アニメ,映画,角川文庫

「手前は豆富小僧ですから一丁前ですぅ」

概要

京極夏彦さん原作の妖怪小説が日本初の3D長編オリジナルアニメ映画として登場。
予告映像見ても、残念ながら全然面白そうに見えなかったんだけど、T・ジョイ京都で上映してるし折角だしなぁと思い、観て来ました。
一体どういう層に向けた作品なのか知らんまま行ったんだが、親子連れだらけだった。

公開1週目なのに、午前中に上映が終わる回が無い不思議。そういうもんなのか?

キャラ

まず第一に、豆富小僧可愛くなくね?あれ、可愛く見えるように作ってあるんだよね?
にしても、豆腐のフレキシブルさは異常。どんだけ頑丈なんだw

三毛姉さんがまさかの二足歩行……だと……?記号的な造形にしてあるんだろうけど、何だか色気よりも不気味さが先立ってるような……。

キャスティング

メインどころは大体、俳優さんなんだけど、その中に平野綾がさらっと混じっていて、ちょっとイラっとしてしまった。
あの人は、どういうポジションになりたいのだろうかと、関連スレのまとめを見る度に思う。

ストーリー

豆腐小僧双六道中』だけでなく、ジュブナイル版の『豆富小僧』の要素も含んだ上でのオリジナルストーリー。
細けぇこたぁ良いんだよ!という感じの内容。あと、最後はお涙頂戴っぽく。

ラストバトルがデジクロスVSデジクロスだと思ったのは俺だけで良い。

映像

3D映像は確かに奥行き感はあるんだけど、それ以上は特に……。3Dって、こんなもんなのかなぁ。『アバター』とかだったら、もっと凄いのだろうか……。
そもそも、これって2D上映は無いのかな?

挿入歌

タイアップなのか何なのか知らんが、挿入歌がちょいちょい使われてるんだけど、内容に合ってなくないか……?しかも、すぐ終わるし。
唯一、狸達の宴の挿入歌だけは良かったと思う。

主題歌は内容と合ってるかどうかはともかく、曲単体として個人的には好き。と思っていたら、何故途中でED曲切り替えたし!?

パンフレット

ストーリー紹介が原作を意識して双六になってるのが凝ってる。前半は子供向け、後半はスタッフインタビュー等大人向けの構成。

まとめ

うーむ、ハードル低めにしといたんだけど、それでも駄目だったか……。
これは地雷認定かなぁ。

燃:C 萌:C 笑:B- 総:B

アニメ,映画

「プリキュア・コラボレーションパァァァアアアアアンチっ!!」

面白過ぎて、もげた。

経緯

レイトショーがあるなら楽勝だぜ!と1人で観に行ったら、後でコタに結構観たかったんですけど!と言われ、なら、もう1回行ってやろうじゃないか!!ってことになり、acoも誘って行ってきました。

概要

ストーリーがどうこうってタイプの話じゃないから、アツかったとか可愛かったとかしか、あんまり書き直すこともないんだけども。

導入

やっぱり三つ編みつぼみが可愛いです。
響にはノベライズの「奏がいっぱいいるみたい」を是非言ってほしかったw

響が両手を上下にわちゃわちゃする動き、劇中で3回くらいやってるんだけど、あれ、どういうリアクションなんだろうw

脅威の21連続名乗り

もう1回観ても、かっけーよなぁ。今回は来るぞ来るぞ来るぞ……キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!っていう気分で観てました。
5年経った今でも、2代目の名乗りの格好良さは色褪せないよなぁ。

ピンクチーム

何といってもコラボーレションパンチの格好良さだろう。もっと色々、世代を越えた合体攻撃があっても良かったと思う。

実はドリームのシューティングスターって移動しながら攻撃出来るっていう他にあまり例のない技なんだよな。
5代目のフローラルパワー・フォルテッシモも同系統の動きだけど、こっちはあんまりそういう用途では使われないよな。いやまぁ、プリキュアの技がトリッキーに使われること自体があんまりないけども。

ブルーチーム

いちいちマリンだけおかしいだろw
1人だけ海ポチャしたり、臨戦態勢のポーズがギャグだったり、ガニ股で踏ん張ったり。

イエローチーム

もしかして、6代目がメンバーに含まれていたら、もっと真面目な雰囲気になったんだろうか。
パインの「やった、6!」が可愛かったけど、これ、よく考えたら、3代目だけだと、のぞみのボケにうららが被せるところを、パインが被せる役になってるんだな。
あの2人のボケの被せ好きだったなぁ。りんさんのツッコミ込みで。いやしかし、ルージュは味方にツッコみ、敵にツッコみと大変だなw

一気呵成の大撃破

2回目の来るぞ来るぞ来るぞ……キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!ポイント。
主題歌とバンク使用せずの必殺技6連発はアツ過ぎる。漏れる<何が

スパイラルリングが高速回転してるカットとか、2代目の前方に精霊の光が凝縮されていくカットとか、もう胸熱過ぎて。

ムシバーン撃破時のドリームの表情に注目したい。劇場版の敵で救いを用意されながらも消滅したのはムシバーンのみということで、また倒さなければいけないのかというような意味合いを含んでいると思われる。細かいよね。

ブロッサムの特大堪忍袋プッツンに「出ました!」と合いの手入れるマリンが可愛くて困る。

パッショナートハーモニー、久し振りに見たら超格好良かった。もうテレビ本編で撃つ機会は無いのかなぁ。

別れの予感

ナッツさんのお腹ぎゅーに萌えたのは俺だけではない筈だ。

最近、加速度的に響が可愛く思えてきて辛いのですが。泣き顔が一番可愛いのは響だと思う。いや、一番長く映ってるから、そう見えるのかもしれんが。
あと、くるみのかれんの袖ぎゅーと、えりかの泣き笑いが印象的。

バラバラになっていたときは先輩達に引っ張ってもらい、ここで6代目が先頭に立って、引っ張り返す構図がアツいよね。

奇蹟のパワーアップ

メロディとリズムのパワーアップ形態のデザイン格好良いから、是非どっかで使ってほしいところだけどなぁ。
本編で上位フォームチェンジが無ければ、来年の春映画に期待出来るかも。
いやしかし、『DX2』のレインボーブロッサム&マリンよりもデザインが凝ってないか?

