特撮

「お前を殴ったのは俺の拳じゃない。幸さんの━━━━心だ」

OPが劇場版の映像になりました。普通にファングジョーカーが出るみたいだけど、ただ過去の話をやるんじゃなくて、現在の物語と絡めながらやるのかな。

さて、山村康平はバイラス・ドーパントではなかった。康平の他に山村幸の轢き逃げに対して恨みを持つ人物を探す翔太郎達。
その中で、幸の婚約者の湯島という男を疑うが、彼もまたバイラスに狙われる立場だった。
彼は結婚詐欺師だったのだ。情報をくれたのはエリザベスとクイーン。この人達も準レギュラーだったのか。

亜樹子の発言からヒントを得たフィリップは幸こそがバイラスだと気付く。幸は轢き逃げされる直前、〈バイラス〉のメモリを使用し、それが康平の恨みの力も吸収し、バイラス・ドーパントが誕生したということらしい。
つまり、怒りや憎しみなどの強い感情だけでドーパントが誕生することがあるということ。

尻彦さんは嬉々として、この事実を冴子に報告するが、それは既に研究済みの事実だった。
しかも精神体のみのドーパントは能力の劣化が著しいそうで、本来なら〈バイラス〉は街一つを一気に滅ぼせるほどの力を持っているとか。
尻彦さん、もうどうしようもねぇ……(´・ω・`)

フィリップは幸が特殊な状態であることを利用し、彼女の精神を星の本棚に呼び出し、説得を試みる。
だが、彼女の憎しみは収まらず、最早その精神は〈バイラス〉に蝕まれつつあった。

彼女を救うには倒すしかないのか。フォーム選択はヒートトリガー。またもや基本フォーム以外でのマキシマムドライヴ、トリガーエクスプロージョン

結局、幸は目覚めぬまま、物語は終了する。おお、何だかハードボイルドだ。

最後にファングジョーカーの話。翔太郎の単独変身って噂がさもまことしやかに囁かれてたけど、実際にはフィリップの身体に翔太郎の魂が入って変身するんだそうな。
と言うことは今後はフィリップが外に出る回数が増えるってことなのか。ライダーって結構パワーアップ後はそのフォームを乱用する傾向があるが、これならファングジョーカーはここぞというときだけの使用にとどまるか……?無理だろうけどw
また、ファングメタルとファングトリガーにもなれるのか?

燃:A 萌:C 笑:B+ 総:A+

特撮

「てめぇは外道に堕ちた。他に行く場所は無ぇ」

太夫の三味線が聴けないことに遂に我慢がならなくなったドウコクはアクマロに三味線を返すよう求める。
だが、ある目的のために太夫の三味線と十蔵が必要なアクマロは本性を現し、一緒についてきたシタリを攻撃する。

駆け付けたシンケンジャーと戦闘に突入。ナナシ連中を倒しながら、名乗っていくシンケンジャーが格好良い。元々、今年は名乗りがすんごい簡素だけど、だからこそ、こういったバリエーションが持たせられるわけで、これはこれで面白い。

ドウコクは封印されていた影響で、現世に出てもすぐに水切れしてしまうため、これまでは一切出て来なかったが、アクマロの裏切りを知り、マジ切れ。
遂に現世に出陣する。やべぇ、半端ねぇ。

あっという間に水切れするものの、その力は圧倒的。瞬く間にアクマロから三味線を奪還、立ち向かってきたレッドをシンケンマルごとぶった斬る。
以前に、グリーンのシンケンマルが折れるなんて演出をしなければ、ここでシンケンマルが斬られるシーンがもっと際立ったと思うんだが。

ドウコクは取り戻した三味線を、自分の身体の一部を使い、直して太夫に渡した。水切れで全身ボロボロになりながらのことで、それだけドウコクの想いの深さが見てとれるが、それは果たしていかなる感情によるものなのか。愛なんだろうか。

最後にはドウコクと共に撤退したシタリがオオナナシ連中を残していくが、巨大戦要る?凄い早回しだったし無くても良かったんじゃね?まぁ、年末商戦に向けて、やらないわけにはいかないのは理解るんだが。

