アニメ,映画

映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!【初回限定版】(初回限定生産) [DVD]
どうしてかなぁ。何か感じるんだ、のぞみのこと」

アニマックスで放送していたので視聴。『プリキュア』の映画としては4作目か。

導入

プリンセスランドというテーマパークへと遊びにやって来たのぞみ達。ここではお姫様や王子様の格好でパーク内を回れるというサービスがあり、皆はドレス姿に。ココとナッツはイケメン王子様に。
流石、劇場版だけあって、みんな可愛いこと可愛いこと。のぞみとココ、こまちとナッツはラブコメをやるのも忘れない隙の無さ。

ミギリンとヒダリン

鏡の国の双子ミギリンとヒダリンによってココとナッツが攫われてしまう。
双子はコワイナー化して、襲ってくる。あれ、コワイナーって生物に付けられたっけ。

双子は鏡の国の宝のクリスタルを奪い、国を支配したシャドーに無理矢理従わされていたが、プリキュアに協力してくれることに。
双子のキャストはお笑い芸人ザ・たっちなんだけど、がっつりネタやんのかよ!
元々、声質がマスコット向きなのか、あんまり違和感は無い。
どうせなら、ミルクを間に挟んでキングギドラやれば良かったのに。怒られるか。

シャドー

ドリームコレットを手に入れ、世界征服を狙う謎の怪人。キャストは朴さんなんだけど、こいつはオカマなのか?女性には見えない。けど、声は女性だしな。全然オカマっぽさを感じない。謎だ。
ってか、『GoGo!』でシロップ役で再登場してますね。

そもそも、こいつはナイトメアと関係あるのか無いのか。コワイナーを持ってる以上は関係あるのかとも思うんだけど、そういう話が一切出て来なかったしなぁ。
鏡を通して、世界中のものを手に入れられるらしいから、ナイトメアからパクったのかな。

ダークプリキュア

史上初、悪のプリキュア。クリスタルによって、シャドーと各プリキュア5のメンバーの力を得た存在。性格はそれぞれの深層心理のネガティヴな部分を肥大化させていると思われ。
ダークドリームだけは最終決戦にも参加するので、扱いが良い。
ダークルージュだけ特にコメントが思いつかないワナw
ダークレモネードのキャストはまさかのくぎゅ。これはいずれテレビシリーズで主役級を務めるフラグか?
ダークミントは攻撃能力を持っているという狡さ。
ダークアクアは声が低過ぎてビックリした。キャスト誰かと思ったら、木内レイコさんなのね。『ハートキャッチ』に出てるじゃん。
何でこの人だけ、得物持ってるんだろう。

ミラクルライト

双子が持っていた不思議なアイテム。要するにペンライトで、こいつを光らせて振ると、みんなの心が対象者をパワーアップさせるという代物。映画を観に行くと、ちびっこは貰える。
観るだけじゃなくて、みんなもプリキュアを応援しよう!ってコンセプトなんだろうけど、もうちょっとちゃんと説明しないと理解り難い気がするなぁ。まぁ、この後の映画では毎回出て来てるから、好評だったんだろうが。

スーパープリキュア

蝶の羽により飛行能力を得たプリキュア。劇場版限定フォームとか、段々仮面ライダーみたいになってくるな。
この状態でファイブエクスプロージョンを発動。久し振りに見たけど、やっぱり半端無く格好良いな。
史上最も発動に時間のかかる必殺技。およそ90秒もかかってるのか。4代目のラッキークローバー・グランドフィナーレですら、1分無いのに。

まとめ

本編のノリを純粋にクオリティアップさせた作品という印象。良いエンターテイメントだと思う。
ただ、最後がちょっと駆け足だったかとは思う。のぞみとココのイチャイチャを挟んでほしかった。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

漫画

レベルE (Vol.1) (ジャンプ・コミックス)レベルE (Vol.2) (ジャンプ・コミックス)レベルE (vol.3) (ジャンプ・コミックス)

作:冨樫 義博

「あいつに場合に限って、常に最悪のケースを想定しろ。奴は必ずその少し斜め上を行く!!」

ジャンプコミックス。部室にあったので、読んでみました。作者は『幽遊白書』や『ハンター×ハンター』でお馴染みの冨樫さん。
中学時代の友人Iは「冨樫の代表作はこれ」って言ってたなぁ。

ドグラ星の第1王子は素晴らしく頭が切れるが、大の悪戯好き。そんな王子に振り回される人々を描くコメディ……だと思う。
基本的にボケは王子担当だが、ツッコミはエピソードによって代わったりもする。