まとめ

一応、『オールスターズ』の世界観では、プリキュア達は普段も親交を深めているようだが、たまにはその辺を描いても良いと思うんだよなぁ。

だから、属性被ってる奴等でコラボしたら良いんだってば。今、ぱっと思いつくのは、

・なぎさ、咲、3代目全員、響で大食いコラボ
・りんさんとつぼみで花屋コラボ
・こまちと奏で和菓子とカップケーキのコラボ
・かれんといつきで生徒会長コラボ
・美希タンと5代目のファッションショーコラボ

くらいかな。
OVAとかでやれないものだろうか……。

あれ、あんまり書き直すことないとか妄想だったわ。

燃:SS- 萌:S 笑:B+ 総:S+

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1回目
3回目

映画,特撮

「ショッカーを倒すまで、ライダーは死なん!!」

経緯

春休みだからなのか、初日が金曜日ということで、仕事帰りに行ってきました。
よくよく考えたら、新年度になったとは言え、ちびっこ達は未だ春休み中なのよね。ぼちぼち人は入っていたかな。
調子乗って、『プリキュアオールスターズDX3』もっかい観ようとせんで良かったぜ……。

って、DVD付きパンフデカっ!一回り大きい袋に入れられたぜ。持ち運び難いこと、この上ない。
いやしかし、シアター内でパンフを堂々と広げるのってアリなのかなぁ。マナー違反じゃないの?ネタバレを開陳してるようなもんだろ?
真横でやられたら見たくなくても見えちゃうぞ。

概要

仮面ライダー生誕40周年記念作品ということで、テレビシリーズが放送中の『OOO』、近年、春の映画が恒例となっている『電王』を中心に全てのライダーが集結。
扱いとしては『超・電王』シリーズではないのかなぁ。いや、この内容で『超・電王』ですって言われても困るけど。

尺は普段のライダー映画に比べて長めかな。

ちなみに、同時期にテレビシリーズの方で放送1000回記念特別編を展開しているが、映画と全く連動していません。何故連動させなかったし……。

導入

3体のモールイマジンと激突するオーズ。モールイマジンって、よく出て来てる印象があるよなぁ。
モール達は近くを通りかかったナオキ少年を利用して、40年前の過去へと跳ぶ。どんどんイマジンの設定が適当になっていくな……。

驚く映司とアンクの前に現れたのが幸太郎とテディ。彼等から時間を越えるという話を聞いたアンクは40年前なら他のグリードは目覚めていないから、メダル取り放題だと、デンライナーに乗り込むが、そもそもグリード目覚めさせたのオメーじゃねぇか。

って、デンライナーってチケット持ってなかったら問答無用で降ろされなかったっけ……?
オーナーは乗ってしまったものは仕方ないって言ってたけど……。

モールとの戦いのドタバタでセルメダルを落としてしまったアンク。このセルをショッカーの戦闘員が拾ったことで、歴史が大きく歪んだ。
ショッカーが独自に開発したショッカーメダルとセルメダルが反応して、ショッカーグリードが誕生してしまったのだ。
ショッカーグリードの強さは脅威的で1号と2号は敗北、洗脳され悪の手先に。以降の仮面ライダーは誕生せず、40年後の世界では国連=ショッカーという世界になってしまっていて……というお話。

火野映司/仮面ライダーオーズ

劇場版『555』のような世界となった現代で、子供達を守りながら孤軍奮闘。

まさかのメダジャリバー大活躍。本編では殆ど見かけないのに……。俺が憶えてる限り、最後の使用は13話です。

アンクのメダルケースを見る限りでは6種のコンボが全て使用可能状態のよう。ただ、登場したのはタトバ、ラトラーター、タジャドルのみ。
VSヒルカメレオン戦では透明化した敵に対し、タカヘッドでサーチ、バッタレッグでジャンプして接近、トラクローで撃破という、これまでにないほどのタトバの性能を活かした戦法で驚いた。

タジャドルはただ飛べるからって理由でコンボチェンジしたという……。
ラトラーター登場ついでにトライドベンダーも出てました。

アンク

だいたいこいつのせい。

ダメージを受けると掌からメダルを零すアンクさんですが、モモさんにおもらしとか言われていてクソ吹いた。
終盤では、そんなモモさんが何故か左腕だけとなったままアンクに憑依。Mアンクが誕生する。
折角、これだけキャラが入り乱れてるんだから、イマジン憑依によるコラボはもっとやっても良いと思うんだけどなぁ。

泉 比奈

改変された歴史の人物として登場したため。映司達とは面識が無いことになっている。いや、じゃあ出て来なくて良かっただろ……。
出て来るなら出て来るでキンタロスとの怪力コラボとかすれば良かったと思うの。

