ファミ通文庫

ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件6 (ファミ通文庫)
著:野村 美月 イラスト:karory

「ぐずぐず悩むな!答えはとっくに出ているのに、その肯定を他人にゆだねるな!行動しろ!」

2014年9月の新刊。約3ヶ月4週間の積み。『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる』2巻からは連続刊行。
表紙はコスプレしたシャールかと思ったら新キャラなのね。

さて、今回はロマンシアの音楽祭に参加することになった竜樹と聖羅に同行するグリンダ。
しかし、音楽祭の裏では終末教の陰謀が蠢いていて……。というわけで長編展開です。個人的には、いつものショートエピソード集みたいなノリの方が好きなのだが。

徐々にグリンダの目的が見えてきたけど、王妃様がやって来たという異世界って、どうも普通の現代日本っぽいな。カラコンとかあるらしいし。
向こう側のキャラが出るわけでもないのに、やたら世界観が広そうな描写をするのは素人時代に書いていた作品をベースにしているからなのか。

遂に王妃様の言う社長がこちらの世界へとやって来たけど、次巻、もしかして王妃様のターンクルー?
王妃様、超可愛いから、もっと出番増えてほしいよな。

次は2014年10月に『アルジャン・カレール 革命の英雄、或いは女王の菓子職人』上下巻、2014年12月に『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる』3巻、2015年3月にこちらの7巻。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <5>(2014/03)
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <7>(2015/03)

著者リンク
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる②(2014/08)
アルジャン・カレール ~革命の英雄、或いは女王の菓子職人~〈上〉(2014/10)

MF文庫J,アニメ

「ティグルヴルムド=ヴォルン伯爵が敵の総大将を討ち取ったぞー!!」

戦いが終わった途端、速攻退場させられるロランに全俺が泣いた。まさに武人って感じのキャラだったのに、MF文庫Jに男キャラは不要ってことか……。

ティグルが助けた美少女、こりゃ、またティッタが穏やかじゃないな……。
リュドミラとも再会するしなぁ。

燃:A- 萌:A- 笑:C 総:A-

エピソードリンク
第七話「守るために」
第九話「雷渦と煌炎」

富士見ファンタジア文庫

ハイスクールD×D (19) 総選挙のデュランダル (富士見ファンタジア文庫)
著:石踏 一榮 イラスト:みやま 零

「……ひとつだけ伝えます。いいですか、ゼノヴィア。━━女子力とは、女子の腕力のことではありません。家庭的なスキルのことです」

2014年11月の新刊。約2ヶ月1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
ゼノヴィア登板回ということで表紙も彼女。普通の制服姿だけど可愛いですね。そうそう、こういうので良いんだよ。無駄な乳首アピールとか要らんかったんや!
帯で優しく諭されていて草。

さて、生徒会長に立候補したゼノヴィア。時を同じくして、教会関係者がクーデターを起こしたことで教会組の面々は心中複雑で……。
今回の粗筋は『仮面ライダー鎧武』か。

九重は駒王学園に入ってくるようで。人気あるらしいし、予定変更での出番増なのかしら。お姉さん成分に対抗するように、ようじょ成分も増量ですね。

挿絵枚数は持ち直した様子。元部長の水着のコレジャナイ感がヤバイ。ちゃうやん、水着ってそういうことじゃないやん。S極くんとN極くん思い出したわ。
地味に嬉しいのは男キャラの挿絵がちゃんとあることですね。まさかデュリオ単独で1枚あるとはな……。

そして悪魔の駒に隠された謎が見え始めた。アジュカはもしかして敵になるんだろうか……?
次は2015年3月に『ハイスクールD×D DX.1 転生天使にラブソングを』。結局、なかなか情報を出さなかった割には、短編集を独立したシリーズとして刊行する形式に変更するという、ただそれだけのオチか。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ハイスクールD×D18 聖誕祭のファニーエンジェル(2014/06)
ハイスクールD×D DX.1 転生天使にラブソングを(通常版)(2015/03)
ハイスクールD×D20 進路相談のベリアル(2015/07)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ (3) 十香デッドエンド (カドカワコミックス・エース)
原作:橘 公司 漫画:犬威 赤彦 キャラクター原案:つなこ

