角川スニーカー文庫

それがるうるの支配魔術 Game4:ロックドルーム・ゴッデス (角川スニーカー文庫)
著:土屋 つかさ イラスト:さくらねこ

「具合は悪くない!寝不足なだけだ!」
「健康管理不足。3ptダウン」
「悪かったよ!」
「でも女の子に触られて赤くなるのは可愛いから4ptアップ」
「お前実は分かっててからかってるだけだろ!?」

2012年4月の新刊。約8ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
これまた今回も表紙のるうるが可愛くてなぁ。

さて、今回は夏休み編、丸の帰省に欧文研のメンバーもついていくことに。帰省先の印南で彼等を待っていたのは、美しい女神様インナミ様だった。
欧文研は、長らく人々に寄り添ってきた女神と、そこに隠された魔術の秘密に迫ることになる……というお話。

このインナミ様が何とも色っぽくてなぁ。俺もインナミ様に夜伽してもらいたいです(^q^)
インナミ様と一緒に、のんびり過ごす田舎生活とか超憧れるでござる。
インナミ様、何も最後に消滅することはなかったのになぁ。切ねぇ……(´・ω・`)

のほほんとした展開だけで終わる筈も無く、何やら丸達の知らないところで不穏な動きが……。
もっと、るうる達とイチャイチャするだけの中身の無い展開でも良いのよ?

次は2012年8月に『Game5:キングメーカー・トラップ』、2013年1月に『Game6:リライト・ニューワールド』。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
それがるうるの支配魔術 Game3:ファミリアル・リドル(2011/12)
それがるうるの支配魔術 Game5:キングメーカー・トラップ(2012/09)

スーパーダッシュ文庫

レンカク -告白決闘カードゲーム- (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:穂邑 正裕 イラスト:桑島 黎音(れいん)

『自分(デッキ)を消費して!個性(カード)を駆使して!相手に愛情をアピールする!それは告白(リアル)とまったく同じでありながら、どこまでも遊戯(ヴァーチャル)に準ずる。でも━━』
『伝えたい〝想い〟は同じで一つ!!』

スーパーダッシュ文庫2012年12月の新刊。約1週間の積み。
『ガン×スクール=パラダイス!』でデビューしたものの、それ1冊きりで長らく新刊を出していなかった穂邑さんが5年3ヶ月振りに復活。よく復活出来たな……。
粗筋を読んだら面白そうだったので購入。表紙が綺麗だったというのもある。

桑島さんは、一迅社文庫『前略 嫁当たりました。』等のイラストを描いてるのか。

さて、親友の幼馴染みの少女、夏奈に想いを寄せる主人公、陽平。そんな彼の元に、ある日、ご先祖から受けた恩を返すために嫁入りしに来たという少女、美月が現れる。
彼女は陽平を幸せにするために、レンカクというカードゲームで夏奈への告白を薦めるが……というお話。

ラノベ界にありそうで、なかなか無いカードゲームもの。まぁ、ルール設定なんかの手間を考えるとなぁ。
今パッと思いだせるのって、ファミ通文庫『神牌演義』だけなんだけど。
何にしても、告白をカードゲームに見立てるってのは面白い。この場合の告白というのは、恋愛だけに限ったものではない。

あまりガチガチにルールを固めると、ストーリーが展開し難くなるからか、カードの種類やルールの説明は、大雑把にされているだけ。
とはいえ、同じカードが数回登場するなど、一応カードゲームらしさは残してある。そりゃ全部のカードが一発ネタだったらアレだしな。

パッと見、女の子がいっぱい出て来そうな雰囲気だけど、実は昨今のラノベにしては男性比率、更に挿絵登場率が高め。ガチホモも居るよ!

結構、熱血なノリだし、ビジュアル化したら映えそうなんだけど、続けるのが難しそうだよなぁ。3巻くらいまで続けば御の字ってところか。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

イラストリンク
ストレンジムーン 宝石箱に映る月(電撃文庫、2013/06)

MF文庫J

かぐや魔王式!第9式 (MF文庫J)
著:月見 草平 イラスト:水沢 深森

「まじぽん!?」

2011年1月の新刊。約1年11ヶ月2週間の積み。5ヶ月振りの新刊。積んでる間に完結したでござるの巻。

表紙はアイマス、美紀、舞ということで、これまでの構成とは変わった絵面で、いかにも完結に向けて全員集合絵ですよというアレ。事実、終わっちまったしな。

さて、今回は閣下が記憶喪失になり、普通の女の子っぽくなってしまう。もう、何から何まで完結フラグじゃないですかー!

