「さよなら、お母さん」
OPカットで、いよいよ最終回開始。
炎上する合宿所、徘徊する殺人鬼、疑心暗鬼になる生徒と、救いようの無いクライマックス感。
逃げ出そうとする生徒を狩る生徒が。それは風見だった。勅使河原にやられた+桜木さんを殺された恨みが悪い方向に加速して、恒一を死者だと思い込む。
それは理解るとしても、最早正常な判断がつかないのか、他の生徒も見付け次第SATSUGAIした様子。2人殺したとか何とか。
そんな風見を止めたのは赤沢さん。原作では耐えていた風見だったけど、これにより死亡。
しかし、赤沢さんは赤沢さんで、鳴を死者だと思っているので、アレ。
赤沢さんは何とか恒一を助けようと鳴を殺そうとするけど、恒一は鳴が死者じゃないと確信しているので、これまた悲惨で。
遂には、割り砕けて降って来たガラス片に滅多刺しにされて赤沢さんアウト。
実は彼女は1年半前に、従兄弟を災厄で亡くしており、その際に葬式で夜見山に来ていた恒一と出会っていたことが判明。
しかし、恒一にとって、その記憶は今回の死者とダイレクトに関係することなので、思い出せないという。
赤沢さん、踏んだり蹴ったりだな。最後までエロかったですね(ぉ
そして判明する死者の正体。それは恒一の叔母であり、三組の副担任でもある三神先生だった。
徹底的なビジュアルの差別化によって、同一人物であることは伏せられていたが、答えへの手掛かりは随所に仕掛けられていた。
まぁ、知った上で視てたから気付けることばかりだけどな。
キャストまで別人なのかと思ってたけど、どうも1人の声優さんが別名義で演っていただけらしい。
細かい仕掛け方するなぁ。でも、そこまでするなら髪の色が違うのはおかしくないか?
最終的に合宿で死亡したのは、管理人夫妻を含めて10人。結構、逝ったな。
EDは特別バージョンで。と言っても、黒背景にスタッフロールってだけだが。
そして勅使河原と望月は、次の三組に向けて、MDにメッセージを残すのだった。
総評
ってなわけで、ラノベ神のお告げで視聴した『Another』全12回でした。原作を上手く膨らませた上に、のいぢさんのキャラデザが加わったことで、昨今の需要を踏まえた素敵な仕上がりになっていると思う。
P.A.WORKS流石のクオリティ、各キャラの死亡シーンは、いずれも悲惨なことに。どこでクオリティ発揮してんねんという気もするが。
いやしかし、昨今、ホラーって需要あるんだろうか。一定数あるってのは理解るけど、メディアミックスに向いてるんだろうか。
あ、でも美少女が出てりゃ問題無いのか。『ひぐらし』と『うみねこ』みたいな感じで。
重ねて言うが、赤沢さんはエロい。
燃:C 萌:A+ 笑:C 総:A+
エピソードリンク
・#11「Makeup -惨劇-」