『OOO』サイドのキャラはこの3人のみ。あとはラストで伊達さんがバースの声でちょっとだけ登場。

野上幸太郎/仮面ライダーNEW電王

何故か金髪に。一応、未来で流行っているという設定らしい。一瞬誰か判らんかったわw
今回はモモさんを武器化してモモタケンに。M幸太郎もちょっとだけ登場。
リュウタガンは来年までお預けか。

イマジンズ

正直、モモさん以外居なくても、どうにでもなるシナリオなのだが、この辺を出さないと間違い無く一部のターゲットが離れるので出しましたという印象。
モモさん以外はあんまり出番無し。

オーナー&ナオミ

オーナーはともかく、ナオミ出すくらいならコハナをですね……。

野上良太郎&コハナ

出てない。何でやねん。名前さえ出て来ない。せめて別行動してるとか言ってくれたら良かったのに。

パンフの記述で辛うじて、その存在に触れられている。
「良太郎は居ないので、モモタロス自身が変身して戦う」って、良太郎用済みじゃねーかwwwwww
しかも、いつの間にかオーナーが予備のデンオウベルトを管理してることになってる……だと……?

仮面ライダー1号&2号

声だけオリジナルキャストということで、直撃世代には堪らんものがあるだろう。
戦闘はエフェクトほぼ無しのガチ肉弾戦。これはこれで迫力あるなぁ。

ショッカー

全ての悪の組織を統合した大組織。『ディケイド』の大ショッカーとは無関係。懐かしの怪人が色々登場してます。
ただ居ただけだったテラー・ドーパントに全俺が泣いた。

オールライダー集合

群衆とオーナーのコールによって、次々と登場するライダー達。1回1回エキストラが大勢映るんだけど、その中にあからさまなオタの方々が見えて、凄い萎えるw
同族嫌悪というやつですね。

あれ、V3だけオリジナルキャストなのに扱い悪くね?

で、最後に翔太郎とフィリップが全部持っていくっていう。格好良過ぎるわ。
何故か襲われている風麺にワロタ

石ノ森ヒーローズ

人造人間キカイダー、キカイダー01、イナズマン、怪傑ズバットが登場。
ジェネラルシャドウをフルボッコでござる。もう出せるもんは全部出したれって感じになってるな。

仮面ライダーオーズ タマシーコンボ

タカ、イマジン、ショッカーで発動する映画限定コンボ。ネーミングが上手過ぎる上に、変身ソングがアツいから困る。
だってのに、ショッカー首領をさくっと倒して出番終了。勿体ない……。

イマジンとショッカーのコアが最後に消滅するのが案の定過ぎるw

岩石大首領

ショッカー首領の真の姿。デカ過ぎワロエナイ
キングークを含む幹部の数名は岩石大首領の登場に巻き込まれて死ぬのかよ!

本当のオールライダー

オールライダーって言っても、主役級ライダーだけじゃんと思っていたら、脇役ライダーまで出て来て本当にオールライダーだったでござる。
とは言え、居たり居なかったりで。スーツが残ってるかそうでないかの違いなのかな。

で、全員でバイクに登場して空を飛んで、岩石大首領に突撃。その並びは「40」の数字を描いた。
これはwwwwwww
一歩間違えばギャグじゃねーかw
素直に全員ライダーキックで良かったのに。『オールライダー対大ショッカー』で1回やってるからバイクにしたのかなぁ。

あれ、歴史改変されたまま終わったんじゃね?

ED

何故女性ボーカルにしたし!!

まとめ

端からシナリオには期待せず、エンターテイメントとして楽しみにしてたんだけど、どっちも中途半端なことになっていた件。
シナリオで尺取り過ぎて、各ライダーの活躍が薄いんだよなぁ。オーズ、NEW電王、1号、2号以外は本当に集団の1人程度の扱いしかない。もっと、それぞれのライダーのギミックを使った戦闘シーンが見たかったんだが。

多分、40年間見続けて来た人は物凄い感動する内容だと思う。俺なんか10年も見てない若輩者だしなぁ。

『電王』の設定は美味しいとこ取りしましたという印象だな。

色々とサプライズがあったけど、殆ど公開前に判明してたってのがなぁ。もうちょっと伏せておいても良かったと思うんだが。

最後に夏の劇場版の簡単な告知が。え、プトティラコンボが普通に出てるんですけど。

燃:A+ 萌:B 笑:A- 総:A+

反復リンク
2回目

映画リンク
・仮面ライダー×仮面ライダーOOO&W feat.スカル MOVIE大戦CORE(2010/12)
・劇場版 仮面ライダーOOO WONDERFUL 将軍と21のコアメダル(2011/08)

ネットムービーリンク
ネット版 オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー ~ガチで探せ!君だけのライダー48~

アニメ,ノベライズ,映画,角川つばさ文庫

小説 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花 (角川つばさ文庫)
原作:東堂 いづみ 著:村山 功(いさお)

「最強のコンビは私たち……」
「そう、私たち、みんなに決まってるじゃない!」

角川つばさ文庫2011年3月の新刊。プリキュア史上初のノベライズキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
超テンション上がっちゃう!

