって好きなんだけども。

そういや、入学式のときにハルがスカートの中に顔を突っ込んだ女の子、出て来なかったな出番は暫く先なのか。

ドラマCDの感想は別で。
あ、もっかいPV貼っておきますね。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

特典リンク
FB Collect Drama 08 四百二十連敗ガール <2> 特典ドラマCD

シリーズリンク
四百二十連敗ガール(2013/01)
四百二十連敗ガール <3>(2013/09)

HJ文庫,MF文庫J,オーバーラップ文庫,コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,ファミ通文庫,メディアワークス文庫,富士見ファンタジア文庫,漫画,角川スニーカー文庫

予約していたものを引き取ってきました。今回は、そんなに冊数無いと思ってたんだが……。
ラノベは、

・緋弾のアリアⅩⅣ 招かれざる海霧
・朽ちた神への聖謡譚
・オトメ3原則! <4>
・〝空蝉〟 ヒカルが地球にいたころ……⑦
・特装版 四百二十連敗ガール <2>
・ここから脱出たければ恋しあえっ <4>
・うちのクラスの頼りないラスボス <2>
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <6>

の計7冊。

MFでは、ヤマグチノボルさんが亡くなられたとのことで。原作でも『ゼロ使』の完結を拝みたかったなぁ。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

『僕は友達が少ない』は実写映画化の噂が出てますが、ガチなの……?いやまぁ、面白いかどうかは別として作り易いのは間違い無いだろうけど……。
その映画とタイミングを合わせるためかは分からないが、本編や関連書籍の刊行がガンガン延期してますね。

『蒼穹のラピスラズリ』はコミックアライブにてコミカライズ決定。
『いもうとがかり』は3巻で終わりか。打ち切り完結かなぁ。また、『執事なシツジと魔法契約』も3巻発売だけど、扱いからして終了っぽいな。

最近、新シリーズの傾向がラブコメから美少女バトルへとシフトしていってるみたいだな。
今月の新シリーズは4本ともバトルものっぽい。

スニーカーでは、『彼女たちのメシがマズい100の理由』が少年エースにてコミカライズ決定。
コンプエースなら、お茶濁しコミカライズかなーと思うところだが、エースなら割とガチな気がする。
基本、エースで連載するコミカライズはクオリティ若しくはメディアミックス度合いがガチのイメージ。
『大奥のサクラ』もコミカライズ決まったみたいですね。

講談社ラノベ文庫では、『アウトブレイク・カンパニー』がアニメ化決定。まぁ、レーベルの中から次に出るとしたら、これしかないと思うけど、果たしてアニメでやってウケる内容なのか……。
榊さん作品のアニメ化としては5度目だっけ。今度こそ大当たりすると良いのだが……。

『彼女がフラグをおられたら』をライバルで、別コミカライズ『彼女がフラグをおられたら おお勇者よ、フラグを立ててしまうとは何事だ!?』が連載決定。作画は同じく凪庵さん。

何一つ買ってないけど、オーバーラップ文庫が創刊されましたね。同時に『IS〈インフィニット・ストラトス〉』の新作テレビアニメが制作決定。
キャラデザ担当は変わってるけど、特報を見る限りでは、全然違和感は無い。
ストーリーも作り直しではなく、続編となるみたい。
また、コミカライズがサンデーGXで開始。
これだけ好条件が揃った上で、果たしてイズルがどんな風に荒ぶるか楽しみ。

ボーダーは、

・なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

の計1冊。
コミカライズは、

・僕は友達が少ない <8>
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <2>
・アクセル・ワールド\デュラル マギサ・ガーデン <02>

の計3冊。
漫画は、

・荒川アンダーザブリッジ <13>
・天体戦士サンレッド <17>

の計2冊。

コミカライズ,ファミ通文庫

“葵
原作:野村 美月 作画:CHuN(Friendly Land)