「知らないの?呪いのかかったお姫様を助ける方法なんて一つしかないじゃない」

2014年12月の新刊。
さて、十香編完結と言いながら、コミカライズそのものが完結です。何だよ、四糸乃編もあるのかと期待しちゃったじゃないか。

内容は順当に原作1巻を最後まで、それと0巻に収録された前日譚を最後に。描き下ろしならまだしも、わざわざ雑誌連載の最後を前日譚にしたのはどういう構成なんだ……。
単にコミックスの分量調整なのか。

総評

そんなわけで出直しとなったコミカライズ、ファンタジア文庫原作『デート・ア・ライブ 十香デッドエンド』全3巻でした。コミックスだけだと足掛け9ヶ月か。
作画が良かったので原作未読者へのアピールとしては正解だったのではないかと思う。

ただ、前コミカライズがトラブらなければ、『狂三キラー』くらいまではコミカライズでやれたんじゃないかと思うと残念でならないな。
映画のBlu-rayが出るくらいまで引っ張っても罰は当たらないんじゃないの?

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
デート・ア・ライブ02 十香デッドエンド(2014/05)

富士見ファンタジア文庫

オレと彼女の萌えよペン (2) (富士見ファンタジア文庫)
著:村上 凜 イラスト:秋奈 つかこ

「女に免疫のない童貞だと思ってたのに、幼馴染みの美少女なんて隠し球持ってるなんて……」

2015年1月の新刊。約1日の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙の構成は『オタリア』と同じく、メインヒロインと主人公を小さく、という構図で通すんだろうか。
今回は全編書き下ろしとなっている。

さて、見事連載権を勝ち取った泉と茉莉は自分達の漫画を連載用にブラッシュアップさせていく。
時を同じくして、茉莉は漫画家の活動に集中出来るように、通学に便利な泉の学校に転校してきて……。
まぁ、作劇的にも泉と茉莉を別の学校にしておく理由は無いわな。

今回は漫画の話は控えめで、茉莉が泉のクラスに溶け込めるようになるまでの過程が描かれている。
なので、創作ものというよりは普通のラブコメ寄りの展開か。
そのため、後書きでも触れられてるけど、時間の進行が一気に遅くなりました。

茉莉が巨乳のお姉さんが好きなのは理解るけど、そこでいきなり『ガンダムビルドファイターズ』のリン子さんが出て来るとかまぢ。
その後は泉の姉が居るって話に凄い勢いで食いついてるし……。いずれ出会うことになるんだろうか……。

1巻の親御さんとの対決というイベントに対して、今回は茉莉が暮らすに馴染むまでのエピソードということで、ちょっとスケールダウンした感は否めない。いや、当事者にとっては、どちもら重要なことではあるんだけど。

ムラサキさんは1巻だけの賑やかしではなく、ちょいちょい出て来てくれそうなので楽しみですね。彼女がいかにしてプロデビューしたのかは『オタリア大学生編』で語られるのだろうか。
そんなわけで次は2015年2月に『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!11 大学生編』。

燃:B- 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
オレと彼女の萌えよペン(2014/10)
オレと彼女の萌えよペン <3>(2015/05)

著者リンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!11 大学生編(2015/02)

富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ アンコール (3) (富士見ファンタジア文庫)
著:橘 公司 イラスト:つなこ

「私にも、かけて。━━士織の、とろとろ」
「言い方に悪意がありすぎる!?」

2014年12月の新刊。約4週間の積み。3ヶ月振りの新刊。『アンコール』は7ヶ月振りか。
今回はOVA付きの限定版があったんだけど買うほどではなかったのでスルー。