普通、つばさ文庫のカバーは黄緑が基調となっているが、本作は初回限定でピンクのカバーです。何という小細工……w

さて、ノベライズを執筆するのは映画で脚本を担当した村山さん。
内容は大体映画のシナリオそのままとなっており、映画の筋を知りたいという場合にはオススメ。
とは言え、スクリーンの映像で観るのとでは迫力がダンチなわけで、ノベライズを読んだら映画は観なくて良いじゃないということでは決してない。
また、各キャラの台詞に、映画では無かったものが追加されていたりする。

イラストは無いことは無いが、既存の版権絵をモノクロで収録という、まぁ無いよりはマシかという状態。

後はノベライズだけの細かい要素が色々と。

・つぼみは赤毛
・奏がいっぱいいるみたい。
・響の親友、西島和音。名前の読みが「わおん」であることが確定。新出情報じゃね?
アズキーナ言及とか胸熱。
・ハーティエルアクション×→ハーティエルアンクション〇
・ヒーリングフレア×→ヒーリングプレア〇
・プリズムフラワーが枯れてから新たに咲くまでの期間は3週間。セイレーン達も人間界から弾き出されていたのだろうか。
・響はハミィの音符集めがどうなったか気にしている。
・響が食べなくても、お菓子がすぐに無くなる。3代目なんか全員大食いだからなw

等々。今の今まで技名を間違って憶えていたという衝撃。

この勢いで、映画作品だけでもノベライズ化せんかなぁ。取り敢えずは10月公開予定の6代目映画をですね……。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A

原作リンク
映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花

シリーズリンク
小説 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち(2012/03)

MF文庫J,アニメ,コミカライズ,トクマノベルスEdge,ノベライズ,ファミ通文庫,メディアワークス文庫,映画,角川つばさ文庫,角川ビーンズ文庫

まぁ、発売日通りに買ったものは何もないわけだが。ブツは、

・小説 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花
・小説家の作り方
・ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
小説 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花 (角川つばさ文庫)小説家の作り方 (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

の計3冊。

MW文庫の来月の新刊では『大正二十九年の乙女たち』が気になります。

あとはコミカライズを色々と。

・学校の階段 <2>
・大正野球娘。 <5>
・緋弾のアリア <Ⅲ>
・機巧少女は傷つかない <2>
・IS〈インフィニット・ストラトス〉 <2>
・彩雲国物語 <7>
学校の階段 (2) (ファミ通クリアコミックス)大正野球娘。 5 (リュウコミックス)緋弾のアリア ③ (MFコミックス アライブシリーズ)機巧少女は傷つかない② (MFコミックス アライブシリーズ)IS<インフィニット・ストラトス> 2 (MFコミックス アライブシリーズ)彩雲国物語 第7巻 (あすかコミックスDX)

の計6冊。

ゆずこさんに、「三上延さんって電撃の作家だよね?何書いてる人?」みたいなこと聞かれたんだけど、何一つ伝わりそうなタイトルが無くて全俺が泣いた。
作家歴長いし、割と速筆だと思うけど、全然メディアミックスしないんだよなぁ、この人。

アニメ,映画

「全員集合!プリキュアオールスターズ!!」

アツ過ぎて色んな汁が出た。

経緯

観に行くこと自体は確定していたんだが、今回も後輩達を犠牲にするつもりでした。
ところが、レイトショー!そういうのもあるのか、となって、21時上映開始の回に単身で突撃してきました。
パンフ買うのも慣れてきたわ。店員さん、女性だったけどな!

もう面白いくらい、大人しか居ねぇw
これからはプリキュア映画はレイトショーで初日に行くことにしよう。

東日本大震災の影響

津波のシーンを一部カットして公開ということ自体は事前に知っていたが、まさかシアターの前にも告知が用意してあるとは思わなかったわ。
どこがカットされていたかについては後述。

概要

春休み恒例となった『オールスターズDX』。プリキュア映画第10弾ということもあり、後付け3部作設定で、これまでの映画を総括するような内容に。

プリキュア最後の大集合という宣伝文句は果たして、どこまで本当なのか。

あれ、ミラクルライトが貰えないのは判ってたけど、データカードダスも貰えないのか……。

オープニング

事前に番宣特番を見ていたから、今回もダンスがあるのは知ってたけど、EDだと思っていたら、OPがダンスだったでござる。
すぐギャグ顔になるマリン可愛いよマリン。

出会い

オープン初日の巨大ショッピングモールへとやって来た響と奏とハミィ。そこでは、つぼみ、えりか、いつきによるファッションショーが行われていた。
ショーにハミィが乱入したことから、響はつぼみ達と出会うことに。

既にショーを見るために、歴代プリキュア達は全員会場に居る状態。先代達は響と奏を見て、彼女達もプリキュアであることに気付く。
これだけ居るんだから、まだ居てもおかしくない」ってゴキブリか何かか!

流石に尺が限界なのか、今回はほぼ前置き無しです。
いやしかし、三つ編みにしてるつぼみ可愛いな。

モブ達

後にプリキュアのキャストとして、中の人が昇格したキャラは一言二言台詞があります。懐かしい顔ぶれがいっぱいです。

ブラックホール

これまでプリキュアに敗れた邪悪な力が宇宙で結集して、新たな姿として蘇った存在。
フュージョンとボトムも、こいつが生み出していた。

ブラックホールはプリズムフラワーを枯れさせるため、劇場版の敵達を復活させた。
彼等はその身に抱いていた邪悪な心だけを再構成された存在。つまりムシバーン、トイマジン、サラマンダー男爵は厳密にはオリジナルとは言えないわけか。
全員、瞳が赤く輝いています。

プリズムフラワー

全ての世界を繋ぐもの。これがあるから妖精達は人間界へとやって来ることが出来、これもまたプリキュアの力の根源なんだそうな。
レインボージュエルもプリズムフラワーから生まれたのかなぁ。

プリズムフラワーの力が弱まったため、様々な世界が融合してしまった。
早速、お菓子の国のお菓子を食い出す渚達に吹いた。
ゲスト妖精も沢山出てるんだけど、あれ、オリヴィエは……?
状況的に出れないのは理解ってるんだけども。つーか、オリヴィエが響と奏に助けを求めにやって来るってのはガセだったか。

