富士見ファンタジア文庫

オレのラブコメヒロインは、パンツがはけない。 (富士見ファンタジア文庫)
著:佐倉 唄 イラスト:三輪 フタバ

「パンツを握りながら自転車走行は危ない!安全を考えてパンツを頭にかぶるんだ!」
「了解だぜ━━ッ」

※クライマックスシーンです。
2015年1月の新刊。約3ヶ月2週間半の積み。第27回ファンタジア大賞銀賞受賞作。応募タイトルは「ノーパンツ・チラリズム」。
イラストの三輪さんは電撃文庫『ロウきゅーぶ!』のコミカライズ『ロウきゅーぶ!よんこま』を担当もしてますね。

いや、何で買ったって、そんなのお前、取り敢えずこのタイトルなら買うしかあるまい。買わずに後悔するより買って後悔した方が良い。
願望を屈折した形で叶える都市伝説『屈折のデザイア』によって、ぱんつをはいても5分以内に弾け飛んでしまうヒロイン、星宮奈々。彼女の秘密を知ってしまった主人公、及川弥代(やしろ)は女子へのトラウマから複雑な立場へ追いやられるが……。

昔、ぱんつはけないヒロインが登場するスーパーダッシュ文庫『ぱんつぁのーと』ってラノベがあったことを俺は憶えてるぜ。

何とかして奈々にぱんつを長時間はかせようと奮闘する弥代だけど、何だか奈々の身体の描写が妙にやらしいんだよなぁ。いや、ぱんつはけないとか言ってるんだから、やらしくて当たり前なんだけど、何かこうこう生々しいというか。
あ、口絵のスク水は素晴らしいのでもっとやりたまえ。

うーん、このタイトルならもっとハジケていても良かったと思う。ちょっと綺麗にまとめ過ぎかなぁと。
出だしのノリが良かっただけに残念。

これなら2巻はいいかなーと思わせおいて、最後のパンツ仮面激走である。あっ、これはちょっと今後のハジケ具合が気になりますね。
ただ、何故パンツ仮面の挿絵が無いのかと。破暗帝二世陛下を思い出したのは俺だけで良い。
次は2015年5月に2巻。

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
オレのラブコメヒロインは、パンツがはけない。 <2>(2015/05)

著者リンク
オタサーの姫と恋ができるわけがない。(2016/05)

第27回ファンタジア大賞リンク
できそこないの魔獣錬磨師(金賞、2015/01)
災厄戦線のオーバーロード(金賞、2015/01)
俺の妹を世界一の魔砲神姫にする方法(銀賞、2015/01)

ファンタジア大賞銀賞リンク
ごめんねツーちゃん -1/14569-(第22回、2011/03)

いもうとコンプレックス! -IC-(第23回、2012/01)
絶対服従カノジョ。 1.いいか、魔眼はつかうなよ?(第23回、2012/01)
今すぐ辞めたいアルスマギカ(第26回冬期、2014/10)
帰宅戦争 帰りたいんだけど戦争起こしてもいい?(第28回、2016/01)
オタビッチ綾崎さんは好きって言いたい(第31回、2019/01)
母親がエロラノベ大賞受賞して人生詰んだ せめて息子のラブコメにまざらないでください(第33回、2021/01)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「ごめん美智留。本気になったオタクの本当の全力を━━━━舐めんなよ」

やだ、何か異能力バトルとか始まりそう……。
さて、美智留の音楽に可能性を感じた倫也はゲーム作りに彼女を勧誘するが、美智留は美智留でバンド解散の危機に陥っていて……。

エリリンゴはパチモン幼馴染みとか言われちゃうし、詩羽先輩はマジ切れ寸前だし、加藤は丁寧にゲーム内の台詞に文句を仕込んでくるしで、全然ゲーム製作が進む気がしねぇなw

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#10「思い出とテコ入れのメロディ」
#12「波乱と激動の日常エンド」