ギャグ漫画と言いきるにはギャグが薄いかなぁと思う。意外と科学や心理学の真面目な話の割合が大きい。

作画はジャンプ誌上の『ハンター×ハンター』と比較すると、段違いだなw
こっちの方が圧倒的にクオリティが高い。どうしてああなった。

燃:C 萌:B 笑:B 総:B+

アニメ,電撃文庫

「今のパンチは誓いの口づけの代わり、な」

そういや、前回ってナレーション無かったんだっけ。で、今回はエピローグにセルティが。もう重複するとかそんなの関係無いのか。

さあ、ようやく原作1巻のエピソードがクライマックス。実質の盛り上がりどころは前回で終わっているので、今回は殆どエピローグか。

次からは罪歌編なんだろうか。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B+

エピソードリンク
第11話「疾風怒濤」
第12.5話「天網恢恢」
第13話「急転直下」

スーパーダッシュ文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

というわけで、6年間通った大学ともおさらばです。まさに時間経つの早過ぎワロタ状態。
ついこの間入学した気がするのになぁ。いつの間にか、後輩達が来年度から研究室ですとか言ってるしなぁ。

BGBではお花と寄せ書き色紙をいただきました。まさかの名前の漢字を間違われるというミラクルw
いやしかし、すげー嬉しかったです。部活入って良かったと心底思いました。つーか、BGBに入ってなかったらキャンパスライフはウ〇コ以下だったな、きっと。
祝ってくれた皆さん、有り難う御座居ました。

研究室の方の謝恩会では、

・Wフォームチェンジシリーズ04 仮面ライダーWファングジョーカー
・いっしょにトレーニング(DVD)
仮面ライダーW(ダブル) WFC04 仮面ライダーダブル ファングジョーカーいっしょにとれーにんぐ [DVD]

の2点をいただきました。俺の趣味を良く理解したチョイスでいらっしゃるw
まぁ、半分さらしものだったけどな!

後者の方は俺が知らなかっただけで、そこそこ有名な代物らしい。まぢか。

ああ、働きたくないよう!働きたくないよう!


卒業式終わったら、学校抜け出して買いに行こうと思っていたが、時間が取れず、結局、日付が変わってから、帰宅直前に買いに行くことになりました。ブツは、

・迷い猫オーバーラン!8 I’ll let you adopt me!
迷い猫オーバーラン! 8 (集英社スーパーダッシュ文庫 ま 1-10)
と、ドラマガを読んで欲しくなった、

・レジェンド・オブ・レギオスⅠ リグザリオ洗礼
・ヘヴンズ・ダイアリー <001>
レジェンド・オブ・レギオスI リグザリオ洗礼 (富士見ファンタジア文庫)ヘヴンズ・ダイアリー001 (富士見ファンタジア文庫)

の計3点を購入。

『迷い猫』は携帯で絵文字ノベルス「キャラノベ」とかいうのを配信するそうで。携帯コンテンツは追っかけ切れねぇよ……orz
こんなのよっぽど人気作品にならない限り本にまとまらないだろうしなぁ。

前嶋重機さんの画集に続いて、4月下旬には、ぺこさんの画集が出るそうで。いや、流石にこれは買わんな。多分。

『パーフェクト・ブラッド』と『アンシーズ』は完結。前者はサブタイトルが『The Last Chapter』なんだけど、何この捻りの無いタイトル。それとも何か特別な意味があるんだろうか。
『カンピオーネ!』はこれまた表紙が綺麗で吸引されそうになります。
新シリーズ『そだてて!まりあ!』の著者はわかつきひかるさん。この人、最近色んなところに出没するな。
パーフェクト・ブラッド 9 (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 10-11)アンシーズ 3 (集英社スーパーダッシュ文庫 み 4-3)カンピオーネ! 6 (集英社スーパーダッシュ文庫 た 9-6)そだてて!まりあ! (集英社スーパーダッシュ文庫 わ 1-1)

来月の新刊で気になるのは『ベン・トー』5.5巻と淺沼さんの新シリーズ『王ディション! 候補者は専門的なトレーニングを受けています。』の2冊。
前者は箸休め的短編集のよう。
後者はまたタイトルがw
『天使の飼い方・しつけ方』と『オトメな文具。』で痛い目を見たので、もう買わないと思ってるけど、スク水に釣られたクマーってなりそうです。

