電撃文庫

なれる!SE (11) 絶対?管理職宣言 (電撃文庫)
著:夏海 公司 イラスト:Ixy

「さっき助けて下さいって言いましたよね、リシーさん。DV社を潰さないでくださいって」
「………」
「ヤヴォール・フラウ。……『了解、お嬢様』でいいんでしたっけ?」

やだ、この台詞格好良過ぎる……。
2013年12月の新刊。約7ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は新キャラ、リシーさん。

さて、スルガシステムにグループ会社が誕生することになった。優良企業が傘下に!これで勝つる!と思いきや、そこにはとんでもない闇が潜んでいて……。
これ、別にSE業界に限ったことじゃないんじゃないですか?やだー!ということで、残業時間とかいうファッキンな話が今回のアレです。

適切な残業時間がどうたらこうたらの下りなんて、読んでいて面白いのにお腹痛くなってくるわ……。

何回も書くけど、これ、メインターゲットである中高生が読んで面白のいのか?というか社会人だからこそ面白く感じる題材な気がするなぁ。あるあるあるあるwwwwみたいな感じで。

一方、着物姿の寝癖頭が可愛いから困る。というか、室見さんやカモメさんに脱線するからアレなことになるだけで、いっそ寝癖頭ルートに入れば無問題なんじゃね?

そして、室見さんの過去を知っていそうな人物の登場……ということで、また次巻へ引っ張んのかよw

次は2014年9月に新作『ガーリー・エアフォース』、10月にこちらの12巻『アーリー?リタイアメント』。
新シリーズ始動とこのサブタイということで、ぼちぼち完結するのかしら。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
なれる!SE10 闘う?社員旅行(2013/08)
なれる!SE12 アーリー?リタイアメント(2014/10)

MF文庫J,アニメ

「はしたないお姫様は━━━━嫌い?」

大好きです!!

ほんとにはしたないなフィオナ姫w
ぐいぐいカミトを籠絡しようとしてくるじゃない。そんなフィオナ姫は太股に巻いたベルト?がやたらエロイですよね。

で、現れるもう1人の男の精霊使いジオ・インザーギ。次々と精霊を繰り出す戦闘は結構見応えがあったな。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第5話「ロスト・クイーン」
第7話「鉱山都市の戦い」

コミカライズ,GA文庫

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 愛 (ビッグガンガンコミックス)
原作:裕時 悠示 漫画:睦茸(むつたけ) キャラクター原案:るろお

「パンツプラネタリウムゥ!」
「あぁんっ。タッくん入場禁止ぃ~~♪」

2013年10月の新刊。
ビッグガンガンで連載していたGA文庫のスピンオフコミカライズ。原作3巻をヒロインの1人、大勝利さんこと冬海愛衣の視点で描く外伝。
帯には愛衣役の茅野愛衣さんのコメントが。

作画の睦茸さんは成コミを描いてる人なので、絵がいちいちエロい。ってか角オナはアカンやろ……。
角オナで画像検索したら1枚目にこの漫画の該当シーンが出て来るじゃねーかw
ちなうんですちなうんです!この感想記事を書くために検索しただけなんです!

まぁ、エロいシーンはともかく、大勝利さん可愛いな!原作より数倍可愛いぞ。まぁ、彼女の視点になったから感情移入し易くなったのかもしれんけど。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

原作リンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <3>(小冊子付き限定版)(GA文庫、2011/09)

コミカライズリンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <1>(2011/12)
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる+H <1>(2012/07)
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 4コマ <1>(2012/07)

作画リンク
非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……(ファンタジア文庫、2016/01)
小5な彼女とオトナの愛 <1>(漫画、2016/12)
王女様の高級尋問官 ~真剣に尋問しても美少女たちが絶頂するのは何故だろう?~(ダッシュエックス文庫、2018/02)

 

アニメ,ガガガ文庫

「いやいや当時25歳だよ!モテたいよ!!」

引き続きコガネンの話なのかよw
お便りボックスを燃やした犯人を突き止めるという当初の目的を忘れそうになったわ……。

ケイ・グラントの下りは原作通りなんだと思うんだけど、本物起用していてワロタ
原作読んでたら吹き出していたであろう。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#06「飯田」
#08「尻取」

