アニメ,講談社ノベルス

魍魎の匣 第五巻 [DVD]

「幸せになることは簡単なんだ。人をやめてしまえば良いのさ」

いよいよラスト。ひたすら京極堂が美馬坂近代医学研究所で謎を解き明かすシーンが続く。カメラワークとか心理描写とか、その心理を舞台に投射するとかで視聴者を飽きさせない映像作りを心掛けてるんだろうけど、成功してるんだろうか。個人的にはそういうの全然気にならないからなぁ。

で、これ以上この空間に居たら、関口先生が壊れてしまうというところで、美馬坂は陽子と匣に入った久保を連れて屋上へ。そこで彼は久保に首に噛みつかれて死亡。その久保は陽子が刺殺して全ての事件は幕を閉じる。

木場修が陽子に手錠をかけるシーンが切な過ぎる。彼が想った女性は実の父親との間に子を設け、最後には人殺しに手を染めてしまった。踏んだり蹴ったり過ぎる。

そして最後の伏線回収。普通に伊佐間屋が出て来ました。序盤で一回顔見せをしておけば、より引き立ったと思うんだが。

締めは関口先生の「何だかひどく男が羨ましくなってしまった」で。OPを流して締めてくれたら最高だったんだが、生憎普通にいつも通りのEDでした。

総評

そういうわけで、『魍魎の匣』全十三話でした。忠実に原作を再現した上に、アニメ特有の映像による表現を組み込んだ傑作でした。まぁ、これはあくまでも原作既読者の意見だが。

キャラデザにCLAMPを起用したのも良かった。みんな美形になり過ぎのきらいはあるが、京極堂や榎木津はぴったりイメージ通りだった。あと、女性陣が美人揃い。敦子や千鶴子さんや雪絵さんの出番が少なかったのが残念。つーかキャラ数が多過ぎて、折角魅力的なキャラでも出番があんまり無いんだよな。京極堂にしても終盤喋りっぱなしな分、前半全く出て来ないしな……。

このスタッフで『狂骨の夢』か『絡新婦の理』あたりもアニメ化してくれへんかなぁ。『塗仏の宴』は長過ぎて無理だろうし。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:S

反復リンク
2回目

エピソードリンク
第十二話「脳髄の事」

アニメ

「戦え少年!私を切り裂き、その手に勝利を掴んでみせろ!!

 

 一人だけ、『Gガンダム』みたいな人だなw

 さて、ブシドーとの戦いに決着。せっちゃんはブシドースタイルに合わせたのか、真剣白刃取りでスサノオの攻撃を受け止め、ビームサーベルで相手の両腕を破壊。

 ブシドーは殺せと言うが、せっちゃんは生きて戦えと言い、その場を去る。

 回想でホーマー・カタギリと話しているシーンや滝に打たれているシーンがあったけど、変態仮面誕生にはホーマーが噛んでたのかよw

 戦いに敗れたブシドーは切腹しようとするが、せっちゃんの言葉が思い出され、死ぬことが出来ない。もしかして味方フラグ?つーかOPからすると、彼がラスボスっぽいんだけど、素直にリボンズがラスボスなのかな。最近出て来てないサーシェスはどうなった?

 アロウズは遂にCBを殲滅するために全戦力を集結。その数、二十四隻とMS百八機。数としては凄いんだけど、その殆どがアヘッドとジンクスだと思うと、あんまり凄い感じがしないから不思議。しかもリヴァイヴ、ヒリング、ルイスはリボンズに呼ばれて離脱。益々脅威に感じない……。

 彼等は来るべき対話が迫っているから呼び戻されたらしいが……。

 トレミーはリンダ達と合流し、新装備を受け取っていた。ダブルオーにはGNソードか?何か刀身に緑色のが付いているやつ。ケルディムとアリオスにはビームキャノン?セラヴィーに付いていたのはヴァーチェのGNキャノンとGNコンデンサか?

