スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! 12 通常版 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:松 智洋 イラスト:なかじま ゆか

「おいたん、でりかしーないんだね!」
「……そうらしいね。ひな、もしどこかに落ちてたら拾っておいてくれ」

2013年2月の新刊。約1年4ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。『オトメ3原則!』3巻からは隔月刊行。
優先消化する理由が無くなった途端にこの積みようだよw
ドラマCD付き限定版があったんだけど、特に興味が湧かなかったためスルー。

表紙にはようやく栞と菅谷さんが登場。栞は本編での登場から表紙進出までに凄い時間かかったな……。

さて、黄金週間。祐太がテニサーの合宿に拉致られたことで、一緒に暮らすようになってから初めて離れ離れになることになった3姉妹。
お互いの存在の大きさを改めて認識するきっかけになったけど、そんな彼等に新しい試練が降りかかって……。

ここにきて大機と菅谷さんが一歩も二歩も前に出た。祐太は今は3姉妹のことが最優先だからと断ったけど、これ完全に引き延ばし展開じゃないですかー!
このタイミングで菅谷さんが脱落したってことは、これから栞、莱香さんと順に脱落していくんだろうか……。

サーシャさんは出番くらいはあるだろうと思っていたら、1ヶ月に渡る長期滞在だったでござるの巻。やだ、爛れた生活……<絶対無い

一方、仁村がひっそりと大ピンチに陥ってるっぽいんだけど、次巻への伏線なのかしら。

次は2013年4月に『3原則』4巻、6月に『パイコキ』13巻、8月に『3原則』5巻、10月に『パイコキ』14巻、12月に『3原則』6巻、2014年2月に『パイコキ』15巻、6月に16巻。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! <11>(2012/10)
パパのいうことを聞きなさい! <13>(通常版)(2013/06)

著者リンク
オトメ3原則! <3>(2012/12)
オトメ3原則! <4>(2013/04)

電撃文庫

韻が織り成す召喚魔法 ―バスタ・リリッカーズ― (電撃文庫)
著:真代屋 秀晃(ましろや) イラスト:x6suke

「俺が選挙活動を犠牲にしてまで準備を手伝ってきたのに、何が新喜劇だ!何がマジカルバナナだ!テメェらのドタマかち割って、ストローで脳みそチューチューしたろかコラァッ!」

未知やすえネタとか読者の何割が気付くんだよw
電撃文庫2014年2月の新刊。約4ヶ月1週間の積み。
第20回電撃小説大賞金賞受賞作。応募タイトルは「韻が織り成す召喚魔法」ということでサブタイが追加された形。
帯にはヒャダインさんの推薦文が。先輩作家じゃない人からのコメントってアリなのか。
イラストはファミ通文庫『狂乱家族日記』等でお馴染みx6sukeさんか。

校則の守護神と呼ばれるカタブツ生徒会長、音川真一の前に現れた悪魔の少女マミラダ。彼女と契約してしまった真一は相手と強制的にラップバトルを行う召喚魔法で不良と対決することに……。

このラップで召喚魔法を発動って設定が面白そうだなと思って買いました。
戦闘は全てラップバトルで、使ったリリックによって様々な存在を召喚して激突させていく。
ラップ自体はよくこれだけ考えるなーと思わせるんだけど、文字密度が高くてテンポが悪くないか……?

ノリ重視のストーリーなんだから、ページ毎にがっつり文字を追わせる構成はどうなんだろうか。

加えて好みの問題だけど、x6sukeさんのイラストが微妙というか何というか。マミラダの格好って凄いエロい筈なんだけど、どうにも画風とマッチしていないというか。
まぁ、ガチエロ系のイラストだったら、それはそれで作風と合わないんだろうけども。
達成が難しいとは思うが、メディアミックスのやり方次第では大化けしそうな可能性を秘めてそう。

うーん、これは切りかなと思うんだけど、既に見切り発車で2014年6月発売の2巻『-クレイジー・マネー・ウォーズ』を買っちゃってるんだよな……。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B 総:B+

シリーズリンク
韻が織り成す召喚魔法2 -クレイジー・マネー・ウォーズ-(2014/06)

第20回電撃小説大賞リンク
思春期ボーイズ×ガールズ戦争(銀賞、2014/02)
水木しげ子さんと結ばれました(20回記念特別賞、2014/02)

電撃小説大賞金賞リンク
アイドライジング!(第17回、2011/02)
青春ラリアット!!(第17回、2011/02)
あなたの街の都市伝鬼!(第18回、2012/02)
明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。(第19回、2013/02)
運命に愛されてごめんなさい。(第21回、2015/02)
豚のレバーは加熱しろ(第26回、2020/03)

MF文庫J,アニメ

「エーコは俺のパルだからな」

ナイス触手!

