アニメ,電撃文庫

「私がニャンゴロー星人を全て倒すわ」

2週振り。
第2クール開始。新OPはスルメ曲かなぁ。全体的に、さくら荘の住人紹介といった感じ。リタの扱いがやたらと良い件。

さて、クリスマスが近付き、そわそわし出す人々。そんな中、様子のおかしいましろんに戸惑う空太。
しかし、ましろんはましろんで、胸の中から消えない空太の存在に戸惑っていたわけで。

空太が声を荒げるのも、お腹痛いけど、基本的に平坦なテンションのましろんが感情を乗せた喋りをすると、キリキリくるわ……。

一方、乙女モード全開の七海が可愛過ぎて困る。しかも、寒くなってきたから制服姿のときはタイツ装備だしな!
ホント、報われないのが可哀想で仕方がない。

新EDのイントロと共に、それぞれのクリスマスが迫る……というところで続く。このタイミングって引っ張ってる時点で、既に七海の負けフラグな気がしないでもない。

新EDは曲自体は良さげだけど、映像がえらい単調だな……。
これは本編が食い込む特殊ED回が多いってことなのだろうか……。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#12「愛のパワーin文化祭」
#14「イヴの窓辺とそれぞれの灯り」

ガガガ文庫

やましいゲームの作り方 (ガガガ文庫)
著:荒川 工(たくみ) イラスト:nauribon(なうりぼん)

ちなみに、この世には二種類のPCゲームがある。
パパ・ママに言えるゲームと、言えないゲームだ。

ガガガ文庫2012年12月の新刊。約3週間半の積み。単発作品『ワールズエンドガールフレンド』から丸1年、エロゲクリエイターが本業らしい荒川さんがガガガに復活です。
エロゲ業界ものと聞いて買っちゃいました。え、何これ、ファンタジア文庫『冴えない彼女の育てかた』といい、ラノベにエロゲ業界ブーム来ちゃう?

イラストは最近、色んなところで見かける気がするnauribonさん。ファンタジア文庫『鳩子さんとラブコメ』とかファミ通文庫『デキる神になりますん』とか電撃文庫『秘密結社とルールと恋』とか。

表紙は帯を外すと、ぱんつが見えそうな構図ですが、そんなことはない。ぱんつは総扉でお楽しみください<何なんだ

主人公、直海龍介は30代半ばのエロゲシナリオライター。ある日、事故から息子である忍を庇って不慮の死を遂げてしまう。
何の因果か、忍の意識を押しのけて、彼の身体の主導権を得た龍介は、やり残したシナリオ作成を再開して……というお話。

まさかの、ラノベでオッサン主人公という。他に例あるかな……。まぁ、というわけで、オッサンには感情移入し辛いので、必然的に忍の方に感情移入することになるんだけど、すると、あら不思議。
登場する女性は全員年上じゃないですかー!年上のお姉さん祭りだ!わっしょい!わっしょい!

「きゃー」とか言いながら恥ずかしがるけど、たまにお姉さんっぽくなる平栗さんが可愛いです。

で、勿論フィクション織り交ぜつつではあるんだろうけど、ゲームの制作過程を追っていく展開は楽しいよな。
恥ずかしながら、ミドルプライスとフルプライスとか初めて知りました。

同時進行で、忍の学校生活のエピソードも進めていくのが上手い。どっちの結末も気になっちゃうから困る。
学校生活とエロゲ制作、2つは完全に切り離されているわけではなく、ある1点で繋がってるんだけど、そこが顕在化してくるのは2巻以降か。

あまりラノベでは見かけない視点からの切り口で面白かったです。
そこそこの巻数出てほしいけど、荒川さんって初シリーズの『にこは神様に〇〇される?』は2冊しか出してないんだよなぁ。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
やましいゲームの作り方 <2>(2013/05)

イラストリンク
デキる神になりますん(ファミ通文庫、2012/03)
セントレイン戦記1 ~七戦姫と禁忌の魔剣士~(オーバーラップ文庫、2014/11)
勇者が魔王を倒してくれない(GA文庫、2015/02)
豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい(ファンタジア文庫、2017/02)

