アニメ,スーパーダッシュ文庫

「ただ一人として、罪を纏わぬ魂は無い」

OP変化無しか……(´・ω・`)

さて、麻薬のような効果をもたらす本、禁書を回収するために、ユキゾナ、ユーリ兄妹を引きつれて、とある街へとやって来たミンスは、武装司書になる前、盗賊時代の仲間グレインと再会する。

というわけで、ミンスメインのエピソード。ミンスの過去が語られるエピソードなんてあったっけな。
まさかの下ネタに吹きましたw

そして、彼は次代の楽園管理者候補として検討されるのであった。ミンスが楽園管理者になるのって原作何巻だっけなぁ。
次回はいよいよ、『戦う司書と追想の魔女』編です。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A

戦う司書と追想の魔女 BOOK5 (集英社スーパーダッシュ文庫)
戦う司書と追想の魔女 BOOK5 (集英社スーパーダッシュ文庫)

GA文庫

くりぽと2 すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫 お 6-4)

著:小幡 休彌 イラスト:八重樫 南

「お、男の人のお部屋で一夜を過ごしてしまうなんて……こ、これが世に言う、もうお嫁に行けない身体になってしまったという事態ですか!」
「なってないなってない」
「お嫁行ける行ける」

約二日の積み。三ヶ月振りの新刊。何か表紙のりりす、身体のバランスおかしくね?
さて、第二巻。今回は春覚の家にお泊まりの巻。うーん、一気に詰まらなくなった印象だなぁ。

何か取り敢えず女の子をいっぱい出しとけって感じで、魅力的なキャラが居ないんだよなぁ。
前巻では、りりす一人にある程度ヒロインとしての出番を絞っていたから良かったんだけど、今回はほぼ全員が満遍なく登場して全員の存在感が薄まった。
りりす以外のヒロインにスポットを当てるか、引き続きりりすメインでいくかにすりゃ良かったのに。

あと、ようじょ五人も要らんだろ……。全然可愛くないよ……。かと言って、ハートフル方向に流れるわけでもなく。一巻はまだ、ぼちぼち面白かった気がするんだけどなぁ。

これは迷うことなく切りだわ。とか言って、また次のシリーズが始まったら、釣られたクマーとか言って買っちゃうんだぜ。

燃:C 萌:B 笑:B- 総:B

GA文庫

ライトノベルの楽しい書き方 5 (GA文庫)

著:本田 透 イラスト:桐野 霞

「今のうちは━━ひとりぼっちの独り言小説だけやない。二人組が書ける。コンビが書ける。コンビが書けるようになったら、次はきっとほかのキャラクターたちも生き生きと書ける。もっともっと広くて大きな世界が書ける━━清麿さまの人生ゲームみたいな、ひとりぼっちやないみんなの物語を。今なら、うちにも書ける」

約二日の積み。四ヶ月振りの新刊。今回はクリスマスイベントです。学校でのイベントということで例の委員長、妻夫木さんがまたもや出張り気味。ですから、まるみちゃんの出番をですね……。

今回は作品作りの話はあんまりない。その代わりか、剣の執筆する作品のキャラクター達が話し合う作品の舞台裏みたいなシーンが時折挿入される。うーん、このシーン要るかなぁ。

メディアミックスが開始され、切るに切れなくなった本シリーズですが、メディアミックスさえされていなければ即地雷認定ってレベルになってきました。
八雲のくらげさんお世話シーンなんかは他の作品に無い内容なので面白いんだけど、本筋があんまり面白いと思わないんだよなぁ。
どーしたもんか……。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B

コミカライズ,トクマノベルスEdge

大正野球娘。 3 (リュウコミックス)

原作:神楽坂 淳 作画:伊藤 伸平

「エロイムエッサイム!!」
「げるぐぐ」
「小梅ー!」
「乃枝さん、五寸釘!五寸釘!」

アニメが終わったので、一緒に終わるんじゃないかとドキドキしていたが、続いていたので良かった良かった。

さあ、益々フリーダムになってくる第三巻。基本的な流れは原作をなぞりつつ、オリジナル要素がやりたい放題過ぎるw

まさかの水着回に吹いた。いや、それこそアニメでやれよ!まぁ、やったらやったで雰囲気ぶち壊しになりそうですが。

コメディ重視の展開で、さくさく読めて良い感じ。長く続けてほしいけど、試合やっちゃったら終わるだろうなぁ。
アニメ二期やってくれんかな。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A-