空からプリズムスターミラクルライトが降って来る。これはプリズムフラワーに何かあったことを知らせる予兆らしいが、一体ミラクルライトって何なんだろう、と改めて思った。
これこそが全てのミラクルライトのオリジナルなのかなぁ。

一斉変身

変身バンクを全部流していたら、尺を圧迫するのは判り切ってるから、きっと5代目と6代目くらいしか変身シーンないかなぁと思ってたら、まさかの21連続変身でテンション上がり過ぎて発狂しそうになった。
デュアルオーロラウェーブ→ルミナス・シャイニングストリーム→デュアルスピリチュアルパワー→プリキュア・メタモルフォーゼ→スカイローズ・トランスレイト→チェインジプリキュア・ビートアップ→プリキュアオープンマイハート→レッツプレイ・プリキュアモジュレーションと怒濤の変身ワードで、もう鳥肌止まらねぇ。

変身シーンが大体1カットずつくらいか。
その後の21連続名乗りも、格好良過ぎてどうにかなりそうです。スクリーンで観ると、更に格好良いよな。

当代がプリキュアの多さにビビるのはいつも通りw
魔女が「いつの間にか随分と増えたねぇ」みたいなこと言っていて吹いた。

離れ離れ

魔女達の戦略で、チームが分断されてしまう。今までもバラバラになったことはあったけど、それぞれの世代がバラバラになることは無かった。
つーわけで、未曾有の危機。

ピンクチーム

チーム名称はプリキュアぴあ等には書かれているものの、劇中では使用されず。
内訳はブラック、ブルーム、ドリーム、ピーチ、ブロッサム、メロディの6人ということで、実質主人公チーム。

こうして見ると、2代目以降の主人公はピンクなんだな。ブルームはどっちかっつーと、薩摩芋色だがw

対するはサーロインとムシバーン。それと大量の復活怪人達。確かに、これは史上最大のスケールだわ。多過ぎだろ……。

で、主人公全員で放つプリキュア・コラボレーションパンチ。なんちゅー破壊力だ。

ブルーチーム

内訳はホワイト、イーグレット、ミント、アクア、ベリー、マリン、リズムの7人。色合いが美しいです。

マリン以外は主人公から一歩引いている面子。マリン浮き過ぎw
いつもはリーダーに続く人達なので、先導してくれる人が居ないと足並みが揃わない。これは上手いこと構成したなという印象。
彼女達の積極性が試される。

最終的にはホワイトが真ん中に立つという新鮮な構図に。
マリンは1人だけボケ要員のオーラを放ち過ぎですw
だがそれが良い<何なんだ
彼女がブロッサムの真似をして、「堪忍袋の緒が切れました!!」と言うシーンは良いシーン。

ベリーのタコ嫌いがちゃんと演出されているがの細かくて良い。

対するは魔女とフリーズン&フローズン。

カットされたのは恐らく、このブルーチームの雑魚怪人出現シーンと思われ。
BGNが変なタイミングで切れてたしね。20秒くらいとの噂。ソフトにはちゃんと収録してくれるのだろうか……。

イエローチーム

内訳はルミナス、ルージュ、レモネード、ローズ、パイン、パッション、サンシャイン、ムーンライトの8人。実質余りもの組(ぇ
また、ギャグ担当チーム。

対するはトイマジンとサラマンダー男爵。サラマンダーは随分と安っぽい敵になっちゃったな……。

舞台はおもちゃの国のすごろくゾーン。ついついサイコロ振っちゃうレモネードのボケの安定感w
今、思えば、ガチのツッコミ要員って、ルージュしか居ないんだなw
ムーンライトさんはツッコまずに呆れる役だからな。

他がシリアス展開しても、このチームときたら……。
お勉強対決とか、どういうことなんだよw

ルミナスに単独で活躍どころが用意されていて驚いた。今回もハーティエルアクションが発動するとはな……。
何気に補助技は貴重。

妖精達VSシャドウ

分断されたプリキュア達の無事を祈る妖精達。そんな彼等の前にシャドウが現れる。
鏡の能力でプリズムフラワーを探そうとする。確か、ピンキーもこの能力で探してなかったっけ。

シャドウがミラクルライトの力に弱いと気付いたココ達は鏡で光を増幅することで、見事撃破に成功する。
妖精がボスを撃破……だと……?
ってか、構成の関係で妖精に倒されたシャドウ可哀想過ぎるだろ……(´・ω・`)
シロップと中の人が一緒とか気付いても黙ってるのが大人のマナー。

いやしかし、シフォンのサイコキネシス便利過ぎワロタ

再集合

離れていても心は繋がっている。そもそもメロディとリズムの変身が解けないってことはハーモニーパワーが維持されてるってことだもんな。

ここから各シリーズの主題歌をBGMにしながら、バンクを使わず必殺技発動で敵を撃破していくんだが、ホントに殺す気なの?血管破裂しそうなんですけど。
最高にアツいよね、この演出。しかも、多分ここ、それぞれキャラデザの人が作画してるっぽい。
ブロッサムの堪忍袋の緒が切れました特大バージョンがアツい。

撃破の内訳は、

マーブルスクリューマックス→魔女
スパイラルスタースプラッシュ→サーロイン
シューティングスター+ファイヤーストライク+プリズムチェーン+エメラルドソーサー+サファイアアロー→ムシバーン
ラッキークローバー・グランドフィナーレ→トイマジン
シャイニング・フォルテッシモ+シルバーフォルテウェーブ→サラマンダー男爵
パッショナート・ハーモニー→フリーズン&フローズン