合宿最終日、ルッカのガウェインを助けるために行動するアッシュ達。しかし、その裏ではミルガウスが暗躍しており……。

触手の作画気合入ってるなw
もう1話丸々触手シーンでも良いのよ(ぉ

ミルガウスとの戦いではアッシュの新しい聖騎甲が登場。今度は防御特化か。1回の戦闘で聖騎甲を使い分けると面白そうだけど……。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第8話「月下の咆哮」
第10話「集結の都、フォンティーン」

富士見ファンタジア文庫

まちがい英雄の異世界召喚 (富士見ファンタジア文庫)
著:河端 ジュン一 イラスト:藤真 拓哉

「無敗って言ってたな?なら喜べ。これが記念すべき一敗目だ。恋は一方通行だ、急転直下。さあ、地を這え。苦渋を舐めろ。絶望を抱け。恐怖を愛せ。ここは孤独が巣くう闇の底。恋を笑う奴は━━━━━━━━━━━━━━━━━恋に、堕ちろ」

やだ、格好良い……。
ファンタジア文庫2014年2月の新刊。約3ヶ月の積み。『皇国のフロイライン』が2巻で打ち切り完結した河端さんが10ヶ月振りに復活。
イラストは様々な方面で活躍中の藤真さん。
最初は買うつもり無かったんだけど、ファンタジア騎士団の応募券目当てで。

さて、片思いの相手サクラちゃんに告白しようとする度に何かしらの理不尽な邪魔が入り、その障害を排除していく内に最強の存在となってしまった少年、花形タクマ。
英雄の集う世界へと召喚されたタクマはサクラちゃんと結ばれない運命を覆すため英雄同士の戦いに身を投じていく……。

ジャンルとしては異世界無双なんだろうけど、無双感があったのって最初だけだったような……。

気になるのはタクマがあれだけサクラちゃんと連呼してるのに、そのサクラちゃんがイラストに1回も出て来てないということ。
何かしら彼女の外見に秘密でもあるのだろうか。

うーむ、異能力バトル要素を押し出した導入は良い感じだったんだけど、今一つそこを押し出しきるわけでもなく、バトルもラブコメも中途半端になっちゃってるかなぁ。

藤真さんのイラストは凄く良いんだけどなぁ。ぱんつがけしからん。もっと見せたまえ(ぉ
次は2014年6月に2巻だけど、もう買いません。

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A-

イラストリンク
ガラクタ・パーツ(スーパーダッシュ文庫、2008/01)
R-15 ようこそ天才学園へ!(スニーカー文庫、2009/07)
魔法少女リリカルなのはViVid <1>(角川コミックス、2010/01)
ウチの姫さまにはがっかりです…。(電撃文庫、2010/10)
ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事(ダッシュエックス文庫、2016/06)
S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。(講談社ラノベ文庫、2022/08)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「でも理解るの。私も同じチャイカだから」

さて、洗脳されたアカリに襲われるトール。アカリは普段トールのサポートに回っていることが多いからあまり目立たないけど、凄ぇ強いんだよな。
トールが全力を出せてないってのもあるんだろうけど。目が赤く光ってるのは軽く鉄血転化がかかってるのかしら。

白チャイカの前で正体を明らかにするレイラ。彼女もまたチャイカの1人、蒼チャイカだったのだ。
ここで1話冒頭の大海魔とのシーンに繋がるのね。

銀髪紫眼は共通なのに、ケバい化粧と露出度の高い衣装の所為で、『白』と『蒼』の印象は驚くほど違う。

ちゃっかり生きていたフレドリカだけど、魔法で造られた奇怪な化物に不意打ちされてビクンビクン
えっ、頭サクッとか怖ッ!それに化物のデザイングロっ!

航天要塞の壁の中には魔法思念料として瀕死状態の若い女性が逆さ吊りにされてるし、今回ホラー要素強過ぎだろ……。

尺の都合かEDの冒頭部分が無かったですね。本編に被せる形で入った方が良かったのに。

今回のエピソードでレイラは死ぬけど、2期のEDもcoffin princessなんだろうか。それともメンバー入れ替え制なのか。
ふと思ったんだけど、1人くらいアニメオリジナルのチャイカが出ても良いんじゃね?