そして水切れしまくったドウコクは三途の川に沈んで回復を待つことになった。そのため、アクマロは余裕。
やっぱり外道衆サイドのキャラは良い味出してるなぁ。アクマロにはもっと汚いことをガシガシやってほしいぜ。

EDは『シンケンVSゴーオン』の映像になりました。

燃:A+ 萌:B- 笑:C+ 総:A+

MF文庫J,アニメ

「う、奪われた……」

ナツルと紅音のミスコン出場に盛り上がる二年B組。色んなコスプレをさせられて恥ずかしがるナツルだが、やってる途中は何だかノリノリに見えるんだな。

で、いよいよ始まる星鐡祭。沙倉さんはミスコンの舞台で客席に臓物アニマルをばら撒く。
受け取った女の子達がモブにしてはしっかりと描かれていた気がするけど、今後登場するんだろうか。もしかして白のケンプファーか?
客席にはちゃっかり美琴も居ます。
何故、ナツル達の臓物アニマルは天井に挟まっているのかw

舞台上では、衣装に身を包んだナツル達が寸劇を繰り広げることになる。これって原作にもあった展開だっけなぁ。
定期的にアクション要素を盛り込んでくるところは抜け目が無いと言うか何と言うか。

そしてナツルは雫に唇を奪われ、美琴はチッソクノライヌを手にするのであった。
次回、新たなケンプファーが参戦です。

ところで原作は後二冊で終わるから買おうかと思ったけど、よく考えたら、HJ文庫の『たま◇なま』は後一冊で完結ってところで切ったし、やっぱりもう切ろうかなと思い始めました。

燃:B 萌:A 笑:B 総:A-

けんぷファー 3 (MFコミックス アライブシリーズ)
けんぷファー 3 (MFコミックス アライブシリーズ)

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「真人ガンバンゼルよ、君の幸福が伝わってくるぞ」

今回のメインは何とガンバンゼル。彼が神溺教団に入ることになったきっかけが語られる。
で、ザトゥの意志を押しのけ、彼の体を乗っ取ったエンリケを真の怪物と認め、彼に殺されることを望む。

この人って、原作ではハミュッツにさくっと殺されたんじゃなかったっけなぁ。
アニメ版の方が、神溺教団の狂気っぷりがよく現れていて良かったんじゃないかと。これで原作にあったエピソードだったら恥ずかしいがw

最後にはバントーラ図書館の地下でハミュッツと接触する楽園管理者の姿が。おお、謎を振りまいてくるねぇ。

次回からは原作三巻『戦う司書と黒蟻の迷宮』編です。

燃:A- 萌:A- 笑:C 総:A+

戦う司書と雷の愚者 (スーパーダッシュ文庫)
戦う司書と雷の愚者 (スーパーダッシュ文庫)

漫画

ぬらりひょんの孫 3 (ジャンプコミックス)

作:椎橋 寛

「何者も、自分にとって大きすぎる存在と出会ってしまったとき」
「その存在を畏れるあまり、気づくことをやめる」
「見えていても、認識できぬようになる」
「それが━━━━ワシの力」
「真(ぬらりひょんの)・明鏡止水━━ワシの杯に波紋は鳴らぬ」

爺ちゃんTUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!そしてかっけぇぇえええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

表紙は雪女、青田坊、首無。既に二巻の表紙で雪女の着物が見切れてたのね。
さて、前巻でサブタイトルの一貫性の話をしたけど、全く一貫性無くなったーーーーーーーーーーーーーー!!??
「リクオ、~~する」では縛りがきつ過ぎることに気付いたか。

さて、VS牛鬼決着。物凄く、さくっと決着。別に長ったらしいバトルが見たいわけではないから、これで十分か。
案の定、牛頭丸、馬頭丸共に仲間と言うか味方になるわけね。

リクオは妖怪状態でなくとも、三代目になるという想いを強くしていくが、オカン生きとったんかい!!
てっきり死んだものとばかり!つーか、若ぇ!?

