特撮

「未確認とは関係無く、普通のときの二人のコンビ、見てみたかったな」

遂に最終話。本編開始時に出るリント文字が無し。でもOPは普通にある。

いきなりン・ダグバ・ゼバとの戦いから三ヶ月経っているワナ。既に五代は冒険に出掛けており、彼と親しかった人々は五代の笑顔を懐かしく思う。

ジャンは榎田さん親子とディズニーランドに行くらしい。だからもう再婚し(ry
神崎先生がポレポレにやって来たときに、おやっさんの名前が飾玉三郎だと判明。

椿の元には蝶野からの手紙が届いていた。
桜子さんの碑文解読によると、凄まじき戦士が覚醒したときはその力を世界中に広げないためにゴウラムは砂になる筈だったらしい。しかしゴウラムは今も科警研に保管されているし、五代が変身したアルティメットフォームの眼は幻の中の姿とは違い、赤かった。

このことから五代は憎しみではなく、優しさからアルティメットフォームへと至ったことが示された。ってことは『ディケイド』で初めてまともに黒いアルティメットフォームが出て来たってことか。

そして旅先でも人々を笑顔にしている五代のシーンがEDと共に流れて終了。

キャストクレジットには何とこれまでに戦ったグロンギのキャストも出ました。
まさかの戦闘シーン無しっていう。

総評

そういうわけで、平成ライダーの原点『仮面ライダークウガ』全49話でした。一作目ということでやりたい放題だったようで、アルティメットフォームの玩具は十月頃に出ていたのに劇中での出番が最終回直前の約二分間しかなかったり、逆にアメイジングマイティフォームはバンダイ側が知らなかったりと、かなりやんちゃをしたようです。最近の販促による縛りを考えると信じられないよなぁ。

ストーリーにしても、設定を複雑にし過ぎることなく、人間ドラマと並行しながら凄く丁寧に描かれていて大変面白かった。

ライダーが一人しかいない分、変身出来るフォーム数は今でも歴代一位。ディケイドは別として、だけど。

さあ、次は『アギト』を視ていくぞ!

燃:C 萌:B 笑:B 総:S-

エピソードリンク
EPISODE48「空我」

ノベライズリンク
小説 仮面ライダークウガ

シリーズリンク
仮面ライダーアギト 第1話

特撮

「こんな寄り道をさせたくなかった。君には冒険だけしていてほしかった」

 

 アバンでサブタイトルを出すから、OP無いのかと思ったけど、普通にあるんかいw

 

 さて、ラ・バルバ・デと対峙する一条さん。バルバは審判として役目を終えたからなのか一条さんの銃弾の前に倒れる。最後まで、怪人体の姿は見せないままでした。

 やっぱりバルバの服、また変わってるな。ゲゲルの進行に合わせて着替えてたんだろうか。

 この人はキャストクレジットでは最後まで「バラのタトゥの女」だったのに、ン・ダグバ・ゼバは正体が判明してからはちゃんと本名になっていた不思議。

 

 結局、羊皮紙にン・ガミオ・ゼダの紋章が書いてあったかは判らなかった。よく見えたら見えるんだろうか。

 

 五代は前回に続き、親しい人達に冒険に出る前の挨拶を済ませていく。おやっさんと奈々は遂に五代がクウガだと知ることに。

 

 そして、始まりの場所、九朗ヶ岳で決戦。五代は凄まじき戦士クウガアルティメットフォームへと変身を遂げる。

 ダグバも白い凄まじき戦士へと姿を変える。

 壮絶な戦いの中でお互いのベルトに亀裂が入り、変身が解けてしまい、まさかの生身での戦いに。

 笑顔で拳を振るうダグバと泣きながら拳を振るう五代の対比が印象的。

 最後の一撃を放ち合い、二人が倒れたところで続く。

 

 よくよく考えると、BGMが一切無かった気がする。

 

燃:A+ 萌:B 笑:C 総:A

Style-F

聖戦のレギオスI 眠りなき墓標群 (Style‐F)
著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

強欲なのだ、誰もかもが。

2009年3月の新刊。約2日の積み。ドラマガを読むために優先消化。『レジェンド・オブ・レギオス』最終巻で宣言していた通り、ディックが主人公の新シリーズがソフトカバーで登場です。「墓標群」は「グレイブ」と読みます。

『レジェンド』のときは帯にStyle-Fのロゴが入っていたんだが、今回は奥付にこっそり書かれているのみ。まぁ、もう『レギオス』絡みの本しか出てないしなぁ。
また、表紙に普通にイラストがあります。本編に比べてシックな感じにはなっているが。

内容は基本的には『レジェンド』の続編。ただ、ディックは時間軸を無視して、様々な場所に登場しており、本シリーズは『レジェンド』と本編の橋渡しもやっている。

アイレイン、サヤ、ニルフィリア、ジャニス、レヴァンティンといった『レジェンド』の面子が出て来る。
リンテンスやティグリスやデルボネさんなど、天剣授受者も登場。見せ方からすると、ジャニスは天剣たり得る者をグレンダンへと導いているのか?

