アニメ,漫画

「増えてる……未確認生物増えてるぅぅぅううう!」

サブタイトルの「水着軍団」は「ナミギワ」と読みます。
こっそりヒヨコがニワトリに進化していて吹いた。

さて、いきなり桜井家の茶の間に現れたロリ担当ニンフ。イカロスが無表情なのに対し、こっちはツンツン。
彼女も引きつれて海水浴に行くことに。というわけで、折り返し地点で水着回です。

いやいやニンフにはスク水だろ、常識的に考えて。まぁ、今後スク水喫茶なるものがあるらしいので、それに期待しろということなのか。
エンジェロイドの各パーツの黒いスリットに走る光のラインって、もしかして彼女達の心の動きに反応してるのかな。

帰りの電車の中ではイカロスが抱いているスイカがとっくに腐ってると指摘される。帰宅後、墓作るのかよw
また、天麩羅食べたら油さしたことになるの!?

燃:C+ 萌:A 笑:B+ 総:A

そらのおとしもの 1 (角川コミックス・エース 126-6)
そらのおとしもの 1 (角川コミックス・エース 126-6)

MF文庫J

銃姫 10 (MF文庫J た 4-10)

著:高殿 円 イラスト:エナミ カツミ

誰もが、そのときの自分を映す鏡だった。会う人会うひと、誰もがただ一人として同じ生まれでも血縁でも幼なじみでもなかったけれど、どこか僕に似ていて、僕の内面を映し出し、僕を傷つけ、僕を救った。
そして、その喜びの一歩、苦節の一歩をつなぎ合わせて、僕はここまで来た。

約一週間の積み。一年九ヶ月振りの新刊。間空き過ぎて内容全然憶えてないんだぜ。
二冊同時刊行で遂に完結です。同時刊行は高殿さんの意向だそうで。
表紙はウェディングドレス姿のアンブローシア。前巻がエルウィングだったから、そりゃそうだろうな。
MF文庫Jの装丁が変わってからは背表紙のタイトルと著者名の間に細い白線がひかれるようになったが、『銃姫』にだけは付いていない。これは既刊と並べたときのことを考慮してるんだろうか。『パラケルススの娘』もチェックしてみよう。
口絵のピンナップは最終巻と繋がるのかな。

内容を忘れているとは言っても、読んでいる間にある程度は思い出してきました。最終章ということで否応なく盛り上がっちゃう。
セドリックが父から母親の話を聞くシーンは良いシーン。

で、明かされそうで明かされない銃姫の真実。最終巻まで焦らすか……。くそう、すぐ続きが読みたいぜ!って最終巻に飛び付くほど読みたいかと訊かれれば、そうでもないという中途半端な状態。まぁ、二月に『白ポリ』が出るなら、それまでには読むことになるんだけどさ。

山奥の村で一時の幸せを噛みしめるセドリックとアンブローシア。だが、残酷な運命がようやく再会出来た二人を再び引き離す……というところまで。泣いても笑っても、次でラスト。果たしてハッピーエンドは迎えられるのか?

燃:B 萌:B- 笑:C 総:A-

パラケルススの娘 9 メフィストフェレスは踊る (MF文庫J)
パラケルススの娘 9 メフィストフェレスは踊る (MF文庫J)

雑誌,GA文庫

GAマガジン Vol.3(DVD付) (SOFTBANK MOOK)
著:榊 一郎、高殿 円、大迫 純一、あざの 耕平、加納 正顕 イラスト:BUNBUN

「双子の癖に入れ替わりのトリックも使えないとは。無駄な属性を持っているな」
「別に入れ替わりトリックをする為に双子に生まれてきたんじゃありません!」

GAマガジンVol.3の付録。最近流行りの文庫が丸々一冊付いてくる!というやつです。じゃあ、普通に文庫で出せよ!と言いたい。
だって、口絵と後書きが無いくらいで、後は普通の文庫ですよ。装丁とか見ても。

イラストは毎度のことながら、BUNBUNさんの描くデフォルメキャラのみ。せめて各短編に一枚ずつくらいは挿絵が欲しかった。

『rite de passage』

遂に語られるプリネシカの専門課程進級試験通過エピソード。てっきりキネでやるんだとばかり……。
最初の二十ページで、「なんだ『まかでみ』か」と思ったのは俺だけではない筈だ。