電撃文庫

水木しげ子さんと結ばれました (2) (電撃文庫)
著:真坂 マサル イラスト:生煮え

「恐るべし、しげ子ライブラリー」

2014年6月の新刊。約2ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、1巻で切りだと思ったけど、既に2巻買っていたパターンでござる。

今回も運命の赤い糸を巡る連作短編集形式。しかし、少しずつ後戻り出来ない状態に追い込まれていく感じ。

後書きの真坂さんのキャラはわざとなんだよな?素であんなこと書いてるんじゃないよな?どこでゾクッとさせてんだw
次は2014年10月に最終巻っぽいんだけど、もう買いません。

燃:C 萌:B- 笑:C 総:B

シリーズリンク
水木しげ子さんと結ばれました(2014/02)

講談社ラノベ文庫

桃音しおんのラノベ日記4 パーフェクトホワイト (講談社ラノベ文庫)
著:あさの ハジメ イラスト:たにはら なつき

「おまえに証言されるくらいなら僕は獄中で腹を切って自害するよ!」

2014年8月の新刊。約1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
次が最終巻でも驚かないって書いたけど、本当に最終巻なのかよ!いや、サブタイと表紙を見た時点で嫌な予感はしてたんだよ……。

さて、歩がナツメからのラブレターを汐音のものと勘違いしたことで一気に修羅場突入。
お馬鹿なノリや業界ネタは控えめになり、3人の関係性の決着が描かれる。

てっきり汐音エンドなんだとばかり思っていたんだけど、意外にも汐音との関係性を保ったままのナツメエンドというややこしい展開に。
ただ、ラストは汐音とのシーンなので、作品としてのメインヒロインはやっぱり汐音なのかなぁと。

総評

そんなわけで、ラノベ作家もの+小学生ヒロインな講談社ラノベ文庫『桃音しおんのラノベ日記』全4巻、これにて終了。足掛け丁度1年か。
推していこうと思った途端にこれだよw

うーん、扱っている内容的に長く続けるのが難しいことは理解っていたけど……。駆け足展開には感じなかったし予定調和の完結なのかなぁ。
もっと業界ネタ読みたかったでござる。
数年後、汐音が帰国して歩と再会する続編とか出しても良いのよ。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
桃音しおんのラノベ日記3 16歳の編集活動(2014/04)

MF文庫J

焦焔の街の英雄少女 (MF文庫J)
著:八薙 玉造 イラスト:中島 艶爾(えんじ)

「黄塚くんは右の頬をぶたれれば、四つん這いになって尻を上げるほどの人物だ。私はそんな彼を尊敬している」
「尊敬してもらえるのはすごく嬉しいんだけど、どちらかと言うと、変態さが際立つ感があるから、素直に、右の頬をぶたれたら、左の頬を差し出してもいいかな?」

MF文庫J2014年6月の新刊。約1ヶ月の積み。
スーパーダッシュでデビューしてから徐々に他レーベルにも出現している八薙さんがMFに登場。ネットの感想を見て気になったので購入。

タイトルの「焦焔」は「しょうえん」と読むんだと思う。どこにもルビ振ってないんだもの……。
帯には挿絵が多いことがアピールされている。おいおい、創刊当初のスマッシュ文庫みたいなことするなよ、不安になるじゃないか……。

舞台は異世界、四海天宮(しかいてんきゅう)より剋獣五帝(こくじゅうごてい)の侵攻を受けた現代社会。
剋獣に立ち向かえるのは五龍剣に選ばれた剣皇だけ。これは剣皇の少女、紅地杏(あかち・あんず)とその幼馴染みの少年、黄塚光義の運命の物語。

口絵の最後のページが用語解説ページになってるんだけど、いきなりワクワクする固有名詞出してくんじゃねーか。剋獣五帝とか凄く……中二です。

挿絵大増量の文言は伊達ではなく、いきなり見開き挿絵が2連チャンという豪華なアレ。まぁ、イラストのクオリティは……うーむ……。

で、中二設定も良いのだが、杏の豆腐メンタルっぷりが可愛い。胃薬持ち歩くヒロインとかw
その豆腐メンタルボケに対する光義のローテンションなツッコミがジワジワくるんだな。

光義の方も一般人と見せかけて、何やら過去に色々秘めてそうな上に、次巻への引きがえげつないんだよなぁ。
これで次から一気にシリアス一辺倒になったらぐんにょりするが果たして……?