6連発で主題歌たたみ掛けられて、もうどうにかなりそうだ!!
ここで出ていない技は後で出て来ます。4代目だけ最強技なのは接近戦でないと撃てないからだと思われ。
何故かバンクなパッショナート・ハーモニーェ……。

トイマジンとサラマンダーに関しては利用されたことを怒る台詞があるのもナイス。

失われた力

ブラックホールの力で変身アイテムが消滅、みんなの変身は解けてしまう。もう一度変身するにはプリズムフラワーの最後の力を使うしかない。だが、それはプリズムフラワーの消滅、つまり全ての世界の繋がりが断たれてしまうということだった。

妖精達の別れに涙が溢れる。かれんの服の袖掴んで半泣きのくるみ可愛過ぎんだろ……。何なのアレ……。
あと、響も泣き顔可愛い。

冷静に考えると、せつなはラビリンス出身なんだから、居なくなっちゃう側じゃないの?人間と妖精では根本的に在り方が違うってことか。

プリズムスターミラクルライト

プリズムフラワーは砕け散ったが、その欠片は世界中に散らばり、ミラクルライトとなって、人々の想いをプリキュア達へと届けていく。

レインボーミラクルライトでキュアレインボーになったなら、今度はキュアプリズムスターなのだろうか……。
4代目までは前作と同じ姿っぽい。5代目はスーパーシルエット、6代目はオリジナルのパワーアップ形態。

ここから、またまた映画の主題歌に合わせて怒濤の必殺技連発。
エキストリームルミナリオ、スパイラルハートスプラッシュ、レインボーローズ・エクスプロージョン、ラブサンシャインフレッシュ+エスポワールシャワーフレッシュ+ヒーリングフレアフレッシュ+ハピネスハリケーン、ハートキャッチ・オーケストラ、ミュージックロンド×2という構成。
6代目の必殺技はメロディのはテレビシリーズで先に公開予定だったが、地震によって放送スケジュールがズレたため、両方、映画で先行公開となった。

地球から宇宙に居るブラックホールを狙い撃ちという、とんでもない戦いに。戦闘フィールド広過ぎるw

ED

妖精との別れがあるので、しんみりしたEDに。だからダンスをOPに持ってきてたのね。
テレビシリーズでの妖精との出会いのシーンを編集。

そしてエピローグ。こころの大樹にプリズムフラワーの種が実ったため、妖精達は再び帰って来るのだった。
こころの大樹、ファインプレー過ぎるw
ってか、いつの間にあそこまで再生したんだよ。5代目の最終回と食い違ってね?

まとめ

というわけで、最後の大集合でした。7年間の総決算!!って感じで、凄ぇアツくて、びっくりするくらい可愛くて、とんでもなく面白かった。
Blu-ray出たら買うわ。

期待していたほど、5代目のウエイトは高くなかったけど、この構成ならそれも仕方ないか。

来年、ホントどうするんだろうな。やっぱりスーパー戦隊のVSシリーズみたいになるのかな。
7代目VSスイートプリキュア♪みたいな。

『オールスターズ』は2年後にテレビシリーズでやるんだよね。隠さなくても良いって。理解ってるって。
全てのプリキュアに変身出来るプリキュアが出て来るんだろ?

最後に、10月公開予定の6代目映画の告知をして終了。内容は全くの不明。

燃:SS- 萌:S- 笑:A- 総:SS-

反復リンク
2回目

シリーズリンク
映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!(2010/03)
映画プリキュアオールスターズDX Blu-ray DX BOX(完全初回生産限定)(2013/03)
プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE ~ミラクルダンスステージへようこそ~

映画リンク
映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?(2010/10)
映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪(2011/10)

アニメ,映画

映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー・・・ですか!?【特装版】 [Blu-ray]

『サラマンダー!』
「憎しみに染まった」
「その心!」
「あたし達が!」
「キャッチしますッ!!」

公開から4ヶ月半、ようやっとソフト化キトゥアアアアアアアアアアッ!!
この日のために再生環境はバッチリ整えた!つーわけで、Blu-ray特装版を買いました。

いやはや、スクリーンの力って偉大だなぁ。やっぱり映画館で観るのと自宅で観るのとでは迫力が段違い。

映画館で観た回数を合わせると、かれこれ4回目なので、感想はまぁ大体似たようなもんなんだが、細かいところでチラホラと。

封印から解放されるまでのサラマンダー男爵の格好はデューンと同じなんだな。他に砂漠の使徒として生まれた幹部が他に居ないから比較のしようがないんだよなぁ。
サバーク博士やサソリーナは人間が元になってるし。

時折、モブ扱いで映る眼鏡のおばさん。この人が恐らくつぼみ達がお世話になってるアパートの主なんだろうなと思う。
その説明さえないってのは規定の時間に収めるのに相当苦労したってことなのかな。

ED直後に映る写真では、どうやら最終決戦の後、一緒に旅だったらしいオリヴィエと男爵の姿がある。
数年後にオリヴィエがつぼみに会いに来たりしたら面白いと思うんだが。

名シーンが多すぎて困る。ラストの盛り上がりを知ってるから、余計にオリヴィエと男爵の出会いのシーンが切ない。
名台詞も多過ぎてなぁ。いくらでも見付けられる。

今回見てて思ったんだけど、5代目全体として、「受け継がれる意志」ってのが根幹にあるんだなぁ、と。
ムーンライトからブロッサムとマリンへ。
フラワーからブロッサムとマリンへ。
アンジェからムーンライトへ。
ブロッサムからふたばへ。
という具合に。

