アニメ,電撃文庫

「こいつ等斬って良い?」
「半分殺して良いよ」

アカンアカン。
さて、影胤との共闘で見事プレアデスを撃破した蓮太郎。味方になった蛭子親子、頼もし過ぎるだろ……。

影胤役の小山さんの怪演技も素敵だけど、小比奈役の悠木碧さんもイッちゃってる演技すんだよなぁ。

アジュバントに復帰した蓮太郎を待っていたのは体内侵食率が限界を突破した翠の姿だった。
ガストレア化する前に自ら生命を絶った翠に涙する彰磨役の三木さんもアツい演技で。

そんな彰磨と一時的にコンビを組むことになった朝霞は武士道少女といった感じで。何であんな時代錯誤なキャラに……w

影胤の加入により、5組10人という蓮太郎の理想のアジュバントが完成した。これなら……と意気込む蓮太郎だったけど、以前に恨みを買っていた保脇が罠を仕掛けていて……。

おいおい、なんちゅー引きで最終回に行くんだ……。
エンドカードは『さくら荘のペットな彼女』繋がりで溝口ケージさんか。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A+

エピソードリンク
#11「タウルスの心臓、光の槍」
#13「神を目指した者たち」

コミカライズ,ファミ通文庫,講談社キャラクター文庫,講談社ラノベ文庫,雑記

色々買ってきました。ラノベは、

・小説 忍風戦隊ハリケンジャー
・陸と千星 ~世界を配る少年と別荘の少女
・この恋と、その未来。 -一年目 春-
・彼女がフラグをおられたら この船旅が終わったら、私、お姫様になるの
・銃皇無尽のファフニールⅤ ミドガルズ・カーニバル

それからネットの感想を見て気になった、

・転醒のKAFKA使い(ファミ通文庫)

の計6冊。

ファミ通文庫では『覇剣の皇姫アルティーナ』がコミカライズ決定。PV第2弾も制作中らしいし、もしかしてアニメ化するのかしら。

講談社ラノベ文庫では『銃皇無尽のファフニール』がアニメ化決定。思ったより早かったな。
取り敢えずキャラの作画さえ良ければイリスちゃんぶひぃぃいいいいいとかなる筈。

コミカライズは、

・彼女がフラグをおられたら ~ルートラブ~ <2>

の計1冊。

アニメ,講談社ラノベ文庫

「大好きです、颯太君」

がをがを~。

OPカットで最終回開始。
颯太の危機に駆けつけるヒロイン達ということで、素直にアツい展開だから困る。
特に鳴の口上が格好良い。

何故、深雪先生が一緒にヒロインみたいに混ざってるのか謎。それに会長だけ何でいつもの格好なんだw

仲間達の力を結集し、天使客船との戦いに勝利した颯太は現実世界へと帰還する。
そんな彼の前に現れたNo.0はその正体を明らかにする。彼女はブレードフィールド公国の建国王、神楽・ブレードフィールドだったのだ。

成程、アニメはそういう解釈をするのか。髪の一部を三つ編みにするという王族のトレードマークを持っていたのはそういうわけか。
原作ではどうなるんだろうな。

現実世界の旗ヶ谷学園にもあったクエスト寮。そこでオリジナルの茜と出会う颯太。
どうやら茜にもうっすらと仮想世界での記憶があることが判明して特殊ED
菜波は実姉扱いになったから茜が正ヒロインなのね。

次々とクエスト寮へと集まってくるヒロイン達。またあの騒がしい日常が戻ってくる……ということを匂わせて終了。良い終わり方だな。
エンドカードは原作イラスト担当のCUTEGさんか。

総評

ってなわけでヒロイン達にひたすら甘やかされる講談社ラノベ文庫原作アニメ第2弾『彼女がフラグをおられたら』テレビシリーズ全13話、これにて終了。

原作の雰囲気を損なわず、かつオリジナル要素を交えつつアニメ単体でもストーリーを完結させるという昨今のラノベアニメではなかなか見られない面白い構成だったように思う。
魔法戦争』はオリジナルに走って破綻したからな……。

メチャンコ面白かったわけじゃないけど、手堅くまとまっていて好印象でした。欲を言うなら、作画のクオリティがもう少し高ければ、と。

原作完結の暁には2期やっても良いのよ。
テレビ放映はこれで終わりだけど、この後、原作でDVD付き特装版が出ます。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
12話「ひどい世界だな、ちょっと裏の様子を見てくるよ」

ファミ通文庫

吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1) (ファミ通文庫)
著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂

(どうして、この人は、いちいちエロいんだ!)

