漫画

ファンシーGUYきゃとらん 1 (アフタヌーンKC)

作:くぼた まこと

「まさか紙パックの緑茶に身の程を知らされるハメになるとはな……」

アフタヌーンKC。『天体戦士サンレッド』の方に宣伝が載ってなかったら、一生気付かなかったかもしれないぜ……。漫画の方はあんまりアンテナ伸ばしてないからなぁ。

さて、本作はタイトルの通り、ファンシーキャラのきゃとらんとその仲間達が送る日常を描いた作品。要するに『サンレッド』のアニマルソルジャー達に焦点を絞ったような作品。基本、『サンレッド』と同じノリ。
これで『サンレッド』と違う世界観だったら、むしろおかしいというくらい一緒。と言うか、ちゃんと繋がってます。ウサコッツや戦闘員が出て来てるし。

何が面白いって、まっくんさんのインタビューのネタがシュール過ぎて面白い。所帯持ちのおっさんてw

ちょっと、これは既に出てる2巻も読んでみないと。

燃:C 萌:B+ 笑:A 総:A-

アニメ,コミカライズ

魔法戦記リリカルなのはForce (1) (角川コミックス・エース 247-2)

原作:都築 真紀 作画:緋賀 ゆかり

「誓約(エンゲージ)」

娘TYPE(ニャンタイプ)で連載中。『ViVid』とセットで『魔法少女リリカルなのは』シリーズ第4期。正史扱いでコミカライズ2種同時進行とか俺のツボ過ぎる。
『StS』から6年後、シリーズ初の男性主人公トーマと2人のヒロイン、リリィとアイシスをメインとして、トーマ、管理局、フッケバイン一家(ファミリー)の三つ巴の戦いを描く。
流石に20歳を越えて、少女はキツいものがあったのか、タイトルの「少女」が「戦記」に変更。『ViVid』の方は「少女」のままだけど、これは「ViVid」に掛かっているものと思われ。

『ViVid』の方ががっつり既存のキャラが登場しているのに対し、こちらはあくまでも新キャラメイン。
まぁ、とは言え、テンション上がるのは既存キャラが出て来たときなんだけど。
シグナムとアギトは『StS』で今一つ活躍しきれなかった感があるから、出て来たのは嬉しいな。
何の説明も無しにリィンフォースⅡが人間サイズになっている件。はやてはちょっと髪が伸びてるけど、大分雰囲気が変わったなという印象。逞しくなってるw

基本的に男が全然出て来ない作品なので、ちゃんと男が出て来てバトるだけで何だか感動する。
あれ、淫獣ことユーノ君は?どっちにも出てなくね?

トーマの恩人のスゥちゃんって誰だよって思ってたら、スバルのことかよ!!繋がってくるなぁ。これはテンション上がる。
巻末には用語解説載ってるし、がっつり読ませるなぁ。

そういうわけで、今まで通りアニメでやれば良いと思った『リリカルなのはForce』でした。
乳首券発行要るか?

燃:A+ 萌:A- 笑:C+ 総:A+

アニメ

「海風に揺れる1輪の花!キュアマリン!!」

えりかがキュアムーンライトの夢を見たことを知ったつぼみは彼女をプリキュアに誘う。だが、えりかの心はファッション部の勧誘活動のことでいっぱいだった。
ここで、理事長の孫であり、生徒会長でもあるイケメン、明堂院いつきが登場。この人が絶望先生なんだろうなぁ。

2人は勧誘活動の途中で、サッカー部に入れず落ち込んでいる少女さやかと出会う。
当然のごとく、サソリーナにターゲットにされ、こころの花をデザトリアンにされてしまう。
ブロッサムが立ち向かうが苦戦。そこで、みんなの心を守るため、えりかもプリキュアとなることを決意する。
変身シーンは笑顔が活き活きしていて可愛いです。
実はつぼみに誘われたときから、名前を考えていたため、変身直後にさくっと名乗り
タクト無しでマリンシュートとかいう技を使ってたけど、基本技なのか?『フレッシュ』で言うダブルプリキュアキック的なことなのか。
マリンタクトで放つのはプリキュアブルーフォルテウェーブ。
あかん、やっぱりテンソウダーとシンケンマルに見える……。

最後に手を繋いでる2人を見ただけで百合かと思う俺は病気。
次回、早くも合体攻撃発動か!?