で。で、ですよ。

ドレス姿のつぼみとポニテえりかが

ホントもう可愛過ぎて辛い。

すっげー辛い。

何なの、もう。どうにかしてくれ<何なんだ
さあ、5回目はパソコンを頑張って繋いで、自宅の大画面テレビで観るか。

燃:S+ 萌:S+ 笑:B+ 総:SS-

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3回目
5回目

アニメ,映画

映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合! [Blu-ray]

「一つになったあたし達の力!」
「受けてみなさい!!」

アニマックスで放送。地震の報道特番でニチアサが放送休止だったので、こいつを観てました。
観るのは2回目。

この時点でのプリキュアの数は14人、妖精がミルクを抜いて13匹。でも、『DX3』の予告を見てると、少なく見えるという恐怖w
やっぱり70分程度の尺に収めようとすると、この人数が限界だな。『DX2』は1人1人の出番が薄くなっていることが判る。

ルージュのファイヤーストライクとアクアのサファイアアローって合わせ易いのかな。確か『DX2』でも同時に撃ってたよな。
それに連射性が高いのも共通点か。

ラストバトルも挿入曲が流れてテンション上がるけど、初代、2代目、3代目が合流しながらバトルするシーンが最高にアツいよね。
各シリーズの主題歌を流す演出が素晴らし過ぎるわ。『DX3』では是非もう一度やってほしいところだが、尺からすると難しいだろうな。

いやしかし、そろそろブライトとウィンディの名乗りをですね……。

燃:S- 萌:A 笑:B+ 総:S

映画

魍魎の匣 スタンダード・エディション [DVD]

「この事件は━━まるで魍魎だよ」

チャンネルNECOで放送されたので観ました。公開は大体3年前か。そこまで興味があったわけでもないんだけど、まぁテレビで観れるなら観ようかと。

1000ページ越えの原作をそのまま再現出来ないのは判り切っているので、その辺は特に文句は無い。むしろ、よくまとめたなと思う。
まぁ、原作を知らないと理解するのは難しそうだけど。

アニメ版と同じく、やたら台詞だらけになるシーンを視覚的な演出を用いて退屈させない演出が興味深い。
あと、不意打ちのグロが怖い。腕の切断面、がっちり見えてますやん!!
それに、久保の最期が何故かグロテスクなサイボーグっぽい顔になっていたり。

シナリオは上手いこと原作を改編したとは思うんだけど、ラストで美馬坂近代医学研究所が崩壊するシーン要る?
映画だから派手なシーンを用意したかったのかもしれんけど、そういうアクション的な内容があんまり作品と合ってない気がするんだが……。
加えて、京極堂の宙吊りは要らなかっただろ……。あれ、文句書いてるわ、俺。いや、全体的な構成には文句無いという話でして。

ラストで雨宮が加菜子を連れて逃走するところは同じなんだけど、電車の中で少年が匣の中に入った加菜子を目撃したところで映画は幕を下ろす。
どう見ても第2の久保竣公です。本当に有り難う御座居ました。後味悪ッ!

そして主題BGMが好き。作品の雰囲気によくマッチしていると思う。EDもこれで良かったのに、何故途中で歌にスイッチしたし。

というわけで、百鬼夜行シリーズ映画化第2弾でした。映画よりアニメの方で続きやってほしいんですが。

燃:C 萌:B- 笑:B 総:A

映画,特撮

「諦めなければ、必ず何とかなるよ!」

経緯

最初は観に行くつもりなかったんだけど、PCの外付けブルーレイドライブを買いに、京都イオンモールまで行く用事があったので、ついでに観て来ました。先行公開のゴーカイジャー目当てです。

T・ジョイ京都内ではトイレの案内に『プリキュア オールスターズDX3』の版権絵が使われている不思議。
呆れ顔のムーンライトさんが意味深だぜ……(ぇ

上映シアターが開放された直後に1番乗りしたら、後から親子連れが「貸し切りやな」「誰もいーひん」と会話しながら、入ってきました。
俺、劇場のど真ん中に座ってたのにですよ。つまり、オタは人外ということですね、分かります。

入場者特典は無くなっちゃったのか。

概要

舞台がVシネマから映画に移行して3回目のVSシリーズ。Vシネマの頃は40分だった尺が、60分になったとか。
ただ、それでも映画としては短いためなのか、料金が1200円となっている。

また、去年のVシネマ『シンケンジャー特別編』はVSシリーズが正式に映画に移行したから作成されたらしい。
と言うことは『ゴセイジャー』も単独のVシネマあるのかな。

時系列は劇中の台詞から察するに、チュパカブラの武レドラン撃破後、マトリンティス登場以前ということになる。
幽魔獣との戦いが決着しているかは微妙なところか。

導入

仲間達にパシらされたアラタは街で暴れるナナシ連中を目撃、戦闘に突入。
天装術の効かないアヤカシ、マダコダマが現れ、苦戦しているところにシンケンレッドが現れる。

望の買い物リクエストが酢昆布って、どういうことだよw

2人のレッドの出会い

護星天使側はシンケンジャーが外道衆と死闘を繰り広げたことを知っているらしい。
シンケンジャーの使命は外道衆から、この世を護ること。対してゴセイジャーは地球を護ること。
アラタの笑顔が、俺達の方がスケールがデカいぜ、というドヤ顔に見えて仕方がないw

