コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

生徒会の一存 7 (ドラゴンコミックスエイジ)
原作:葵 せきな 漫画:10mo キャラクター原案:狗神 煌

「俺の人生、CERO Aか!」

2012年7月の新刊。
表紙は順当に深夏。内容も深夏成分多めで。
カバー下には、どういう繋がりなのか、スク水姿の会長、知弦さん、真冬が。けしからんな。

内容的には、完全にいつも通りといった具合で。
深夏の危機に、彼女と付き合いのある生徒が次々と集まってくるエピソードのハートフルさは異常。

にしても、知弦さんの色っぽさといったらない。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
生徒会の一存 <06>(2012/01)
生徒会の一存 <08>(2013/01)

アニメ,ガガガ文庫

「ひとことではかたりつくせませぬが、おかしたべたし」
「出来てるじゃないですか……」

また、時系列がシャッフルし、今回は助手さん初登場エピソードとなっている。
しかし、調停官さんの髪はロングに戻っているので、余計にややこしいな。

今回もまたSFチックなアレでして。多分、原作でこの話を読んだ辺りから、ついていけなくなったんじゃなかったかなー。
アニメだと、ビジュアルで判る+調停官さんが可愛いで、大分視易くなってますよね。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A

エピソードリンク
episode.06「妖精さんの、おさとがえり」
episode.08「妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ」

富士見ファンタジア文庫

生徒会の図鑑碧陽学園生徒会活動記録 (富士見ファンタジア文庫)
編:ファンタジア文庫編集部 原作:葵 せきな

「虐待という名の介護をしておくれー!」

ファンタジア文庫2012年5月の新刊。約3ヶ月の積み。
このテのガイド本は、あまり買う気にならない上に、『生徒会』シリーズって解説するような内容じゃないよなーと思いつつ、表紙がリリシアさんなら買うしかない。
でも、何で旧フォーマットのデザインなんですか……(´・ω・`)

ガイド本の例に漏れず、キャラ紹介+と各巻のエピソードガイド。この辺は理解っていたこととはいえ、詰まらない部分ではある。
キャラのコメントなんかを入れる工夫はされているが……。

『販促する生徒会』

文庫1巻発売前、ドラマガにお試し版が載るよりも前に、葵さんのブログで公開されたお試し短編。
今読むと、ぎこちないというか、基本のキャラ設定に忠実というか。

『杉崎の放課後(没)』

タイトル通り、没原稿らしい。没にならなかったら、『黙示録』の方に収録されてたのかな。

いやしかし、つぼみさんけしからんな。

『第七回 生徒会役員対策《企業》取締役会議』

書き下ろし。タイトル通り、《企業》の上層部の会議風景。《企業》編が終わった後、すっかり生徒会メンバーの魅力に骨抜きにされた首脳陣の様子が描かれる。これ、定期的に読みたいなw

超能力関係で、「シノノメ」の名前が出ているのが気になる。え、何、そこ膨らませる予定なの?
え、まさか、守にワンチャンある?

次は2012年7月に『生徒会の土産 碧陽学園生徒会黙示録7』、秋に新生徒会編。

燃:C+ 萌:A 笑:B+ 総:A

本編リンク
生徒会の十代 碧陽学園生徒会議事録10(2012/01)

コミカライズ,ファミ通文庫

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!(2) (ファミ通クリアコミックス)
漫画:もりたか たかし 原作:田尾 典丈 キャラクター原案:有河 サトル

(ツンデレは本当にあったんだ…)

2012年2月の新刊。2巻にして完結巻。
表紙は、ゆうき。カバー下には、1巻と同じような構図で、春姉と夏海が。

さて、原作1巻後半戦ということで、一気にシリアス展開に。
やっぱりシナリオ自体が面白いのであって、作画は微妙だし、漫画としては今一つかなぁ。
等身がおかしいというか何というか。

ほぼ、原作準拠の終わり方かな。メディアミックスが続けば、こっちも続けられたんだろうけど、生憎、ここで終了です。
まぁ、このクオリティでは続いていても切ったかもしれんけど。

燃:A- 萌:B+ 笑:B- 総:B+

シリーズリンク
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! <1>(2011/08)

アニメ,角川スニーカー文庫,角川文庫

「さよなら、お母さん」

OPカットで、いよいよ最終回開始。
炎上する合宿所、徘徊する殺人鬼、疑心暗鬼になる生徒と、救いようの無いクライマックス感。

逃げ出そうとする生徒を狩る生徒が。それは風見だった。勅使河原にやられた+桜木さんを殺された恨みが悪い方向に加速して、恒一を死者だと思い込む。
それは理解るとしても、最早正常な判断がつかないのか、他の生徒も見付け次第SATSUGAIした様子。2人殺したとか何とか。