そうそう、『ぬらりひょんの孫』のアニメが夏から放送開始ってのは知ってたけど、まさかのBS11の集英社枠って、どういうことなの。明らかに何事もなく放送終了するフラグじゃね?
それともBS11の立場って結構上がってるの?
これは『戦う司書』→『迷い猫』1クール→『ぬらりひょん』2クール→『カンピオーネ!』or『ベン・トー』という流れかな。

電撃文庫

司書とハサミと短い鉛筆〈5〉 (電撃文庫)

著:ゆうき りん イラスト:トモセ シュンサク

「出版不況だの、読書率の低下などが叫ばれている昨今にあって、これだけの人間が自ら本を作って集まっているのじゃぞ!?さらにそれを買おうと外には何十万人もの感心な者たちが集まっておる!しかも恐ろしいほどの早朝から!なんという熱意!なんという感心者たちじゃ!そうじゃ。褒美に拙がほっぺたにちゅーをしてやろう!」

約3ヶ月2週間の積み。4ヶ月振りの新刊。表紙は前巻に引き続き、ネコミミフィフ。帯があっても、はいてないのがぎりぎり判る構図。

さて、コミエス編後編。初めて作った仕掛け絵本を携えてイベントに参加する文人。苦労して作ったものが誰かに認めてもらえる喜びが凄い伝わってきて良かった。
彼の仕掛け絵本の内容は丁寧に描写されているが、これは是非実物を見てみたいと思わされる。

雲木さんはえっちぃコスプレで果敢に臨むが、もう文人の心は殆どフィフに向かっている始末。しかも、《マイスター》としての技能を磨けば、傷ついたフィフの修復も可能になるので、ちゅーもし放題だそうで。ああ、浮かばれねぇ……(´・ω・`)

また、ここにきて夏宰さんがただの女狐でなかったことが判明する。でも、文人の前では女狐になっちゃんだよなぁ。凄い損してるんだな、この人。

で、コミエス風景が面白かっただけに、戦闘要るかなぁという印象。そりゃ戦闘しないと話畳めないんだけどさ。
絶体絶命かと思われたそのとき、仕掛け絵本が《禁書》化し、心強い仲間が現れる。見た目は萌え萌えなネコミミ娘だろうと、このタイミングで新しい仲間が登場するのは燃える。

そして物語は佳境に突入。前巻でちょっと盛り下がったから、今回が面白くなかったら切ろうと思ってたんだけど、巻き返しましたね。

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
司書とハサミと短い鉛筆 <4>(2009/08)
司書とハサミと短い鉛筆 <6>(2010/06)

MF文庫J

えむえむっ! 9 (MF文庫 J ま 1-13)
著:松野 秋鳴 イラスト:QP:flapper

「俺は、結野のことが━━好きだ」
「…………」
「……わたしも」
「え?」
「わたしも、タローが好きです。大好き」

うわぁあああぁあああああああ。

積んでねぇ!4ヶ月振りの新刊。本編は実に8ヶ月振り。今回もいつも通り、連作短編形式。
口絵は本編と全く関係の無いサービスカット集。いいぞ、もっとやれ。

『秘密を込めたサプライズデート』

嵐子の可愛さMAXでお送りします。8巻の出来事を通して、晴れて恋人同士となった太郎と嵐子だったが、嵐子の男性恐怖症と美緒様による第二ボランティア部追放が2人の心にしこりを残していた、という話。

もう太郎の叫び声が人語の域を軽く突破してるなぁw
お姉ちゃんとお母さんはエロを通り越して、ただただ発言が下品になってきてる気がする。あの頃のお姉ちゃんは何処へ……(´・ω・`)

巻数を重ねても店長はびっくりするくらいそのままだよね。今回は『リリカルなのは』のフェイトでした。モロに劇場版の影響だな。

『暴走気味のワンワンエクスタシー』

幕間扱い。ノアの作った薬で、犬になってしまった太郎と日村。もう何でもありじゃねーか。前巻の時点で判ってたけど。

『命賭けのラストスパート』

遂に美緒様も自分に素直に。引き伸ばし易い展開キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!そりゃ今のタイミングで終わったら、びっくりするけどな!
嵐子が告白したときはどうなるかと思ったけど、これならいくらでも続けられんじゃん!その分、当初より多少面白くなくなってるけどな!

まとめ

というわけで、ここ暫く漂っていた鬱の気配も払拭されて良かった良かった。アニメ化も決まったことだし、暫くはサービス満載のラブコメでうふふきゃっきゃしてれば良いと思うの。
多分、次は9.5巻なんじゃね?