漫画

ONE PIECE 77 (ジャンプコミックス)
作:尾田 栄一郎

「おれは…優しいコラさんがあの日引けなかった引鉄を!!代わって引きに来ただけだ!!!」

2015年4月の新刊。
ローの過去に隠された恩人との約束。秘められた思いがドフラミンゴを追い詰める……の前に脇役達の激突に次ぐ激突で、結局ドフラミンゴとの戦いは全然進んでないよ!やったー!
ルフィもベラミーに足止めくらってるしなぁ。

これでぽっと出のキャラの描写に紙幅が割かれて詰まらなくなるんだったら、もう読むのやめよってなるんだけど、それぞれのエピソードがいちいち面白いんだよな。

印象的だったのはサイとセニョールだな。これまで大して目立ったキャラじゃなかったのに、ベビー5の過去と絡んだ瞬間、恐ろしい輝きを見せた。

セニョールはまたクッソ格好良くてなぁ。たかだか数ページの回想シーンの所為で、俺の涙腺がゼツボー的にクライマックス。
今巻は最後の最後でフランキーとセニョールに全部持っていかれた巻がある。

ベビー5もセニョールもただのふざけたキャラ付けじゃなくて、辛い過去の上に成り立ってるパーソナリティなんだな……。

今回収録されているエピソードの中には『NARUTO』最終回掲載号に載ったものが含まれている。
店のお品書きの頭を繋げていくと「ナルトおつかれさんでした」になるという。確かジャンプ掲載時は『ONE PIECE』のタイトルロゴのルフィのシルエットとドクロが『NARUTO』仕様に変わっていた筈。
人に隠れて見えないけど、ルフィと一緒に飯食っているのはナルト本人なんだろうか。

燃:A+ 萌:A- 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
ONE PIECE 巻七十六〝構わず進め〟(2015/01)
ONE PIECE 巻七十八〝悪のカリスマ〟(2015/07)

漫画

ONE PIECE 76 (ジャンプコミックス)
作:尾田 栄一郎

「大人の男の決闘に言葉をはさむ様な女の口を…他に一体なにで塞げってんだ…!!」
「!!?」
「接吻の一つや二つで動じる様な…まだ尻の青い小娘が愛だの恋だの騒ぐんじゃねェ…!!」
「まったくだ…ガキとの恋なんざ」
「「悪酔いしそうだぜ!!!」」

KAKKEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
2015年1月の新刊。
ドレスローザ各地のバトルは混迷を極めていく。
フランキーとセニョールの戦いは2人とも言ってることクッソ格好良いのに、外見と技がご終了あそばされていて草。

ウソップは他者の気配を感じ取れるようになってきたみたいだけど、もしかして見聞色の覇気に目覚めつつあるのか……?
そんなウソップも格好良くてなぁ。こっちは純粋に格好良いな。

ルフィとローの合体攻撃がドフラミンゴに届いたときの気持ち良さといったらない。さあ、このままぶっ飛ばす!っていうところで、はい回想シーン入りましたー。ズコー
ローがドンキホーテファミリーに入ったときの回想から更にドフラミンゴの回想に遡って、あー、これはまた長くなるわーw

燃:A+ 萌:B+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
ONE PIECE 巻七十五〝おれの恩返し〟(2014/09)
ONE PIECE 巻七十七〝スマイル〟(2015/04)

アニメ,講談社ラノベ文庫

「そんなにも守りたいものがあるのか」

バジリスク撃破のための作戦は失敗に終わった。次の手を模索する中で、ブリュンヒルデ教室の面々は今一度結束を強めるのであった。
そんな中、穂乃花が遂に正体を現す。あー、貴重な黒スト要員が……。

今回の提供バックを描いているぴらそんさんって、どんな人かなーと思ったら一般公募なのか。

燃:B+ 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
第10話「赤色のカタストロフ」
最終話「アンリミテッド・ファフニール」