そんな風見を止めたのは赤沢さん。原作では耐えていた風見だったけど、これにより死亡。
しかし、赤沢さんは赤沢さんで、鳴を死者だと思っているので、アレ。
赤沢さんは何とか恒一を助けようと鳴を殺そうとするけど、恒一は鳴が死者じゃないと確信しているので、これまた悲惨で。

遂には、割り砕けて降って来たガラス片に滅多刺しにされて赤沢さんアウト。
実は彼女は1年半前に、従兄弟を災厄で亡くしており、その際に葬式で夜見山に来ていた恒一と出会っていたことが判明。
しかし、恒一にとって、その記憶は今回の死者とダイレクトに関係することなので、思い出せないという。
赤沢さん、踏んだり蹴ったりだな。最後までエロかったですね(ぉ

そして判明する死者の正体。それは恒一の叔母であり、三組の副担任でもある三神先生だった。
徹底的なビジュアルの差別化によって、同一人物であることは伏せられていたが、答えへの手掛かりは随所に仕掛けられていた。
まぁ、知った上で視てたから気付けることばかりだけどな。

キャストまで別人なのかと思ってたけど、どうも1人の声優さんが別名義で演っていただけらしい。
細かい仕掛け方するなぁ。でも、そこまでするなら髪の色が違うのはおかしくないか?
最終的に合宿で死亡したのは、管理人夫妻を含めて10人。結構、逝ったな。
EDは特別バージョンで。と言っても、黒背景にスタッフロールってだけだが。

そして勅使河原と望月は、次の三組に向けて、MDにメッセージを残すのだった。

総評

ってなわけで、ラノベ神のお告げで視聴した『Another』全12回でした。原作を上手く膨らませた上に、のいぢさんのキャラデザが加わったことで、昨今の需要を踏まえた素敵な仕上がりになっていると思う。

P.A.WORKS流石のクオリティ、各キャラの死亡シーンは、いずれも悲惨なことに。どこでクオリティ発揮してんねんという気もするが。
いやしかし、昨今、ホラーって需要あるんだろうか。一定数あるってのは理解るけど、メディアミックスに向いてるんだろうか。
あ、でも美少女が出てりゃ問題無いのか。『ひぐらし』と『うみねこ』みたいな感じで。

重ねて言うが、赤沢さんはエロい。

燃:C 萌:A+ 笑:C 総:A+

エピソードリンク
#11「Makeup -惨劇-」

ファミ通文庫

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! Extradisc (ファミ通文庫)
著:田尾 典丈 イラスト:有河 サトル

「暎那ちゃん、まだ発酵しちゃ駄目!」

2011年11月の新刊。約8ヶ月2週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
いよいよ最終巻。ナンバリングとしては外伝扱いとなる。最後の本となる今回は、文庫未収録短編を中心に構成、描き下ろしで、その後の話が描かれている。

表紙のメンバーは、どういうチョイスなんだと思ったら、本編最終巻で出てないヒロイン勢なのか。
いやまぁ、ヒロインと呼んで良いのか、よく理解らん人も混ざってるけども。

口絵見開きはヒロインの水着カットなんだけど、構図の所為で、扱いに結構な差が……。春姉なんて顔しか見えないぞ……。
まぁ、高橋さんの扱いが良いめだから問題無いです。

『おさななじみですることぜんぶ』

FBonline掲載。理恵にスポットを当てた短編。ラブコメの王道パターンのアレ。

『運命歪曲のエクスチェンジ』

FBonline掲載。
翔也の従弟がフェアリーテールシステムでFPSを投影するお話。本編では基本的に、みんな美少女ゲームを投影してるから、こういう話は聞けないんだよな。

フェアリーテールシステムに関しては、スピンオフで色々作れそうだよな。RPGやアクションを投影する話も読んでみたいかも。

『シルバーブレット アドホックモード/ラストエピソード』

FBonline掲載。暎那が小学校に通うようになるエピソードと本編最終巻の裏で、秀之を何をしていたかが語られる。
本編では断片的にしか語られてなかったからな。

暎那絡みで、秀之が高橋さんにボコられる展開が好きなので、もっと読みたかったです。つまり誰かを虐げてる高橋さんがもっと見たいということで(ぉ

『それぞれの未来』

書き下ろし。春姉の卒業にあたり、皆はそれぞれの進路のことを思う。
ゆうきが予想以上にデレデレな件。

ってか、みんな、将来見据え過ぎだろ……。いや、そりゃ世界分割なんて事態に遭遇すりゃそうなるのかもしれんけど。

何にしても、武紀だけじゃなくて、みんながハッピーエンドを迎えられて良かったよかった。

総評

ってなわけで、誰もが一度は夢見る美少女ゲームの主人公に自分がなったらどうなるかを描いた意欲作『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』、外伝を含めて全11巻、これにて大団円。

ふざけたタイトルとは裏腹にシリアス、かつアツい展開を見せた上、最終的にはSFチックな内容まで盛り込んで、なかなか読み応えのあるシリーズになったと思う。
まぁ、メディアミックスには向かない方向性になっちゃったけども。

