アニメ,電撃文庫

「……私がチョコレートあげたら、竜児は、嬉しいって思うのかな」

 

 バレンタインデーを巡って、様々な想いが交錯する。取り敢えず独身(30)可愛いよ独身(30)。

 体調を崩し、倒れたやっちゃんの代わりにバイトをすることになる竜児と大河。ちょ、ツインテ大河が可愛過ぎるんですが!!どこで拾えますか!?<落ち着け

 パッと見では穏やかに見える人間関係だが、その心の内はかなりアレなことに。そんな中、唯一、まさかの勝ち組の男、春田。名前忘れたけど、『スピンオフ』のあの人も登場。中の人は誰かが二人一役やってるっぽい。この声、誰だっけなぁ?

 物凄いイチャイチャしていて吹いた。

 そして、みのりんが大河に想いをブチ撒けろと迫る。フルスロットルクライマックスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 大河の逃げ場を防ぐ北村とばかちーのコンビネーションが絶妙過ぎる。J.C.STAFFの本気炸裂で次回へ続く。あれ、原作九巻終わらなかったぞ……?いや、殆どは終わってるんだけど、これで最終巻は二話丸々使えませんね。

 竜児がやっちゃんにブチ切れちゃうところでEDに入った方が絶望感が際立って良かったと思うけどなぁ。

燃:A+ 萌:- 笑:B+ 総:

MF文庫J

きゅーきゅーキュート!〈3〉 (MF文庫J)
著:野島 けんじ イラスト:武藤 此史

「恋はひとりでもできますが、愛には必ずふたり必要ですのよ。だから、恋をあたためても、ふたり必要な愛にはなりませんわ」
「だ、だったら、なんになるってのよ」
「決意、ですわ。恋する想いを相手へ伝えるには、決意が必要でしょ?」

スイート、超良い事言った!

中古。なかなか見付からなくて苦労しました。わざわざ遠くのブックオフまで行った甲斐があったぜ、らっき!

さて、表紙は髪を下ろしたキュート。総扉は差分変化でウサミミキュート。キュート可愛いよキュート。

今回は六七女のゴルゴンゾラと六八女のパルメザンの双子姉妹の悪戯で封印庭(アーク)の中に閉じ込められた理刀達の騒動を描く。騒動ってつーか結構真剣にピンチだった気もする。
理刀の『混沌とした実在(カオティック・リアル)』の必要な魔法までもキャンセルするところなんかはまさに幻想殺しですね。

今回の主題は巴のフラグと百香の能力発現なわけだが、ヌルヌルベタベタなまさかのエロス展開に吹いた。あんまりそういうことしない作品かと思ったんだが……。と言うか、『H+P』とかやりたい放題の作品を知ってるから、超温く感じるw

ラストでは理刀の住んでいるマンションがアンダーレゾン学院に通う予定の女子生徒三十人が入居してきて事実上の女子寮化というミラクル。流石に完全に男一人ってきつくね

つーわけで、ちょっとマジ要素が多くて減速した三巻でした。って、口絵のメイドさんなヒロイン達ってイメージイラストなのかよ!
ところで、悪戯双子というと、『ハリー・ポッター』のフレッドとジョージを思い出します。

燃:C+ 萌:A 笑:B 総:B+

特撮

仮面ライダークウガVS剛力怪人ゴ・ジイノ・ダ

てれびくんだったかの応募者全員サービスのビデオのために制作された作品。予算がギリギリなのか、役者は五代しか登場しないし、戦闘場所は明らかにスタジオそのまんまだし、尺は十分ちょいと短いし、半分以上総集編だしで、所詮子供騙しかといった内容。

 前半は五代がクウガの基本五色に初めてなったときのことを回想する。その後、ゴ・ジイノ・ダの出現の報を受けて、出撃。

 何でゴをライジングにならずに倒せるんだとか突っ込んじゃ駄目なんだろうなぁ。でもゴ・ジイノ・ダは未確認生命体四十号で正史扱いされているくさいんだよなぁ。変なの。

燃:A- 萌:C 笑:C 総:B

特撮

「気ままな冒険があいつには一番よく似合う」

 