 更にOガンダムも。粒子貯蔵タンクが付いているので、普通に動かせるそうです。リボンズにパクられるフラグとしか思えねぇ……。次回予告では動いていたっぽいけど……。

 フェルトは出撃前のせっちゃんに花をプレゼント。何で!?今まで全然そんな素振り無かったやん!ほら、姫が全然せっちゃんと接点持たないからこんなことになるんだ!大丈夫か、正ヒロイン。

 そんな姫はカタロンと一緒に宇宙に上がって来ていました。

 そして始まる戦い。圧倒的な物量に苦戦するCBだったが、そこへカタロンと、更にマネキン大佐率いるクーデター軍が駆け付ける。当然、クーデター軍にはコラ沢さんの姿も。

 太っちょアーサーはようやく最後の時。小物っぽいビジュアルの割にはよくもったな。

 その頃、リボンズは高みの見物。彼の背後に物凄い量のブリングとディヴァインみたいなのが居て吹いた。どんだけ増やすんだw

 リボンズはリジェネにようやく彼の悪巧みが全部筒抜けであることを話す。すると、リジェネは激昂し、リボンズの頭を銃で撃ち抜いた。いや、これは生きているだろう……。ここで死んでたら、それはそれで面白いけど。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:S

アニメ

「スゥ達はお料理なんです。色んなものが一緒になって美味しい味を出すんですぅ!」

 

 時々スゥが可愛く見える俺は病気。

 さて、今回はあむのしゅごキャラ達が些細なことで喧嘩。ちょろっとダイヤにも出番が。

 その頃、ルルは料理評論家を目指しているものの不器用で料理が下手な少女みもりをターゲットに定めていた。

 みもりはデリシャスドリームにキャラなり。周囲の人々に料理を食べさせていくが、皿ごと食べさせるのかよ!

 あむはこれに立ち向かおうとするが、みんなの心がバラバラのため、キャラなり出来ないという事態に。だが、囚われたスゥを助けるために想いは再び一つになる。

 スゥは凄い良い事言うし、アミュレットハート→スペード→クローバーと次々とフォームを切り替えて戦うし、このままクライマックスフォームでも出て来るんじゃないかと思うくらいの盛り上がりっぷりで吹いた。しかも最後はクローバーと三体のしゅごキャラの計四人でのオープンハートで、これが燃えずに居られるかッ!!

 あむ達が綺麗に収まっていたその横で、なぎひこは一人寂しそうな表情を浮かべていた。そろそろ彼のキャラなりが見れるかな?

 そしてヨルがあむに助けを求めてやって来て続く。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

アニメ

「守ってもらった分は、きっちり返すッ!!

 

 ブラックファントムに洗脳されたエスパーを助けるため、P.A.N.D.R.A.と協力することになった薫。

 みんなでブーストするシーンがアツかった。葵と紫穂とのブーストとは違い、黒い翼が出るのが格好良いな。

 澪と桃太郎の両方が出張っていたので、くぎゅが一人二役です。二回に分けて録音してるのかな。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

アニメ

「私達の家族」

「取り戻しに行くわよ」

 

 ラブの母親はスーパーでレジ打ちの仕事をしており、彼女の帰りが遅い日はラブが夕食を作っているらしい。歴代主人公で普通に料理が出来るのってラブが初めてじゃね?

今日もダンスレッスンが終わった後、夕食に好物のハンバーグを作るラブだったが、彼女が目を離した隙にハンバーグは消えてしまう。

 それをラブが全部食べたと勘違いしたお母さんはラブを叱ってしまう。お母さんはお母さんで子供に食事の支度をさせている負い目があってショックを受けてしまうしで、結構重い展開。

 ハンバーグが消えたのは南瞬の姿で街に出て来ていたサウラーの仕業だった。黒板にナケワメーケ(緑)を取り付かせ、黒板のボディに書いた絵を消すことで、そのものを消滅させることが出来る。効果範囲は街一つ分くらいだろうか。って、能力凄ぇぇぇえええええええええ!?

 でもこの力でプリキュアを直接消せば良かったんじゃ……。まぁ、厳密にはこの世界の存在ではないプリキュアには能力が及ばないのかもしれんが。

 食べ物に続き、玩具を消していくナケワメーケだったが、サウラーは母親という存在が子供達にとっていかに大きな存在かを知り、母親を消してしまう。

 当然、喧嘩中のラブのお母さんも消えてしまう。今までこんなシビアな展開あったっけ?