シリーズリンク
大正野球娘。 <2>(2009/06)
大正野球娘。 <4>(2010/08)

アニメ,漫画

「俺の生き様を見ろ!智樹タワー入りまーす!!」

サブタイトルの「妄想劇場」は「ストーリー」と読みます。
OPカットで始まるから、いつになくシリアスストーリーかと思ったら、概ねいつも通りだったw

出店対決では、どこから機材やら何やらが出て来たのかと気になるが、そういうところを考えるべき作品じゃないか。
取り敢えず、会長のおもちゃやさんが怖過ぎる件w

一度、空に帰り戻ってきたニンフは徐々にデレ期に移行しつつあるようです。ニンフ可愛いよニンフ。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

そらのおとしもの 1 (角川コミックス・エース 126-6)
そらのおとしもの 1 (角川コミックス・エース 126-6)

メガミ文庫

ゴほうし! (メガミ文庫)

著:あだ村 むだら イラスト:みさくら なんこつ

「ぶっちゃけ全裸の幼女が表紙だとみんな買いづらいんだよ」

メガミ文庫〇九年九月の新刊。メガミノベル大賞属性賞「菌」賞受賞作。ネットで話題になっていたので買ってみました。いつの間にか背表紙のデザインが変わっている件。
イラストのみさくらさんがラノベの挿絵描くのって、『ルーンウルフはBカップ?』以来かな。

ニート暮らしを送る主人公、「ぼく」の部屋に突如生えた幼女型キノコ宇宙人。きの子と命名された彼女達によって、おっぱい大好き大家さんともども様々な騒動に巻き込まれるドタバタコメディ。
何だこれ。タイトルや含有要素の発想は面白いと思うんだが、ただひたすらに下ネタを連発しているだけというか。
みさくらさん絵と帯の「白濁液」で釣ってるけど、別に内容が半端無くエロいわけでもなし。ただただ下品。いや、下品なこと自体は悪くないんだけど、下ネタ単体ごとには笑えるだけで、ストーリーが全然面白くない。

そう考えると、終始しょうもない話をしながらも、ちゃんと文庫一冊で話をまとめてる『生徒会の一存』やMF文庫J『僕は友達が少ない』とかは凄いと思った。

うん、地雷認定。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B-

メガミノベル大賞属性賞リンク
天使ラノベエルは働いたら負けと思ってる(第2回天使賞、2010/09)

アニメ

勇者特急マイトガイン DVD BOX II

「大きなカボチャは乙女の夢よ」

ビトンって乙女なの?(ぇ
シンデレラの夢を見たビトン。しかし、カボチャが手元に無かったため、馬車を用意してもらえず、魔女は去ってしまう。
目覚めた彼女は馬車に出来るくらい巨大なカボチャをオードリーに用意しろと命令するのだった。
「何言ってんだコイツは」って感じのオードリーが面白いな。この人、何でこんな主に仕えてるんだ。きっと語られていないエピソードがあるんだろうなぁ。ウォルフガングばっかり優遇してないで、この人達もちゃんとした話やってほしいな。

サリーのバイトはハロウィンセールをやっているスーパーの店員。あのカボチャ風の帽子は結構恥ずかしそうだ。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

アニメ,電撃文庫

「楽しかったぜ、優秀な運び屋さん」

はいはいOP好きになってきたなってきた。って、OPの途中に前回の粗筋を挟む『バッカーノ!』方式キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!この手法好きだったからテンション上がるわ。

さて、今回はみゆきちのナレーションで、前回セルティに助けられた少女、莉緒をメインとして展開する。前回語られたストーリーの裏側で怒っていたエピソード。
莉緒なんてキャラ、原作に居たっけ?
ちょっとナレーション多過ぎる気がするなぁ。

静雄はそうでもないが、臨也ががっつり登場。もしかして次回が静雄本格登場回なのかな。
他には杏里と彼女に絡むセクハラ教師、誠二、新羅が登場。これで大体出揃ったか?

臨也が悪人過ぎる件。今回だけだと、ただただ嫌な奴なんですが……。

ところでセルティがライダースーツの袖からPDAをシャコっと出すのが格好良いな。

燃:C 萌:A- 笑:C 総:B+

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))
デュラララ!! (電撃文庫 (0917))

スーパーダッシュ文庫

はっぴぃセブン・FINALシーズン〈vol.3〉大安吉日福娘 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:川崎 ヒロユキ イラスト:COM

くりやさんに、たもんさんに、お菊さんに、みくさんに、まひるさんに、みなちゃんに、なみちゃんに、猩々に、くあんさんに、そして菊之介さんに……僕はサヨナラのかわりに大きな声で言った━━

━━ありがとう!

