ファミ通文庫

U.F.O. 未確認飛行おっぱい (ファミ通文庫)

著:大橋 英高 イラスト:草凪 とんぼ

「おっぱいのようにな、
人は大きくなっていくものなンだよッ!」


おっぱい!おっぱい!

約四日の積み。第11回えんため大賞東放学園特別賞受賞作品。東放学園特別賞と言えば、三年前の『ほおむステイ☆でい~もン!』の悪夢を思い出すw
ファミ通文庫の新人賞でこのタイトルなら、もう出オチを覚悟するしかないわけだが、出オチじゃない……だと……?

ストーリーは乳神様を祀る神社の息子、悠斗がおっぱいを揉んで揉んで揉みまくるというもの。清々しいほどに内容が無いw
一応、ヒューマンドラマっぽい要素が入ってるけど、特に目新しいわけでもなく、全部おっぱいに持っていかれてる。
こういう系統の作品だと大抵そうだが、悠斗も例に漏れず、明朗快活な助平なのでモテる。何という合法的なエロス<意味不明

ヒロインは地味少女、弥生だけど、乳神様が意外と可愛い件。

最後は無理矢理熱血なのかそうでないのか、よく理解らん展開。正直、おっぱいって付いてたら何でもできそうな気がするw

いやしかし、近年のラノベ界に巻き起こってるおっぱい旋風は凄いな。今、ぱっと思いつくだけでもファンタジア文庫『ハイスクールD×D』、一迅社文庫『女帝・龍鳳院麟音の初恋』、HJ文庫『魔女にタッチ!』なんかがあるけど、このブームはどこまで続くのか。

毎年、えんため大賞受賞者は殆ど消えていくけど、今年はどうなることやら。三年前から見たときに現在でのシリーズ生存率を思い出すと、1/4、0/4、1/2だもんなぁ。加えて、新シリーズが始まってるわけでもなく、完全消滅したと思しき作家さんが多いし。

最後にもう一回。おっぱい!おっぱい!

燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
U.F.O. 未確認飛行おっぱい File.2(2010/07)

第11回えんため大賞リンク
B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる(優秀賞、2010/01)
空色パンデミック①(優秀賞、2010/01)
ココロコネクト ヒトランダム(特別賞、2010/01)

スマッシュ文庫,スーパーダッシュ文庫,雑記

以前書いたPHP研究所のラノベですが、スマッシュ文庫というそうです。しかし、「スマッシュ文庫」でググっても、全然ヒットしないの。どうなってんだ。
発売まで、まだ一ヶ月以上あるのに、もう表紙画像が公開されている不思議。

問題はスーパーダッシュと聞き間違える可能性があるってことだな。単語としては別に間違え易いってほどのもんではないだろうけど、ラノベレーベルにスマッシュ文庫なんてのがあると知らなかったら、勝手に脳内でスーパーダッシュに置き換えてしまう可能性は十分あると思うが果たして。

ファミ通文庫

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc4 (ファミ通文庫)

著:田尾 典丈 イラスト:有河 サトル

「はっきりと宣言してやる。理恵との絆も、咲との絆も、春姉との絆も、夏海との絆も。この現実では、お前のものじゃない。俺のものだ。俺とみんなの絆だ」
「お前よりも、俺がみんなを幸せにできると確信を持ってみせる」
「お前に、俺がみんなを幸せにできると確信させてやる」
「敢えて言う。みんなを、咲を、現実を返してもらうぞ。覚悟しろよ━━主人公

約四日の積み。四ヶ月振りの新刊。表紙は単独で咲。三巻が出た時点で、キャラの重複無しに巻数を重ねるのが無理なのは判ってたけど、せめてヒロイン二人って構成は守ろうぜ……。

さあ、コミカライズも決まって絶好調の第四巻。今回は最大のライバルと言っても過言ではない、あの男が武紀の前に現れる。全てを奪われ、絶望のドン底に叩き落とされる武紀だったが、そこから這い上がってくるのが燃える燃える。やっぱりタイトルで損してるよなぁ。

とは言え、そんなことより、どんどん進行する高橋さんルートについてkwsk
何故か高橋さんが一番可愛いんだよな。黒髪ロング最高。
今回もあからさまに外伝『シルバーブレット』とのリンクがあります。連載の方も佳境らしいし、ぼちぼち文庫出るかな。

今回も電話越しに武紀の従姉妹、麻衣が登場しているが、冬休みに来襲予定だそうで。これは一波乱の予感。

ライバルはぶっ飛ばせたものの、問題が全て解決したわけではなかった。まさかのまさかで『disk5』に続きます。
少しずつフェアリーテールシステム絡みの描写が増えてきているが、話を畳みにきてんのかな。