 で、ナケワメーケとの戦闘に突入。終盤や劇場版でもないのに、必殺技をバンク無しで使うという衝撃。つくづく今年は今までにやらなかったことをやるなぁ。

 エピローグではラブの父親も登場したが、びっくりするくらい無個性なデザインでした。

 ちなみに今回はあの河野作画です。でも全然汚くなかった。馬鹿な……どういうことだ?

 最近、毎回書いてるけど、ブッキー可愛いよブッキー。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A

特撮

「今は僕達がチームだ!」

 

 取り敢えず台詞から推察出来るのはバトル裁判は選ばれても拒否権はあるようだ。また、ミラーワールドでは倒されても死なない。デッキを破壊されたら敗北ってことなのかな。

 捕まっていた夏みかんは鳴滝に呼び出される。そこで彼は夏みかんを死なせるわけにはいかないと言う。またディケイドはライダーバトルの中で悪魔に目覚める、と。でもライバルライダーをけしかけているしなぁ。つまり夏みかんが死ぬのは困るが、ディケイドには悪魔として覚醒してもらわないと困るってことか。

 更に、この世界この時代では夏みかんに会うのは初めてとか自分は予言者とか謎だらけですよ。例年通りなら七割くらいは不明なまま終わるわけだが。

 その頃、ナイトはオーディンと戦っていた。たまたま知ったんだけど、オーディンって常にサバイブ状態らしいね。

 ナイトはオーディンを撃破して、タイムベントのカードを手に入れる。彼は自分を呼び出した編集長が訪ねる直前に死亡したため、タイムベントの力で犯行時刻に戻ろうとしたのだ。

 重箱の隅を突くような疑問だけど、『龍騎』のカードは誰がベントインしようともカードの所有者にその効果が現れるシステムだった筈。所有者だったオーディンが既に退場していたから効果がちゃんと使用した龍騎に出たのか?結局、士、レン、鎌田もついてきたけど。

 で、編集長殺害の真犯人はやはりと言うか何と言うか鎌田だった。彼は人外の能力でビルの外から編集長を殺害。自分の正体がバレそうになったから編集長を殺害しようとしたらしい。

 編集長曰く、人外は一人ではないそうだが、他にも居るんだろうか……。グロンギとかオルフェノクとか魔化魍とかワームとかファンガイアとかか?

 彼は過去の鎌田と融合。これは彼が人外だからなのか?でも、その後の展開を見ると、士、シンジ、レンもそのまま過去に残ったみたいだから、その時間に元から居た存在と融合したんだろうな。この辺、あんまり気にすると、設定の穴突きそうだから怖いなw

 そしてディケイド&龍騎VSアビス。アビスラッシャーとアビスハンマーは融合し、巨大な一体のモンスターとなる。ここではユナイトベントを使ってほしかったな。

 これに対抗するため、ディケイドは龍騎のファイナルフォームライドは使用。リュウキドラグレッダーが登場。ちょっと巨大戦をした後、ファイナルアタックライド。まんま龍騎のドラゴンライダーキックでした。まぁ、龍騎がドラグレッダーになったらそうなるよなぁ。

 アビスは倒せたが、鎌田は生きており、緑色の血を流していた。その腰にはライダーの物ではないベルトが。そこへ鳴滝が現れ、設定解説。鎌田はアンデッドのハートのカテゴリーKで、パラドキサアンデッドという。アンデッドの名前がちゃんと呼ばれたことなんてあったっけなぁ。

 鳴滝は実験とか言っていたけど、それはパラドキサを別の世界へ運んだのが実験ということなのか?

 物語はブレイドの世界へ。ブレイド、ギャレン、カリス、レンゲルが登場して続く。

 今後はどんどん各世界の要素が混在していく形になるんだろうか。

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:S

特撮

「馬鹿、そういうの助けたくなっちゃうじゃない!」

 

 今回のアヤカシはナミアヤシ。大勢の人間の悲しみよりも、ただ一人の深い悲しみの方が三途の川の水嵩を増やすこともあると、リョウタという少年を騙そうとする。

 自分の大事なものを捨てれば、もっと大事なものが帰ってくると言われたリョウタは野球の道具を捨て、高い所から飛び降りて怪我をし、レギュラーの座も無くしてしまう。飛び降りるところはシンケンジャーの誰かが助けると思ったけど、そんなことはなく、普通に怪我しました。え、超残酷!