表紙は順当に狂三。やだ、普通のヒロインっぽい……。
今回も口絵はどこかで見たことのあるイラストに書き下ろしショートショートを付け足したもの。書き下ろし……だと思う。

今回収録分辺りから、ドラマガ連載時には読み飛ばしてる話になってきたか。基本、連載時は扉絵が描き下ろしで、文庫収録にあたって挿絵として使用されている。
大人モードの四糸乃がエロいので再登場希望と言わざるを得ない。
エクストリーム不純異性交遊で草。

アマゾン限定セットの購入者向け特典のショートショートを収録という隙の無さ。まぁ、特典目当てで買った人からしたらたまったものではないだろうけど。

書き下ろしは精霊全員登場と見せかけて、完全に狂三の魅力爆発回だったでござる。『アンコール』が出れば出るほど狂三が可愛くなっていくなw
何で狂三のミニスカサンタのイラストが無いのかと思ったけど、限定版の方で拝める仕様なのか。ぐぬぬ。

OVAも『狂三スターフェスティバル』だそうで、みんな狂三大好きだなw
それはそうと、士道さんお化粧に目覚めとるやないか……。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
デート・ア・ライブ アンコール <2>(2014/05)
デート・ア・ライブ11 鳶一デビル(2014/09)
デート・ア・ライブ12 五河ディザスター(2015/06)
デート・ア・ライブ アンコール <4>(2015/08)

アニメ,電撃文庫

「お礼」

早速、展開に置いてけぼりになりそうになった俺ですが、狂言回しっぽい新羅のナレーションで何とか耐えました。やたら展開を説明していたけど、それは単に新羅のキャラクター性によるところなんだろうか。
他のキャラのナレーション登板回もこんなのだったらアレだけどな……。

次々と登場する奇抜なキャラクター達。1期の人達が普通に見えるまである。
それにしても波江さんって、あんなにエロかったっけ?別にサービスカットがあるわけでもないのに俺の益荒男ゲージがぐんぐん上昇したんだが。

燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第1話「百聞は一見に如かず」
第3話「泣き面に蜂」

MF文庫J,コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,ダッシュエックス文庫,富士見ファンタジア文庫,文春文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・やがて魔剱のアリスベルⅤ 必殺の時刻
・青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <9>
・異世界ラ皇の探求者 01.精霊王女はツルツルです!
・オレと彼女の萌えよペン <2>
・災厄戦線のオーバーロード
・できそこないの魔獣練磨師
・俺の妹を世界一の魔砲神姫にする方法
・オレのラブコメヒロインはパンツがはけない。
・パパのいうことを聞きなさい! <17>
・緋弾のアリアAA
・女騎士さん、ジャスコ行こうよ <2>
・魔剣の軍師と虹の兵団

の計13冊。

タイトルに「俺」入り過ぎwwwww
ファンタジアの話はドラマガを読んだときに。

一迅社文庫では『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』のアニメタイトルが『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件』に決定。流石にアニメではそのままのタイトルでやるのは危険と判断したかw
製作は何とSILVER LINK.。これは大ヒットワンチャンあるか……?

ダッシュエックス文庫では新シリーズ『英雄教室』がいきなりウルトラジャンプでコミカライズ決定。
『クズと金貨のクオリディア』はさがら総さんと渡航さんの共著という一風変わったもの。レーベルを越えて広がるプロジェクトってどういう意味だろう。単にメディアミックスって意味なのかな。

MF文庫Jでは『盟約のリヴァイアサン』がドラマCD化決定。順調に巻数を重ねているようだし、アニメ化ワンチャンあるか……?
『女騎士さん、ジャスコ行こうよ』はコミカライズ決定。関連RT数1万超えって凄いのかそうでないのか、よく理解らんなw

一般は、

・定本 百鬼夜行 陰
・定本 百鬼夜行 陽

の計2冊。
コミカライズは、

・パパのいうことを聞きなさい! 路上観察研究日誌 <4>
・緋弾のアリアAA <Ⅸ>

の計2冊。

スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! 14 (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
著:松 智洋 イラスト:なかじま ゆか

「じゅーべー、じゅーべー……じゅーべー……ありがとう……ありがとう、じゅーべー……」

ジュウベエ……!