今年はエンドカードずっと一緒なのかな。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

特撮

「その程度のシャウトで人の心は揺さぶれないゼェ━━━━ット!!」

アニキwwwwwwwwww
重要なポジションかと思いきや、そうでもないのかよw

今回はAKB48のクイーン、エリザベスが出すキャラソンCDの販促エピソードを兼ねている。OPは主題歌アーティストのPVになってました。

視聴者参加型歌謡番組フーティックアイドルに出場したクイーンとエリザベスだったが、後一歩でCDデビューというところで、超絶音痴の青年ジミー中田に敗北してしまう。
不正が行われているに違いないと考えた2人は翔太郎に真相の解明を依頼。
ちなみに審査員の中に、主題歌アーティストのお2人とアニキが。

今回の敵はライアー・ドーパント。戦闘能力自体は大したことなさそうだが、自分の嘘を信じ込ませる針を撃ち込むことで相手を操ることが可能。使い方次第ではかなり危険なメモリか。

翔太郎達はジミーを熱狂的に応援する女性、墨田を疑うが、彼女はライアーに金を渡して、ジミーを勝たせるように頼んでいただけだった。
翔太郎が金を稼ごうと必死になる余り、倒れてしまった墨田を運んだのは井坂深紅郎という医者のところ。
奇しくも、この井坂こそが<ウェザー>のメモリの持ち主であった。
翔太郎と入れ違いでやって来た冴子が夜の診察とか言ってたけど、何そのエロス展開。

VSライアー第2ラウンドではダブルとアクセルが共闘。アクセルが突っ込んでいく後ろからルナトリガーで射撃。上手いことアクセルをかわして飛んでいく弾がチート過ぎるw
ジミーが真実を知ってしまったところで続く。

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A+

特撮

「ゴセイグレート、降臨!!」

前回のアバンでゴセイレッドが戦っていたのはモンス・ドレイクじゃなくて、流星のデレプタでした。何故、間違った……orz

ハイドが何とかマスターヘッドと連絡をとることに成功。マスターが言うには、天の塔が失われた今、200年に1度の護星界に帰れるチャンスが迫っているとのこと。
だが、タイミング悪くUFOのザルワックが現れ、人々を攫い始める。怪人の名前は漢字+片仮名かと思っていたら、いきなりUFOとかいうぶっ飛んだのが出て来ましたね。

人々を助けるため、護星界へ帰れるチャンスを逃してしまうゴセイジャー。ザルワックは撃破出来たかと思いきや、ブレドランが送り込んだビービ虫によって巨大化。本人も驚いていたから、巨大化は幹部連中だけが知っていることのようだ。

圧倒的な戦力差の前に苦戦するゴセイジャー。だが、そんな彼らの勇気ある心に、伝説のゴセイマシンが応えた。新たなカードが現れ、ゴセイマシンを召喚可能に。パワーアップの都度、バックルに新しいカードが現れるのか。『マジレンジャー』もそんな感じだったな。
5つのゴセイヘッダーは地球の乗り物のデータを読み取り、ボディを形成。ゴセイドラゴン、ゴセイフェニックス、ゴセイスネーク、ゴセイタイガー、ゴセイシャークが駆け付ける。

ゴセイグレートへの合体ギミックは凄く基本的な組み合わせと見せかけて、下半身の構成がちょっと特殊。ゴセイタイガーは左膝から下だけを構成して、ゴセイスネークが残る下半身全てを担当。これはちょっと面白い。
『ハリケンジャー』の旋風神もこういう感じの合体だったよな。

このゴセイグレートにはあらゆる場所にゴセイヘッダーのジョイントが設けられていて、色々組み替えて遊ぶことが出来る。これが今年の玩具の肝となるギミック。これからは毎年、こういうコレクションに金のかかるギミックを用意すんのかな。炎神ソウル、秘伝ディスクと続いて、今年でこのタイプは3年目か。
雑誌とかには色々な合体例が載ってるんだけど、劇中でもヘッダーの付け替えは頻繁に行われるのかな。

