特撮

「じいちゃん烈車だなって。でも、お前はまだ終わってない。だろ?」

新たに反応がキャッチされたのは一番古いサポートレッシャー、ディーゼルレッシャー。
ライト達は反応があった一帯を捜索することに。

一方、シャドーラインでは闇の皇帝の気配が近付いてきていた。せいぜい半年くらいは経たないと出て来ないと思っていたけど、後少しの闇でどうにかなりそうなレベルなんだとか。
こりゃ6人目加入タイミングくらいで一旦登場するのかしら。

そんなわけでネロ男爵が差し向けてきたのはバクダンシャドー。こいつによって烈車内に爆弾を仕掛けられてしまったから、さあ大変。
この怪人のデザイン、スーツアクターはほぼずっと両腕を上げてないといけないんだなw

トカッチの肩に取り付けられた爆弾は転んだりすると爆発するということで、何としても転ばせるわけにはいかない。
しかし、ブレーキが効かなくなった烈車は暴走を始め……。

車掌が運転席で踏ん張るが、途中で普通にチケット外してクッソ吹いた。

外せるんかい!!

何やかんや言いつつも、別の生命体なんだと思ってたわ……。メインキャストがインタビューで8話は神回って言ってたけど、これのことだったのか……。

ヒカリがブルーに変身することでバクダンシャドーを騙し、トカッチの爆弾を解除させる作戦。
お互いが変身していなくてもレッシャーさえあれば乗り換え変身出来るのか。とはいえ、レッシャーの持ち主が傍に居ないことには借りることも出来ないわけだけど。

そして発車するディーゼルレッシャー。今回の巨大戦では合体せず、烈車状態のまま攻撃してバクダンシャドーを撃破。
巨大戦があるのに、ロボが登場しないってのは珍しい。

ネロ男爵曰く、結局バクダンシャドーは陽動に過ぎなかったようで。次の作戦のための布石なのか。

次回は2号ロボ、ディーゼルオー登場回なんだけど、次回予告を見る限りでは、どう考えても新ロボ登場がメインにならなそうだぞ……。
それだったら今回の内に登場させてしまった方が良かったのでは……。

燃:A- 萌:B+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第7駅「やるせなく、やる気なく」
第9駅「思いは片道切符」

特撮

「本当に大事なのはね、誰に与え、誰から奪うのか。それを決められる立場に立つことなんだ」

ここではリントの言葉で話せ。

スペシャルを挟んで2週振り。
ふっ切れた紘汰はまだ一度も使ったことのないピーチエナジーロックシードを使用、鎧武ジンバーピーチアームズに変身する。ピーチエナジーの音声に軽くリアクションしていてワロタ

敵も居ない状態でしれっと初アームズ登場とかw
流石にジンバーアームズ3種目ともなるとそうなるか……。ここまできたらジンバーメロンも出るのかな。

ジンバーピーチの能力は超聴覚ということで、紘汰はこれを利用してオーバーロードを捜すことに。

紘汰を支援しているのがサガラだと知ったミッチは幹部会で早速、オーバーロードの琴を含めて報告するが、サガラはただの部外者だろと信じてもらえない。ユグドラシルのザルセキュリティの片鱗がこんなところにも……。

オーバーロードの話を出したときの周囲のリアクションで、ミッチは大体の人間関係を掴んだ様子。うわぁ、悪い顔しよるな~。

早くも2体目のオーバーロード、レデュエが登場。デェムシュに比べて思慮深い性格の様子。
そんな2体の前に姿を現すサガラ。その姿は民族衣装のようなものに包まれており、更に立体映像っぽい雰囲気も。
オーバーロード達の言語も使っていたし、サガラはヘルヘイムの中にある滅びた文明の生き残りなんだろうか……。
そもそもオーバーロード自体が意識を残したままインベス化した人間なのでは……。

流石に紘汰を泳がせておくわけにはいかなくなった凌馬はシドに新しいチェリーエナジーロックシードを渡し、始末を命じる。
しかもシドは切り札を使うと言い、最初から持っていたS字の刻まれたロックシードを取り出す。

ヘルヘイムの森で鎧武の前に立ち塞がるシグルド。スイカロックシードを3つ取り出し、S字ロックシードをセットしたソニックアローで撃つと、自動で動き出すというよく理解らん能力。
変身用のロックシードじゃなかったのか。