烏天狗三兄弟はやっぱりイケメン揃いでした。安定感安定感w

そして始まる四国八十八鬼夜行の侵攻。いきなり八十八とか無茶振りキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
全部消化し切れるんだろうか……。別に全部が出て来る必要は無いか。

何故か、ゆらはじいちゃんの正体に気付かぬまま、彼を守って戦うことに。
式神改造・人式一体とか、もうベッタベタで凄まじいまでに安定感のあるネタなのに、今回も最後は妖怪に助けられちゃうんだよなぁ。
“破軍”が出て来るまではこんな感じなのかなぁ。

今回はヒロイン、カナちゃんが妖怪の餌食となるところをリクオが助けるというエピソードがあったりもするわけだが、そんなことより、つらら可愛いよつらら。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

アニメ

勇者特急マイトガイン DVD BOX II

「余計な真似じゃない。美味しいラーメンを食べたいっていう立派な理由があるんだ」

パープルに全てを奪われてしまったホイ・コウ・ロウとチンジャ・ルースは屋台ラーメンで日銭を稼いでいた。と言っても実質働いているのはチンジャ・ルースだけで、ホイ・コウ・ロウは酒に溺れる毎日。

ラーメンのあまりの不味さを見かねた吉永姉弟は店を手伝うことに。すると、サリーの可愛さもあって、店は大繁盛。

一方、ホイ・コウ・ロウが生きていると知ったパープルは自分の正体を知っている彼等を消そうと画策。同時にマイトガインを倒すため、賞金稼ぎも用意。

この作品って、悪役にがっつりスポットが当たると面白くなる気がするなぁ。ウォルフガングの過去話のときも面白かったし。

ホイ・コウ・ロウとチンジャ・ルースのドラマがメインだったので、敵ロボット、グヤトーンが物凄い噛ませ臭かったです。

ところで、現在の放送規制に引っ掛かるシーンがあったらしいが、どこだろう。チンジャ・ルースがフルボッコにされるシーンかな。

燃:A 萌:B+ 笑:B 総:A

HJ文庫,コミカライズ,ファミ通文庫,メガミ文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,雑記

メガミは26日発売だったらしいが、よく判りません。
ファミ通は恒例の1日フライングが日曜を挟んだため、28日発売。いや、もう1日早かったのかもしれんが。
スニーカーとビーンズは恒例の1日フライングで月曜になったため、更に補正が掛かったと思われ。
HJ文庫は最近、1日フライングがデフォルトなのだろうか。
フライングで月をまたがれると、何月の新刊として扱って良いのか判断に困る。
今回は、

・集団美少女戦士キューティ・パンツァー
・あかてん☆ナイツ
・ふるこんたくと! ③想いを閉ざすアツい壁
・妄想少女2 どうぞ私を召し上がれ
・ピーチガーデン 1.キスキス・ローテーション
・彩雲国物語 暗き黄昏の宮
・死なない男に恋した少女 5.斗いのサダメ
集団美少女戦士キューティ・パンツァー (メガミ文庫)あかてん☆ナイツ (ファミ通文庫 か 9-2-1)ふるこんたくと! (3)想いを閉ざすアツい壁 (角川スニーカー文庫)妄想少女2 どうぞ私を召し上がれ(ハートマーク) (角川スニーカー文庫)ピーチガーデン 1.キスキス・ローテーション (角川スニーカー文庫)彩雲国物語 暗き黄昏の宮 (角川ビーンズ文庫)死なない男に恋した少女5.斗いのサダメ (HJ文庫)

それから、ドラマガのレビューを見て気になったGA文庫の、

・くれは×リミテッド!
くれは×リミテッド! (GA文庫)

の計八冊を購入。結局、シコルスキーさんがイラストを担当しているラノベは買う運命にあるのか……。
あと、e-honで頼んでいた、

・よくわかる現代魔法 <2>
よくわかる現代魔法 2 (ジャンプコミックス)

を購入。

メガミ文庫が早くも既刊棚に置いてあった件。既刊の補充と間違われたのかとも思ったけど、その割にはラインナップ二冊が両方とも面陳にしてあったしなぁ。謎だ……。前回の配本のときはちゃんと新刊コーナーにあったのに。まぁ、あんときは冊数が多かったけど。