あとは望の父親の天知博士が少しだけ登場。ヴァンプ様としか思えねぇw

燃:A- 萌:C+ 笑:C+ 総:A-

アニメ,コミカライズ

魔法少女リリカルなのはViVid (1) (角川コミックス・エース 169-2)

原作:都築 真紀 漫画:藤真 拓哉

「ヴィヴィオはまだまだ子供だから、ちゃんと順番を追って大人になってくよ」
「普通に成長してこの姿になった時、恥ずかしくないように」
「自分の生まれと、なのはママの娘だって事に、えへんと胸を張れるように」

『魔法少女リリカルなのは』シリーズ第4期は2種類のコミカライズでスタート。ゆずっちがお薦めするので借りてきました。
まずは『StrikerS』の4年後、なのはが引き取ったヴィヴィオを主人公とする『ViVid』から。コンプエースで連載中。

聖王、覇王、冥王という太古の王の物語を交えながら、ヴィヴィオの成長を描く。『なのは』シリーズって、ぱっと見は美少女わっしょいなだけの作品と見せかけて、その実、結構重いストーリーが展開しているわけだが、本作は悪人ゼロの凄く爽やかなストーリーテリング。

『StS』最終回の時点で4期の主役がヴィヴィオになるのはあからさまだったわけだが、やはりこうやって実現すると、感慨深いものがあるな。
彼女の専用デバイスはセイクリッド・ハート。ママのデバイスの名前を一部貰っているのがイカス。
変身すると、かつて操られた際にも見せた大人モードに。何故、聖王モードをロリじゃなくしたし!!
しまぱんは正義ですね、分かります。

流石に3シリーズ分の積み重ねがあるので、キャラの多いこと多いこと。もう、ナンバーズなんて、誰が誰やら全然判らんw
ナンバーズの何人かはスバルのお父さんが引き取ったみたいだけど、お父さん、何気に凄いハーレムじゃないか!順番に夜の相手をやらせているに違いない(ぇ

なのはママとフェイトママは早く結婚すれば良いと思うの。

後書きによると長期連載らしいが、それは1話毎のページが少ない結果、長期連載になるのか、それとも単行本の巻数もそこそこいくということなのか。

いやしかし、これはアニメのコミカライズ扱いなのかな。でも、そもそも『なのは』自体が美少女ゲーム原作とも言えるしなぁ。カテゴリー分けが難しいな……。

燃:A- 萌:A 笑:C+ 総:A

イラストリンク
ガラクタ・パーツ(スーパーダッシュ文庫、2008/01)
R-15 ようこそ天才学園へ!(スニーカー文庫、2009/07)
ウチの姫さまにはがっかりです…。(電撃文庫、2010/10)
まちがい英雄の異世界召喚(ファンタジア文庫、2014/02)
ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事(ダッシュエックス文庫、2016/06)
S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。(講談社ラノベ文庫、2022/08)

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「せっかちな殿方にはお仕置きが必要ねえ」

イレイアおばちゃんの暴れっぷりがチート過ぎるw
あんまり目立つ役じゃないけど、この人って滅茶苦茶強いんだよな。
でも、そんなおばちゃんも神溺教団の壮大な罠の前に生命を落とす。今回のラスト5分の絶望感は異常。

次で『荒縄の姫君』編は完結かな。そうだとしても、残り4冊を4話で終わらせるのって無理じゃね?オリジナル展開で無理矢理畳むのか、それとも3クール構成だったりするんだろうか。

燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

戦う司書と荒縄の姫君 BOOK6 (スーパーダッシュ文庫)
戦う司書と荒縄の姫君 BOOK6 (スーパーダッシュ文庫)

コミカライズ,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

今月はいつも通り20日に発売。ブツは、

・いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室1
・中の下! ランク1.中の下と言われたオレ
・絶望同盟
・りてらりっ ~深風高校文芸部~
いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室1 (富士見ファンタジア文庫)中の下! ランク1.中の下と言われたオレ (富士見ファンタジア文庫)絶望同盟 (一迅社文庫)りてらりっ―深風高校文芸部 (一迅社文庫)
の計4冊。