いよいよシドさんの本領発揮くるで!と思ったら、完全にカチドキアームズの販促の餌食になっていて吹いた。もうちょい切り札を使うのが早ければ……(´・ω・`)
しかも自分が奪われたチェリーエナジーの力で逃走されるという。

遂にオーバーロード達と接触する鎧武だったが、問答無用で襲い掛かってくるデェムシュに為す術が無い。
カチドキアームズにチェンジしなかったのは、紘汰に戦う意思が無いってことと販促的な理由で負けるわけにはいかないからかな。

この時点でレデュエは既に片言の日本語を喋ってるし、意思疎通が出来る日が来るのはそう遠くなさそう。
ただ、どうもデェムシュの方は退屈を紛らわせるために戦ってるっぽいので、会話が成立したところで意味無いだろうな……。

雑誌バレでバロンがレモンエナジーアームズにチェンジすることが明らかになったけど、鎧武ジンバーピーチが苦戦するなら、戒斗さんもヤバいんじゃね……?
「俺は誰にも屈服しない!」→\レモンエナジー!/→うわああああああドカーン!→敗北とかで、見せ場無いままやられそうだなw

そういや今年の夏映画は7/19公開だそうですね。例年より3週間くらい早いんだけど、どういうことだ……。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第23話「いざ出陣!カチドキアームズ!」
第25話「グリドン・ブラーボ最強タッグ」

特撮

「やだ~、このライト君達も激しくしんせ~ん!」

間に特番を挟んで2週振り。
忍者ものの映画を見たカグラはノリノリでなりきり遊びを開始。忍者装束どっから出て来たんだよw
調子に乗り過ぎたカグラはヒカリが置き忘れていたケンダマを壊してしまう。怒ったヒカリが怖くて、なかなか謝れないカグラ。

そんなとき現れたのはハンコシャドー。こいつの能力はハンコをついた相手のやる気を無くさせるというもの。

今回は5人揃っての変身だったのに、一列に並んでの名乗りではなく、従来の戦隊っぽっく横に並んでの名乗りでしたね。色々なバージョンを模索してほしいな。
まぁ、今年は自分で名乗ってるわけではないんだけども。

ライト、トカッチ、ミオはハンコをつかれ、やる気を奪われてしまう。トカッチはやる気無くなると、いつもより眼鏡を触るのかw

3人に便乗する形でワゴンがストライキを敢行。この人、一体どういう存在なんだろう……。
賃上げとか言ってたけど、雇われてる立場なんだろうか。てっきり烈車内の雑用をこなすサポートロボ的な存在だとばかり……。

残されたヒカリとカグラはお互いの気持ちを正直に言い、BATSUGUNのコンビネーションで反撃開始。
乗り換え変身すると、2人が離れていてもすぐさま武器が交換されるのか。これは上手く使えば相手の意表を突けそうだな。

そして新たに見付かったサポートレッシャーの反応。次回は噂のディーゼルレッシャー登場か。

一方、シャドーラインではネロ男爵が気になる発言を。闇の皇帝に不要と判断されれば幹部連中は消滅してしまうとか。
それは単に更迭という意味なのか、物理的に消滅するという意味なのか。
男爵にしてもノア夫人にしてもロクな結末を迎えなさそうだが……。

ところで5/10に公開を控えているTOEI HERO NEXT第4弾『俺たち賞金稼ぎ団』は『キョウリュウジャー』最終決戦と同じ時間軸の物語だそうで。こりゃ面白そうだ、観に行こう。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第6駅「探し物はなんですか」
第8駅「レインボーライン大爆破」

特撮

「烈車戦隊トッキュウジャー、仮面ライダー鎧武。奇蹟の連結で発車いたしま~す!」

今週はどちらも本編進行はお休みして、映画の宣伝を兼ねたコラボ回です。テレビで戦隊とライダーが共演するのは『侍戦隊シンケンジャー』と『仮面ライダーディケイド』のとき以来か。
あのときは番組自体は分かれていたけど、今回は完全に1つの番組という扱いになっている。
ただ、データ放送は2番組に分かれているようで、時計表示も8時を回った時点で消えましたね。