ファミ通文庫2014年5月の新刊。約1ヶ月半週間の積み。『ヒカルが地球にいたころ……』を完結させた野村さんが連続刊行で新作を開始。
イラストは当然のように竹岡さん。野村さんが竹岡さんでないと嫌だって言ってるんだろうか。まぁ、相性抜群だしな。

野村さんと竹岡さんコンビの作品で主人公がちゃんと表紙に出ている構図は珍しい気がする。他には『半熟作家と〝文学少女〟な編集者』くらいしか思い出せない。
また、胸の谷間が目立っているのも珍しいんじゃないかな。

さて、ふとしたことから吸血鬼となってしまったバスケ大好き少年、詩也。絶望した詩也が転校先で出会った先輩、綾音は演劇部所属の魔性の聖女と呼ばれる存在で……。

吸血鬼になってしまったことで大好きだったバスケを辞めるとか、それなんて電撃文庫『ストライク・ザ・ブラッド』の古城だよw

野村さんがありがちな吸血鬼ものなんぞ書く筈もなく、バトルは一切無しで演劇とかしちゃう。
吸血鬼、バスケ、演劇が上手いこと絡んで、そこに更に切なさとラブコメもぶっ込んで上手いこと成立してるから凄いな。

それにつけても、おっぱいの大きい先輩が正ヒロインとか捗らざるを得ない(ぉ
そんな具合で新シリーズでした。野村さんのシリーズは巻数を重ねるほど面白くなっていくタイプのようなので、今回も追いかけていきたいですね。

次は2014年6月に新作『陸と千星 ~世界を配る少年と別荘の少女』、8月に『吸血鬼』2巻。その後に『ドレ僕』6巻、加えて読み切りが2本あって、その内の片方は上下巻構成で同時発売を予定しているとか何とか。どんだけw

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
Mizuki Nomura & Miho Takeoka Premium Book(2014/08)

吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる②(2014/08)

著者リンク
〝葵〟 ヒカルが地球にいたころ……①(ファミ通文庫、2011/05)
〝藤壺〟 ヒカルが地球にいたころ……⑩(ファミ通文庫、2014/04)
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件(ファミ通文庫、2012/02)

陸と千星 ~世界を配る少年と別荘の少女(ファミ通文庫、2014/06)
アルジャン・カレール ~革命の英雄、或いは女王の菓子職人~〈上〉(ファミ通文庫、2014/10)
親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰(ダッシュエックス文庫、2014/11)
下読み男子と投稿女子 ~優しい空が見た、内気な海の話。(ファミ通文庫、2015/06)
SとSの不埒な同盟(ダッシュエックス文庫、2015/07)
晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と(講談社タイガ、2015/10)
楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃?(ファミ通文庫、2015/11)
むすぶと本。 『外科室』の一途(ファミ通文庫、2020/06)
記憶書店うたかた堂の淡々(講談社タイガ、2020/07)

イラストリンク
蒼井葉留の正しい日本語(ファンタジア文庫、2014/05)

アニメ,電撃文庫

「絶対、負けない」

順調に勝ち星を上げていく一校。しかし、何者かの妨害工作により摩利が負傷してしまう。
不測の事態に、達也は益々活躍の場を与えられてしまい……。

この達也さんマンセー感な。そんな中、雫がクール可愛いから困る。まぁ一年生美少女トリオはみんな可愛いんですけどね<何なんだ

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第11話「九校戦編Ⅳ」
第13話「九校戦編Ⅵ」

このライトノベルがすごい!文庫,雑記

今月も献本を頂きました。有り難うございます。

・なぜ異世界ダンジョンでスマホがつながるのか

の計1冊。

スーパーダッシュ文庫

神楽坂G7 崖っぷちカフェ救出作戦会議 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:水沢 史絵 イラスト:しらび

「いいか、京ちゃん!ピンクは世話焼きの熱血バカ!イエローは可愛くてあざといっていうのがプ〇キュアのお約束だろうがぁぁ!」

やるっしゅ!