メインはディックと狼面衆の激突なんだが、やっぱり理解ったような理解らんような内容。
全3巻予定だそうです。

ちなみに、これだけ1日フライングしてるが、本編『ブラック・アラベスク』とガイド本1巻がほぼ同時発売です。

燃:A- 萌:B 笑:C 総:A-

文庫化リンク
文庫版 聖戦のレギオス1 眠りなき墓標群(2011/09)

シリーズリンク
聖戦のレギオスⅡ 限りなき幻像群(2009/10)

MF文庫J

けんぷファー 9 (MF文庫J つ 2-10)
著:築地 俊彦 イラスト:せんむ

「変身を解きましょう。ケンプファーのままで言い合っていたら、いずれ死人が出るわ」

約1ヶ月の積み。4ヵ月振りの新刊。実質は第10巻。表紙は女ナツルと沙倉さん。

今回はいよいよ沙倉さんの本性が剥き出しになってくる。様々な川の流れが奇妙な形で1本にまとまろうとしているらしいが、それよりも気になるのはゲーム好きの担任教師と髪の長い、変な養護教諭。どう考えても伊庭先生と紅尉先生だよなぁ。何なの?『まぶらほ』と関係あるの?

次は2ヶ月連続刊行で、『⑨1/2』です。コミカライズもほぼ同日発売。出たよ、引き伸ばし戦法……(´・ω・`)

燃:C+ 萌:B 笑:B 総:B+

アニメ

「楽しいことはこれから始まりますよ」

 

 本編は今回でラスト。遂に幻想世界との現実世界の関係が明かされる。ロボットは朋也、女の子は汐だったそうな。光の玉が光坂に暮らす人々の想いだったとか何とか。

 まぁ、この辺はフィーリングで感じれば良いのか。詳しく知りたい人はゲームやってくださいみたいな。

 

 で、時間は巻き戻り、汐が生まれた日に。渚は生命を落とさず、平和な時間が刻まれていく。

 これまでに出て来た登場人物のその後がそれぞれ少しだけ描かれた。

 

 そして公子さんと風子の漫才。あのシーン最後の最後で要るんかw

 風子は病院の近くの森の中で眠る汐を見付けて終劇。何で汐はあんなとこに居たんだろうか。

 

 EDには列には汐と風子が追加。これはみんな気付いたよね?

 

 次回は番外編です。

 

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A

講談社ノベルス

空の境界 上 (講談社ノベルス)

著:奈須
きのこ イラスト:武内

「自殺に理由はない。たんに、今日は飛べなかっただけだろう」

 

 講談社ノベルス。ずっと前から部室に放置されていたんだが、世界観の広さから手を出すのを渋っていました。ちなみに上中下巻の文庫版も出ています。

 

『月姫』や『Fate』と世界観を共有する作品で、こいつがその世界観の一作品目なんだっけ?最初はwebで公開されていたが、コミケで販売され、その後書籍化とかいう流れだとか何とか。

 

 あらゆるモノの死を視ることの出来る直死の魔眼を持つ少女、両儀式(りょうぎ・しき)と平凡な少年、黒桐幹也(こくとう・みきや)を中心とした伝綺アクション。

 

 七部作の映画も制作されているし、世間での評価はやたらと高いが、そんなに面白いかなぁ?

 設定は面白いと思うんだけど、淡々としていると言うか、盛り上がりに欠けると言うか。まぁ、まだ上巻だから下巻で巻き返すかもしれんけど。

 

 幹也の妹の鮮花(あざか)がもっと露骨にお兄ちゃんLOVEなら、もうちょっと楽しめるのになぁ<最低発言

 

燃:B 萌:B+ 笑:C+ 総:B

アニメ,電撃文庫

「ジャイアントさらば!見えているものに走り出せ!」

 

 J.C.STAFFの本気キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 

 アバン長ぇ!八分くらいあったぞ。今回OP無いのかと思ったw

 で、もうのっけからフルスロットルクライマックスです。

 

 さて、二人手を取り、何もかもから逃げ出した竜児と大河。何気に大河のお母さんってビジュアル初登場じゃね?

