ガガガ文庫

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)
著:渡 航 イラスト:ぽんかん⑧

「それでいい。俺たちがやりたいことやるだけなら遊んでるのと変わらねぇよ。やりたくないこと、辛いことをやるから仕事なんだ」

2014年4月の新刊。約4日の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は遂に平塚先生。別に出番が多いわけではない。
あれ、やたらぶ厚いぞ……?もしかしてシリーズ再厚じゃね?

生徒会選挙の依頼を通して、決定的に間違えてしまった八幡は奉仕部の部室で居心地の悪い時間を過ごす。
そんな折、新米生徒会長いろはからクリスマスイベントに関する依頼が持ち込まれて……。

いろはを生徒会長にした責任を感じる八幡は総武高校と海浜幕張総合高校との合同クリスマスイベントを手伝うことになるが、これが思った以上に難のあるメンバーしかおらず。

これ、完全に渡さんの社会人としての体験談だろw
一応、八幡が語るにあたり、バイトでの体験談とかに置き換えられてるけど……。

訳の分からん横文字対決で反撃する八幡かっけーな。会社のノリに毒されると、割とガチでコンセンサスは使っちゃうよなw
これ、就職してから読んだ方が面白く感じる気がする。

中盤まではギスギスした雰囲気なんだけど、八幡がゆきのんと仲直りしてからは懐かしの雰囲気に。
それにプリキュアネタが復活したことを大きく評価したい(ぉ

出番は少ないけど、巻を重ねる度に戸部が良い奴になってくるから困る。
このままずるずると続けていってほしいけど、そういうわけにもいかないようで。ただ、アニメ2期が控えてるから、そう簡単には終われないんだよなぁ。
短編集や番外編で冊数を稼ぐか……?

燃:A- 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑧ イラスト集付き限定特装版(2013/11)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 <6.5> ドラマCD付き限定特装版(2014/07)

アニメ,映画

劇場版 機動戦士ガンダムOO ―A wakening of the Trailblazer― COMPLETE EDITION【初回限定生産】 [Blu-ray]

「生きろ少年!生きて未来を切り開け!!」

チャンネルNECOで放送されたので視聴。映画館で一度観ています。
圧倒的クオリティで送る『ガンダムOO』の総決算。『スパロボ』の予習にもなるし、取り敢えずもう1回観とこうと。

ソレスタルビーイングのガンダムどころか、出て来るMSは新型だらけなので、どうせなら1クールくらい尺をとって、じっくりやっても良かったのでは……と思わないでもない。
戦闘が激し過ぎて、何がどうなってるのか段々分からんようになってくるんだよなw

そんな中で、物凄くヒロインっぽい振舞いをしているフェルトだけど、正ヒロインじゃないんだよなぁ。話の都合上、マリナ姫がせっちゃんの傍に居られないからやむなしなんだろうけど。

玄関子とか言われちゃうアーミア・リーはもっと出番があっても良いと思うの。ってか、彼女が主役の外伝とか出たら買うまである。

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

反復リンク
1回目

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード 4 (GA文庫)
著:榊 一郎 イラスト:カントク

絶望上等。身勝手結構。
多分━━奇跡は、いつも、そういう無茶で無謀な奴等の上に降る。

2014年4月の新刊。約2日の積み。連続刊行。通算69冊目。
表紙は1周回ってウリルとラグナス。榊さんの『ポリフォニカ』は最終巻になると主人公が出易くなるのか。

さて、最終巻。ヒガノ・リックスの陰湿な企みにより、活動停止の危機に見舞われるコガムラ神曲楽舞団。
この問題を解決してハッピーエンドかと思いきや、最初の1話で解決してしまったでござるの巻。
ファイナルエピソードは別に用意されていたのね。

〈奏始曲〉の存在が神曲楽舞団の活躍の場を増やしたというのは皮肉というか何というか。

未収録のまま終わるんじゃないかとハラハラさせられたGAマガジン掲載短編も無事収録されて良かった良かった。
あー、ウリルのウェディングドレス姿とか見てしまったら好きになってしまうわー不可抗力だわー。

巻末には『あなざ~』も収録されてます。ファミ通文庫『まじしゃんず・あかでみい』に言及する発言があってワロタ

総評

ってなわけで、沈黙の歌姫誕生を描くGA文庫『神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード』全4巻でした。文庫だけで言うと足掛け1年11ヶ月か。