プリネシカが試験を合格出来るようにと、あれこれ考えるフォロン達。その中で、コーティがたとえ双子でも場合によっては殺し合うことだってあると言っている。これって、もしかしてアンジェロとアンジェリカのことか?
『ポリフォニカ』で双子と言ったら、ユギリ姉妹かあの人達しか思い浮かばないんだが。確か、アンジェロとアンジェリカって戦争で死んだことは判ってるけど、具体的にどう死んだかまでは語られてなかったよな。
それとも今後への伏線なんだろうか。

プリネシカが試験で召喚した中級精霊の名はユズリハルルカ・ナ・ダフニーフィラム。この長ったらしいネーミングが凄ぇツボです。
このユズリハは学院外の仕事も請け負っているとのことで、今後へのネタ振りとしか思えません。
外見の描写からすると、この精霊って『赤』のコミカライズ一巻で、食堂の掃除をするためにユフィンリーが召喚した精霊じゃね?確か、『クリムゾンS』四巻の後書きでフィードバックさせたいと言ってたから、その可能性は高いと思うが。

『賢者の贈り物』

ずっとジョッシュのターン!!スノウはほぼ出番無し!!
ジョッシュは順調にリシュリーとササラのフラグを立てていくなぁw
二人とも可愛いです。

『さじぇすてぃぶ・ぶらっく』

シリーズ一巻『インスペクター・ブラック』のゲストキャラ、ニウレキナがまさかの再登場。『黒』は毎巻、何かしらの事件解決に乗り出すから、ゲストキャラの数は相当数居るんだよな。
だから、こういう形でキャラの再利用をしてくるのは面白い。

時系列はどうなってるんだろう。『アドヴェント・ブラック』以前なのか。

『ダン・サリエルと女神の気まぐれ』

ダン・サリエル、スランプに陥るの巻。って、こんなガチシリアスのエピソード、『まぁぶる』でやっちゃ駄目だろ!
いつもの連作短編集の最後に持ってくるべきじゃね?

オチのサリエルの行動に、うわぁあああぁあああああああってなります。

『ヤワラベ兄妹の平穏とは言いがたい一日』

だから掲載準を考えてあげてってば!大御所四人の後にトリとか可哀想過ぎる……(´・ω・`)
って、今よく見たら、BUNBUNさんのイラストの中に『TRPG』チーム居ねぇじゃん……。

内容はタイトル通り、ティアンとレナのエピソード。何という妹萌え短編w
名前さえ出て来ていないローゼリエが不憫。ミリエーヌは名前出てるのに……。あれ、いつの間にかティアンの周り、凄いハーレムになってる!?
そう言や、レナってまだイラスト未登場なのか。

まとめ

というわけで、『まぁぶる すぺさる』でした。これは良い付録。何度も言うが、文庫で出してくれれば、なお良かったわけですが。
執筆陣も増えてきたことだし、大分『まぁぶる』は出し易くなった筈……と思いたい。設定の整合性をとるのは大変になっただろうけど。
また、『ぱれっと』も読んでみたいなぁ。

裏表紙折り返しには文庫シリーズ一覧が載っているんだけど、何故か『エイフォニック・ソングバード』も載ってる不思議。だから早く文庫化してくれよう!

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)
神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)

雑記

さてさて、明日12/30(水)はver.Tがコミケに参戦する運命の日です。
繰り返しますが、

サークル名は「ver.T」

スペースは二日目 東 “S” 58b

新刊「混凝土の隙間と奇譚集四号」を300円で販売します。

私は基本ヒキコモリですので、その場には居りません。

それでは、皆さん、どうかver.Tを宜しくお願いいたします。

雑誌,GA文庫

GAマガジン Vol.3(DVD付) (SOFTBANK MOOK)

七ヶ月振りにGAマガジンが登場です。前号は『ポリフォニカ』のアニメ二期がやってたけど、今回は特にメディアミックスらしきものは無いんだよなぁ。もしかして『神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール』発売記念なのか?