アニメ

「ここにいなくても気持ちは同じ!人を守るために一緒に戦ってる!!」

アロマをもふもふしたい。

こやつめ!こやつめ!とか言いながら、両手でわちゃわちゃーってしたい。
さて、はるはるに偉そうな態度をとるアロマだけど、実は彼もまた執事の見習いという立場だったのだ。パフはメイド見習い
ミス・シャムールの監督の下、アロマは執事試験を受けることになるが……。

試験の間はシャムールの力で人化するアロマとパフ。
パフの人化は完全におまけでしたね。一部の紳士達が激反応しそうなデザインだったけど、いずれメイン回あるんだろうか。
いやしかし、アロマもパフも薄い本が厚くなりそうなデザインだなw

尽くすべき相手の気持ちを考えることを忘れてしまったアロマは空回り。そんなとき出会ったのは老婦人と彼女に仕える執事オイカワ
やだ、オイカワさん、超渋格好良い……。

今回出撃してくるのはトワイライトとロック。ロックは黒いキーの力に目をつけたみたいだけど、今後シャットと対立することになるのかな。お互いに相手をハメようとして自滅しそうw

だから何でパワーアップ回でもないのに、戦闘の作画がハチャメチャなクオリティなんだよ、おかしいだろwwwってくらいに動いている。
はるはるの単独変身→変身BGMが切れないままゼツボーグに一撃&花弁エフェクト→お覚悟確認という流れが最高に格好良い。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第14話「大好きのカタチ!春野ファミリーの夢!」
第16話「海への誓い!みなみの大切な宝物!」

特撮

「唐揚げの揚げって……てへん?」

連続銀行強盗事件の犯人、根岸はかつて進ノ介の父を殺した男だった。オープンロイミュードの融合相手となった彼は次々と事件を引き起こしていく。
父の仇がまた犯罪に手を染めていると知り、冷静ではいられない進ノ介だが……。

オープンってどんなモチーフだよw
ということで、こいつの能力はあらゆるものを遠隔操作で開くことが出来るというもの。ドア銃が閉じても閉じても半ドアにされて草。むしろこれがやりたくてオープンなんて能力にしたのかとさえ思うわw
何故か久し振りにタイプワイルドとテクニックが登場。

今回、真影と接触した進ノ介だけど、今後何か利いてくるんだろうか……。何か仕込まれた可能性もあるけど……。
同じ三条さんがメインライターを務めた『』だと、翔太郎が琉兵衛と接触したときに〈テラー〉の支配下に置かれてたな。

りんなさんがプロトドライブのシフトカーを修復。とはいえ記憶を取り戻せるかは判らないらしい。
またプロトドライブ登場の機会はあるんだろうかね。

父の仇の登場というだけでも冷静さを欠くのに、更に剛がブレンと共に敵として現れたから、さあ大変。
真影の能力で洗脳されているのか、はたまたある程度、剛本人の意志によるものなのか。

ところで『鎧武』のVシネ第2弾が決定したそうですね。今度はデュークとナックルが主役なんだとか。

燃:A+ 萌:B+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第28話「なぜ家族が狙われたのか」
・第30話「真犯人を語るのはだれか」

特撮

「結局、仲良いじゃないかー!!」

OPがナレーション含みでスターニンジャー追加バージョンに。ナレーションは完全にスターニンジャーにフィーチャーしてたから期間限定なのかな。
え、そこにスターニンジャー出さないの?ってカットが結構あったから、多分キングシュリケンジン登場以降にもう1回変わるんだろう。

さて、天晴達の生命を狙うキンジだが、正式に弟子になれば爺ちゃんの孫達である彼等のお世話をするのは当然ということでエプロンを装着して朝食とか作っちゃう。どんなダブルスタンダードだw

八雲がキンジに「イージー」の発音を駄目出しされていてワロタ
キンジは魔法を使う忍者は邪道って言ってたけど、ギターかきならす忍者は良いのかよw

そんな折、ヤカンを素体にした妖怪エンラエンラが登場。こいつの出すイジケムリを受けた人々は超ネガティブシンキングに。
人間だけでなくシノビマルもその影響下に。シノビマルが主役のエピソードかと思いきや、さほど出番があるわけでもなかったな。

九衛門の狙いは蛾媚の望みを叶えるため、天晴を孤立させること。成長した天晴は何とか蛾媚と渡り合うが大ダメージを負ってしまう。
さあ、この盛り上がりのまま次回のパワーアップ回に上手く繋がるか……?

