電撃文庫

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン (1) ―スクワッド・ジャム― (電撃文庫)
著:時雨沢 恵一 イラスト:黒星 紅白 監修:川原 礫

「まあ、ガンマニアってだけで十分普通じゃないけど、小説家はなおさらね合わせ技一本ってところ?町を歩いていたら逮捕した方がいいわ」

電撃文庫2014年12月の新刊。約1ヶ月1週間の積み。『キノの旅』18巻から隔月刊行。
アニメ『ソードアート・オンラインⅡ』の『ファントム・バレット』編の銃器監修をやっていた時雨沢さんが以前からやりたいと思っていたスピンオフ作品が遂に始動。
いや、これより『男子高校生(ry』の続きをですね……。

舞台はタイトル通り、ガンゲイル・オンライン。時系列は『ファントム・バレット』編以降です。
文章は3人称なんだけど、ですます口調というのはラノベでは珍しいか。

高身長にコンプレックスを持つ主人公、小比類巻香蓮はガンゲイル・オンラインの世界で理想の姿であるチビアバターを手に入れた。
偶然、知り合った女性プレイヤー、ピトフーイの誘いでチーム戦版バレットオブバレッツことスクワッド・ジャムに参戦することになるが……というお話。

まぁ、読む前から判り切っていたことだけど、俺、銃器って全く興味無ぇから全然楽しめないんだよなぁ。
キャラも特別可愛いってわけでもないし……。いや、ロリキャラがゴツい銃器を持ってるってシチュに興奮する人はフルボッ〇もんだろうが。

皆さん気になるのは『SAO』本編のキャラは出るのかというところだと思うけど、基本的には名前がちょろっと出る程度で、最早別物と言って良いと思われる。
ただ、今後の展開次第では菊岡さんくらいは出て来そうな気はする。名前だけは出てたし。

次は2015年3月にⅡ巻、6月にⅢ巻だけど、もう買いません。

燃:B- 萌:B+ 笑:C 総:B+

アニメリンク
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 第1話「スクワッド・ジャム」

スピンオフリンク
ソードアート・オンライン006 ファントム・バレット(2010/12)
ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット(2016/11)

著者リンク
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。Ⅰ -Time to Play-〈上〉(電撃文庫、2014/01)

イラストリンク
さびしがりやのロリフェラトゥ(ガガガ文庫、2015/04)

 

アニメ

「知らない人にいじらせて、ごめんなさい!」

奪われたG-セルフと思ったら、すぐ取り返せたでござる。その流れでパワーアップかと思えば、別段そんなこともなく。

G系統のMSジャイオーンって今までに出て来たMSに比べて、宇宙世紀感が強くない?個人的にはこっちの方が主人公サイドの機体に見えるw

燃:A- 萌:A- 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第19話「ビーナス・グロゥブの一団」
第21話「海の重さ」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「狭いな世間!!」

加藤を同人ゲームのヒロインにするため、あの手この手で加藤をこちらの世界へ誘おうとする倫也。
しかし、肝心の加藤のテンションはどこまでもフラットで……。

ホント、加藤は恐ろしいほどにフラットだな……。フラット過ぎて逆に演じるの難しそうまである。
それにしても、エリリンゴと詩羽先輩は倫也好き好きオーラを出し過ぎである。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#1「間違いだらけのプロローグ」
#3「クライマックスはリテイクで」

電撃文庫

独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑) (電撃文庫)
著:野﨑 まど イラスト:森井 しづき

━━この本を読んだ時、あなたは『賢者』へと覚醒する。

2015年2月の新刊。約2日の積み。2年3ヶ月振りの新刊。あれ、思ったより2巻出るの早いな……と思ったけど、全くそんなことなかったわ……。俺の時間間隔おかしくなっとるw

カオスだった1巻と比べると、随分とまともなラノベっぽく見える表紙に。
帯の推薦文は何故か同レーベル『魔法科高校の劣等生』の佐島勤さんが担当。

基本的に連載順に収録されているんだけど、文章のレイアウトが重要な意味を持っていた『参上!次元監査官! ~恋のイジゲン・マジック~』は未収録となってしまった。
当時から文庫化のときどうすんだと思っていたけど、収録諦めちゃったのかよw