そうですよ、遂にアニメ化ですよ。1巻の発売から3年1ヶ月。長かった……。アニメ化を信じて、布教を続けていた俺はアルティメット勝ち組と言わざるを得ないな。

燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A

ハヤカワ文庫JA

ザ・ジャグル 2―汝と共に平和のあらんことを (ハヤカワ文庫 JA サ 9-2) (ハヤカワ文庫JA)

著:榊 一郎 イラスト:usi

「終わったって言われても、その人の中の『戦争』は終わらない。それぞれの戦争の終わらせ方があるんだろうなって」

約4日の積み。隔月刊行。確かネットで発売日見たときは18日って書いてあったと思うんだけどなぁ。折り込みチラシ見たら、19日って書いてありました。そりゃ18日に出てなくてもおかしくねぇわ……(´・ω・`)
表紙は主人公ジェイド。1巻は一応ヒロインであるところのキャロルだったわけだけど、何でその順番にしたんだろう。別に萌えで釣る作品でもあるまいに。あ、でも新装版『フルメタル・パニック』もヒロインが先に表紙に出てるか。

1巻があんまり楽しめなかったので、読むのにちょっと抵抗があったんだけど、いざ読んでみたら、あれ、面白いぞ……?
2冊目ってことで、僕が慣れたってのもあるんだろうけど、文章の雰囲気が普段の榊さんに近くなった印象を受けた。世界観の説明が済んでるからかな。

今回は3本の中編を収録しているが、3本目の『還り来たるもの』が特に面白かった。面白かったっていうか、切なかった。
まぁ、黒榊さんだからハッピーエンドの筈がないと心の防波堤を設置してたからショックは薄かったけど。

いつものお説教が読めて、凄く安心した俺が居る。この雰囲気なら、続刊も楽しく読めそうです。

後書きでは、あからさまな長くなるよ宣言ですw

燃:C+ 萌:C 笑:B- 総:A

戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

MF文庫J,雑記

一昔前なら、今月みたいな日程だと20日には出てたんだがなぁ。1日だけフライングで24日発売。まぁ、早いとこでは連休前に出ていたみたいだけど。
ブツは、

・烈風の騎士姫 <2>
・えむえむっ! <9>
・IS<インフィニット・ストラトス>④
・僕は友達が少ない③
・三流木萌花は名担当! <3>
・機巧少女は傷つかない2 Facing “Sword Angel"
・神明解ろーどくらす
・図書館迷宮と断章の姫君
烈風の騎士姫 2 (MF文庫 J や 1-24)えむえむっ! 9 (MF文庫 J ま 1-13)IS〈インフィニット・ストラトス〉 4 (MF文庫 J ゆ 1-4)僕は友達が少ない 3 (MF文庫 J ひ 2-21)三流木萌花は名担当! 3 (MF文庫 J た 5-10)機巧少女は傷つかない 2 (MF文庫 J か 8-2)神明解ろーどぐらす (MF文庫 J ひ 3-7)図書館迷宮と断章の姫君 (MF文庫 J お 8-6)
の計8冊。固まり過ぎワロタ

『えむえむっ!』はアニメ化決定!!よっしゃぁぁああああああああああああ!!待っていたぜ、この時を!!きっと、これはメディアファクトリーからの就職祝いに違いない(ぉ
まぁ、制作会社がどこだ、とか、そもそも家で映るのかとか色々不安要素はあるんだが、今は取り敢えず喜ぼう。

『IS』、『僕は友達が少ない』、『機巧少女』は一気にアライブ誌上でコミカライズ決定。最近、MFはちょっと人気出ると、すぐコミカライズやる傾向にあるから、このままトントンとアニメ化までいけるかは微妙なところ。

『IS』はつい最近、中文版出版に関して揉めたので、まさかの打ち切りかとヒヤヒヤしたんだけど、和解したそうで。た え た!
こういう悪い話も聞こえる一方で、『イコノクラスト!』の新装版は利益無しでやったって話も聞くしなぁ。うーむ……。

『けんぷファー』12巻は完結か?表紙からすると、紅音の勝ちみたいだけど。
けんぷファー 12 (MF文庫 J つ 2-15)

来月は七月隆文さんとあきさかあさひさんが登場。

そういや、『ぷりぷり!!』って3巻で打ち切り完結したらしいね。あんなに冊数出しといて、最後打ち切りとか……(´・ω・`)