思えば同レーベルの『セキララ!!』もこんな感じだったな。何も解決せんまま終わったけどw

絵師後書きでは『バカテス』のコスプレです。

燃:A+ 萌:A 笑:C+ 総:A+

セキララ!! (ファミ通文庫)
セキララ!! (ファミ通文庫)

アニメ,漫画

「コンクリートジャングルに彼の居場所は無かったってことでしょうか……」

ヴァンプ様面白いなw
サンシュートチャージ率は14%に。またチャージし直しか……。いや、でもきっと最近の流れだと、次回は一気に87%くらいまでいってるかもしれない。

燃:C 萌:B 笑:A- 総:A-

天体戦士サンレッド 10 (ヤングガンガンコミックス)
天体戦士サンレッド 10 (ヤングガンガンコミックス)

角川ビーンズ文庫

アリアではじまる聖譚曲 征服者は聖女を誘う (角川ビーンズ文庫)

著:西本 紘奈 イラスト:硝音 あや

「ぎゃぁああああロリコン━━━━っ!!」
「ご、ごめんなさい、でも今のは、あなたが悪い!!ていうか、ロリコン、近寄らないでロリコン、警察呼びたいロリコンっ!」

いやいやいやいや中学生でロリコンって、そんな御無体な<意味不明

角川ビーンズ文庫2009年11月の新刊。タイトルの「聖譚曲」は「オラトリオ」と読みます。『紅玉の契約』シリーズでデビューした西本さんの第二シリーズ。『彩雲国物語』だったかを買ったときに挟まっていたチラシに載っていた表紙イラストとタイトルに釣られて購入。もうとっくにビーンズ文庫を買うのが恥ずかしくない俺が居る。

平凡な女子中学生高坂アリアはある日突然、異世界に召喚され、聖女候補として島一つを救う羽目になる。当然のように敵も味方もイケメンだらけという王道のキャラ配置。

アリアは『彩雲国物語』の秀麗さんから賢さを引いて、更におちゃらけさせたようなキャラクター。異世界に飛ばされた後も常にブレザーというのはG・Jと言わざるを得ない。『犬夜叉』とかもそう言や、そうだな。

ビーンズ文庫のレーベルカラーなのか、基本的には粗筋でライトファンタジーを匂わせておいて、ガチで鬱話に持っていくんじゃないか勘ぐりながら読んだんだけど、それほどでもなかった。シリアス要素もあるけど、全然鬱じゃない。

で、クラウディオ様のイケメンっぷりが半端無い件。エミリオ君のガッチガチテンプレートツンデレも見逃せない。
アリアの友人のユリ少女、耀子(ようこ)ちゃんの出番が最初と最後だけしか無いのが残念。次巻は是非とも一緒に召喚されてほしい。それっぽい伏線張ってあるし、きっと召喚される筈。
冒頭で異世界に召喚されて、最後で元の世界に戻って来るって『マ王』みたいだな。

帯とか粗筋の煽りって大袈裟なのが普通だけど、それにしたって、ビーンズ文庫は誇大広告過ぎる気がするなぁ。抱腹絶倒とか大爆笑とか。ハードル上げ過ぎにも程がある。

そんなわけで一巻でした。次は3月。期待ageでランク高めにしときます。

燃:C+ 萌:B+ 笑:B 総:B+

紅玉の契約―宗主さまの華麗な戴冠 (角川ビーンズ文庫)
紅玉の契約―宗主さまの華麗な戴冠 (角川ビーンズ文庫)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「インデックスは生徒じゃないんだよ!シスターなんだよ!」

夏休み。教師でもあり、警備員でもある鉄装綴里(てっそう・つづり)先生のエピソード。この人も固法さんと一緒で出世したなぁ。原作にも居たよね?

夏休みは羽目を外す学生が増えるということで黄泉川先生と見回りをすることに。
失敗続きで落ち込む鉄装先生だが、ある少年との出会いで元気を取り戻すことに。

それはそうと、鉄装先生の見回り途中にインデックスさんいらっしゃっタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
いやまぁ、インデックスの登場はまだ想定内だったけど、その後、まさか姫神まで出て来るとはな……。
時系列どうなってんだ。インデックスが上条さんの名前出してたから、本編の#06と#07の間くらいか。

また、鉄装先生が出会った少女が首から下げていたロケットの中に入っていた写真の少女は誰であろう、木山先生の教え子の少女。あの、お風呂に入れてあげていた、あの女の子ですよ。これが今後、どう繋がっていくのか。伏線の仕掛け方上手いなぁ。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈2〉 (電撃文庫)
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈2〉 (電撃文庫)

アニメ,ファミ通文庫

「いいよ、お弁当を作るだなんて、そんな女の子らしいことを美波が出来るなんて思った僕の頸椎が砕ける!?」

早くもテストそっちのけでラブコメ展開に。姫路さんの殺人弁当が炸裂する。
予想外のタイミングで美波の妹、葉月が登場。明久と葉月が出会ったエピソードはさくっとカットすんのかな。別に無くてもどうにでもなりそうな気はする。

そして久保君出過ぎワロタ
優遇するキャラ間違ってるw

次回、ストライカー・シグマV(ファイブ)とは一体?