アニメ

「それでこそゼノン最強の戦士イレイザー01だ」

2週振り。
次回予告を見たときは、物凄い総集編臭だったが、蓋を開けてみれば、半総集編といった感じで。

アルカディアテレビがお送りするジャイロゼッター特集番組という形で、これまでのストーリーを振り返る。
選ばれし5人のドライバーの紹介で、唯一、初超速変形シーンじゃなかったサトリェ……。やっぱり7話は活躍回じゃないという扱いだったのか……(´・ω・`)

メビウスエンジンのバーストコアシステム部分がブラックボックスらしく、このシステムの力を引き出せるのが選ばれしドライバーだけという理屈らしい。
ブラックボックスってフラグなのかな。俺は、そういうもんで流される部分かなーと思ってるんだけど。

今回は、おまけみたいな戦闘シーンがあったけど、ライバードはノーマルモードだったな。前回、グレートクラーケンの攻撃を回避するときにパージして、そのままなのか……。
いずれ再登場するんだよな?

一方、再調整を受けていたイレイザーは一時的に過去の記憶を甦らせていた。壮太は久石姓だった時期があり、度々病院を抜け出しては、カケルやりんねのところへ遊びに行っていたようだ。
カケルの「ゼツボー的」という口癖は、壮太の影響を受けているみたい。

流石に、もう司令の息子で確定と思って良いのかしらん。

司令は6人目のドライバーの捜索を打ち切ることにしたと言っていたけど、息子の身体を心配してのことなんだろうか。
対して、秘書のサキさんはスパイなんだか何なんだか、未だに、よく理解らんなぁ。

それはさておき、ハルカの入浴シーンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第13話「グレートクラーケンの悪夢」
第15話「はじめましてドルフィーネ!」

角川スニーカー文庫

それがるうるの支配魔術 Game5:キングメーカー・トラップ (角川スニーカー文庫)
著:土屋 つかさ イラスト:さくらねこ

「《犬海丸という人間は、本来存在しない》」
さようなら、みんな。

2012年9月の新刊。約4ヶ月1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は、ちょっとアンニュイな感じで。

さて、るうるのお兄さんの残した暗号を頼りに、テーマパーク、ルークスワールドへとやって来た欧文研の面々。
何やかんやでテーマパークを堪能しつつも、暗号を解いていく丸達だったが、そこに隠された真実が明らかになったとき、事態は急転する。

アトラクションの一環で、ウェディンドレスを着ることになったるうる達。3人とも可愛さが半端無いんだけど、小春さんだけ、エロゲ仕様で吹いた。どう考えても、そのままするための格好じゃないですかー!やだー!

また、言乃さんもメキメキとヒロインとしての頭角を現しつつある。何故、眼鏡モードの挿絵を用意しなかったし。
もしかしたら、既刊であったかもしれない。

そして明かされる過去の真相。ラストの数ページの悪い方向への加速感がクライマックス過ぎて鳥肌立った。
そこまで、ふーむ、そこそこ面白いなーくらいの感覚だったのに、一気にグーン!ときたような。

いや、逆に考えるんだ、ここで丸が消えたということは、次巻で復活する筈だと。いやしかし、なんちゅー凶悪な引きだ。
ってわけで次は2013年1月に『Game6:リライト・ニュー・ワールド』。

燃:C 萌:A+ 笑:B- 総:S-

シリーズリンク
それがるうるの支配魔術 Game4:ロックドルーム・ゴッデス(2012/04)
それがるうるの支配魔術 Game6:リライト・ニュー・ワールド(2013/01)

MF文庫J

神聖魔法は漆黒の漆原さん2 (MF文庫J)
著:森田 季節 イラスト:Mitha

「ああ、あれは学園長のファンクラブ、『まったく〇学生の学園長は最高だぜ』の叫びだ。あんまり気にするな。ほら、幼稚園児や小学生に教育されたいという高校生が五人に一人ぐらいいたとしても、おかしくはないだろ」

2012年5月の新刊。約7ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、帯に書いてある通り、学校の女子制服のスカートが短くなるお話です。どうやら、その校則変更には生徒会の陰謀らしいということで、大介と眞如花達は生徒会に探りを入れることに……。

一応、前巻では、あまり目立てなかったきりんにスポットが当たっている。まぁ、シーンの大半は魂がクマさんの中なんだけども。
ってか、動くクマさんって絵面を想像すると超萌える。