ライト達の乗る烈車が到着したのは沢芽市。早速街へ繰り出すが、そこへ地下帝国バダンの尖兵モグラロイドが現れる。
取り敢えず変身するトッキュウジャーだったが、鎧武も駆け付けて……。

モグラロイドの外見は結構ガチ寄りなんだけど、今回はやたらコメディ色が強いノリになっている。
そんなモグラロイドはバダンから仲間を呼ぼうとするが、何故かクラックが開いてライオンインベスを呼び出してしまう。

パスを持っていないので烈車に乗れない紘汰。そこへいきなり現れた鳴滝が特別なパスをくれる。チケットみたいなパペット付きで。
何しに来たんだよ!しかも全てのライダーの味方とか言ってるしwwww

ヘルヘイムの果実を食べたライオンは巨大化。おいおい、こんなの本編でなったら即ゲームオーバーじゃねぇか……。
対抗するはトッキュウオーカーキャリアタンク。カーキャリアでタンクを撃ち出せるのか……。

登場する主要キャラはトッキュウジャー5人、車掌、チケット、ワゴン、『鎧武』のメイン4人と舞といったところか。
貴虎は登場するもののギャグ担当のような位置付けで変身は無し。

フィフティーンもちょっとだけ顔見せ。声は映画と同じで、ちゃんと連の声になっている。
対抗する1号、2号、V3はテレビ用のキャストになっており、藤岡さんは登場せず。

フィフティーンも1号達も妙に思わせ振りな台詞を残して去っていく。要は映画のプロローグ的エピソードなのね。

ただのコラボじゃなくて、トッキュウジャーのイマジネーションと鎧武のシリアスなシナリオが上手いこと混ざっている印象。
こういうコラボなら時々やっても良いのよ。ただ、これによって恐らく本編進行が1話分減ったんだろうなと思うと、ちょっと複雑だな……。

EDはまさかの紘汰が歌うカチドキアームズのイメージソング。予想外過ぎるw
最後にはちゃんと両方の次回予告があります。

燃:A+ 萌:B+ 笑:A- 総:A+

映画リンク
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

本編リンク
烈車戦隊トッキュウジャー 第6駅「探しものは何ですか」
仮面ライダー鎧武 第23話「いざ出陣!カチドキアームズ!」

シリーズリンク
手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ 春休み合体1時間スペシャル

映画,特撮

ライダー大戦パンフ

「おのれディケイド!ライダーってのは何て素晴らしいんだ!!」

概要

てっきり去年の内に『キカイダー』のリメイクをやった上で、それを交えてもう1回くらいは『スーパーヒーロー大戦』をやるものとばかり思っていたんだけど、スケールダウンして、今年は仮面ライダーだけの戦いに。

一応、スーパー戦隊も出るよってことをアピールしてるけど、商業的な意味以上のものではないよなぁ。無理矢理入れた感が凄ぇw

公開時期が早いのは『相棒』の映画とのスケジュール調整の関係らしいけど、真相はいかに。
2週間前に『プリキュアオールスターズ』を観に行ってるから結構ハードなんだよな……。

それにつけても『聖闘士星矢』の宣伝が面白そう過ぎて困る。

葛葉紘汰/仮面ライダー鎧武

主人公の扱いかと思ったらクレジットは士、たっくんに続いて3番目だった件。

冒頭だけの出番だったけど、潤沢な予算で動くスイカアームズの格好良さといったらない。戦いながらモードを切り替えていくのがイカスんだよな。

映画は予算があるためか、テレビシリーズではあまり見られない変身前のアームズの使い方をしてる印象。
今回は一旦オレンジアームズを腕にはめて前に突き出して回転する盾にしたり、イチゴアームズを蹴飛ばして攻撃したりしてた。

カチドキアームズも登場。変身シーンがまともに見れたのは初めてだな。
火縄大橙DJ銃と無双セイバーの合体形態もこちらが先か。

映画限定の1号アームズは何故、胸に1号の顔をそのまま付けたのか……。

他のアーマードライダー

現行シリーズなので一応、戒斗、ミッチ、貴虎は登場。戒斗は脇役としては出番あった方だけど、扱いが酷ぇw
ちっちゃい亀相手に「俺の強さを見せてやる」じゃねーわwwwww
しかも最終的に亀に興味津々になってるしw