当然、記憶を戻すために行動することになるかと思いきや、社交性を身に付けた閣下のままの方が良いのでは、という意見が出て、錦織は悩むことに……。

うーむ、閣下が不在だと面白さが半減するのか、はたまた前巻から間を空け過ぎたためか。
あいふぉんは可愛いんだけどなぁ。

クライマックスで自転車から吹っ飛んで電車の中に突っ込むシーンは吹いた。勢い任せ過ぎるだろw

次は2011年5月に最終巻である『第10式』、9月に新シリーズ『いもうとがかり』、2012年1月に、それの2巻、2月にノベライズ『輪廻のラグランジェ』1巻、4月に2巻、9月に3巻、11月に4巻。

『いもうとがかり』は最初、『魔王式』完結前に開始する予定で、絵師は引き続き水沢さんの予定だったが、実際に刊行されたのは、こちらのシリーズ完結後で、しかも絵師はpun2さんに変更されていた。どういうことなの……。

基本的に、それまで普通にシリーズを展開していた人がノベライズを担当するのは、おめぇ、売れるもん書けねーんだから、ノベライズでも書いとけよ感が凄いのだが、果たして……?

燃:C 萌:A 笑:B- 総:B+

シリーズリンク
かぐや魔王式! 第8式(2010/08)
かぐや魔王式! 第10式(2011/05)

HJ文庫

うちのクラスの頼りないラスボス (HJ文庫)
著:望 公太 イラスト:鈍色 玄(にびいろ・しずか)

「なによ、オナラごときで声を荒げちゃって。ケツの穴が小さい男ね」
「女子がケツの穴とか言うんじゃねーよ」
「ふむ。なら言い直すわ」
「アナルの締まりがいい男ね」
「ニュアンスが最悪になったぞ!」

HJ文庫2013年1月の新刊。約6日の積み。デビューシリーズ『僕はやっぱり気づかない』を6巻で完結させた望さんが4ヶ月振りに復活。
メタネタらしいと聞いて。
イラストは鈍色玄さん。この人の絵、パッと見、カントクさんの絵と混同しちゃうのって俺だけ?

さて、生徒全員に《キャラクター》が与えられる私立黒宝学園。《主人公》の役割を与えられた少女、雛(ひいな)を幼馴染みに持つ少年、涼希(すずき)は《ラスボス》の役割(ロール)を持つ少女、塔ヶ崎夜子の打倒主人公を手伝うことに……というお話。

《キャラクター》が与えられるという設定の時点で判るように、大分メタな内容です。前シリーズもメタな内容だったらしいし、それにGA文庫で展開中の『異能バトルは日常系のなかで』もメタだし、望さんの得意分野なのだろうか。

《キャラクター》には役割だけでなく、更に種類(ジャンル)と象徴(シンボル)が設定されており、これによって細分化することになる。
涼希達1年生は入学したばかりのため、まだ定まっていないが、その辺も異能力バトル要素っぽくて、どう展開するか楽しみ。

メインキャラの配置がモロに電撃文庫『魔王なあの娘と村人A』と被ってるんだけど、ネーミングや設定はこっちの方が好み。

基本的にはメタネタで遊びながら、涼希の中に燻っている思いを描き出していく流れ。
にしても、やっぱりラノベにおける水着回は3巻か4巻辺りですよね。2巻であったりすると、テコ入れ感が半端無いよね。

そして暗躍する理事長。《脇役》の上位互換が《狂言回し》とか中二過ぎて、もげ飛ぶレベル。
それに、『エンドクレジット』とは一体……?
最後の最後で盛り上げてきやがったぁぁあああああああああ!!これは種類と象徴を持つキャラが増えたら加速度的に面白くなりそうな予感だぜ!

これは今後の展開が期待出来るぞ!チャンスがあれば、前シリーズも読んでみよう。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
うちのクラスの頼りないラスボス <2>(2013/05)

著者リンク
僕はやっぱり気づかない(HJ文庫、2011/08)
HAPPY DEATH DAY 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン(GA文庫、2011/09)