侍再集結

外道衆が再び動き出したことを知った丈瑠は家臣達に招集をかける。いち早く駆け付けた流之介のハイテンションが懐かしいわ。
無理矢理、アラタ達を平伏させようとするし。

ダイゴヨウが空港の検査で引っ掛かっていて吹いたw

血祭のブレドラン

本来、血祭ドウコクが居なければ、外道衆は三途の川の底から上がって来れない筈だったが、ドウコクの強さに近いブレドランなら同じことが出来るという理屈。
また、デザインが格好良いんだよな。

様々な組織に潜り込んできたブレドランというキャラクターを上手く使ってるなぁという印象。

当然、彼の目的は外道衆の復活等である筈もなく。シンケンレッドの火のモヂカラを利用して護星界への門を開き、そこへ三途の川の水を流し込んで、護星界を滅亡させるのが本当の目的。
テレビシリーズのepic2で出て来た、護星界への道が通じるという設定をまさかここで拾ってくるとは……。

外道シンケンレッド

ブレドランによって外道に堕とされた、黒い陣羽織を纏ったシンケンレッド。
彼を元に戻すため、ゴセイジャーとシンケンジャーが歩み寄っていく様はお約束で盛り上がるよなぁ。

天装術とモヂカラ

それぞれの持ってる属性が上手い具合にマッチングしているのが面白い。やっぱりショドウフォンはアイテムとして格好良いよなぁ。

薫のモヂカラ

まさか薫まで出て来るとは思わなかった。尺が60分になったお陰かな。
彼女は丈瑠を救うため、火のモヂカラをアラタのゴセイカードに込める。

一斉変身

ゴセイナイトも加えて12人で並ぶと、その様は圧巻。シンケンジャーの名乗りの格好良さは異常。小便チビりそうになるわ。
しかも、その後、『シンケンジャー』のOP流れるし。

VSブレドラン&マダコダマ

ゴセイブラックとシンケンイエローが手を打ち合わせて、イエローだけが痛がってる演技が細かくて良い。

ブレドランは彗星のブレドランとチュパカブラの武レドランの分身を生み出した。
監督曰く、設定的な意味合いは無いらしいけど、面白い絵面になって良かったと思う。

天装術でシンケンジャーもスーパー化。本来の設定ではインロウマルで1人だけスーパー化だったが。
実はゴールドは初のスーパー化なんだよな。

乱入、海賊戦隊ゴーカイジャー

前年の『シンケンジャーVSゴーオンジャー』内でのゴセイジャー先行公開から恒例化。
この方式は平成ライダーの影響を受けてなのかな。

ブレドランの真の目的を知ったシタリは彼を止めようとするが、そこに現れたのが既に変身済みのゴーカイジャー。
一応名乗ってたけど、正式なバージョンなんだろうか。

「映画らしいから派手にいく」って言っていて吹いた。戦隊でそんなメタ台詞ええんかい。
あと、やたらグリーンが個性的そうで、今から楽しみです。

そして冥土の土産に見せてくれるのが、レンジャーキーによる歴代戦隊への変身。おま、冥土の土産って……。

キーをモバイレーツにセットすると、各戦隊を象徴するエンブレムが浮かび上がって変身。

・レッド→ゴーオンレッド
・ブルー→ボウケンレッド
・イエロー→ゲキレッド
・グリーン→デカレッド
・ピンク→マジレッド

という内訳。2005~2009年の戦隊チョイスなのは今のちびっこの記憶にある戦隊という括りなんだろうか。

女性メンバーが男性メンバーに変身するときはスカートが追加されるシステムらしい。わざわざスカート追加するとか、予算かかることを……。それだけ本気ってことか。それともスカートつけとかないとマズい理由でもあるのかな。

普通に決めポーズや武器を使っていました。カンカンマンタンガンがさらっと出て来てビビった。
とどめはゴーオンレッドのサーベルストレートだったしな。
折角テレビシリーズで生き残ったのに、撃滅されるシタリさんオメガカワイソス

ゴーカイジャーの戦闘を目撃したダイゴヨウ。そんな彼を口止めするゴーカイジャーだけど、何で秘密にする必要が?
その辺はテレビシリーズで説明されんのかな。

エンターテイメントとしては凄い盛り上がる展開なんだけど、シナリオとしては全く要らんかったよなw

巨大戦

いつも通りの奇跡でグランドハイパーゴセイグレート誕生。どうやって合体するんだと思っていたら、ハイパーゴセイグレートにグランディオンヘッダー、スカイオンヘッダー、シーレオンヘッダーを追加しただけかよ!
これなら余計にテレビシリーズにも出して良かった気がするけどなぁ。

まとめ

そういうわけで、『ゴセイジャーVSシンケンジャー』でした。お祭り的な作品だと思って、そんなにハードル上げなかったんだけど、シナリオがちゃんと練られていて凄く面白かった。
何より、久し振りに見たシンケンジャーが格好良過ぎたわ。俺も一筆奏上したい。

あとはEDでダンスしてるエリのスカートが超気になりました。あれはけしからんわ。

パンフのインタビューでモネ役のにわみきほさんが来年もVSシリーズがあれば良いって言ってるけど、きっと来年は「ゴーカイジャーVSスーパー戦隊」だぜ。
と思ったら、春の映画はゴーカイジャーだけじゃなくて、ゴセイジャーもメイン扱いなのね。

パンフには全VSシリーズの解説が載っている。これが地味に嬉しいです。

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:S-

反復リンク
2回目

本編リンク
天装戦隊ゴセイジャー epic47「地球救星計画の罠」

シリーズリンク
侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!(2010/01)
海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE(2012/01)

ノベライズリンク
小説 侍戦隊シンケンジャー 三度目勝機 -さんどめのしょうき-

映画リンク
天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー(2010/08)
ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦(2011/06)