2013年10月の新刊。約1年2ヶ月3週間の積み。『オトメ3原則!』5巻からは隔月刊行。
表紙でひなを撫でているのは祐理さんか。

もうね、これまでの振りと今回のパッケージングでジュウベエ死亡がはっきりと判るというね。
涙腺爆発するって判り切っていたけど、案の定、爆発したわ。

日に日に弱っていくジュウベエ。裕太達はあの手この手を尽くしてジュウベエを元気にしようとするが……。

ジュウベエを心配して、色んな人が駆けつけてくれるんだよな。もう、頼もしい人達多過ぎんだろ……。
そんな中、ミキちゃんときみかが良い奴過ぎて困る。ミキちゃんはちょっと男にとって都合の良過ぎる存在な気がしないでもないが。

避けることの出来ない愛犬との別れ、ジュウベエのお葬式。そして、ひなは気付いてしまう。ジュウベエだけじゃない、大好きな両親にも、もう会えないことを。
くっそ、こうなることは判っていたのに、むご過ぎんだろ、この展開……。しかしジュウベエとの別れを経験したからこそ、両親との死別にも向き合えるようになったとも言えるか。
これは優先消化理由が無くても早く続きを読みたいな。

今回はなかじまさんからイラストの構成に関する提案があったらしく、雰囲気を考慮して見開き挿絵を使ったり、巻末の漫画は無しになっていたりする。やだ、細やかな気遣い……。

次は2013年12月に『3原則』6巻、2014年2月にこちらの15巻、6月に16巻、11月にダッシュエックス文庫から新シリーズ『はてな☆イリュージョン』、2015年1月に『パイコキ』17巻、3月に18巻。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:S-

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! <13>(通常版)(2013/06)
パパのいうことを聞きなさい! <15>(2014/02)

著者リンク
オトメ3原則! <5>(2013/08)
オトメ3原則! <6>(2013/12)

MF文庫J

僕は友達が少ない 10 (MF文庫J)
著:平坂 読 イラスト:ブリキ

「ヒーローや魔法少女に憧れ、正義であることを望み、悪を憎み、愛や友情を美徳としながら!どうして貴様らは……どうして私たちは、人に優しくなれないんだ!!」

2014年5月の新刊。約7ヶ月1週間の積み。9ヶ月振りの新刊。
表紙は夜空と肉ということで、いよいよ大詰め。

生徒会との合宿で親交を深めることになった隣人部。その中で、夜空は姉、日向の勉強を見ることになり、そのままなしくずしに生徒会の主要戦力に。
ここにきて、遂に夜空の復活が描かれていく。その中には肉とのアツい友情シーンも。

このまま隣人部の面々はそれぞれに交友関係を広げて、大勝利ワンチャンかと思ったら、そうはならないのが『はがない』らしいところか。
めまぐるしく変わっていく状況なんだけど、後書きによると次はエピローグ扱いだそうで。え、どういうことなの……。

惜しいのは真面目なシーンでもデカいフォントで台詞を強調する演出を使っているところだよな。そんなの無くても十分盛り上がってるのに……。

絵師紹介でのブリキさんのコメントからも判るように、今回は表紙と口絵以外、イラストはありません。
キャラの位置関係を図で説明しているのって挿絵が無いのを誤魔化す意味もあるのだろうか……。
折角、ストーリーが盛り上がっているところで挿絵無しは痛いな……。

後書きでは作家キャラを書きたいってのが伏線とか言ってるけど、新シリーズの話なのかしら。
それと後書きが最後ぶつ切れてるんだけど、デフォルトなの?

燃:A- 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
僕は友達が少ない⑨(2013/08)
僕は友達が少ない⑪(2015/08)