 ズ・ゴオマ・グとゴ・ガドル・バとの戦いは突然、ゴオマが苦しみ出して撤退したため、お流れ。ガドルも姿を消す。

 一条さんはラ・バルバ・デから今度のクウガはダグバと等しくなるだろうと聞かされた後、吹っ飛ばされて全治三週間の怪我。

 逃走したゴオマは髪が白くなり、更にパワーアップを果たした模様。でも物凄く身体が耐えられない臭いんですが……。

 彼の目的はダグバを殺すことだそうだが、殺して自分がンになるつもりなんだろうか。

 ちなみにゴ達の会話によると、ズやメはダグバに殺されるそうです。整理が何とかかんとか。

 その一方で、ゴ・ザザル・バがゲゲルを再開していた。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A

特撮

「辛いけど、それだけでも触れ合えた方が良いと思います」

 

 よく見たら、OPにビートチェイサーのカットとゴ・バダー・バとのバイク対決のカットも加わってるのね。

 ズ・ゴオマ・グとゴ・ザザル・バの戦いはうやむやのまま終局。

 グロンギサイドには新キャラ登場。鮫モチーフのゴ・ジャーザ・ギとバッファローモチーフのゴ・バベル・ダ。

 どうもグロンギは階級が上がるにつれて、着ている服が一般市民に近づいている気がするのは気のせいか?グロンギがリントの中に潜むのが上手くなってきているのか、それとも単に特殊な衣装を作る予算が無くなったのか。

 で、ダグバの名が出ました。ネタバレ見たから知ってるんだが、こいつこそが第0号で正式名称は鍬形モチーフ、ン・ダグバ・ゼバ。

 一方、ジャンは久し振りに科警研を訪れていた。前から榎田さんを下の名前で呼んでたっけ?相変わらず気まずいです。

 ゴ・ガドル・バが調子に乗っているゴオマを倒そうと動き出した。ゴオマの反応を追って、五代と一条さんもやって来る。

 そして一条さんは三度、ラ・バルバ・デと遭遇することになる。どうにも演出が二人の間にラブロマンスがありそうに思わせるんだよなぁ。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A

MF文庫J

らぶジェネ! (MF文庫J)

著:本田
透 イラスト:鶴崎 貴大(たかひろ)

 

「えー?男の子ってさぁ。おっぱいがでかいほうが嬉しいんじゃないのぉ?」

 もちろんだ!

 嬉しいに決まっているっ!!!!

 

 いや!

 一概にそうとも言い切れないっ!!!!<何なんだ

 中古。○八年十二月の新刊。最近、物凄い刊行スピードで本を出している本田さんがMF文庫Jに進出。発売時はベッタベタなラブコメっぽかったのでスルーしたんだけど、正月にブックオフに行ったら見付けて、え、まだ発売から一ヶ月も経ってないじゃん!らっき、取り敢えず買っとけ!みたいなノリで買っちゃいました。

 買って暫くしてから、イラストが『隙間女』の鶴崎さんであることに気付きました。

 取り敢えず表紙はぱんつはいてない。しかし表紙をめくると、総扉では差分変化で僅かにぱんつが見えている。

 さて、主人公の航(わたる)は黒歴史と化した中学時代を脱出し、高校デビューを果たそうとするが、彼の前にかつて恋した美少女ゲームのヒロイン、美羽が現れたから、さあ大変。

 え、何?二次元から三次元に現れる系のヒロインが流行っているのか?思いつくだけでも『ラブ★ゆう』『セキララ!!』『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』等々。古いのだと、『竹田くんの恋人』なんかもそうだっけ?

 で、航はリアル美少女の竜宮(たつみや)さんと美羽の間で揺れ動くことになるというベッタベタなラブコメです。勿論、MFが大好きなちょっと不思議設定も入ってるよ!

 ちょくちょくオタネタが入ってくるところが多少好き嫌いを分けそうな気もする。〈ザ・ワン〉って『アクマのミカタ』にそんな奴居んかったっけ?

 地方都市伝説を退治するとか巨乳風邪とかって、もしかして『ギャルゴ!!!!!』ネタなのか?

 また、京極堂って有名な名探偵なのかな?個人的にはそこまではメジャーじゃないというイメージがあるんだが。

 そして口絵の竜宮さんのおトイレシーンで髪飾りがトイレットペーパーに見えたのは秘密だ!