『神曲奏界ポリフォニカ』

勿論表紙。ピンナップ付き。今回は差分変化無しのようです。また、この図柄を使用した抱き枕カバー付き。要らNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
税込2480円って、どういうことやねん!値段はね上がり過ぎやろ!!百歩譲って、せめて描き下ろしイラストにしてくれYO!

シリーズ文庫五十冊突破記念として、巻頭特集。全部買うと、30790円かかるんだってさ……。全然知りたくなかったぜ、その情報……(´・ω・`)

来年は『エイフォニック・ソングバード』、『黒』、神奈月さんの画集等が注目だそうだが、『エイフォニック』って、ゲーマガのイラストはともかく、今後何かあるの?単に文庫化ってこと?そうだよ、早く文庫化してよ。

『ポリ』の付録はもう一つありまして、文庫一冊丸ごと付録の『神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる すぺさる』というのが控えています。感想はまた別で書くことにします。

何と一月も文庫は無し。二ヶ月連続で文庫出なかったのって初めてなんじゃね?榊さんのスランプと高殿さんの入院でスケジュール狂ったとかかなぁ。大迫さんも入院してるらしいけど、ガリガリ書いてるしなぁ。
次は二月の『ピュアリー・ホワイト』です。ようやっと、『白』の本編が進むのか。これで外伝短編集とかだったら吹く。冗談のつもりで書いたけど、十分ありそうな気がしてきたぜ……。

グッズ情報ではデコレーションキーボードなるものが紹介されていました。これって、タイピングを頻繁にやるとイラストが禿げてくるんじゃ……。
買った人は「T」「G」「O」「P」あたりを連打するんですね、分かります。

『くりぽと』

ピンナップ付き。りりすがつるぺたな胸全開にしてますが、何故かあんまりみなぎってこないw

短編はロリが五人も居るのに、玲(あきら)先生三十歳の誕生日おめでとうの巻でした。何でやねん!

『ニャル子さん』

短編はいつも通りとしか言いようがない。扉では、こっそりクー子が頭ふんづけられていて笑った。

付録DVDには、お試し版としてFLASHアニメ『這いよる!ニャルアニ』が二本収録。これは嬉しい。普通に面白かった。
DELL=出る」とか「ラブ(クラフト)プラス」とか自由過ぎるw

『ライトノベルの楽しい書き方』

実写映画のキャスト発表。まるみちゃんがマリ姉……だと……?

短編はココナツが主役。メディアミックスは作家にとってはがっぽり稼げるチャンスだけど、担当編集にとっては苦行でしかないという話は興味深かった。

『おと×まほ』

何故か特集無し。もしかしてアニメ化する筈!って思ってんの俺だけなの?

何故、この短編だけ挿絵があるんだ……。他の短編は扉が描き下ろしイラストで、後は文字だけなのに……。

『蒼海ガールズ! きんいろのたからもの』

「これは排泄物なんかじゃないよ」
「……?」
「聖水さ!」

サブタイトルで吹いたw
二巻の後書きなど所詮ハッタリであろうと思っていたら、ガチでシューたんの〇〇〇〇をみんなでごっくんする話だった。頭おかし過ぎるwwwwwww

『オルキヌス』

短編を読むのは二回目。だったんだが、会話のスベリ具合が酷くて折れました。あれ、一回目に読んだときは、そうでもなかったんだけどなぁ。

『織田信奈の野望』

水着が眩しいです。イラストがイラストなので、どうしても『ハイスクールD×D』と被って見えてしまう。

『無限のリンケージ』

初読。うん、可もなく不可もなく。まぁ、メインの戦闘が無かったから、これだけで判断するべきではないだろうが。

『魔法の材料ございます』

三代目とサシャの出会い。え、ここでやっちゃうの?そりゃ知らんでも、どうってことないと言えばそうなんだけど。サシャ可愛いよサシャ。

『サムライガード サムライソードで貫いて』

どう見てもサブタイトルが最低です。本当に有り難う御座居ました。

『くれは×リミテッド! いくみ×クライシス!』

文庫一巻では全然スポットの当たらなかった隼人の幼馴染み、育美をヒロインに据えた短編。おっけ、普通!
いや、育美は可愛いんだけども。

DVD付録

『ニャルアニ』以外に『シャギードッグ』のPVを収録。何これカッコイイ。
あと、壁紙を大量に収録。これって公式サイトで無料ダウンロード可能だったやつを集めたのか?