ミッチと貴虎は本当に出て来ただけって感じ。ってか、お前ら、本編ではそんなに仲良くないだろw
龍玄キウイアームズとか凄い久し振りに見た気がするわ……。

乾巧/仮面ライダーファイズ

今回の主人公の1人。そうだな、たっくんは猫舌だったなw
まさかオートバジンの変形まで見れるとは思わなかっし、ビックリしたわ。

彼は草加の死に思い悩んでいた。というわけで、草加までもがまさかの登場です。草加の死に悩んでいるなんて展開になるから、原作改変で仲良しになったのかと思ったら、全然そんなことなくて安心したわ。
やっぱり草加は嫌な奴でないとな。台詞回しも当時そのままで。
ただ、草加が死ぬシーンは原作から改変され、よりたっくんとの関わりの深い形になっている。

門矢士/仮面ライダーディケイド

最早、このテのスペシャル企画では、ほぼ必ず出て来るようになったな……。凄く使い易いポジションってのはよく理解るが。実質、主人公みたいなもんです。最早、大体理解ったって聞いただけで笑ってしまうw

ドルーパーズで食べていた巨大パフェは上から見たらディケイドに見えるようになっていたのか。

左翔太郎/仮面ライダーW

相変わらずのハーフボイルドで凄く安心したよね。
フィリップは出ないので変身シーンどうすんだと思っていたら、ジョーカーへの変身シーンのみで、Wにはいつの間にか変身してたな。

その他の平成ライダー

オリキャスでないライダーも結構活躍の場面が用意されている。まさかカブトのキャストオフが再び見れるとは思わなかったわ……。
他にもアギトトリニティフォーム、フォーゼロケットステイツ等、本編でもレア扱いだったフォームが色々と登場。

昭和ライダー

平成ライダーを導くような立ち位置。本郷猛に全然勝てる気がしなくてワロタ

技やギミックの多彩さでは平成が圧倒的に優位だと思うけど、全然負けてる感じがしないのは昭和の貫録なのか。
周囲に電撃を走らせてカブトのクロックアップを止めるストロンガーは上手かった。

スーパー戦隊

登場するのはキョウリュウレッドとトッキュウジャー5人のみ。それも最終決戦に力を貸しにやって来るだけでシナリオ的な絡みは全く無い。
バダン側にはシュバルツ将軍がクライナーを戦力として提供しにやって来る。

トッキュウジャーは何故かここで妙に生身アクションを。その後変身し、すぐさま巨大戦へ。変身して戦わへんのかいw

トッキュウオーとガブティラが姿を変えたキョウリュウジャーレッシャーとまんまデンライナーなデンオウレッシャーと烈車合体し、トッキュウオーキョウリュウジンfeat.デンライナーへ。
同じ列車モチーフで上手いこと繋げたなぁと。しかもちゃんと玩具が発売されるってんだから凄い。
電王が脚に回されたことに怒っていた。そりゃモモさんは怒るよなw
俺、合体!」じゃねーわw

必殺技時には他のデンライナーも登場という豪華仕様。ゼロライナーも混ざってたな。
ゴーバスターズレッシャーも玩具の発売は決定してるけど登場せず。夏映画にでも出て来るんだろうか。

地下帝国バダン

今回復活するのは『ZX』の敵、地下帝国バダン。地下を黄泉に置き換えることで上手いこと復活怪人を登場させている。
まぁ、そんな設定が無くても怪人が復活してくるのは分かり切ってるけどな。

葵連/仮面ライダーフィフティーン

今作のオリジナルライダー。戦極ドライバーとフィフティーンロックシードの力で変身し、平成ライダー15人のアームズを纏うことが可能。
フォーゼアームズとウィザードアームズは既に『戦国MOVIE大合戦』で登場済だけど、今回は新たにディケイドアームズと鎧武アームズが登場。これ、今後使う機会あるんだろうか……。それに玩具が出るかどうかも怪しいよな……。

鳴滝

何しに出て来たんだw
最初、まさかのミニマムサイズでフルーツの傍に出て来たときは何のギャグかと思ったわw

え、鳴滝、今回はこんな扱い?って思ったら、普通に入口からちゃんとしたのが入ってきて2度吹いた。何なんだw

思わせ振りなことだけ言って、何も説明されないのは相変わらず。何で最後、士とちょっと仲良くなってんだよw

投票結果

公式サイト上で行われた投票により、昭和と平成のどちらが勝つか決まる方式。投票で結末が変わるのは『龍騎』のスペシャル以来だな。

分かり切ってたことだけど、どうとでも取れる決着でしたね。まだ最終投票結果が発表されてないから、正直どっちが勝ってたのかよく理解らん。どっちともとれる描写だったしな……。