『ななてん。』は三巻で完結だそうで。
そう言や、こっそり『バカテス』のコミカライズ第二弾がwebで始まってますね。
ザスニ二月号には築地さんが登場するそうで。噂はまぢだったか……。
ビーンズ文庫にはスニーカー大賞受賞作『シュガーダーク』の折り込みチラシが入っていました。何か史上初の記者会見も開かれたらしいし、そんなに凄いのか。現段階では全然食指が動かんのだが。
『いちばんうしろの大魔王』のアニメはチバテレビ他U局で放送ってことはウチで映るんだろうか。J.C.STAFFって噂が出ているが果たして……?
そう言や、HJでアニメ化作品が出るのって初めてなんだよな。
ななてんさん。 (ファミ通文庫 ふ 3-2-3)シュガーダーク 埋められた闇と少女 (角川スニーカー文庫)いちばんうしろの大魔王ACT8 (HJ文庫)

来月の新刊で気になるのは、いよいよ短編集が登場、『鋼鉄の暗黒兎騎士(はがねのくろうさぎ)』。タイトルで吹いたw
いや、もう切ったから買わんけどさ。

漫画

ぬらりひょんの孫 2 (ジャンプコミックス)

作:椎橋 寛

「夜(オレ)の『意志』は変わらねぇ。血に目覚めたときからな」
「オレは三代目となり━━━━てめえら全員の上に立つ!!」

表紙は牛鬼と、その配下、馬頭丸と牛頭丸。
表紙は何と一巻から繋がっており、並べていくと百鬼夜行が完成するという仕組み。こういうの好きだけど、途中で打ち切られたら凄ぇ切ないんじゃ……。それか、キャラの重複をやらかすか。
でも、最終巻の表紙どうするつもりなんだろう。
ジャンプコミックスの裏表紙の折り返しには既刊一覧が書いてあるのが普通だが、今作は妖怪の紹介が書いてある。カバー下のおまけにしても、そうなんだけど、こういうコミックス化したときのおまけ要素が多いってのは嬉しいよな。

さて、リクオの生命を狙って本格的に牛鬼が動き出した。馬頭丸と牛頭丸の雰囲気と掲載誌がジャンプってことから考えると、ゆくゆくは仲間になるんだろうな。

牛鬼組が謀反を企んでいるという情報を集めてきたのは烏天狗の息子の三兄弟。本来の姿はがっつり妖怪だが、人間の姿は相当なイケメンのよう。お父さんはあんなにお間抜けなマスコット的デザインなのに……。

で、そんなことも知らず、リクオは友人達と共に偶然、牛鬼組の本拠地、捩目山(ねじれめやま)に入ってしまう。
ゆら達女子陣は入浴中に襲われ、ゆらはバスタオル一枚のままの戦いを強いられるが、これは無理矢理入れたサービスシーンなのだろうか……。あんまり、そういうことをやる作品って感じでもないんだけどなぁ。絵柄からしても。
ゆらは“破軍”という隠し玉を持っているようだが……。
そんなことより、つらら可愛いよつらら。

まだまだ序盤なので展開が早く、リクオは牛鬼と対峙、激突。どうも牛鬼の態度からすると、リクオの器を見定めている感じがするけど……。

奥付には参考図書として、『図画百鬼夜行』を含む三点が書かれていました。やっぱり参考にしてたか。

ところで、サブタイトルが基本は「リクオ、~~する」という形式をとっているが、第一幕だけ違うんだよな。そこは統一してほしかった……。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

Style-F,富士見ファンタジア文庫

聖戦のレギオスII 限りなき幻像群 (Style‐F)

著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

「お前らの命も望みもなにもかも、全てを手中に収めて握り潰す。それがおれの望みだ」

約一ヶ月一週間の積み。七ヶ月振りの新刊。タイトルの「幻像群」は「ミラージュ」と読みます。
表紙はニルフィリア。生足!生足!だけど、本編ではあんまり出番ありません。