スーパーダッシュ文庫2014年6月の新刊。約5日の積み。
プリキュア史上最もバカ可愛い『ハートキャッチプリキュア!』の来海えりか/キュアマリン役の水沢史絵さんが書いたラノベということで買わざるを得ない。
小説化としてのデビューはCobalt掲載の『猫様のギフト』だけど書籍化されるのは今回が初めて。
スーパーダッシュからなのは集英社繋がりなのかしら。

イラストは色んなラノベの挿絵を描いてるしらびさんか。
帯には声優の杉田智和さんからの推薦文が。

さて、7年振りに故郷である神楽坂に帰ってきた主人公、英介は幼馴染み達と再会する。
英介達は憧れのお姉さんである真弥が経営するカフェの経営を助けるため、お客さんを呼び込もうとするが……というお話。

中盤までは、まぁこんなもんかというレベルだったんだけど、集客作戦としてヒーローショーをやろうという話が出て来たところから一気にガツンと面白くなった。
正確に言うと、凄い勢いで俺の好みの方向に話のベクトルが向いた。

戦隊なら、どういうキャラ付けでどういう配色だとか、プリキュアなら黄色はあざとい枠だとか。
照英なら泣き虫ブルーとかな。
流石にプリキュア本人がプリキュアの話するのはマズいかな~と思いながら読み進めていたら、普通に思いっきりプリキュアの話していてワロタ
まぁ、ブループリキュアに対する言及は無かったけどさ。

戦隊とプリキュアの混成チームになるんだけど、プリキュアの衣装は『ハトプリ』っぽくなってるのね。
多分、京子がマリンのイメージなんだろうな。

ショーの本番もアクシデントを挟みながらも英介達が神楽坂のヒーローとして認められていく展開がハートにガッツンガッツンクる。

っべー、ヒーローショーをプロデュースするの超楽しそうなんですけど。シナリオとか考えてーわマジで。
ごく狭い範囲の趣味の人間だけはシチュ萌えでSATSUGAIされること間違い無しですわ。

最後の妹登場の予感はただのオチにも見えるし、続刊を想定しているようにも見える。うーむ。

文章レベルも特に問題無かったように思う。著者が誰かを知らずに読んでも、特に違和感は無いんじゃないか。

後書きで知り合いにステマ頼むって言ってる通り、ブログで色んな声優さんに写真付きで宣伝させとるw
キュアハートとキュアプリンセスとかも巻き込まれてるんだけど、それステマじゃねーから!

惜しかったのは、悠斗の名前を悠太と誤記ってる部分が序盤に非常に多いところ。途中で名前を変更した名残なのかなぁ。中盤以降は問題無かったのが救いだけど。最後まで誤記ったままだったら感動のクライマックスが台無しになるところだったぜ。

そんな具合で最高のシチュ萌えラノベ『神楽坂G7』でした。全然売れ線じゃないし、続刊が出る気もしないけど俺はハートキャッチされたぜ!

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

イラストリンク
彼女を言い負かすのはたぶん無理(スマッシュ文庫、2010/11)
一年十組の奮闘 ~クラスメイトの清浄院さんが九組に奪われたので僕たちはクラス闘争を決意しました~(MF文庫J、2012/08)
僕は友達が少ない ショボーン!(アライブコミックス、2012/08)
ご覧の勇者の提供でお送りします(ファンタジア文庫、2014/03)
災厄戦線のオーバーロード(ファンタジア文庫、2015/01)
りゅうおうのおしごと!(GA文庫、2015/09)
ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家(ファンタジア文庫、2016/12)
図書迷宮(MF文庫J、2017/10)
シャーロック+アカデミー Logic.1 犯罪王の孫、名探偵を論破する(MF文庫J、2023/06)

講談社ラノベ文庫

巡ル結魂者2 (講談社ラノベ文庫)
著:秋田 禎信 イラスト:菊池 政治

「おいこら。メイゴリ」
「あ、呼び方変わってる。やめて!」
「スモゴリ」
「相撲ゴリラ的なつまみ方!やめてそういう創意工夫!」

2014年1月の新刊。約6ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
見切り発車で2巻買ったけど、1巻の時点で俺の好みじゃなかったよ!やったー!