 今回のメインは流之介と茉子ということで二人が活躍。茉子はヘタレた男を放っておけないらしく流之介にベッタベタ。胸に顔を埋めさせるとかどんだけw

 でも立ち直った男に興味は無いそうです。何なんだ。

 巨大戦では龍折神が展開して、シンケンオーがジャンプしたり、亀折神を分離させて戦ったりと面白いギミックが見られました。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「マスターは相変わらずギリギリですね」

 

 副題は浪漫編。

 さて、携帯代くらい自分で稼げということでメイド喫茶でバイトをすることになったメロン。遂にマスターことバニーさんが登場。凄ぇ存在感だw

 その一方で、ジゴローが蜃気楼みたいになっていて吹いた。扱いが酷過ぎるw

 メロンに触発されたエールは自分もバイトを始め、なじみんにプレゼントを買い、絆を深めていく。

 メロンはメロンでツンデレっぷりを発揮し、カケルとの絆を深めていた。

 それにしても、何でみさきとぶど子はメイド喫茶なんぞに居たのだろう……。

 EDAfternoon紅茶バージョン。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A

ファミ通文庫

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫)
著:田尾 典丈 イラスト:有河 サトル

この時になってようやく気付いた。
いや、気付かない振りをしていたのかもしれない。
ゲームの主人公が救えるのは一人だけ、ということに。

約一ヶ月一週間の積み。第10回えんため大賞優秀賞受賞作品。同じく優秀賞受賞作品の『耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』とセットで夢双旋風(ダブルドリーミングバースト)というフェアを開催。なんつー仰々しい名前だ。

去年の新人賞からもう一年経ったんだよな……。結局、『セキララ!!』しか続かなかった上に、それも完結したし、去年は不作だったのか。

さて、購入理由はタイトル、ただそれだけ。ギャルゲーユーザーの主人公、武紀は突然世界改変の機会を得て、自分のお気に入りの美少女ゲームの世界を現実に反映してしまう。だが、ゲームの世界と現実の世界が融合した結果、ゲームの中では起こらなかった様々な事件が起こり、武紀はそれを解決するために東奔西走することになる。

当然キャラ配置はハーレム状態なのだが、ゲヘゲヘしていられるのは序盤だけで、中盤からは結構シビアな展開。

どうでも良いけど、幼馴染みが居て、かつ義理の姉と妹が居るってバランス悪くね?

で、このヒロインを救っていく過程がびっくりするくらいアツい。ゲームの主人公みたいに上手く立ち回れないと嘆きながらも勇気を振り絞り抗っていく武紀が格好良過ぎる。まぁ、読んでいる側からすれば、結局お前も主人公気質じゃねぇかと思っちゃうわけだが。

最後はダブルヒロインのどちらかを選べなかったり、消えたと思っていたヒロイン達が帰ってきたりとご都合主義的展開があるが、これは過程が過程だけにハッピーエンドで終わってほしい作品なので無問題か。

一つ気になったのは脇役で四阿という苗字のキャラが出て来るんだが、これって「あずまや」って読むんじゃないの?振り仮名は「しあ」って振ってあるんだけど、意図的にこういう読み方にしているんだろうか……。

何にせよ、予想外に萌抜きで面白かったです。と言うか実際には殆ど萌えは無いと言っても良いと思う。燃えの方がウエイト高いし。

燃:A 萌:A- 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc2(2009/05)

コミカライズリンク
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! <1>(2011/08)

スピンオフリンク
乙女ゲームの世界へ、ようこそ! ~薔薇色の人生を君と~(B’s-LOG文庫、2012/03)