今回はツェルニに在籍することになったディックの話。
ソフトカバーの『レギオス』シリーズはいつも理解ったような理解らんような内容だけど、今回は大分理解らんかった。
何でだろう、何でこんなに楽しめないんだろう。このハードボイルド臭い雰囲気に馴染めないのかなぁ。

火神って単語が出て来たりしたから、どうもシャンテが絡んできたっぽいんだけど、ぼかされていてよく理解んないんだよなぁ。

多分、次で完結だし、まぁ一応読むかなぁ……。

燃:C 萌:B 笑:C 総:B

文庫落ちリンク
文庫版 聖戦のレギオス2 限りなき幻像群(2011/11)

シリーズリンク
聖戦のレギオスⅠ 眠りなき墓標群(2009/03)
聖戦のレギオスⅢ 終わりなき夜行群(2010/06)

漫画

ぬらりひょんの孫 1 (ジャンプコミックス)

作:椎橋 寛(しいばし・ひろし)

「全ての妖怪は、オレの後ろで百鬼夜行の群れとなれ」

ジャンプで好評連載中、アニメ化も決定した痛快妖怪任侠活劇。
研究室がジャンプを読める環境なので、『めだかボックス』だけ読んで、後は眺めるということを数ヶ月やっていたわけだが、その中で、この『ぬらりひょんの孫』と『バクマン』がやたら面白そうオーラを出していた。
そこで、誰か貸してくれる人が居ないか探していたところ、研究室の後輩が持っていたので借りてきました。
べ、別にアニメ化が決まったから読み始めたわけじゃないんだからね!二ヶ月くらい前から気になってたんだから!

要はヤクザの抗争をジャンプテイストに落とし込んで、妖怪で味付けしたような感じなんだが、妖怪を扱っているとなると、興味を惹かれざるを得ない。
百鬼夜行を率いるトップの妖怪がぬらりひょんってのがまた面白い。チョイスが変化球臭くて。

表紙を単独で飾っている主人公、奴良(ぬら)リクオは祖父に大妖怪ぬらりひょんを持つ、妖怪のクォーター。名前は「ぬらりひょんのクオーター」から来ているとか何とか。
小学生の頃は祖父のような妖怪になることを夢見ていたが、中学生となった今では普通の人間として生きていきたいと考えている。でも、奴良組本家の連中はリクオに三代目を継いでほしいと思っているというベタなアレ。

第一話ではリクオは小学三年生。このとき、初めて妖怪としての力を覚醒させ、一話の終りで一気に時間が経過し、中学一年生となる。
このパターンって、『ONE PIECE』や『ガン・ブレイズ・ウエスト』とかでもやってたけど、ある程度ジャンプテンプレートなんだろうか。

中学生となったリクオは眼鏡の似合う美少年となっているが、これはもう全国のお姉様方のハートを鷲掴みなキャラデザインですね。
リクオが三代目を継ぐことを嫌がっている連中が彼の生命を狙ってくる恐れがあるため、学校には護衛として、雪女(つらら)と青田坊(倉田)も登校してきている。つらら可愛いよつらら。

そして、当たり前のように関西弁の美少女陰陽師、花開院(けいかいん)ゆらが転校してくる、この安定感が堪らない。
これがラノベなら、いずれリクオの正体がばれて、妖怪は倒すべき存在→でも奴良君が好き!みたいな流れになるのは火を見るより明らかなのだが、果たしてジャンプでそんな展開になるのだろうか。まぁ、スパイス程度には、そういう展開になるのかもしれんけど。
通常は一般的な漫画の絵って感じなんだけど、時々水墨画っぽい画風になるのが凄ぇ格好良い。鳥山石燕とか参考にしてんだろうか。
取り敢えず塗仏とか出て来たら、テンション上がらざるを得ない。

巻末には赤マルジャンプに掲載された番外編も収録。リクオの学校をお供を誰にするか、という話だが、生変化チェック吹いたw
セクシー保険医、毛倡妓(けじょうろう)も大変良いものではあるが、やはりつらら可愛いよつららという結論に達するな。
カバー下にもおまけがあるけど、ジャンプコミックスで、ここにおまけがあるのって普通なの?

というわけで、一巻でした。これは期待以上の面白さでした。続きが楽しみである。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A