巻末には普通に他レーベルの八薙さんの著作の宣伝が載っている。特に大人気シリーズというわけでもないのに凄いな。
次は2014年9月に2巻。

燃:A- 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
焦焔の街の英雄少女 <2>(2014/09)

アニメ,電撃文庫

「ほれ、ぶちまけちゃいなさい♪」

何この意味深過ぎる台詞……。
さて、BOB本戦を控え、それぞれに覚悟を決める参加者達。単身、別世界へ飛び込んだキリトさんを心配するアスナ達だったけど、当の本人は年上の美人ナースにイケナイカウンセリングされてるぞ!けしからん!

ってか安芸さん、完全に職務の範疇越えてるじゃないですかー!やだー!あんなカウンセリングあったら通い詰めるわ。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B- 総:A

エピソードリンク
#6「曠野の決闘」
#8「バレット・オブ・バレッツ」

GA文庫

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 6.5 (GA文庫)
著:裕時 悠示 イラスト:るろお

タイプとしては千和とヒメを足して二で割って、冬海で薄めた感じである。……あれ?微妙じゃね?

どんな感じだw
2013年2月の新刊。約1年6ヶ月半週間の積み。連続刊行。ああ、アニメ放映期間だったから頑張って連続刊行したのか。
表紙は遂に女子制服姿のカオルということで、親友のターンが来たかと思いきや、GAマガジン連載をまとめた外伝がメインだったでござる。ぎゃふん。

内容的にはスピンオフコミカライズ『+H』のノベライズというか原案というか。どっちが先なんだろうか。
正直、『+H』の記憶なんぞ殆ど残ってないんだけど、多分同じ展開だと思う。
そもそも『+H』ってどういう意味合いのタイトルだったんだろう……。

鋭太以外の一人称で展開するシーンって本編にあったっけな。そういう意味では一風変わった展開と言えるか。

書き下ろしパートではカオルの双子の妹カオリが登場。明言はされてないけど、カオルってことで良いんだよね?

あれ、アクの強いレギュラーヒロイン勢より良いんじゃね?
本編で散々匂わせたのに、今回だけの一発キャラで終わっちゃうんだろうか。
ちなみに劇中では制服姿は出て来ません。

ちょろっと登場した大勝利さんの弟、結構良いキャラしてんな。また出て来ないかな。

後書きで次の本は『るるル』になりそうとか言っておいて、違うじゃないですかー!やだー!

次は2014年2月に7巻、5月に『踊る星降るレネシクル』5巻、7月にこちらの8巻。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <6>(2013/01)
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <7>(2014/02)

コミカライズリンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる+H <1>(2012/07)

HJ文庫

前略。ねこと天使と同居はじめました。 六匹目 (HJ文庫)
著:緋月 薙 イラスト:明星 かがよ

「具体的には……お子さん作ればOKです」

2012年7月の新刊。約2年1ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて最終巻。前巻の引きがシリアスっぽかったのでどうなることやらと思っていたけど、最小限のシリアスで綺麗に完結まで持っていけて良かった良かった。

また動物達が可愛いんだよなぁ。特にイブが宅急便を受け取りに行くところと、にゃんこ達が接客する喫茶店な。

最後に挿絵にだけ悟と澪の子供の名前が出て来る演出は良いと思うんだけど、読めねぇ……。

総評

そんなわけで、ひたすら登場人物達がイチャイチャするだけのHJ文庫『前略。ねこと天使と同居はじめました。』全六匹、これにてハッピーエンド。足掛け1年11ヶ月か。

下手にシリアスを入れず、ひたすらイチャイチャに徹したのが良かったですね。
ただ、文字間隔を大きくして強調したり、♪を乱用するのはいかがなものかと思う。たまに使うんなら効果的なんだろうけど、使い過ぎて胸焼けがする。

また、動物達が可愛いんだよなぁ。いや、あれはアニマル的な可愛さではないだろという意見もあろうが。

次は2013年12月に新シリーズ『勇者と魔王のバトルはリビングで』1巻、2014年4月に2巻、9月に3巻。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
前略。ねこと天使と同居はじめました。 五匹目(2012/03)

著者リンク
・勇者と魔王のバトルはリビングで(2013/12)