EDにもキンジが追加。
そういや『ゴーバスターズ』から3年間、メンバー内での年齢差が大きかったけど、今年は近い年代で揃えてるんだな。

燃:A+ 萌:A- 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
忍びの10「ヒーハー!金色のスターニンジャー」
忍びの12「最強決戦!奇跡の合体」

漫画

ONE PIECE 75 (ジャンプコミックス)
作:尾田 栄一郎

「そんな先の話後でいい。この国よく見てみろ!!今おれが止まってどうすんだ!!!」

KAKKEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
2014年9月の新刊。後回しにしまくっていたら、いつの間にか3冊も積んでたぜ……。
さて、ドフラミンゴを追い詰めたかに見えたが、まだまだ彼の策は尽きておらず。

ようやくルフィの代わりにルーシーとして参戦した青年の正体がサボと確定。このレベルの重要キャラでないとメラメラの実を継承するのは作劇的に厳しいよなぁ。

長い前座を終えて、やっと反撃開始かしら。細かい理屈抜きでボスを倒しに向かうルフィ格好良いよな。もちょっと短いスパンで、この展開になると良いんだけどなぁ。最近は前置きが長いから……。

チンチンが2つで「チンチンチンチン」で笑っちゃう俺の笑いのハードル低過ぎワロリエンヌ
くそっ、こんなのでw

人気投票の応募券が帯にあるってのは普通だけど、折り返しじゃなくて表に付いてるのかよw

燃:A+ 萌:B+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
ONE PIECE 巻七十四〝いつでもキミのそばにいる〟(2014/06)
ONE PIECE 巻七十六〝構わず進め〟(2015/01)

MF文庫J

虚構戦役の戦導師<アンシミュレイテッド・インキュベーター> 2 三英雄の革命戦争 (MF文庫J)
著:田尾 典丈 イラスト:村上 ゆいち

「お前が死ぬことも俺は許さない。俺が気分よく『LoR』をやるためにもな」

2015年2月の新刊。約2ヶ月1週間半の積み。隔月刊行。
今回の表紙の構図もあんまりラノベっぽくない気がするな。アニメかゲームのキービジュアルみたいで格好良い。

さて、凰楽(おうら)の裏切りにあった帝輝達が飛ばされたのは『LoR2』の世界。凰楽も含めたクラスメイト全員で現実世界へ生還するための新たな戦いが始まる……というお話。
巻頭には2-Bのクラス名簿とジョブ一覧が付いています。

『LoR1』の世界ではゲームのシナリオを無視して最初から仲間が全員揃っていたが、今回はゲーム通りに仲間を集めていくことになる。
こうすることで、1巻で描写したキャラの出番を減らして他のクラスメイトの出番を増やすわけか。

表紙にも出ているから、てっきり梨夢のフラグも立つのかと思ったけど、全然そんなことなかったですね。
むしろ、しっかり男キャラの活躍や友情が描かれていてアツい。しかし、凰楽は何だかヤンホモの気配を感じるな……。
ってか梨夢さんはアーチャーだからって露出激し過ぎじゃないですかねぇ(ゲス顔)

今後も順番に『LoR』シリーズの世界に入っていくみたいなんだけど、多分途中からショートカットされるんだろうな。
次は2015年6月に3巻。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
虚構戦役の戦導師 英雄部隊覚醒(2014/12)
虚構戦役の戦導師3 進撃の刻(2015/06)