世界の運命を左右するような展開になった『赤』が重くなりがちだったところに、良い学園ものとして登場してくれたよな。
当初の予定に無かった要素ばかりで組み上げられているというシェアード・ワールドならではのシリーズだったな。

強いて言うなら、もっとハッチャけてほしかったかなあ。コーティに浣腸していた頃が懐かしいw

『赤』や『TRPG』とは繋がることが多かったけど、他のシリーズとも、もっと絡んでも良かったよな。
特に実質打ち切りとなってしまった『青』とかの面々なんて相性良さそうだけどなぁ。

まだキネティックの文庫化が残っている筈なので『ポリフォニカ』全体の総評は書かないでおきます。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード <3>(2014/03)

シェアード・ワールドリンク
神曲奏界ポリフォニカ ウェイワード・クリムゾン 〈クリムゾンシリーズ1〉(GAノベル、2016/05)

 

MF文庫J,アニメ

「あんたがあたしを飼うんじゃない。あたしがあんたの飼い主なのよ!」

サブタイの「星精路」は「アストラル・フロウ」と読みます。
あ、OP好きになってきた。

アッシュの相棒は竜と言いながらも、人間の女の子にしか見えないわけで。エーコと名付けられた彼女は自分が飼い主と言い張り、アッシュを振り回すが……。

エーコの裸率の高さよw
ってか、思いっきり胸全開なんですが……。乳首描かないとか、今のご時世、逆に斬新じゃね?

キャラが出揃ってきて、ラブコメ要素も徐々に増えてきたか。
次回は変身しそうだけど、これが果たして格好良いものかどうか……。

燃:B 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第1話「少年と竜」
第3話「市街動乱」

GA文庫

魔王と姫と叡智の書 2 (GA文庫)
著:霜野 おつかい イラスト:Syroh

「だったら私はどんな台詞を吐くことが望ましいんですか……!弱みを握られるなりで無く無く慰みものになる姫君でも演じていればいいんですか!一回きりの恥辱と思い耐えきるも、手を替え品を替えの凌辱が繰り返されるうちに、その秘めていた欲求が開花して背徳的行為の虜へと……エロ漫画が一本描けるネタじゃないですか!」

2014年4月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、エロが苦手なサキュバスの少女クラリスが登場する第2巻。表紙でセーラー服とか、もう何でもアリかw

クラリスが率いる有害図書規制委員会が立ち上がったから、さあ大変。ディーは魔王としての立場とアンジェへの個人的なスタンスの板挟みになってしまい……。

清楚可憐な外見からは想像もつかないほどの下ネタ好きであるアンジェと、サキュバスというイメージからかけ離れた考えを持つクラリスの対比を交えつつ、ラブコメを展開していくかと思いきや、クラリスとはあまりそういう雰囲気にならないんだよな。

あくまでもLOVE寄せするのはアンジェ相手だけというスタンスみたいで嬉しい。個人的には1対1の関係を描いてくれる方が好き。
いや、好みのヒロインであること前提だけども。

そういえば、魔王を扱ってるのに勇者のポジションがどうでも良い作品って珍しい気がするな。そんなに魔王ネタラノベ読んでるわけじゃないけど。

今回もサービスカットは遠慮しがち。触手+白濁液のプール+白スクに挿絵無いとかどういうことなの……。
いくら温厚な俺でも激おこである。

それに全体的にイラストが少なめなのが惜しい。1巻が平均的な分量だっただけに気になってしまう。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
魔王と姫と叡智の書(2013/04)

アニメ,ラジオ

「もぎたてフレッシュ!プリキュアラジオは元気の印!」

今回のゲストは『ハピプリ』のOPを歌う仲谷明香(なかや・さやか)さん。ゲストは基本的に現行シリーズの人しか呼ばれないんだろうか。
レジェンド声優とか呼んでも良いと思うんだが。

お便りコーナーでは吉田さんが『プリキュアオールスターズNS』は終わったけど、『オールスターズ』シリーズ自体が終わったとは誰も言ってないって主張してましたね。
いや、俺もそう思うけど、公式の場でして良い発言なのだろうか……。

流れる曲はまだあまりバリエーションが無い印象。というか『「笑うが勝ち」でGO!』流れ過ぎじゃね?