第二回GA文庫大賞

受賞者少な過ぎワロタ状態。いや、一回目が取り過ぎなんだろうけど。それにしても、あからさまに減らしたなぁ。

二月刊行予定

新人さん二人のデビュー作がイラスト的な意味で気になる。『れでぃ×ばと!』のむにゅうさんと『Re;0』のCH@Rさん。CH@Rさんは凄い勢いで仕事増やすなw

まとめ

そういうわけで三号でした。あれ、『ばけらの!』新作は?
発行ペースはどうなんだろうなぁ。季刊くらいにはしてほしいけど、あんまり出すと一冊毎のクオリティ低下しそうだしな。
短編毎の長さはこれくらいが読み易くて良いな。ドラマガと電撃文庫MAGAZINEは結構長いからなぁ。

取り敢えず抱き枕カバーで値段上げるのはやめてください。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A-

コミカライズ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 (4)

原作:谷川 流 漫画:ぷよ キャラクター原案:いとう のいぢ

「ラブコメは素晴らしい」

今回はハルヒのコスプレした森さんが可愛過ぎる……!あと、ラブコメモードのハルヒ。加えて、リアルあちゃくらさんが妙に色っぽいです。

やはり今回も作画、ネタ共にムラが激しい。

キミドリさんと浮輪が合体進化とか言うから、おお、何かジョグレスっぽい!と思ったら、ガチでジョグレスでした。w
ジョグレスとか懐かし過ぎる……。

正直、もう切ろうかと思ってたんだけど、森さんが可愛過ぎたので続投ですね。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:B+

コミカライズ,青い鳥文庫

妖界ナビ・ルナ 4 特装版 (プレミアムKC)

原作:池田 美代子 漫画:菊田 みちよ

「幹太郎さん。わたしはしんじるよ。あなたのやさしさを…」

原作三巻完結、四巻突入のコミカライズ第四巻。ややこしいなw
特装版の表紙はうず目のルナのアップということで、やたら凛々しいです。

四章では都和子先生が登場。原作もこんな展開だっけなぁ。全然憶えてねぇなぁ(ぇ
どうにも五章で完結させるっぽいな。まぁ、人気があったら十章までやるつもりだったのかもしれんが。

おまけ冊子は『桃太郎』のパロディ『るなたろう』を収録。いや、こういうのじゃなくて本編のサイドストーリー的なものが読みたいんですが。菊田さんが猫拾った話とか超どうでも良い!
もう出番の無いゲストキャラの姿をもう一度拝めるのは良いと思うんだが。

人気が出るだろうと先物買いしたわけですが、ブレイクする気配一切無いなw

燃:B 萌:B+ 笑:B 総:B+

火をふく魔物―妖界ナビ・ルナ〈4〉 (フォア文庫)
火をふく魔物―妖界ナビ・ルナ〈4〉 (フォア文庫)

GA文庫

おと×まほ 9 (GA文庫)

著:白瀬 修 イラスト:ヤス

「野暮なことしちゃダメだよ。……一人の女が“今ご飯作るから、待っててね”と口にしたんだ。男にできることは、ただどっしりかまえて待つのみさ」
「どうしてモエルは不必要なときに限って無駄な男気を発揮するの?」

約二週間半の積み。五ヶ月振りの新刊。そんなに間空いてたのか……。もっと空けても良いんだよ!(ぇ

さて、新章突入。手始めに依さん家にお泊まり&新たな魔法少女が二人登場
うん、相変わらず面白くねぇやw
要素だけ抜き出すと、面白くなりそうなんだけどなぁ。少しずつ強くなってきている敵とか操られる味方とか。

彼方のツッコミが最近パワープレイになってきたので、そこはボチボチ。あと、いいんちょのセクハラ。もう、いいんちょが彼方にセクハラするのが延々280ページ続くとかで良い気がしてきた。と言うか、本編よりそっちの方が読みたい。

で、アニメ化はまだなの?しそうでしないんだよなぁ。これ、絶対買うの止めた途端にメディアミックス始まるパターンだよ、きっと……!