MF文庫J

ゼロの使い魔 18 滅亡の精霊石 (MF文庫J)

著:ヤマグチ ノボル イラスト:兎塚 エイジ

「貴族じゃなくたっていい。名前もいらない。だって、それはわたしが選んだものじゃないもの。感謝はしてるし、愛してもいる。でも、サイトはわたしが自分で選んだ唯一だから」

約2ヶ月の積み。7ヶ月振りの新刊。『烈風の騎士姫』からは3ヶ月振り。
泥沼化するかと思われたガリアの王位乗っ取りだが、それを上回る事実が判明したために、意外とあっさり解決。解決というよりは、それどころではなくなったと言うべきなのか。
エルフの新キャラも登場し、いよいよ聖戦が本格化か。

その一方で、才人とルイズはひたすらイチャイチャするのでありました。2人の絆が強固になり過ぎていて、今更ラブコメに絡んできたタバサが可哀想過ぎる。

これだけ巻数出してるのに、全然ダレないのが凄いよなぁ。ちゃんと話サクサク進んでるもんな。

燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A

一迅社文庫

シオンの血族 1 魔王ミコトと千の花嫁 (一迅社文庫 す 1-5)

著:杉井 光 イラスト:きみしま 青

「先生、忘れてもらっちゃ困るな。護国院は学校である以前に基地だ」
「司令こそ忘れてもらっては困ります。護国院は基地である以前に学校ですよ」
「あんたはどうせ体操着姿の小学生がケツ並べて綱引きしてるのが見たいだけだろう。あのな、あんたのくだらん趣味のために軍務に支障を来すなんざ論外だよ」
「見損なわないでください」
「私が見たいのは騎馬戦や棒倒しでの、幼女のきゃっきゃうふふのつかみ合いです」

約3日の積み。『さくらファミリア!』の完結から1年1ヶ月。一迅社文庫での杉井さん、3番目のシリーズが始動。千の花嫁と言えば、電撃文庫『よめせんっ!』を思い出しますな。
当初は2010年12月発売予定だったが延期。延期前には、ゆでそばさんによるイラストも公開されていたが、再び発売予定に登場したときには、きみしまさんに代わっていた不思議。
杉井さんが自分の所為って言ってるけど、どこまで本当なんだろうか。

きみしまさんは『あかね色シンフォニア』で一迅社文庫には登場済み。最近は『ザ・サード』のイラストも担当してるよね。

表紙はメインヒロインの有葉(ありは)。ぱっと見、凛々しいお姿に見えますが、よくよく見ると、制服があちこち破れていて微エロ。

舞台は現実とは異なる歴史を辿った近未来の日本。吸血鬼(アプヌース)の血を引く紫音寺の姉弟、有葉とミコトが活躍するハーレム伝奇アクション。
デビュー作『火目の巫女』と『さくらファミリア』を足して2で割って、エロを足したような内容。

ミコトは、とある理由から血族を増やさないといけないので、可愛い女の子を見付けると、すぐえっちぃことに及ぼうとする。毎章、やらしいことをするのがコンセプトの1つ、みたいなことが後書きに書いてありました。
何にせよ、ナイス触手、ナイスブルマと言わざるを得ない。

登場人物には変態が多いが、本筋自体は至って真面目でモブはばっさばさ死んでいきます。シリアスとエロのバランスが絶妙だな。と言うか凄くエロゲにありそう。
舞台設定が俺の苦手分野でなぁ。国同士の戦いがどうなってるのかが、なかなか把握出来ない。
取り敢えずアメリカがボロカスな扱いされていることは理解ったw

口絵にはノウェムとかいう美少女が登場してるんだけど、あれ、本編に出て来てなくね?

本作は最初から様々なメディアミックスが企画されているらしいが、今後どんなものが登場するのだろうか。
現実的なのはコミカライズ、ドラマCD、イメージソングCDあたりか。あとは最近流行りのTwitterくらい?

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
シオンの血族2 魔王ミコトと九十億の御名(2011/02)

著者リンク
さくらファミリア! Episode3(2009/04)
剣の女王と烙印の仔Ⅰ(MF文庫J、2009/04)
花咲けるエリアルフォース(ガガガ文庫、2011/02)
生徒会探偵キリカ <1>(講談社ラノベ文庫、2011/12)

イラストリンク
あかね色シンフォニア(2009/10)
秋津楓はアたらない!(2010/09)