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
第2回
第4回

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

冴えない彼女の育てかた (2) (ドラゴンコミックスエイジ)
原作:丸戸 史明 作画:守姫 武士 キャラクター原案:深崎 暮人

「出た!この付き合いの(どうでも)良さ!」

2014年4月の新刊。
表紙は勿論、詩羽先輩、後ろには加藤も。加藤、1巻では横顔だけは見えていたけど、今回は完全に見えなくなってるw

総扉では英梨々が『これはゾンビですか?』のハルナの抱き枕持ってますね。これまた似てるとかいうレベルじゃなくてモロだなw

さて、動き出したようで動き出してない倫也達の同人ゲーム制作。自分が作りたいゲームとは一体何なのか?という根本的な悩みが倫也に襲い掛かる。

色々なネタ塗れの演出を見てると、漫画媒体でやる方が話の内容に合っている気がしてきたぞ……。
まぁ、丸戸さんの独特な文体が好きって人も居るだろうが。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
冴えない彼女の育てかた <1>(2013/08)
冴えない彼女の育てかた <3>(2014/09)

アニメ

「本場水戸納豆のような粘りっぷりね!」

祝いメッセージはキュアハート。ちゃんと「キュンキュン」とか「ドキドキ全開」か言ってましたね。
『ドキプリ』1人目にして高橋プリキュア2人目か。

さて、学校のテストの結果発表。何とひめは学年唯一の英語100点、誠司は学年2位という驚異のハイスペック。
もしかしてブルースカイ王国って公用語が英語なんだろうか……。

めぐみはというと、何と学年ビリという凄まじい成績。お馬鹿な主人公は歴代に数多く居るけど、ここまでえげつない成績の人は初めてだな……。

プリキュアを頑張るから問題無いと考えるめぐみだったけど、ブルーから成績が悪いままならプリキュア禁止と言われたから、さあ大変。

学年ブービーの野球部員、山崎健太と一緒に補講を受けることに。追試の成績が悪かったら、これから毎日居残り授業ということで、ひめ達の協力も仰ぐことに。
ひめは先生にチェンジ。眼鏡可愛いな。

健太に勉強を教える誠司は、数学が彼の大好きな野球にも役立つとアピールすることでやる気を引き出す。
スポーツも勉強も出来て、教え上手でイケメンとか誠司のスペック高過ぎるだろ……。

今回幻影帝国から出撃してくるのはナマケルダ。この人、登場率高いなw
まぁ、テーマが勉強だから、ナマケルダのキャラクターは対比として使い易いんだろうな。

3人同時変身シーンの複合はどんなものかと思ったら、予想よりも新規カットが多くて幸せハピネス!
プリチェンミラー展開、「くるりんミラーチェンジ」コール、変身完了の3カットが完全新規。

おいおい、どんどん格好良くなってくるじゃねーか。こりゃ4人揃ったときが楽しみだぜ……。

ポップコーンチアが早くも2回目の登場。ハニーバトンの販促のためもあるんだろうけど、いきなり野球対決が始まったので、その応援役も兼ねてるわけね。

って、何でいきなり野球対決始まったんだよ、誰かツッコめよw
誠司が完全に監督の構えで吹く。
ラブリーはライジングソードの亜種ライジングバットで対抗。

対決を制したのはラブリーだった。ナマケルダが「おのれ、野球なんて所詮遊びですぞ!サイアーク、さっさとプリキュアを倒すのですぞ!」って言うかと思ったら、潔く浄化されんのかよ、どんなスポーツマンシップだwwwwwww

そして何とか追試をクリアしためぐみと健太。何という教育的なエピソードだ……。
次回は話が大きく動きそうで幸せフルフルチャージと言わざるを得ないな!