表紙は服をはだけたテイカがメインなんだけど、帯を外してもぱんつは見えません。ぱんつは差分の総扉でお楽しみください。
天下の講談社が何怖気づいてんだよ、表紙からどんどん出していこう!

やはり前巻に続き、ファンタジー感が薄いというか。それにヒロインがそれなりに居る筈なんだけど、ラブコメしてる感もやはり無いな……。
何が俺の肌に合わないんだろうか……。

次は2014年7月に3巻だけど、今度こそ買いません。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B

シリーズリンク
巡ル結魂者 <1>(2013/09)

アニメ,ファミ通文庫

「プリン、忘れないでね」

えっ、あれっ、今回でラストなの?特殊EDを見るまで後1回あると思ってたんだぜ。

さて、重護と戦場の戦いに介入する天災。彼女の話術により、劣勢を感じた戦場は重護を敵として認めて撤退していく。

重護が七々々との約束を守るか、賭けをする七々々と天災。七々々の方は負けたら、重護に賭け金を払わせる気だったのかよw
まぁ、重護が七々々との約束をちゃんと守れば問題無いんだけど。

そして七々々との対決。真面目なシーンの筈なんだけど、重護の手が七々々のおっぱいに挟まれてるのが気になって仕方が無い(ぉ

特殊EDの後には何やら意味深なシーンが。2期やれるほど当たったようには思えないが……。

総評

そんな具合で七々々コレクションを巡る冒険、ファミ通文庫原作『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』全11話でした。
何といっても七々々の可愛さな。七々々と恋人同棲生活ごっこを続けるだけでも良かった(ぉ

OPも古臭い感じで好きだったんだけどなぁ。
何が良くなかったんだろうな。もっと露骨に萌えを押し出すか、アクションに力を入れたら良かったんだろうか。
所々あったアクションは良く動いてたけども。

燃:B 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第10話「対決」

スマッシュ文庫

妹はラノベの女神ちゃん (スマッシュ文庫)
著:酒井 直行 イラスト:鍋島 テツヒロ

「つまりさ、ラノベの神様に魅入られたら、書く作品書く作品、大ヒット連発間違いなしってこと!」

スマッシュ文庫2012年8月の新刊。約1年10ヶ月2週間の積み。勿論タイトル買いです。
スマッシュ文庫妹組とか懐かし過ぎワロロン

脚本家やら何やらで活躍する酒井さんがスマッシュ文庫に登場。この人、『百獣戦隊ガオレンジャー』や『忍風戦隊ハリケンジャー』の脚本を書いてたのか。
イラストはファミ通文庫『犬とハサミは使いよう』でお馴染み鍋島さん。

さて、ラノベ作家を目指す主人公タスクの前に現れたラノベの女神ちゃん。タスクの妹コトハとして共に生活し、彼にラノベのいろはを教えていく……というお話。

メタネタも交えつつ、ラノベの手法をタスクに実体験させていくって展開は面白かったんだけど、中盤からラブコメなのかそうでないのか、よく理解らない展開がクローズアップされて、そのままバタバタバターっと終わってしまった……。

ラノベのメタネタをやりたかったのか、ラブコメをやりたかったのか、どっちもやろうとした挙句、方向性を見失って、とっちらかっちゃったのかなぁ。

妹じゃなくて姉がヒロインだったら良かったのになぁ。お姉ちゃんも居るには居るんだけど、扱い悪いし……。

酒井さんが噛んでいるご当地アイドルユニットひめきゅんフルーツ缶のメンバーが登場ヒロインのモデルになってるのはまだしも、そのひめきゅんのメンバーに後書きに代えて座談会とかしちゃって余計にとっちらかってる気が……。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A-

イラストリンク
倒錯クロスファイト(メガミ文庫、2011/01)
犬とハサミは使いよう(ファミ通文庫、2011/02)
駿英血統 神馬を継ぐ者(NOVEL 0、2016/10)
黒鎖姫のフローリカ(ファンタジア文庫、2012/11)