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫)
バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫)

ランキング,雑記

今月は正月休みということもあってか、大分積み本を減らすことが出来ました。なんてったって、山が一つ減ったからな!修論の追い込みとか全然関係無かったんだぜ。

ライトノベル関係本購入冊数
ライトノベル :27冊
ボーダー :1冊
コミカライズ(小説のみ):5冊
雑誌:1冊
その他ラノベ関連本:1冊
一般:1冊
総計:36冊

読了冊数
ライトノベル:50冊
ボーダー:1冊
コミカライズ:3冊
雑誌:1冊
ラノベ関連本:2冊
総計:57冊

凄ぇ、こんなに消化出来るなんて……。こんな奇跡、二度と無いかもしれねぇ……(ぇ


「燃」部門

1位:戦う司書と絶望の魔王

戦う司書と絶望の魔王 BOOK9 (集英社スーパーダッシュ文庫)

燃:A+ 萌:C+ 笑:C 総:A+

コリオ投入のタイミングが絶妙。

2位:アスラクライン⑫ 世界崩壊カウントダウン(新装カバー)

アスラクライン〈12〉世界崩壊カウントダウン (電撃文庫)

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

主人公機のパワーアップはお約束過ぎる。

3位:アスラクライン⑩ 科學部カイメツ(新装カバー)

アスラクライン〈10〉科學部カイメツ (電撃文庫)
燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

どうにもならない絶望感にゾクゾク。


「萌」部門

1位:三流木萌花は名担当! <2>

三流木萌花は名担当! 2 (MF文庫J た 5-9)
燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

シチュ萌え+キャラ萌え。

2位:俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑤

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)
燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

黒猫可愛ぇぇえええええええ!!

3位:機巧少女は傷つかない1 Facing “Cannibal Cnady"

機巧少女は傷つかない 1―Facing“Cannibal Candy” (MF文庫J)
燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

和ゴス!和ゴス!


「笑」部門

1位:三流木萌花は名担当! <2>

三流木萌花は名担当! 2 (MF文庫J た 5-9)
燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

『エヴァンゲリオン』で吹いたw

2位:鳳凰堂みりあは働かない! <2>

鳳凰堂みりあは働かない! 2 (MF文庫J)
燃:C 萌:A 笑:A 総:B+

物体としてのニート。

3位:僕は友達が少ない②

僕は友達が少ない 2 (MF文庫J)
燃:C 萌:A 笑:A- 総:A-

ヒロインが誰もはいてないとかけしからん。


「総」部門

1位:アスラクライン⑦ 凍えて眠れ(新装カバー)

アスラクライン〈7〉凍えて眠れ (電撃文庫)
燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:S-

さよなら哀音。

2位:三流木萌花は名担当! <2>

三流木萌花は名担当! 2 (MF文庫J た 5-9)
燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

安定してランクインしてくるなぁ。ランキング常連となるか。

3位:俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑤

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)
燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

もう完全にタイトルで損してる領域になってるな。

4位:火の国、風の国物語8 孤影落日

火の国、風の国物語8 孤影落日 (富士見ファンタジア文庫)
燃:A 萌:B+ 笑:B 総:A+

まさかアレスが……。盛り上がってまいりました。

5位:戦う司書と絶望の魔王

戦う司書と絶望の魔王 BOOK9 (集英社スーパーダッシュ文庫)
燃:A+ 萌:C+ 笑:C 総:A+

滑り込みランクイン。これで盛り上がらなきゃ嘘だ。

最下位:創黎のアリシア

創黎のアリシア (一迅社文庫 う 1-3)
燃:C 萌:B- 笑:B- 総:B-

万遍無く面白くなかったw


取り敢えず『アスラクライン』読み過ぎワロタ
だって、今月だけで六冊読んだんだぜ?お陰で「燃」部門がご覧の有様だよ!となるところだったけど、ギリで『戦う司書』が滑り込んだので『アスラクライン』スリートップとはなりませんでした。

今月はほぼ既存シリーズでランキングが構成された。新シリーズもボチボチ読んだけど、ランキング入りするほど面白いものが無かったのが残念。

注目したいのは『三流木萌花は名担当!』二巻。ブレーキを踏まない面白さに期待が高まる。続刊が楽しみだ。

毎月、これくらいの冊数が消化出来るのが理想なんだけど、どうせ来月再来月あたりにはおのれドラクエ!と言ってるだろうなぁ……。

ちなみに来月は『アスラクライン』と『ロウきゅーぶ!』の新刊が出るので、もうある程度ランキングは決まってますよねw


今月の結論

騙されたと思って、『三流木萌花は

名担当!』を読んでみて!!