燃:C+ 萌:B+ 笑:B+ 総:B

富士見ファンタジア文庫

ストレイト・ジャケット10 ニンゲンのオワリ  THE DEATH BELL 1st.HALF (富士見ファンタジア文庫)

著:榊 一郎 イラスト:藤城 陽

「レイオット」
あなたが……好きです」

うわぁあああぁあああああああ。

約一ヶ月一週間半の積み。五ヶ月振りの新刊。『ストジャ』が半年待たせない……だと……?『フラグメント』三巻の後書きがマジだったとはな……。本編は一年一ヶ月振り。
上下巻構成のとき、今までは「FIRST HALF」って表記だったのに、何故か今回は「1st.HALF」な不思議。

さあ、上下巻構成で、いよいよラストエピソードです。流石に、ここまできたら一冊に収まんなくなっちゃった。てへ☆ってパターンは無いかな。
榊さんって、分冊すると返って分厚くなるよね。『ポリフォニカ』もそうだったし。約470ページという大ボリューム。

遂に〈資格者(クオリファイア)〉が大々的に動き出した。政府は秘密裏にこれを掃討するため、戦術魔法士をかき集め始める。その中には勿論レイオットやフィリシスの姿もあった。
相変わらず、堅実なストーリー展開だけで、ぐいぐい読ませる安定感あるシリーズです。
で、最終章にきて、まさかのLOVE寄せとはな……。正直、予想外でした。レイオットとカペルテータの関係はそんなに劇的に変わらず終わると思ってたけどなぁ。いや、この展開はこの展開で。
シモンズ姉妹にもLOVEの気配アリでニヤニヤが止まりません。

そしてトリスタンを襲う〈資格者〉の計略。オッフェルトリウムと対峙するレイオットとフィリシス。
絶望的過ぎる状況の中、最終巻へと続く。せめて半年以内には出してほしいが……。

巻末には藤城さんと榊さんのコメント付きラフイラスト集が付いてます。
後書きによると、お子さんが生まれたそうで。そんなことブログに書いてありましたっけ?
それはともかく、もうすぐ子供が生まれるってときに〈エレンディラ〉のネタを書いてたとかミラクル過ぎるw

燃:A+ 萌:A 笑:B- 総:S-

神曲奏界ポリフォニカ ジェラス・クリムゾン 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫)
神曲奏界ポリフォニカ ジェラス・クリムゾン 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫)

GA文庫

魔法の材料ございます2 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)

著:葵 東 イラスト:蔓木 鋼音

「追いつめられた平民がなりふり構わなくなった恐ろしさを知るがいい。そうさ、僕は僕を人質にして脅迫する。西方地域の民を見捨てようとしている、王宮の誰かをね」

三代目になら掘られても良い(ぇ

約一ヶ月二週間の積み。三ヶ月振りの新刊。表紙は一巻のサシャに続き、リア=メイ。
え、タイトル、全部そのままなの?巻数表記の前か後ろのどっちかは変えようぜ。

今回はマルブドークの街で赤熱病という流行病が発生。八年前の悲劇を知っている三代目はこの事態を重く受け止め、東奔西走することに。

しかし、非常事態だからこそ利権を巡って悪企みをする人々によって治療は進まず、その最中、三代目までもが赤熱病に感染してしまう。
ここまでの盛り上がりが凄い。赤熱病、一人目の患者の発生から始まる緊迫感漂う一連の流れにゾクゾクする。
どうも俺は致死率の高い病気が流行って、それを抑えるために主人公達が奮闘するって話に弱いらしい。ビーンズ文庫『彩雲国物語』の影月編もヤバかったし。

で、三代目が格好良過ぎる件。人命最優先で突き進む三代目の勇姿のアツいことアツいこと。

一方、三代目を想い、自らを省みず行動するサシャの健気さに泣ける。三代目はさっさとサシャを嫁に貰うべき。
正直、リア=メイはまぢでおもらし五秒前がエロかっただけで後は特になぁ(酷

というわけで、予想外のブーストを見せた第二巻。一気にランクアップです。

燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:A+

彩雲国物語 光降る碧の大地 (ビーンズ文庫)
彩雲国物語 光降る碧の大地 (ビーンズ文庫)