まとめ

そんなわけで、近年のオールヒーロー系の映画の中では上位の出来に入るんじゃないかと思われる仕上がりでした。
やっぱり登場するメンバーをある程度絞った上で、原典の要素を上手く取り込むことが勝利の鍵だよな。

『555』の要素が大きく入ったことで、全体的に大人向けのシナリオだったように思う。
流血表現も結構がっちりやっていて、チビッ子はちょっと怖いんじゃないかな……。

そういや今回はネットムービー無いんだな。まぁ、春映画のネットムービーは微妙だから無くても問題無いけど。
次は当然、夏の映画です。まだ大分先なので内容は一切不明。

燃:A+ 萌:B+ 笑:A 総:S

本編リンク
烈車戦隊トッキュウジャー 第6駅「探し物はなんですか」
仮面ライダー鎧武 第23話「いざ出陣!カチドキアームズ!」

映画リンク
仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦(2013/12)
獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ(2014/01)
烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS(2014/07)
劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!(2014/07)
スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号(2015/03)

特撮

「そんなルール、ぶっ壊せ。ぶっ壊して世界を変えろ!」

戒斗がヘルヘイムの森をうろついていたのは、知性を持ったインベス、オーバーロードを捜すためだった。
バラまいていた弁当箱みたいのは中に国語辞典等が入っており、どうもオーバーロードに対して、人間が知性を持っていることをアピールしたいみたいだな。

狙い通り、戒斗の前に現れるオーバーロード。クレジットによると個体名はデェムシュというらしいが、独特の言語を喋っているため、詳しいことは不明。
キャストは杉田さんということで、キバットじゃねーか。どうも虚淵さんを東映に紹介したのが杉田さんだそうな。

口だけ威勢の良い戒斗さんは案の定、ボッコボコにされるのでした。
一応、パワーアップは用意されているらしいけど、玩具バレが無いってことはそんな大したパワーアップではないということなのか……。
順当なのはゲネシスコアを手に入れてジンバーアームズって展開だけど……。

一方、貴虎から真実を知らされて茫然自失となる紘汰。既に知っていたミッチに怒りをぶつけるが、舞には知らせるべきではないと諭されてしまう。

そんな彼の前にまたしても現れるサガラ。彼は手にしたフルーツをカチドキロックシードへと変化させる。
カチドキってフルーツでも何でもねぇな……。

このシーン、何だか現実から切り離されてる感が強かったけど、一体サガラは何者なんだろうか。今回のことで、そもそも人間なのかも怪しくなってきたが……。

アーマードライダーの力の源泉が、現状、敵であるユグドラシル側にしかないから仕方ないんだけど、パワーアップアイテムの入手手段がサガラからばかりというのはどうなんだろうか……。

サガラ曰く、ヘルヘイムの侵食はオーバーロードの意思というわけではないらしい。ただ、オーバーロードはヘルヘイムの植物を自在に操れるため、侵食を止めることは出来るかもしれない。
今後はオーバーロードとの接触が肝になってくるのかしら。

サガラの言葉を受けて、再び立ち上がる紘汰。クソッタレな世界をぶっ壊すために飛び出していく。
そこで阪東のおっちゃんが語る衝撃の事実。実は紘汰は今まで散々飲み食いしていたドルーパーズのお代を全てツケにしていたのだ。1回も払ったこと無かったんかい!
既にお金を払うというシステムをぶっ壊していたとはな……。

カチドキロックシードと一緒に渡されたダンデライナーでユグドラシルへと襲撃をかける紘汰。狙いはスカラーシステムの破壊

空中でカチドキアームズに変身するんだけど、初登場なんだし、そこはじっくり見たかったなぁ。
モチーフが鎧のみになったので、今回はがっつり鎧!といった重厚なデザインに。
扱いとしては中間フォームの筈なんだけど、凄く……最強フォームです……。

専用武装は火縄大橙DJ銃。DJって何だよって思ってたら、ホントに側面のディスクをドゥクドゥクやっていてワロタ
どうもドゥクドゥクの仕方によって大砲になったりマシンガンになったりするみたい。