スーパーダッシュ文庫

戦う司書と絶望の魔王 BOOK9 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:山形 石雄 イラスト:前嶋 重機

「武装司書も、神溺教団も、君も、誰も僕を止められないのか。僕は、最大限に譲歩しているんだぞ。誰でもいい、僕を止めてみろと言ってるんだ」
「本当に誰も、僕を止められないのか。本当に僕は、こうするしかないんだろうか」

スーパーダッシュ文庫2009年7月の新刊。ハドむ氏が部室に置いていたのを借りてきました。本当はアニメが終わる前に最終巻とセットで読むつもりだったんだけど、予想外の事態が発生。
先日、風邪をひいたんだが、研究室の帰りに医者に寄ろうと思ったら、待ち時間に読む本持ってくるの忘れちまったぜファック!ってなって、急遽部室に寄って借りることに。結局、待ち時間無しに等しくて1ページも読まなかったんだが。

さあ、いよいよ終盤戦。前巻読んだの2年前の11月だぜ……。
絶望的なまでの力を持つルルタ=クーザンクーナ。彼が神にも等しき存在になった経緯と彼を取り巻く思惑が語られる。
何がびっくりするって、ルルタの仮想臓腑の中にはこれまで劇中で死んでいった人々の本が吸収されているので、まさかの人達が再登場ですよ。シャーロットなんて、直前にアニメ視てたから、すぐ誰か判ったけど、そうでなかったらモヤモヤするところだったぜ……。

で、ハミュッツはルルタを殺すために造られた存在だったという事実。チャコリーって、てっきりハミュッツが持っているウサちゃんのぬいぐるみの名前だとばかり思ってた。

そして仮想臓腑内でルルタの前に現れたのは誰であろう、あの恋する爆弾コリオ=トニスであった。
うおぉぉおおおぉぉおおおおおおおおおおお、ここでコリオを出してくるか!これはテンション上がらざるを得ない。
というわけで、既に発売されている最終巻が早く読みたくなってきました。

後書きではとんでもなく分厚くなったって書いてるけど、約330ページが分厚いとかふざけてるの?w

燃:A+ 萌:C+ 笑:C 総:A+

一迅社文庫アイリス

パティシエは最強の魔術師です。 (一迅社文庫 アイリス い 3-2)

著:いわなぎ 一葉 イラスト:ひだか なみ

「紗耶、俺と契約して下さい。不束者ですが、精一杯、王としての務めを果たしますので力を貸して下さい。一緒に世界を甘い平和な楽園にしませんか?」

一迅社文庫アイリス2010年1月の新刊。ファンタジアでデビューして、三冊本を出した後、消滅したいわなぎさんが一迅社アイリスで復活……と思ったけど、これより前に1冊アイリスから出してるのね。全然気付かんかった。やっぱりあれか、少女小説は最近ようやく入口が広がってきたけど、新人賞取ろうとと思ったら、男性向けの方が取り易いのかな。コバルトなんか超難関だっていうしなぁ。

作家買いかと言われると、別にそんなことは全然無い。ファンタジア時代も別に好きだったわけじゃないし。
タイトル買いです。

というわけで、一迅社アイリス初挑戦。紙堅いな、おい。
舞台は地下から白砂(シュクレ)と呼ばれる物質が湧き出す異世界。パティシエとして召喚された、お菓子作りが趣味の普通の女子高生、紗耶はソムリエと呼ばれる王に契約を迫られることに。

パティシエのみが唯一、白砂を砂糖としてお菓子にすることが出来、契約した王はそのお菓子の力でパワーアップするという設定。パティシエの作るお菓子がまるで魔法みたいという話。
なかなかに面白い設定だと思うんだけど、少女小説は殆ど読まないから新鮮なのかそうでないのかよく判らんな。

基本的に少女小説のノリには、なかなか馴染めないんだけど、これは割とさっくり読めた。タイプの違うイケメンに囲まれてDOKIDOKIです(ぇ
読んだら、スイーツが食べたくなります。

今巻はまだ取り敢えず舞台設定を整えて、キャラを配置しましたって感じなので、二巻以降どうなるかですね。続き出たら買います。

燃:B- 萌:B 笑:C 総:B+

約束の柱、落日の女王 (富士見ファンタジア文庫)
約束の柱、落日の女王 (富士見ファンタジア文庫)