ファンタジアでは『蒼穹のカルマ』4巻が登場。ドラマガに掲載された4コマが収録されているそうです。
蒼穹のカルマ4 (富士見ファンタジア文庫)

一迅社では2巻で切った『文芸部発マイソロジー』が3巻打ち切りのようです。後書きをぱらぱらと見たところ、第2部も書きたいと書いてあったので、打ち切り完結なんだろう。
文芸部発マイソロジー〈3〉 (一迅社文庫)

来月の新刊では長らく延期していた杉井さんの新作『シオンの血族』がいよいよ登場。ただ、絵師がゆでそばさんから、きみしま青さんに変更。杉井さんのブログには自分の力不足で延期、みたいなことが書いてあったけど、一体何があったんだ……。
まぁ、それはともかく、さらっとメディアミックス進行中って書いてあるんですが……。
あとは、注文していたコミカライズを色々と。

・"文学少女"と美味しい噺 <1>
・ミスマルカ興国物語 Ⅰ
・長門有希ちゃんの消失 <1>
・戦闘城塞マスラヲ <01>
・クラック・ハウンド <3>
“文学少女”と美味しい噺(レシピ) 第1巻 (あすかコミックスDX)ミスマルカ興国物語 (1) (角川コミックス・エース 267-1)長門有希ちゃんの消失 (1) (角川コミックス・エース 203-5)戦闘城塞マスラヲ (1) (角川コミックス・エース 263-1)
クラック・ハウンド 3 (ジェッツコミックス)

おっけ、積み本がまた増え始めてきたぜ!

漫画

凍牌 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

作:志名坂 高次

「ボクは全ての約束を守る!!」

ヤングチャンピオンで連載中の麻雀漫画。普通の高校生、ケイが裏の世界で持ち前の冷静さと記憶力を駆使して、麻雀で戦っていくストーリー。
裏の世界が舞台なだけあって、死人はバスバス出るわ、指は落ちるわ、腹はかっさばくわと肝の冷えるような展開が続く。

とは言え、冷酷な展開が続くのかと思いきや、時にはアツい展開も。堂嶋とケイの「いけ!」「おう!」のやりとりなんかは魂が震えるアツさだったし。

問題は、面白いが全く憧れねぇところだなw
これ読んだ後に麻雀打つと凄い緊張感を味わえます。負けたら指落とされるんじゃないかという気がしてくる。

燃:S- 萌:C+ 笑:C 総:A+

富士見ファンタジア文庫

ぼくと彼女に降る夜 ガールズ・メイク・クライ~偽りを慟哭する者 (富士見ファンタジア文庫)

著:八街 歩 イラスト:深崎 暮人

「……先生ぇがなにも言わなかったから、今のヨル姉様は無茶してるですよ。これは先生ぇが自分で招いた結果です。先生ぇ、今更助けに入ろうとしても、手遅れですよ」
「そうだな……ごめん、もう手遅れだ」
「手遅れなんだな……でも、それでもだ、ナナ」
「全てが手遅れで今更どうにもならないのだとしても……俺に戦う力が残っていて、目の前に苦しむヨルがいる状況なら、俺は飛び出さずにはいられないんだよ」

約3ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。『天才』ことサクラリス編中巻。毎日、清夢家に押しかけて来てはナイトとイチャイチャするサクラに遂にヨルがブチ切れる、みたいな何ともらぶこめちっくな粗筋が書いてありますが、ガチでチート合戦です。

今回は戦闘に関しては、ほぼナイトは傍観者。またもや、段階を踏んだ本気の出し合いですw

前回、登場したサクラリスは外見年齢はナイトと同じくらいで、いくら4歳と言われたって、こんなのようじょじゃないやい!と思っていたら、あくまでもそれは端末に過ぎず、本体がお出まし。
ナイトとも和解し、ようじょ!ようじょ!と喜んでいたら、ナイトの中に眠っていた源祖が動き出す。彼はサクラの身体を乗っ取ってしまう。
遂にナイトに正体を明かした先生。戦闘不能のヨル。源祖が出ていったことにより、魔乖呪が使えなくなってしまったナイト。八方塞がりの状態で『天才』編下巻に続きます。

次は3月。

燃:A- 萌:A- 笑:B 総:A+