駆け付けた斬月・真と斬り結ぶが、ダンデライナーで逃げて、スカラーシステムだけを破壊
斬月・真はカチドキアームズとも渡り合っていたように見えたけど、実際の戦力差はどれほどのものなんだろうか。

鎧武の新しい力に驚くミッチと凌馬。凌馬が慌てている姿ってのは初めてな気がする。そりゃ自分の知らないロックシードが出て来たんだから、開発者としてはビビるよな。

ミッチは発言がいちいち黒過ぎてアレ。自分の思い通りに動かない紘汰に超苛立ってる様子。

そして接触するサガラとオルタナティブ舞。サガラは彼女の正体を知っているらしいが……。始まりの女とは一体どういう意味なのか。

次回は『トッキュウジャー』との合体1時間スペシャル。毎週録画予約設定してる人は注意した方が良さそうだぜ。

燃:A+ 萌:B+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第22話「7分の1の真実」
第24話「新たな強敵オーバーロード」

特番リンク
烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル

映画リンク
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

特撮

「違う。ここに余裕が無いのはお前に一発やり返すイメージでいっぱいだからだ!」

前回、ライトが山中で偶然見つけたサポートレッシャーを捜すべく、再び山へとやって来たライト達。
そこへ盗聴器を仕掛けていたシュバルツ将軍も現れて……。

思ったよりも早いタイミングでシュバルツ将軍との直接対決が。流石に現状では、まともに戦える相手ではなく、何とか隙を突くのが精一杯。

ふと思ったんだけど、最初の変身の時点で別のメンバーのレッシャーを使うことは出来ないのかな。

で、登場するタンクレッシャー。他のレッシャーへパワーアップエネルギーを補給出来るレッシャーらしいんだけど、何その凄いふわっとしたエネルギーw

烈車武装トッキュウオータンクはカーキャリアとは違い、両腕を換装する形。サポートレッシャーによってドッキング方法が異なるのは面白い。
物が持てなくなった代わりに、両腕が繰り出されるパンチラッシュが強力ということで、シュバルツ将軍専用クライナーロボを打ち破る。

EDの列車紹介は今度の映画に出て来るレッシャーの紹介。
今回はCMタイミングが変則でしたね。本編中に2回CMが入るという、最近『鎧武』がやってるパターン。

そして次週は『鎧武』との合体1時間スペシャルです。恐らく番組としては1本の扱いになると思われるので、毎週録画予約設定してる人は注意した方が良いんじゃね?

燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第5駅「消えた線路の向こうがわ」
第7駅「やるせなく、やる気なく」

特番リンク
烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル

映画リンク
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

特撮

「かつてお前は友人の生命を犠牲にして希望を掴み取った。その行いを否定するのなら絶望するがいい。あのとき救った生命と━━生き延びた自分にな」

OPが映画の宣伝映像に。
さて、沢芽市の街中に開きつつあるクラック。早速ユグドラシルが周辺を封鎖するが、紘汰は任せておけないと、ヘルヘイム側でインベスの出現を阻止することに。

クラックへ向かう途中、森の中で戒斗と遭遇。彼は弁当箱みたいなサイズの箱をそこかしこに設置して回っているようだったけど、一体なんだ?

クラックを通ろうとするインベスを防ぐため、一時的にユグドラシルと共闘することになる紘汰だったけど、凌馬の挑発的な物言いとプロジェクトアークの概要に反発

前回、名前が出て来たプロジェクトアークとは戦極ドライバーを一般市民にバラ撒いてヘルヘイムの環境でも生存可能にする計画を指す。
しかし量産が追いつかないため、ドライバーを手に出来るのは全世界で7人に1人の割合となる。
7分の1って、てっきり7機ある試作型戦極ドライバーのことだと思っていたんだけど違ったのね。

取り敢えずインベスを始末するため、鎧武はチェリージンバーアームズに初変身。一応、チェリージンバーの固有能力として高速移動というのがあるみたいだけど、果たして今後活用の機会はあるのだろうか……。

やっぱりユグドラシルとは相容れないと思った紘汰は耀子からピーチエナジーを強奪して、逃走。
一気にユグドラシルの中に突入し、スカラーシステムを破壊しようとするが、その前に斬月・真が立ち塞がる。