著者リンク
リーディング・ブラッド 最強の血統(2013/05)
僕と彼女とカノジョとかのじょ <1>(オーバーラップ文庫、2013/11)
コンプリート・ノービス01 レベル1の最強剣士(ファンタジア文庫、2013/12)
虚構戦役の戦導師 英雄部隊覚醒(MF文庫J、2014/12)
中古でも恋がしたい!(GA文庫、2015/03)
七星のスバル(ガガガ文庫、2015/08)
神器繰刻のアイオーン(オーバーラップ文庫、2015/11)
駿英血統 神馬を継ぐ者(NOVEL 0、2016/10)
プロデュース・オンライン 棒声優はネトゲで変わりたい。(ファンタジア文庫、2017/02)
二周目勇者のやり直しライフ ~処刑された勇者(姉)ですが、今度は賢者の弟がいるので余裕です~(電撃の新文芸、2022/11)

イラストリンク
彼女の恋が放してくれない! 俺たちは手錠で繋がっているだけの健全な友達です。(GA文庫、2012/05)

森羅万象を統べる者 〝万物創造〟(MF文庫J、2012/10)

えんため大賞優秀賞リンク
B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる(第11回、2010/01)
空色パンデミック①(第11回、2010/01)
わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 1 リア中ですが何か?(第12回、2011/01)

犬とハサミは使いよう(第12回、2011/02)
明智少年のこじつけ(第13回、2012/01)
リーガル・ファンタジー1 勇者弾劾裁判(第15回、2014/01)

アニメ

「獅子堂秋葉として!とびきりの勝負を見せてあげるわ!!

 

 OPカットで何が始まるのかと思ったら、まさかのパラレルワールドで超人野球っていう。事前に公開されていた予告は壮大なフェイクだったわけね。一応舞台は現代で、野球界にQT能力者が現れて、野球というものが一変しかけている世界。

 ただのおふざけエピソードにしか見えないが、キャラの配置をよく考えると、今後の展開、来るべき未来を示唆しているように思えてくる。

 今までの野球を愛する人々によってQT能力者は球界から追放されていたという設定だが、これは過去にそういう時期があったのか、それとも今後そうなるのか。若しくはEXQTが生徒会に管理されているのがその一端なのか。

 秋葉は仮面を被り、QT能力を用いた魔QTで次々と球団を潰していく。それは何者かに殺された二人の姉の仇をとるためと、病気のナミの治療費を稼ぐためだった。後々、風音と高嶺を殺したのは球界の理事長だと判明するが、この理事長のキャストがネルヴァルの中の人と同じというのが意味深過ぎる。ナミは本編とは真逆の性格でおとなしくなっている。本編では病気が潜伏期間だったりするんだろうか。

 獅子堂家の侍女はイモちゃんを除いて全員居なくなっている。これも意味深。

 更に、末っ子の桜だけはニーナの経営する孤児院で暮らしている。この配置も気になるよなぁ。

 いつきは孤児院出身でかつては名プレイヤーとして活躍していたという設定。

 ほのかは秋葉と、願いを叶える代わりに、それが叶ったとき生命を差し出すという契約を交わしていた模様。

 生徒会長真宮寺が秋葉のパトロンっぽいものになっていたのも何かありそう。

 レオパルドは声だけ登場。山の奥深くに眠る野球の鬼とかいう訳の判らん存在に。「僕の金棒を握ってみろ」とか言うことはいつも通りだったが。最低過ぎるw

 じゃがいもを恐れていたが、本編で後々イモちゃんがトラウマになるようなことでも起こるんだろうか。

 そして激突することになる秋葉といつき。いつきのアイプリントが現れたり、消えたりする描写があるが、QT能力と関係していることは判るが、発現条件が今一つ判らない。今回は秋葉にも現れていたしなぁ。

 最後は理事長の掌で踊らされていたことを知った秋葉が世界を丸ごと滅ぼして、今回だけのEDを流して終了という自由過ぎる展開でした。

 そういうわけで、いきなりサプライズ過ぎる9th Missionでした。どこまでキャラの配置に意味があるのかで大分変わってくるよな。フリオとか性格百八十度変わったモブ扱いだったしな……。

これで糞WBC記念とかいう理由だけだったらファッキン過ぎるな。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A