初っ端から頭おかしい書き下ろしで、ふう、ここから連載分かと思ったら、いきなり90度回転させて読んでくださいとか注意書きが書いてあってメチャクチャだなw

個人的に好きなのはと『全年齢向官能小説 人妻悦料理 ~媚猫弄り地獄~』『二十人委員会』『シンデレラアローズ』ですね。

電撃文庫MAGAZINE誌上の企画『イラスト×ストーリー』として掲載された『建設バブルの闇 ~大手ゼネコンの真実~』も収録。
やっぱり『野﨑まど劇場』の一環だったんじゃねーか!まさかイラストを描いたU35さんもこんな形で自分のイラストが本に収録されるとは思わなかっただろう。

勿論、今回もボツネタを収録してるんだけど、割とアカン理由でボツになっているのがあって吹く。『まごのてコレクション』は大分アカンぞw
うっかり雑誌に載せたら怒られそう。

何故か早川書房から『know』が出たときのインタビューの記事のボツ案まで収録されている。どこから引っ張ってきたんだよw

後書きの後にも電撃文庫の他のシリーズの広告と見せかけて、ネタが入ってるという。『キノの旅』だったかも、このページで遊んでなかったっけ。
それにつけても引き出しの多さよ。

ちなみに俺はこの本を読むまで、「野﨑」じゃなくて「野崎」だと思ってました。俺の文字認識能力ェ……。気付いたところは直していこう……。

燃:C 萌:A 笑:A+ 総:A+

シリーズリンク
独創短編シリーズ 野﨑まど劇場(2012/11)

アニメ,ラジオ

「この口か、そんな可愛いことを言うのは!(グリグリ」

今回のゲストは春野はるか/キュアフローラ役の嶋村侑さん。素の声はアイーダさんとかに近いのね。いや、そりゃはるかの声が素ですって言われたら、お、おう……ってなるけどさw

吉田さんが嶋村さんと初めて会ったときのエピソードって、電撃文庫原作『我が家のお稲荷さま。』のことかしら。
ってか、あれのOPって吉田さんが絡んでたのかw

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
第45回
第47回

アニメ

「何か一緒に居ると癒されるんだよね~」

ネットの感想を見ていて知ったんだけど、OP映像が一部変わっていってるのね。はるかがノーブル学園の校舎の前を歩いているカットで、1話ではアロマとパフが一緒に居るだけだけど、2話ではゆいが追加され、今回はみなみが追加された。
きららが最後に追加されて固定になるのかな。地味に凝ってるな……。

さて、キュアトゥインクル登場回だと思った?残念!妖精回でした!
ということで、失くしたプリンセスパフュームを捜すはるか達だが、一向に見付からない。へとへとになっているはるかをゆいは心配するが……。
消灯直前ということで、ゆいは髪をほどいてるんだけど、眼鏡を外したら勉三さんみたいな目で吹いた。
これは出る度に笑ってしまいそうだw

寮生にパフが見付かってしまい、大騒ぎに。はるかは寮で飼おうと提案するが、決定には寮生全員の賛成が必要。
1週間の期限の内に、全員にパフの存在を認めてもらおうと東奔西走することに……。

歴代シリーズで妖精の居場所が問題になったことってあったっけな。基本はプリキュア達の自室、若しくは拠点に居ることが多かったけど……。
はるかはまだみなみのことを苗字呼びなのね。名前呼びになるのは3人揃ってからかしら。

寮のお話ということで、今後もちょこちょこ出番のありそうな人達が。風紀委員の如月さんや会長を支える生徒会メンバー、寮母さん等々。

新たに現れる幹部シャット。ナル系のオカマかと思ったけど、喋りはちゃんと男なのか。クローズはお休みかと思いきや、こちらも参戦。3話目にして、いきなり2体のゼツボーグが登場。
素体となったのは柔道部員かな?ポケモンのダゲキナゲキを思い出したのは俺だけじゃない筈。

犬が苦手なためパフを飼うのに反対していた如月さんだったけど、必死にゼツボーグから自分を守ろうとするパフの姿を見て、考えを変えるのだった。
如月さんがもっと可愛いキャラだったら、プリキュアとして覚醒しそうなシーンだったな。