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第10話「天征く要塞」
最終話「遺されしもの」

アニメ,講談社ラノベ文庫

「女子高生せりきゃん最高なのじゃ!」

がをがを~。
凄い駆け足展開で原作6巻『電話ではこれ以上話せない。学園祭の詳しい話は会ってからだ』に突入ということで、せりきゃん本格登場。
せりきゃんとお近付きになれたことで興奮し過ぎて菜波が別人になっとるw

で、あれよあれよという間に話は進み、間の設定開示をぶっ飛ばして、一気にこの世界が仮想世界であることが判明。
おいおい、物凄い強引にいったな……。

もしかしてある程度改変して、原作第1部ラストまで持っていくつもりなのか。
次回予告、シリアスなのに挨拶だけはちゃんとやっていて吹いた。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
10話「こいつを預かっておいてくれ。ミスコンの優勝者の名前が書かれているんだ」
12話「ひどい世界だな、ちょっと裏の様子を見てくるよ」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「〈王国〉が、反転した。さあ、控えろ人類。━━魔王の、凱旋だ」

サブタイは原作サブタイ『美九トゥルース』からですね。
さて、狂三の協力を得て、十香救出に向かう士道。いくら天使を呼べるとはいえ、敵の物量に押される彼の前に現れたのは四糸乃達を従えた美九だった。
士道に対してツン全開の美九もこれはこれで……(ぉ

ウエストコットは意味深なことを色々言ってるんだけど、原作でも現時点ではまだまだ不明なことが多い部分だよな。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
第八話「果たすべき約束」
第十話「反転」

電撃文庫

水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)
著:真坂 マサル イラスト:生煮え

「呪うなら自分を呪いなさいな」

電撃文庫2014年2月の新刊。約4ヶ月1週間の積み。
第20回電撃小説大賞20回記念特別賞受賞作。応募タイトルそのまま。
イラストはファミ通文庫『サイコメ』の挿絵を描いてる生煮えさんか。

タイトルと粗筋で買ったような気がする。
帯の推薦文は入間人間さんが担当なんだけど、相変わらずイラッとする発言するなw

さて、運命の赤い糸を見ることが出来る主人公、楠見朝生は転校先の学校で、不気味な少女、水木しげ子さんと出会う。
彼女と関わる内、朝生は不可思議な事件に巻き込まれていく……。

ジャンルとしてはサイコホラーミステリーな連作短編集……なのかな……。ファミ通文庫『B.A.D.』とかを思い出したけど、こっちは不思議要素は運命の赤い糸くらいで後は一応現実で説明の出来る事件になっているか。

でも、電撃文庫ファンなら『断章のグリム』で調教されてるから、この程度のホラー具合ではビクともしないでのは……。

うーむ、しげ子さんは怖可愛い系なのかとは思うんだけど、今一つ俺の琴線には触れなくてなぁ。

次は2014年6月に2巻。既に見切り発車で買っちゃってるから読まざるを得ないよ!やったー!

燃:C 萌:B+ 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
水木しげ子さんと結ばれました <2>(2014/06)

第20回電撃小説大賞リンク
韻が織り成す召喚魔法 -バスタ・リリッカーズ-(金賞、2014/02)
・思春期ボーイズ×ガールズ戦争(銀賞、2014/02)

電撃文庫

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (3) ―Time to Pray― (電撃文庫)
著:時雨沢 恵一 イラスト:黒星 紅白

「まるで、作家みたいね」
「作家ですから」

2014年6月の新刊。約5日の積み。3ヶ月振りの新刊。
カバー裏はやはり「ヴァイス・ヴァーサ」の表紙となっている。

さて、教室で「ヴァイス・ヴァーサ」の一部を朗読してしまい、クラスメイトでファンでもある佐竹さんと急接近することになる主人公。
似鳥さんとラブコメ展開だいやっほぉぉおおおおおお!と思いきや、話の焦点は主人公の歪んだ死生観へと繋がっていく。

え、何これ怖い。これ、今回っきりの話なのかなぁ。それとも今後の鬱展開に繋がっていくのかしら。
どんどん売れ線から外れていくなw

展開の都合上、今回はラノベ作家の仕事内容みたいな話は控えめ。まぁ、前巻で大まかな話は大体終わっちゃってるか。
現行シリーズが完全に終わらない内に新シリーズを始めるって作戦は最近特に多いよなぁ。

一方、徐々に明らかになっていく「ヴァイス・ヴァーサ」のストーリー。おいおい、面白そうじゃねぇか……。
その内、単品で文庫化しねぇかな。

燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。Ⅱ -Time to Play-〈下〉(2014/03)

アニメ,ファミ通文庫

「ただ、てめぇがムカつくからぶっ飛ばす!」

戦場より先に何とか七々々コレクションをゲットしたい重護達。宝箱に辿り着いたのはいいけど、そこへ戦場が現れて……。

急に七々々コレクションを駆使したバトルものみたいな展開に。夕は生身であの戦闘力の高さなのか……。
最後の方で凄い衝撃のパンチを放ってたけど……。
にしても部長は何で夕に冷たいんだろうな。あんなに献身的なのに。

そして重護の肺が片方潰されるというショッキングな展開のまま次回へ続く。また、嫌な音がするんだよなぁ。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第9話「戦場緋夜と吉野咲希についての考察」
最終話「八真重護が決める覚悟」