異能バトルは日常系のなかで(GA文庫、2012/06)
黒き英雄の一撃無双 1.受難の女騎士(2013/10)
異界神姫との再契約Ⅰ 暴風再愛(GA文庫、2014/12)
アイサレワールド I really, truly surrender to you. 冬美原久真部の解決日誌1(HJノベルス、2015/08)
最強喰いのダークヒーロー(GA文庫、2016/06)
ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家(ファンタジア文庫、2016/12)
最悪探偵(NOVEL 0、2017/02)
異世界テニス無双 テニスプレイヤーとかいう謎の男がちょっと強すぎるんですけど!(GA文庫、2018/01)
ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか? ~好きになったJKは27でした~(GA文庫、2018/05)
神童勇者とメイドおねえさん(MF文庫J、2019/02)
性春デイズ ~男子高校生の性の心理戦~(LINE文庫エッジ、2019/12)
娘じゃなくて私が好きなの!?(電撃文庫、2019/12)
きみって私のこと好きなんでしょ? とりあえずお試しで付き合ってみる?(GA文庫、2020/04)
元カノとのじれったい偽装結婚(MF文庫J、2021/02)
仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて(スニーカー文庫、2023/06)
小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている(MF文庫J、2024/04)

アニメ

「待ってたわ、私の未来を変えてくれる人━━」

今回狙われたのは占いネット。占いネットを見ていないと不安で仕方なくなった人達は何も手につかない状態に。
仕掛け人は四天王の1人フリーズ。

占いネットの占い師フォーチュナーとして、フリーズに拘束されていた第3のソフト、アンティだが、フリーズは彼女がコレクターズだとは知らなかった様子。偶然引き当てたのかよ、凄ぇなw

アンティの力をプリズムインストールし、風のエレメントスーツにチェンジ。『仮面ライダーウィザード』みたいにスーツの属性と特性を活かした戦い方をすれば面白いと思う訳だが。

最後はノーマルに戻ってたけど、ノーマルでないとイニシャライズって出来ないんだっけ。
ブリブリおばさんって言われたフリーズが反応していてワロタ

瞬兄さんの研究室は自宅じゃなかったのか。良かった、普通の家で。
ってか、ラストシーンの瞬兄さんのテンションと少女漫画チックなオチwwww

燃:A- 萌:A- 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第3話「おいしいものはホドホドに」
第5話「とどけ!森の歌声 前編」

電撃文庫

やがて魔剱のアリスベル (電撃文庫)
著:赤松 中学 イラスト:閏 月戈

「この━━超弩級鈍感男!ツンデレの文法ぐらい知っとけ!腹切って死ね!」

電撃文庫2012年9月の新刊。約3ヶ月2週間半の積み。
タイトルの「魔剱」は「まけん」と読みます。
MF文庫J『緋弾のアリア』でお馴染みの赤松中学さんが電撃文庫に殴り込み。他レーベルでデビューした作家さんが電撃に入ってくる事例は極めて稀だと思う。

イラストはMF文庫J『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』等でお馴染み、閏月戈さん。

舞台は異能力者を育成する学園、居鳳(いのう)高校に、何も知らず入学した主人公、静刃(せいじ)。
異能力者として目覚めた彼は、64個揃えたときに何でも願いを叶えてくれる鳳の欠片(カラット)を巡る鳳凰戦役(フェニケ・ロワイヨ)に巻き込まれていくことになる……というお話。

『アリア』の後書きで明言されていた通り、あちらと世界観を共有しており、ちょこちょこ共通ワードや人名が出て来る。
時系列は、どうなってるのか、よく理解らん。静刃の妹、祈が言っていた「ちょっとした国難」くらいしか特定出来そうな要素が無い。
その辺は、いずれ判ってくるみたいだけど……。

まぁ、キリコがどうもレキから師事を得ているみたいだから、『アリア』とはかすりもしない時間ってことはなさそうだな。

基本的なノリは『アリア』と一緒。あっちが駄目なら、こっちも駄目だと思う。ただ、あっちがずっと主人公キンジの一人称であるのに対し、こちらは登場人物の視点が入り乱れている。
視点が切り替わる度に、わざわざ誰の視点か明記してあるのは、ライトユーザーを意識してのことなのか。
やっぱり、視点の切り替わりが理解り難いって理由で読まなくなる層が居るんだろうなぁ。

『アリア』は巻数を重ねる内に、異能力やら化け物要素が増えてきたけど、こっちは最初からクライマックスにてんこ盛り。
もしかして……とは思っていたけど、クライマックスな引きまで同じなのかよ!