構成:山崎 風愛 キャラクター原案:竹岡 美穂

「ありがとう…本当にありがとう。きみはぼくのヒーローで最高の友達だ」

2013年3月の新刊。
表紙は順当に朝ちゃん。黙ってると、チョロいヒロインに見えなくもない……かもしれない。3巻にして完結巻。
ヒカルの約束を果たすため、是光は葵を遊園地へと連れ出すことに……。

ヒカルの望みを叶えるために奮闘する是光さんかっけー。そら、式部さんも胸キュンしてしまうわ。
一方、葵の正統派ヒロイン力の高さよ。黒髪ロングは正義。

ヒカルとの何ちゃってお別れのシーンは、消えないと判っていてもうるっときてしまう。見せ方が上手いよな。

そしてヒカルの死に隠された秘密。葬儀で見せた朝ちゃんの笑み……というところで終了。えっ、後味悪ッ!

総評

ってなわけで、随分と仕掛けの早かったコミカライズ、ファミ通文庫原作『〝葵〟 ヒカルが地球にいたころ……』全3巻でした。コミックスだけで言うと、足掛け9ヶ月か。
結構、刊行ペース速かったんだな。

柔らかい絵柄が原作にマッチしていて良かったよな。どうせならwebじゃなくて、雑誌掲載にしてくれたら良かったのに……。
そうでもしないと知名度が上がらない気がする……。面白いけど、話題になるような内容じゃないしなぁ。

ラノベのコミカライズとしては、クオリティ高い方だし、是非原作2巻以降もやってほしかったんだけど、今のところ告知は無い。
にしては、終わらせ方が不穏過ぎる気がするんだよな……。続きをやらないんだったら、多少、謎をチラつかせる程度で終わっておくべきだと思うんだが……。

『〝文学少女〟』のコミカライズのときは、どうだったけな。『死にたがりの道化』が終わって、すぐ『飢え渇く幽霊』が始まったんだっけ?

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
〝葵〟 ヒカルが地球にいたころ…… <2>(2012/12)

ファミ通文庫

“朝顔
著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂

「ここまで来て、びびってどうする?みっともねー真似すんなっ!約束をはたすんだろ!そのために、ここに来たんだろ!だったら腹に力入れて背筋伸ばして、しゃんとしてろ!」

2012年12月の新刊。約4ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』2巻からは3ヶ月振り。

さて、タイトルからも判る通り、遂に1巻から登場している朝ちゃんのターンです。
序盤では、式部さんの友人、みちるがまさかの恋の鞘当参戦か……!?という気配で。眼鏡外して、三つ編みほどいてゼボリューションだ!

普通のラノベなら、新しいフラグキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!ってところだけど、野村さんのシリーズだと、素直に喜んだら、後で足元掬われそうだw
まぁ、式部さんのヒロイン力には勝てないだろうけど。

頑なに、1人でヒカルを守ろうとする朝ちゃんだったけど、葵には誤解されちゃうし、一朱は強敵だしで、大ピンチ。
そこへ颯爽と駆け付ける是光さんかっけぇぇええええええEEEEEEEEEEEEEEEEE!!完全にヒーローですやんか!
あー、これはフラグ立っちゃったわー。攻略されちゃったわーといった感じで。

明らかになりそうでならない、ヒカルの最愛の人。それは一体誰なのか。核心は近付き、いよいよ物語もクライマックスか……?と思いきや、今巻から後半戦でござった。ぎゃふん。

そろそろ各ヒロインにスポットを当てた番外編的短編集とか出しても良いのよ?ってか、本編では式部さんが表紙に出れないんだったら、なおさら短編集作って、表紙に出てもらおうぜ!

次は2013年3月に『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』3巻、4月に、こちらの7巻『〝空蝉〟』、夏くらいに8巻『〝花散里〟』。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A+

シリーズリンク
特装版 〝末摘花〟 ヒカルが地球にいたころ……⑤(2012/08)
〝空蝉〟 ヒカルが地球にいたころ……⑦(2013/04)

著者リンク
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <2>(2012/09)
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <3>(2013/03)