スカートが短いって話だけど、正直、元から短かったし、違いがよく理解らない……。とはいえ、イラストが良いので大変けしからん絵面です。

基本的にラブコメなんだか何なんだか、ふわっとした内容なんだけど、ボケのセンスが妙に俺のツボにハマるから困る。
さてさて、続きは出るのかな~とDOKIDOKIしてたら、全く出る気配がござらん。また、2巻終了か……orz
森田さんはいつになったらMFで3巻を出せるんだ……。
ちなみに、その後、新シリーズが始まる気配も無い。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:B+

シリーズリンク
神聖魔法は漆黒の漆原さん(2012/01)

MF文庫J,コミカライズ

姫宮さんの中の人 5巻 (ガムコミックスプラス)
原作:月見 草平 作画:黒川 いづみ キャラクター原案:Ein

「ちとせ先輩、これが最後のトレーニングです」

2012年5月の新刊。
帯を外すと、由衣が登場。やはり露出度高めで非常にアレでナニ。
カバー下は言わなくても判るな……?

さて、学園祭で、ちとせ先輩に副会長の魔の手が迫る。だから、そういう本筋はいいんだっつーの!
折角なんだからサービスシーンを!サービスシーンをやらんかい!

そんな具合で、今回は殆どシリアス一辺倒。外の人の、やたらファンタジーなデザインのピーターパンに期待するも特に、これといった展開も無く。
最後は原作通りハーレムエンドに。

総評

ってなわけで、原作終了してから、まさかのコミカライズ『姫宮さんの中の人』全5巻でした。コミックスだけで言うと、足掛け1年10ヶ月か。
駆け足展開とはいえ、原作を一通りやるとは思わなかったわ。

原作はパッとしなかったけど、作画が黒川さんになったことで、大分メリハリは出たかなぁと思う。
というか、絵の力に引っ張ってもらった感じ。このストーリーで、しょぱい作画だったら1巻切りしてたところだしなぁ。
ってか、この作画を活かして、もっとドエロイ展開にしても良かったのよ?

後は、手間が結構掛かってそうな帯のギミックが面白かったですね。これは帯も商品の一部として扱ってほしいよな。

この完結したMF文庫Jのシリーズをコミカライズするという仕掛け方は一体何なんだろうな。
謎だけど、こういう良作画のものが出るなら、じゃんじゃんやっていただきたい。どうせやるなら、現行シリーズでやった方が良いとは思うけど。

燃:C 萌:A 笑:C 総:B+

シリーズリンク
姫宮さんの中の人 <4>(2012/01)

MF文庫J,コミカライズ

姫宮さんの中の人 4巻 (ガムコミックスプラス)
原作:月見 草平 作画:黒川 いづみ キャラクター原案:Ein

「高校生が小学生に泣かされないでください!」

2012年1月の新刊。実は5巻を買ってから、4巻を持っていないことに気付いて真っ青になったことは秘密。
こういうときはデカイ書店を探すと、初版が返品されずに残っていることがあるので助かる。

帯を外すと、外の人も加わって、けしからん絵面に。実に、けしからん。もっとやりたまえ。
カバー下は、またしてもアッー!

今回は表紙と帯から、由衣メイン巻と見せかけて、別に言うほどでもない。というか、自立型『外の人スーツ』の匂い立つような色気といったらない。

うーむ、下手に原作をなぞるよりは、無理矢理にでもサービスシーンをブッ込んだ方がクオリティ上がる気がするなぁ。
攻めて!もっと積極的に攻めて!<気持ち悪い

燃:C 萌:A 笑:B- 総:B+

シリーズリンク
姫宮さんの中の人 <3>(2011/08)
姫宮さんの中の人 <5>(2012/05)

MF文庫J,コミカライズ

姫宮さんの中の人 3巻 (ガムコミックスプラス)
原作:月見 草平 作画:黒川 いづみ キャラクター原案:Ein

「おそらくだが━…ちとせには敵がいる」

2011年8月の新刊。
帯を外すと、純人が登場。あれ、何か女子制服っぽい服着てね?
粗筋は帯に書いてあり、コミックス本体には何も書いていない。帯無くなったら、どーすんだよ……。
カバー下はアッー!って、これ、もしかして要垣内か!?イケメン過ぎワロタ

さて、今巻は謎の工作員、浦乃にスポットを当てたエピソードがメイン。
しかし、浦乃よりも由衣が可愛い。ってか、原作よりも髪のボリュームが増えてるんだよな。
髪を2つにまとめているときのモードが良いと思います。

巻末には、『かぐや魔王式!』が続々重版とか書いてあるけど、ホントかよ!