ハーレムっぽいキャラ配置になっていく展開に、ある程度の理由付けがあるのも同じか。こういうのは強引にでも説明があった方が状況を納得し易いよな。

問題は閏さんのイラストが、いまひとつピンとこないことだな。別に悪いわけじゃないんだけど、あんまり可愛いって感じのイラストじゃないんだよなぁ。『おにあい』で見たときは、それなりに可愛いと思った気がするのだが……。

後書きによると、いずれ『アリア』とガッチリリンクしそうですが……。
次は2013年1月に2巻『蒼穹の戦線』。

燃:A- 萌:B+ 笑:B 総:A

シリーズリンク
やがて魔剱のアリスベルⅡ 蒼穹の戦線(2013/01)

コミカライズリンク
やがて魔剱のアリスベル <Ⅰ>(2104/10)

世界観リンク
緋弾のアリアⅩⅢ 反撃の九龍(MF文庫J、2012/08)
緋弾のアリア キャストオフ・テーブル(MF文庫J、2012/12)

著者リンク
チアーズ!(MF文庫J、2017/09)

イラストリンク
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(MF文庫J、2010/12)
魔術師たちの言想遊戯Ⅰ(ファミ通文庫、2011/01)
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件(一迅社文庫、2011/11)

アニメ,講談社BOX

「お前、冒頭からキャラ設定メチャクチャになってんぞ!?」

制作決定が発表されたと思ったら、あれよあれよという間に大晦日にテレビスペシャルという形で放送が決定。
同時にニコニコでも生放送。テレビ局としては僅か2局という不親切極まりないアレだったわけで。
ってか、放送日発表から放送まで確か1ヶ月無かったんじゃないか?気付かないままだった人も結構いそう。そもそも大晦日に新作アニメが放送されるって発想が無いよなぁ。

いや、それ以前に劇場公開予定の『傷物語』は一体いつになったら、そのベールを脱ぐのか。
まだ、『まどか☆マギカ』やら別作品に脱線するのは理解るんだけど、同シリーズの別エピソードを先に公開しちゃうってのは一体どういう理由なんだろうか。
今回の本編中でも、『傷物語』に言及しているシーンはあるので、無かったことになったわけではなさそうなのだが。

タイトルから、ある程度想像がつくが、今回のヒロインは委員長こと羽川翼。時系列としては、『傷物語』以降、『化物語』以前ということになる。
以前から、ちょこちょこ黄金週間に委員長に関わる何かがあったと言われていたが、その辺の事情が明らかになる。

時系列の関係上、必然的に、ガハラさん達は登場出来ないため、ファイヤーシスターズの出番が脇役としては多め。中でも、月火がよく出て来る。月火可愛いよ月火。
何の躊躇も無く妹のおっぱいを鷲掴みにするありゃりゃ木さんがオトコマエ過ぎる。
オッパイ注意報のL字テロップでクソワロタ

にしても、基本的に会話だけのシーンが多い。ドラマCDでも余裕で成立しそう。そこを演出で誤魔化してるのが凄いよなぁ。カット数だと、普通のアニメの平均値を余裕で越えてそう。

で、障り猫に憑かれて、ずっと下着姿の委員長のエロさといったら。規制が掛かる掛からないの基準が全然理解らん。いやしかし、性欲を持て余す。

そして最後に2013年にセカンドシーズンをやる旨を告知して終了。また、変則的な放送形態になりそうだから注意しとかないとな。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
偽物語 最終話「つきひフェニックス 其ノ肆」
〈物語〉シリーズ セカンドシーズン 猫物語(白) 第懇話「つばさタイガー 其ノ壹」

電撃文庫

平安鬼姫草子―神ながら神さびせすと (電撃文庫 く 7-1)
著:黒狐 尾花(くろきつね・おばな) イラスト:さらち よみ

「鈴城。焦って一番大切なことを忘れるなよ」
「一番大切なこと?」
「最初の気持ちだよ。誰を守りたいと思ったのか、どういうふうに守りたいと思ったのか、それがきちんと実行できているか、常に問いかけ続けろ」

電撃文庫2010年10月の新刊。約2年2ヶ月3週間半の積み。
どこにも書いてないけど、電撃大賞からの拾い上げ。確か3次選考通過タイトルの中にあった筈。

イラストはファンタジア文庫『カナクのキセキ』等のさらちよみさん。この人は、結構少女向けでも描いてるよな。

さて、タイトル通り歴史+妖怪ものです。鬼の血を継ぐ少女、結鹿(ゆいか)と、彼女を取り巻く人々が都を騒がせる“姫殺し”事件に挑む。
何でメディアワークス文庫から出さなかったのだろうか……。萌え萌えした内容でもないし、向こうで出した方が雰囲気が合ってると思うんだけどな。

まぁ、それ以前に凄ぇ少女小説っぽい。主人公の女の子の周りにはイケメンだらけ。でも主人公も守られてるばかりじゃなくて時には戦っちゃう的なアレ。
見事に、男性向けでウケる要素から逆送してるよな……。まぁ、こういうのもレーベル全体から見れば必要なのは理解るんだけど。

黒狐さんは、これ以降電撃では出さず、メディアワークスで1冊だけ出してるけど、その後、消息不明。消えたか……?