そして貴虎から告げられる真実。紘汰が初めて倒したインベスの正体を。
てっきりミッチがえげつないシチュエーションでバラすものとばかり。

次回は言葉を話すインベス、オーバーロードが登場するらしいけど、キャストは杉田さんなのかよ、キバットじゃねーかw
1人目ってことはオーバーロードは複数登場予定なのか。

燃:A+ 萌:B+ 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第21話「ユグドラシルの秘密」
第23話「いざ出陣!カチドキアームズ!」

特撮

「凄いけど、何が凄いのか理解らない!」

OPでライト達が線路上を走るカットに「線路で遊ばないで」って注意テロップが出るようになりましたね。
まーたアホな自称良識者()が文句つけたのかしら。

途中で切れており、先へ進めない線路。その向こう側を調査するため、カーキャリアレッシャーに搭載されているイマジネーションで動かす車に乗り込むライト達。
しかしイマジネーションの強過ぎたライトは何処かへすっ飛んでいってしまう。

今回の敵はバケツシャドー。人々から食料を奪って、闇を作り出していた。
そんな人々を救うのは、やっぱりライトの行動力なんだな。

乗り換え変身は相変わらず、やる必然性が無いな……。複数人が同じ色になって同じ武器を使えるならメリットがあると思うんだけども。

で、巨大戦では烈車武装トッキュウオーカーキャリアが登場。リーチが伸びて戦い易くなったか?

もしかしてパワーアップ用の烈車は車掌とチケットがポンポンくれるという萎え萎え展開かと思いきや、カーキャリア以外は行方不明になっているそうで。

そんな内の1台を山の中で見掛けたと言うライト。しかし正確な場所は忘れてしまったとか何とか。
これが噂のタンクレッシャーか。

一方、盗聴器を烈車に仕掛けていたシュバルツ将軍はほくそ笑むが……。
そういやネロ男爵はグリッタ嬢の父親じゃないのね。男爵とノア夫人は今までは共通の嫌いな相手である将軍につっかかっていただけで、この2人も仲悪いのかw

燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第4駅「忘れ物にご注意を」
第6駅「探し物はなんですか」

ノベライズ,特撮,講談社キャラクター文庫

小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~ (講談社キャラクター文庫)
著:塚田 英明

「仮面ライダーフォーゼ!高校生活最後のタイマン、キッチリはらせてもらうぜ!俺は、みんなと笑って卒業したいんだ!」

青・春・小・説

2014年2月の新刊。約2日の積み。
講談社キャラクター文庫創刊当初から企画自体はあると言われていた『フォーゼ』のノベライズがいよいよ登場。
著者はプロデューサーの塚田さん。

帯には弦太朗役の福士さんの写真とコメントが。この人、ライダーを思いっきり踏み台にした感があるから、もうこういうところには出て来ないと思ってたわ……。

さて、サブタイからも判るように、ノベライズでは弦太朗の卒業が描かれる。再び現れたゾディアーツとの戦いを通して、彼は教師という進路と向き合っていくことに。

テレビシリーズだけでなく、3本の映画を総括した素晴らしい出来でした。仮面ライダーウィザードこと操真晴人のことにも少しだけ触れられている。
しかも、テレビシリーズでM-BUSに飛ばされた後、どうなったか判らなかった人達のその後も判ったり。
判るどころか、園田先生も鬼島も相当良い扱いだしな。

謎の戦士、仮面ライダーイカロスの登場や、ここだけの限定ステイツ、ランチャーステイツの登場等、サービス精神満載でチ〇コもげそう。
塚田さんは本業が作家じゃないからか、文章は拙い感じもするけど、『フォーゼ』が好きなら間違いなく楽しめる。

園田先生再登場!大杉先生、ワンチャンある!これで勝つる!と思っていたけど、気のせいだったでござる。どころか、弦太朗に寝取られるまである(ぉ

これはアレか。平成2期のノベライズは出来が良いとか、そういう法則でもあるんだろうか。
次は近い内に『ウィザード』かなぁ。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B 総:S-

映画リンク
仮面ライダー×仮面ライダ- ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム(2012/12)

シリーズリンク
小説 仮面ライダー龍騎(2013/08)
小説 仮面ライダーウィザード(2014/10)