約七ヶ月三週間の積み。これも積み過ぎワロタ状態。四ヶ月振りの新刊。ようやく再開したと思ったら、完結です。投げっぱなしが一番嫌とはいえ、このバタバタとした終わり方は一体……。

取り敢えず最終巻だから、菊之介が結婚相手を選びましたって感じなんだよなぁ。何かもっとこう盛り上げようがあっただろうに……。
結局、福娘全員が菊之介のことを諦めきる前に決着ついちゃったな。

うーん、微妙……。『新』のときの面白さは何処へ……(´・ω・`)

総評

というわけで、足掛け八年、無印『はっぴぃセブン』全六巻、『新・はっぴぃセブン』全九巻、『学園はっぴぃセブン』全三巻、『FINALシーズン』全三巻、総計二十一巻、これにて完結。

何と言っても、『FINALシーズン』に入った途端に停止したのが痛かった。そりゃモチベーションも下がるってもんですよ。変身ヒーローものっぽくて好きだったんだけどなぁ
もうちょっと最終章を丁寧にやってくれたらなぁ。

ちなみに俺はアニメから入ったにわかです。

燃:C+ 萌:B 笑:C 総:B

角川ビーンズ文庫

彩雲国物語 黄粱の夢 (角川ビーンズ文庫)
著:雪乃 紗衣 イラスト:由羅 カイリ

「━━愛してる。ぼくの生命が尽きるまででいい。ずっと二人きりで構わない」
「……駄目じゃ!おぬしは他の綺麗な娘と結婚して、家族を作るのじゃ!」
「どうして?」
「妾がそなたの子供を見たいのじゃ!そうすれば、時がきて、いつかそなたがこの世から消えても、そなたの子供を見に行くことができる。孫も、ひ孫も。妾は……死ぬほど長生きなのじゃ!そうでもなくば、寂しくてたまらぬではないか」

ああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ、LOVE寄せが!LOVE寄せがぁぁあああああああ!!
約八ヶ月二週間。まさに積み過ぎワロタ状態。五ヶ月振りの新刊。通算十八冊目にして、短編集四冊目。今回は過去話ばっかりです。

『鈴蘭の咲く頃に』

静蘭がまだ公子清苑だった頃の物語。上手く立ち回っているようで、敵味方共に多く作り過ぎて抜け出せなくなっていく清苑。
コメディほぼ無しの鬱エピソード。実の母親にさえて駒として排除されてしまうとか、えげつねぇ。

『空の青、風の呼ぶ声』

清苑と燕青の出会いのエピソード。でもメインは殆ど燕青。清苑と燕青。何でこんな似た名前にしたんだ……。読んでて何回も間違えたぜ……。

だから重いっつーの。燕青の過去がまたえげつないんだよなぁ。
鴛洵が朔洵のことを考えるシーンがあるけど、そう言やあの人、今どうしてるんだ?すっかり忘れてたけど、まだ登場するだろうしな。

こんだけ重いシナリオ展開しといて、ラスト付近の邵可と薔君の夫婦漫才に吹いた。
清苑と似た名前を付けたら、いざ出仕したときにバレると騒ぎ立ててたけど、結局、ごく一部の人間にしか正体バレてないよなぁw

『千一夜』

邵可と薔君の出会いのエピソード。これまでも断片的には語られていたことだけど、ようやくはっきりと描かれるときがきた。

彩八仙に関する設定がぽろぽろと出て来ている。全員が常に地上に居るわけではないらしいけど、現在はどうなんだ。何人確定してたっけ。

黄先生、マジギレが彩雲国で今風の言葉ってどういうことですかw
この世界に「マジ」って言葉あんのかよ!

やっぱりシリアス気配なんですが、最後の最後で邵可と薔君のイチャイチャっぷりがパネぇ!!

まとめ

というわけで短編集でした。紅夫妻の日常をもっと読みたいな。秀麗さんと静蘭も交えて。あとは、邵可が結婚すると知ったときの黎深の話とか。
って、今回、秀麗さん、出番少な過ぎだろ……(´・ω・`)

『彩雲国物語』って、買ってもなかなか手を出さないけど、読むと面白いんだよなぁ。
次は十二月。今年のじゃないよ!去年のだよ!

燃:B 萌:A 笑:A- 総:A