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B

イラストリンク
カナクのキセキ <1>(ファンタジア文庫、2011/01)
ダブルバインド 黄昏に獣は踊る(C★NOVELSファンタジア、2011/09)

第16回電撃小説大賞リンク
ご主人さん&メイドさま 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります(銀賞、2010/02)
[映]アムリタ(メディアワークス文庫賞、メディアワークス文庫、2009/12)
月光(最終選考、2010/09)
マリシャスクレーム -MALICIOUS CLAIM-(4次選考、メディアワークス文庫、2010/06)
ミネルヴァと智慧の樹 始原(4次選考、2010/07)
理想の彼女のつくりかた 第一稿 のはずがポンコツだなんて、そ、そんなバカなっ!(4次選考、2010/08)
官能小説を書く女の子はキライですか?(4次選考、2010/08)
ハロー、ジーニアス(4次選考、2010/10)
恋する鬼門のプロトコル(3次選考、2010/06)
彼女はつっこまれるのが好き!(2次選考、2010/07)

GA文庫

彼女の恋が放してくれない! 2 いまだに手錠で繋がってるけど健全な友達です。 (GA文庫)
著:海空 りく イラスト:有河 サトル

「戌亥さん風に言うなら、病気で弱っている女の子の口に自分の体液つきの棒を入れた変態ということになります。これはもうちょっとした事件ですね」
「やべえ。すげえ変態じゃん俺」

2012年9月の新刊。約3ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、再び手錠で繋がってしまった慎太郎とつぼみ。幼馴染みの美咲と委員長は何とかして、手錠を外そうと奮闘するのだが……というお話。

重い内容は大体1巻で片付いて、今回は結構ラブコメらしい内容になっている。一応、美咲と委員長のウエイト高めで。

そんな中、ドSとして覚醒しつつあるつぼみさんにZOKUZOKUですよね。俺も、つぼみさんにおへそをグリグリされたいです(^q^)
取り敢えず、「ギガうんこバカ」は流行らせよう(提案)

次は2013年1月に3巻『手錠が外れてもずっと一緒です。』。サブタイで嫌な予感がしたら、案の定最終巻じゃねーか!

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
彼女の恋が放してくれない! 俺たちは手錠で繋がっているだけの健全な友達です。(2012/05)
彼女の恋が放してくれない!3 手錠が外れてもずっと一緒です。(2013/01)

 

映画,角川文庫

嗤う伊右衛門 [DVD]

「恨めしも愛しも同じく人から生ずる思い。岩よ、存分に俺を恨め……!」

2012年の10月頃にケーブルテレビで放送していたので視聴。まぁ、これも数ヶ月寝かせていたわけですが。
京極さんの原作を読んだ以上、視ておこうというわけで。あまり気は進まなかったのだが。

今、感想を書くために基本情報を調べて初めて知ったんだけど、こんなクッソ寒いサブタイが付いてたの!?
内容と合ってるか?ってか、時代劇に英語のサブタイて、おま……。いや、最近、そういうの多いっぽいけどさ。

超ザックリまとめると、コミュ障とシスコンと悪党が破滅する話だよな。
尺が2時間くらいあるんだけど、話が動き出すまでに時間がかかってダレてる感があるよなぁ。

PG-12指定とか、( ´_ゝ`)フーンと思いながら見てたんだけど、この指定って結構やりたい放題出来んのな。
ベッドシーンとか、おっぱいモロ出しとか普通に出て来てビックリしたわ。家族の前で見てたんだぞ。どうしてくれる。

グロ方面も結構アクセルでなぁ。顔面の皮膚を剥ぐシーンがショッキング過ぎる。
絶望へと突き進んでいく展開に入ってからは面白いんだよな。救いが無さ過ぎて。

ラストシーンでカメラが引いていって、最終的に現代になる演出意図が理解らない。何が言いたいんだ。
金かかる手法の割に最後の最後で疑問点を残して終了するというアレなオチ。

まぁ、普段実写を見ないから、エログロな映像を見るだけで結構新鮮な気分を味わったりもするのですが。

燃:C 萌:C 笑:C 総:A-

原作リンク
嗤う伊右衛門