 つーわけで、『らぶジェネ!』でした。ベッタベタだけど好きな人は好きな筈。つーか鶴崎さんのイラスト補正もあるしね。次は四月だっけ?取り敢えず続投。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B

イラストリンク
ふぁみまっ!(GA文庫、2010/04)
おお魔王、死んでしまうとは何事か ~小役人、魔王復活の旅に出る~(講談社ラノベ文庫、2020/12)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

なんとなく伝説の勇者の伝説 (角川コミックス ドラゴンJr. 139-1)

原作:鏡
貴也 漫画:とよた 瑣織

 なんとなく始まった公式絵師による四コマ漫画が遂に単行本一冊にまとまるほどの分量に。薄めとは言え、こんなに溜まってたんだなぁ。

 何で買ったかって、そんなのただの勢いに決まってんでしょーが。原作なんてまだ一冊しか読んでないのに。

 巻末にはドラマガの特集で掲載された四コマもモノクロではあるが、完全収録ということで痒いところに手が届く仕様。

 そして時々フェリスが可愛い件。一応分類としてはツンデレなんだろうなぁ。

 ついつい注文するの忘れるんだけど、既に本編コミカライズ一巻も出ている筈。こんだけガンガンメディアミックスやってるのに何でアニメ化されないんだろう……。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B

特撮

「私も五代君の笑顔のために頑張ります!」

 

 よく見たら、OPカットが一部差し替えられてる?ゴ・バダー・バのカットが無くなって、血文字のカットが追加されてる臭い。

 さて、桜子さんの考察によると、九朗ヶ岳の殺害現場に描かれた血文字はクウガを示す文字と思われるが、そもそも戦士クウガを示すリント文字は他のリント文字とは一線を画す構造をしており、元はグロンギ文字だったのではいかとのこと。また、血文字自体は0号の署名である可能性も。

 また、五代は周囲の物体を武器に変化させるメカニズムがゴの力を似ていることに気付いていた。

 一方、東京では第四十三号ゴ・ザザル・バがゲゲルを開始していた。ルールはタクシー運転手を溶かすというもの。怖ぇええええぇえぇえええぇええぇぇええええ!!

 ピアスをかぎ爪に変え戦う。

 そして遂にズ・ゴオマ・グが動き出す。どこから手に入れてきたのか判らないが、0号のベルトの欠片を自らに埋め込み、パワーアップ。人間体はムキムキ頭モジャモジャ、怪人体も頭モジャモジャ。日光も大丈夫になった模様。

 ザザルに喧嘩を売って、渡り合っていたところからすると、かなりパワーアップしているのか?

 そこへクウガドラゴンフォームが乱入して続く。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A

特撮

「大丈夫。理解り合えるよ。だって人間同士なんだから」

 

 九朗ヶ岳で三十四体もの死体を作ったのはどうやら第0号らしい。死体はどうもグロンギのものらしいことが判る。また、九朗ヶ岳でラ・バルバ・デの姿も目撃されているとか。

 殺害現場にはリント文字らしき血文字が。

 で、VSゴ・ジャラジ・ダ第二ラウンド。ターゲットを恐怖のドン底に叩き落としてから殺害する手法に怒りを抑えられない五代は憎しみをジャラジにぶつける。

 ビートゴウラムでジャラジを人気の無い場所まで運び、タイタンフォームにチェンジ。更にライジングタイタンでフルボッコ。

 憎しみに心を捉われ、普段の五代からはとても考えられないような戦い方。

ジャラジは倒せたものの、「続く」の画面も真っ黒になり、不穏な気配が漂う。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A

特撮

「君達が苦しむほど楽しいから」

 

 OPの歌詞が二番になりました。ビートチェイサー登場に合わせてあるのか?

 さて、今回のグロンギは四十二号ゴ・ジャラジ・ダ。緑川学園の男子生徒のみを狙って殺害。大賞の頭部に武器を侵入させ、頭の中で形を変化させて、細胞や神経にダメージを与える。更に、ターゲットの葬式等に頻繁に姿を現し、彼等が怯える姿を見て楽しむ残忍な性格。

 その頃、九朗ヶ岳遺跡付近で謎の殺人事件が起きていた。

 また、ゴ・ガドル・バの怪人体が初登場。

 そしてジャラジと対決するクウガ。ドラゴンフォームで挑む。ってところで続く。

 EDの歌詞も二番に。

燃:A+ 萌:B 笑:B- 総:A