フローラとマーメイドの複合変身は単純にカットを交互に映していく形で、どちらもほぼフルバンク。
変身BGMが長く聴けたので嬉しい。

無事、パフを飼えることが決まってめでたしめでたし。はるかの肩によく乗っているアロマは問題無いんだろうか……。

そして、きららが拾っていたプリンセスパフューム。次回、いよいよ伝説になるかもしれない変身バンクが見れるのか。
ってか、次回予告に映ってる一部バンクだけで既にクッソ可愛いくてグリグリ動いてんだけど。
今回はちょこちょこ『ハピプリ』のBGMが使われてましたね。

春映画のEDがモーニング娘。に決定したのは良いんだけど、EDに実写映像が入ってくるとか何とか。うん?どういうことなの?

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第2話「学園のプリンセス!登場キュアマーメイド!」
第4話「キラキラきららはキュアトゥインクル?」

特撮

「悪人共に正義の鉄槌を下す!」

裏サイトで悪人裁きを請け負う謎の人物ジャッジ。それはかつて現さんが、先輩刑事橘さんと共に追った事件だった。
一緒に捜査に向かう進ノ介だったが、過去の事件には不可解な謎が残されていて……。

ジャッジロイミュードに対抗するためドライブはタイプデッドヒートに。よく見たら、後頭部にはマッハのメットっぽいデザインがあるのね。
フィギュアのTKシリーズは1体でドライブとマッハを両方再現出来るらしいから、その関係か。

そして乱入してきたチェイサーによってライドクロッサーが奪われてしまう。どうやら操作方法を完全に理解した模様。
ちらっと映っていた暗い部屋の中でPCを操作する眼鏡の人物は今回不在の究ちゃんなんだろうか。

『スーパーヒーロー大戦GP』ではネットムービー『仮面ライダー4号』全3話の内の第1話を収録したDVDが配布されるそうで。
映画の後日談になるらしいけど、配信はdビデオとかいうサイトで配信される。
一応、有料っぽいんだけど初回31日間は無料らしいので、この『4号』を見るだけならタダでいけそうですね。

燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第17話「デッドヒートを制するのはだれか」
第19話「なにが刑事を裁くのか」

特撮

「闇というのは常に強大だ。あっという間に光を飲み込んでしまう。それに対抗出来る力は一つしかない。いや、一つで良い。夢、希望、創造、祈り、その全てに通じる━━」
『イマジネイショ━━━━ン!!』

ボロ泣き。

さて、OPカットで最終回開始。ライトへと繋がる自作の定期券で再会するトッキュウジャー。
一方、明は辛うじてレインボーラインとの繋がりを保っている線路を守るために戦っていた。
ここで死に場所ではなく、生きる場所を定める明。この時点で、もう涙腺にキてる。

闇から脱出するきっかけとなったのは、ライトの家族が作った光だった。トッキュウレッシャー全連結で、キャッスルターミナルが変形した闇の巨獣を撃破。実質、巨大戦は無しだったか。

で、ゼット、ネロ男爵、モルク侯爵との決戦。生身名乗りの変身と決めポーズ。今回はアナウンスだけじゃなく、自分でも名乗ってましたね。
6号がいつもの手だけじゃなく、全身で「6」を表現していて草。

ここで安定の主題歌。レンケツバズーカでユウドウブレイカーを撃ち出すというスペシャル技は燃える。
このまま決着するかと思いきや、ゼットはネロとモルクを取り込んでパワーアップ

これに対抗するのは、すっかり忘れていた乗り換え変身システム。今まで1回もやったことなかったビルドレッシャー、オレンジへの乗り換え、最後にハイパーレッシャーへ乗り換えることで、乗り継いでレインボー、虹のトッキュウ1号に。

この展開、最初から考えていたのかな。上手く使うタイミングの少なかった乗り換え変身がここでこんなに綺麗な形でぴたりとハマるとはなぁ。
とどめは1号以外は生身のままダイカイテンキャノンで決着。

遂に倒れたゼットは生きていたグリッタが闇へと連れて帰っていった。やっぱり生きてたか。

子供に戻れなくなったライト達は旅を続けようとするが、彼等の家族のイマジネーションの強さは消えた筈の記憶を呼び戻した
大人の姿のライト達をちゃんと認識した家族達によって、彼等は再び子供の姿に。もうね、おじさんの涙腺がね。