 やはり尺がギリギリで、原作から、かなりカットされています。まさか竜児と大河のキスシーンをカットするとは……。まぁ、最後の最後に回しただけかもしれんけど。

 

 友人達の危機に協力してくれる北村、みのりん、ばかちー。何回も言うが、ばかちーがイイ女過ぎて泣ける。

 この下りで、河に落っこちた鞄の下にちゃんと新聞紙をひいているのが細かい。

 

 二人が竜児の母方の祖父母の家を訪ねている間、春田は貰ったチョコをひたすら見せびらかしていた。賞味期限ギリギリまで見せびらかすつもりらしい。早よ食えw

 

 今回は本編がEDまで食い込みました。食い込んだっつーかEDが全部本編だった。

 

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:S

特撮

「もっと強くなって、もっと僕を笑顔にしてよ」

 

 アバンではクウガVSン・ダグバ・ゼバ第二ラウンドが断片的に語られる。

 どうもアメイジングマイティフォームでさえもフルボッコにされたらしい。

 ダグバの怪人体はちらっとしか映っていない。

 この戦いでアマダムの亀裂が入ったそうな。

 

 クライマックス突入ということでOPの歌詞が一番に戻り、一部エフェクトが追加。流石、理解ってらっしゃる。

 

 ダグバが虐殺を開始したので世間には一層暗い雰囲気が漂っていた。そんな中、五代はダグバを倒すため、凄まじき戦士になる決意を固める。

 彼は親しい人達の元を訪ね、ダグバを倒したら再び冒険に出掛けると告げていく。神崎先生が登場。EPISODE2526に登場した拓少年の名前も出た。

 

 一条さんはグロンギのアジトらしき廃墟に潜入し、そこでグロンギのものらしき羊皮紙を発見する。今回はまだ遠目だったので書いてある内容まではよく判らなかったが、これが噂のン・ガミオ・ゼダの存在を示唆していたアレか?

 

 EDの歌詞も一番に戻りました。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:A

スーパーダッシュ文庫

修道女エミリー―鉄球姫エミリー第二幕 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:八薙 玉造  イラスト:瀬之本 久史

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  これどうやって続けんねんと思っていた『鉄球姫エミリー』に二巻が登場です。取り敢えず表紙でシスター姿のエミリーが妙に色っぽいです。

  さて、登場人物をほぼ一新しての新展開。マティアスが死亡したので、変態ギャグをかます人がエミリーーだけになってしまし、勢いが衰えてしまった。新キャラかつ今回の主人公的扱いのグレンも姫教育などという、さぞエロ妄想が活性化しそうな造語を連発するが、いまひとつ。

  と言うか、何だかんだで、心のどこかでNice boat.な展開を期待していた俺が居る。極端なんだよなぁ。前巻で、殆ど死んだかと思えば、今回は名前があるキャラは誰も死んでへんし。

  一巻のインパクトがあり過ぎた所為で損してるな。

  いやしかしロッティ可愛いよロッティ。

燃:B  萌:A   笑:A  総:A

特撮

「いつかみんなが笑顔になる日のために」

 

 五代は自ら心臓を止めて椿に電気ショックをしてもらったということらしい。本人曰く体中に力が漲っているとか。

 

 五代が眠っている間、一条さん達はゴ・ガドル・バと四十七号ラ・ドルド・グの戦いの場に乱入。

 一条さんはガドル、杉田さん達はドルドを攻撃。神経断裂弾は絶大な効果をあげ、ドルドを撃破。

 一条さんもガドルにダメージを与える。そこへラ・バルバ・デが姿を現す。だからラブロマ(ry

 

 で、クウガVSガドル第二ラウンド。二度目の電気ショックでライジングマイティフォームを永続的に維持出来るようになったクウガはガドルと互角に渡り合う。

 戦いの最中、クウガは黒い姿アメイジングマイティフォームへと進化する。アメイジングマイティキックでガドルを撃破するが、黒い戦士になってしまったことに戦慄する五代。

 

 一方、ジャンに励まれた榎田さんは息子と心を通わせる。影から親子を見守るジャンがナイスガイ過ぎる。

 このドラマ部分に時間を割いたため、アメイジングマイティフォーム登場がそっちのけです。

 

 そして遂にダグバが動き出す。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B- 総:A