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:S-

エピソードリンク
第11話「謎のメッセージ!キュアハニーの秘密!!」
第13話「強敵登場!キュアフォーチュンvsプリキュアハンター!」

特撮

「紘汰さん、舞さんを悲しませる貴方に、もうヒーローの資格なんて無い!!」

裕也のことを1人で抱える紘汰だったが、態度で舞にはバレバレ。裕也の死を知った舞は悲しむと同時に、1人で悲しんでいた紘汰を優しく包み込むのだった。

ただ、紘汰は裕也の死をつい最近のことと言って誤魔化していたのが引っ掛かるところ。
紘汰からすれば舞に対しての気遣いなんだろうけど、それを知られたときにどうなるか……。

舞はビートライダーズを集めて、沢芽市民にも迫りつつある危機を知らせようとするが、ミッチが直前で阻止。
舞の笑顔を奪うわ、ユグドラシルの情報統制は台無しにしようとするわ、秘密を共有したことで紘汰と舞が急接近するわで、ミッチ激おこである。

一方、戒斗がオーバーロードにフルボッコにされたことを知った凌馬は彼が限界に来ていると考えるが、耀子はもう一度チャンスを与えるべきと進言

これにより戒斗はゲネシスドライバーとレモンエナジーロックシードを得ることに。
ちょっとだけザックとの絡みがあったけど、この2人の関係性も今後出て来る要素なのかしら。

現状、全体の人間関係を唯一俯瞰出来る状態となっているミッチは手札の多さを利用して、遂に紘汰を消すために動き始める。ミッチ単独のカットがいちいち怖いなw

紘汰にジンバーピーチの能力でオーバーロードに居場所を調べさせ、その情報を凌馬達に流して、戒斗を現地へ向かわせる。
紘汰の足止めには耀子を配置するが、修羅場を潜り抜けて成長した鎧武にとって最早マリカは敵ではなかった。

デェムシュへのリベンジに燃える戒斗は新たなる変身、アーマードライダーバロンレモンエナジーアームズに。
変身ポーズも新しく、動きの大きいものになりましたね。

各ライダーのスーツはアームズを交換出来るように造ってあるらしいけど、エナジーアームズの装着は当初の想定に無かったらしく、バロンの頭部だけは新規に造ったそうな。

「俺は誰にも屈しない!」からのフルボッコだったらどうしようかと思ったけど、善戦。これなら勝てるか……?と思わせておいて、鎧武の乱入によりノーゲーム。ズコー

そこへレデュエが現れて、デェムシュともども撤退してしまう。彼等は少しずつ日本語を憶えてきたようだが……。

オーバーロードに対するスタンスの違いから、やっぱり敵対しちゃう紘汰と戒斗
鎧武はカチドキアームズへとチェンジしようとするが、一瞬の隙を突かれて龍玄に背後から撃たれてしまう。
ミッチ、「やった!」って、おま……。凄い勢いでダークサイドまっしぐらなんですが……。

燃:A+ 萌:A- 笑:B- 総:A+

エピソードリンク
第25話「グリドン・ブラーボ最強タッグ」
第27話「真実を知る時」

特撮

「ミオちゃんってば恋のことになると急に残念になっちゃうのね。可愛い~☆」

偶然、イベント会場で出会った青年、千葉に一目惚れしてしまったミオ。彼が落としていった財布を届けることになるが、テンパり過ぎた彼女はどんどん暴走することに……。

しかし、それはマリオネットシャドーの罠だった。膝に付いてるマリオネットのデザインきめぇなw

思いの外、シナリオが綺麗にまとまっていた印象。やたらアツかった。流石、靖子にゃんやでぇ。

で、案の定何の脈絡も無く登場する2号ロボ、ディーゼルオー。今回はレッドレッシャーがメンテ中だったためトッキュウオーには乗車不能。
チケットがサポートレッシャーでも合体出来るから適当にやれという指示が出たため合体することに。

いやいや、こういうときこそイマジネーションで何とかするところじゃね?
ディーゼルレッシャーを烈車武装しようとするが出来ない→ライトが「俺には見える。じいちゃん烈車が合体してる姿が!」みたいなこと言う→烈車合体!的な流れをイメージしてたんだけど。

烈車武装時には腕になっていたカーキャリアレッシャーとタンクレッシャーが両脚になっており、上半身は全てディーゼルとなっている。
武器は無くパワーで勝負するのか。
2号ロボの登場タイミングとしてはかなり早い方だな。

燃:A+ 萌:A- 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第8駅「レインボーライン大爆破」
第10駅「トカッチ、夕焼けに死す」