ミオがしれっとマイッキー持っていてワロタ
EDはいつもの曲なんだけど、サビ以外の部分が流れたのって初めてじゃないかしら。
で、設定上、当然ある筈の無かった大人ライト達と子供ライト達の絡み。ここで、もう何が何だか理解らないけど、涙ボロボロ出て来てなぁ。
これ書いてる今もちょっと泣きそうである。

Vシネマはどうもライト達が本当に大人に成長した時代の話になるようですね。

総評

そんなわけでシリーズ第38作、勝利のイマジネーション『烈車戦隊トッキュウジャー』テレビシリーズ全47駅+単独映画1本、これにて終着駅に到着。
全話リアルタイム視聴達成。

変身アイテムがそのままロボの合体パーツにもなるトッキュウレッシャーという発想と列車というモチーフを徹底的に落とし込んだデザインが面白かったですね。
初見が『キョウリュウジャーVSゴーバスターズ』だったので、もっとコメディ重視のノリになるかと思ったけど、蓋を開けてみれば、いつも通りの靖子にゃんでしたね。

後番はシリーズ第39作『手裏剣戦隊ニンニンジャー』。緊急特番で開始が1週遅れたことで、初回放送日が2/22になっちゃったけど、「ニンニンニンの日」ということで凄く上手いことハマったなw
玩具の音声が今から凄い楽しみでござる。

燃:A+ 萌:B+ 笑:A- 総:S

エピソードリンク
第46駅「最後の行き先」

Vシネマリンク
行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号(2015/06)

シリーズリンク
手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの1「俺たちはニンジャだ!」

MF文庫J,アニメ

「行こう、アルテシウムへ」

ティグルの寝室にひっそりとやって来る戦姫ヴァレンティナがやって来る。眠ったまま無意識におっぱい揉むとか流石ティグルさんやで!

寝惚けていたとはいえ、おっぱいを揉んだ記憶はおぼろげにあるようで、リムのおっぱいじゃなかったよな……と感触を思い出すティグルさん。
手をにぎにぎさせんじゃねーよw

亡くなったと思われていた王子レグナスは男装した美少女だった。ベッタベタな設定だけど、これは編集部の指示なんだろうか……。

にしても、エレンとリュドミラに「硬い」とか言わせる脚本は鬼畜。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第十話「オルメア会戦」
第十二話「聖窟宮」

このライトノベルがすごい!文庫

スクールライブ・オンライン 5 (このライトノベルがすごい!文庫)
著:木野 裕喜 イラスト:hatsuko

『━━もしもし。こちら、恋のキューピッドです』

瀧先輩KAKKEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
2015年2月の新刊。約1週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。献本を頂きました。有り難うございます。
表紙は神鳴さんと零央か。今回の表紙は可愛くて良い感じですね。

さて、封印された沙耶の記憶を取り戻すため、零央達はランフィード城主専用ダンジョンに挑むことに。
しかし、その挑戦は無謀と言わざるを得ないもので……。

状況が状況なのでシリアス展開なんだけど、合間合間にいつものノリを軽く挟んでくれるので、息を詰まらせることなく読める構成。

案の定、勝利の鍵は忍足なんだけど、こいつ、こんなに格好良い奴だったっけ……。今回ぶっ通しでカッコメン過ぎるんだが……。そりゃ記憶喪失状態の沙耶や神鳴さんも懐くわ

スキル連結を習得した零央の必殺技、《獅子咆哮斬(レオ・ウルリアクト)》。技自体は格好良いんだけど、デカいフォントで擬音を書くとギャグにしか見えねぇぞ……。

無事、沙耶の記憶は取り戻せたので、次巻からはちょっとは軽いノリに戻るかなぁ。現実側のイベントも絡めていくみたいなことを後書きで言ってるし。

巻末にはこのライトノベルがすごい!文庫の公式サイトに掲載されていた零央と沙耶の過去話を収録。
ページの下半分にぼかしというか何というかが入ってるんだけど、そんなところにお金をかけなくても……。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
スクールライブ・オンライン <4>(2014/09)
スクールライブ・オンライン <6>(2015/07)