俺もフェアリーテールシステム使いてーなぁ。まぁ、何を投影するんだって話になるんだけども。
つーか、ゲーム限定だと更に悩むな……。

そして、一番可愛いヒロインは高橋さん。異論は認めない。
黒髪ストレート最高ですよね。
次は2012年8月に美少女ゲームのノベライズ『大図書館の羊飼い overture』。
え、ノベライズ……?筆力ありそうな人にはオリジナルを書いて欲しいけどな……。

燃:B- 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc8(2011/08)

電撃文庫

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンV<上> (電撃文庫)
著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)

『念のために聞いておきますけど、どんな意義です?』
『エクスタるしテンション上がるし上機嫌になるし笑いが止まらなくなるし褒めて貰えてミトツダイラが嬉ション状態になるし浅間も内心くねくね状態だしホライゾンもサムアップで賢姉は常時フルカウントフィーバータイムよ!おいちい!』

2012年8月の新刊。約5日の積み。8ヶ月振りの新刊。
え、今回は700ページ。OK、薄い薄い!

表紙は以前にちょろっとだけ登場していた北条・氏直。やっぱり彼女も仲間になるのだろうか。
口絵のキャラ紹介は、ルイ・エクシヴと毛利・輝元でした。『Ⅲ』で出られなかったからか。ページ開いた途端、全裸が目に飛び込んできて吹いたわ。

これまでの粗筋は、まとめ方が今まで以上にパワープレイに。ってか、成実のおっぱいで誤魔化そうとしてんだろ!

さて、いよいよ武蔵と羽柴の激突がってな具合で。
氏直が表紙ということで、ノリキのターンクルー?と思ったけど、全然そんなことなかったんだぜ。下巻で、一気にガッときたりするんだろうかね。

挿絵も安定のハイクオリティなんだけど、ネイトカーチャン、出番少ないくせに自重しなさ過ぎだろ……。
いや、『Ⅲ』の挿絵が好評だったのかもしれんけど。俺は奇乳はどうもなぁ。

巻数を重ねてきたことで、ネタも豊富になってきたよな。発射土下座とか相性の良いセックスとか。
精神的チンコってどんなんだよw

次は2012年10月に下巻。もう3分冊制が崩れることはないと思ってたけど、そうでもなかったな。今までは上下巻構成のときは必ず連続刊行だったけど、今度は隔月に。
連続刊行すれば、アニメ放映中に出せるんだけど、そうしないのは単純に、いよいよ川上さんの仕事量がアレなことになってきたんだろうか。
全く休んでないらしいしな……。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅣ〈下〉(2011/12)
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅤ〈下〉(2012/10)

アニメ,スニーカー・ミステリ倶楽部,角川文庫

「これで心おきなく気にすることが出来ます!」

『クドリャフカの順番』編クライマックスということで、OPカット
やや、時系列をシャッフルしながら、解答編。今回は奉太郎には、あまりスポットが当たらない感じだよな。謎の解決だけやって、後は里志と摩耶花にスポットが当たっていたようで。

どうでも良いが、ブサ可愛いカエルのマスコットなんぞを買っちゃう入須先輩可愛いな。
尺が足りなくなったためか、EDもカット

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第16話「最後の標的」
第18話「連峰は晴れているか」

HJ文庫,アニメ

「ブラジャーってのは、おっぱいの詰め放題なんだよ」

出ましたー、名台詞!

さて、美羽に合う下着を買いに、ショッピングモールへとやって来た暁月達。
ということで、今回はバトル無しの日常回みたいなもんです。

ランジェリーショップの店員さんにも、途中から普通に受け入れられてる暁月に吹くw

壁に垂直に立つ技って、色々と応用がききそうだよな。俺も体得したいです(ぉ
というか、『錬環勁気功』が便利過ぎるのか。

美羽が点けたテレビで放送していたのはクイーンズブレイドかな?

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
episode4「勇者の背中」
episode6「超音速!スレイプニル」

アニメ,GA文庫

「絶対、信奈の処に帰る。これが俺の……桶狭間だ!」

サルが何やかんやで、この時代に順応しつつあるよなぁ。順応し過ぎな部分もあるけど。生命掛かってんのに、割とサクサク行動するのがアレっちゃーアレ。まぁ、アニメで、そんなにウジウジされても、絵として映えないからしゃーないんだろうけども。

服部半蔵に襲われたときは何とか言いくるめていたけど、そもそも初撃をよくかわせたよな……。

で、桶狭間の戦い。戦闘のクオリティ高いな!尺がもっとあれば、なお良かったんだけども。
萌え方面の作画も良好で、今期のラノベ原作アニメの中ではダークホースとなり得るか?
いや、俺が原作を全く知らんってのもあるんだろうけど。

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

エピソードリンク
第三回「美濃動乱」
第五回「天才軍師調略」