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
姫宮さんの中の人 <2>(2011/01)
姫宮さんの中の人 <4>(2012/01)

MF文庫J

かぐや魔王式!第10式 (MF文庫J)
著:月見 草平 イラスト:水沢 深森

「この……」
「「破廉恥カンカンがあ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━!!!!!!!!!!!!

!!!!━━━━!!!!」

2011年5月の新刊。約1年7ヶ月2週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は初期メインキャラ大集合といった構図で。ちゃんと錦織も登場出来て良かったな。

口絵ではモバイルアンケートで行った人気投票の結果発表が。得票数が書いてないけど、見るも無残な投票数だったのだろうか……。
ってか、錦織がアイマスとあいふぉんに勝っていて吹いた。ってか、初期メンバーである筈のあいふぉんが息してなくて可哀想なレベル。美紀と舞にさえ負けるって、どういうことなの……。
何や……何がアカンかったんや……。

さて、あの子の手で閣下の記憶を取り戻そうとする錦織達だったが、成果は上がらず、文化祭当日を迎えてしまう。
閣下のルーツを知った錦織は……という最終巻に相応しいお話。

これまでの総決算ということで、各ヒロインとのデートやら、不思議アイテム再登場やらで実に最終巻っぽい。

最後に、閣下の記憶が戻って、錦織と2人で「破廉恥カンカン」と叫ぶシーンが、ちょっと良い感じのクライマックスだったな。
俺、こういう展開に弱いんだわ。

結局、誰も選ばないエンドだったけど、まぁ一応、閣下ノーマルエンドってことかな。

総評

ってなわけで、大衆はコブタなMF文庫J『かぐや魔王式!』全10式でした。足掛け2年5ヶ月か。
中盤くらいまでは遂に月見さんのテンションと合致するタイプのシリーズが来た!これで勝つる!と思ったのだが……。まぁ、月見さんのシリーズの中では最長だけども。
BGBの冊子に書評書く程度には好きだったんだけどなぁ。

始まるのがもう少し遅ければ、今のMF何でもコミカライズの波に乗せてもらえたかもしれんのに……。
いや、作画にさえ恵まれれば、結構いいとこいけそうな気がするのよ?

何はともあれ閣下可愛いよ閣下という話で。最後の方は記憶喪失で出番が少なかったのが残念だったな。

次は2011年9月に新シリーズ『いもうとがかり』、2012年1月に、それの2巻、2月にノベライズ『輪廻のラグランジェ』1巻、4月に2巻、9月に3巻、11月に4巻。
『ラグランジェ』のノベライズは終わったっぽいけど、『いもうとがかり』が再開するのか、はたまた新シリーズか、最悪MFから一迅社文庫へ完全移籍という可能性も……。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
かぐや魔王式! 第9式(2011/01)

電撃文庫

理想の彼女のつくりかた(2) 第二稿 雨と紫陽花とセカンドガール (電撃文庫)
著:高村 透 イラスト:秋野 すばる

えっ、いいの?
宮野の目玉、引きちぎらなくていいの?

2010年12月の新刊。約2年4週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
第二稿って付けるなら、別に巻数表示要らなくね?

さて、物語行為によって紗耶香という少女を生み出してしまった直人。紗耶香の設定の辻褄合わせのためだけに考えた彼女の友人、芝浜理花が転校してきて、さあ大変……というお話。

今回も本筋以外のところで、ふざけているシーンが面白いワナ。中盤からはシリアス展開多めになってしまったからか、おふざけする余裕が無くなってしまったのが著しく残念。
ってか、シリアス話は特に面白くないという……。

最後は微妙に次巻へ引っ張っているの……か……?
ちなみにジワジワとイラストが好きです。
次は2011年4月に『第三稿 彼女と僕のアラウンド』。

燃:C 萌:A- 笑:A- 総:B+

シリーズリンク
理想の彼女のつくりかた 第一稿 のはずがポンコツだなんて、そ、そんなバカなっ!(2010/08)
理想の彼女のつくりかた3 第三稿 彼女と僕のアラウンド(2011/04)